121. ザナドゥ
オリヴィア・ニュートン=ジョン主演の、ラブ・ファンタジー・ミュージカル映画。 公開当時はものすごい酷評を受けていたけど、アルバムのほうは大ヒットで、 「ザナドゥ」は毎日のようにラジオから流れていた。 ミュージカル映画なのに演出や映像がひどく、そのうえストーリーがつまらない。 でもオリビアはかわいいし、ジーン・ケリーの出番も結構あって、 40年代の音楽まで聞かせてくれる。80年代ロックのシーンになると、やっぱりダサいのだが、 音楽のほうはまあ何とか楽しめるかと。 髪型とかファッションとかローラースケートとか、今観るとホントに懐かしい。 そういう意味で楽しむには手頃な作品かと。 [DVD(字幕)] 2点(2011-08-29 11:31:32) |
122. 花のあすか組!
漫画原作の映画化作品。本作では近未来に舞台を移し、 映画用にヒロインのキャラ設定も変更している点はよかったと思う。 一応バイオレンスアクションの流れで、「ストリート・オブ・ファイヤー」を意識した作り。 ただいかんせん迫力がないし、ストーリーも正直つまらない。 でも近年によく見られる、原作→ドラマ→安易な映画化作品よりはましかな。 [映画館(邦画)] 2点(2011-08-28 14:49:50) |
123. プロ野球を10倍楽しく見る方法
御存知プロ野球好プレー珍プレー集に、 当時のベストセラー本のタイトルをつけて制作された企画ものの作品。 選手たちのキャラアニメなどを盛り込み、映画用に新たな構成はされているが、 みのもんたのナレーションも同じで、テレビ放映時の内容とほぼ変わらなかった。 野球の知らない人でも楽しめるし、笑えるシーンもあるにはあるけど、 別に映画で観なくてもいいし、それ以前にこれは映画じゃないよね。 PART2も制作されたということは、一応ヒットしたのかな? [映画館(邦画)] 0点(2011-08-28 10:24:12) |
124. ランボー
アクション映画にしては、珍しくキャラの立った作品。 前半はハチャメチャなシーンの連続なのだが、ランボーのかつての上司が彼の人となりを 懇切丁寧に解説してくれる何とも親切な作り。しかもワル顔の警察署長が、 彼のキャラを引き立たせる格好の位置づけになっている。派手なアクションはないし、 個人的にスタローンはあまり好きな役者さんでないのだが、 テレビ放映のたびに観てしてしまうのは、主人公の描写がしっかり描かれているからだと思う。 逆に「2」の方はアクションの方に力を入れているので、「1」とセットで鑑賞するのがベスト。 [ビデオ(字幕)] 6点(2011-08-26 15:43:42) |
125. ルパン三世 風魔一族の陰謀<OVA>
新ルパン以降では、キャラも絵もストーリーも初期ルパンに一番近いと思う。 ただカリオストロを相当意識していたのか、ちょっと中途半端な感は否めない。 そして本作の一番の問題点は、やはり声優が違うということ。確かに違和感は感じる。 でも個人的には、現TVシリーズの物まねや老いた声より、こちらの方が断然いいと思うけどね。 作品そのものは、カリオストロよりも好きかな。 [ビデオ(邦画)] 6点(2011-08-26 13:40:34) |
126. ワーキング・ガール
マイケル・J・フォックスの「摩天楼はバラ色に」とベースが似ているのだが、 あちらはコメディー色が強いのに比べ、本作はストーリーとキャラ設定の方に力を入れている。 その分どうしてもご都合主義が目立ってしまうのだが、このストーリー展開は理屈抜きで、 やはり爽快感を覚えてしまう。シガニー・ウィーヴァーの役柄はハマリ役。 ハリソン・フォードも地味ながら、脇役として中々いい味を出している。 ファッションや映像はさすがに時代を感じるが、主題歌はこのストーリーによく合っていた。 女性にお薦めの映画。 [ビデオ(字幕)] 6点(2011-08-26 12:38:52) |
127. ペット・セメタリー(1989)
スティーブン・キング原作のホラー映画。 途中でお話の展開は見えてしまうし、ヒネリやオチがないので、 一つの映画作品としてはまったく物足りなかった。 一応テーマらしきものがあるんだけど、なにぶんホラー色が強いため、 結局は中途半端な印象を受けてしまう。恐怖を煽る演出は、まあまあ良かったかな。 とにかく妙に後味の悪い作品だった。 [ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-20 20:22:01) |
128. ゴジラVSビオランテ
第二期ゴジラ・シリーズの2作目。 お話作りにバリエーションに富んだアイデアを散りばめており、今回は自衛隊も大活躍。 ドラマ性が強く、ストーリー自体はつまらないという訳ではないのだが、 あくまで怪獣映画という先入観で鑑賞しているせいか、ちょっと作り過ぎの感があり、 つい苦笑してしまう場面も。相手怪獣ビオランテのキャラや誕生経過は、 この作品の内容そのものを象徴しているような複雑さで、 子供向けと大人向けのちょうど中間あたりの作品といった印象。 でもラストの演出などを観ると、やっぱり子供向けなんだなと思ってしまう。 第1期終盤のおふざけゴジラよりはよっぽどましだが・・・。 [地上波(邦画)] 4点(2011-08-20 16:15:13) |
129. 恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
てっきり恋愛ドラマだと思っていたら、人間ドラマの要素が強かった。 主役の三人とも、夢と理想だけで生きられるような歳ではないので、 人生の岐路に立たされた心の葛藤がよく伝わり、人間はしっかり描かれていたと思う。 全般的にテーマやメッセージ性と呼べるものはないが、ちょっとほろ苦い大人向けのドラマだった。 [ビデオ(字幕)] 6点(2011-08-20 15:28:13) |
130. ゴーストバスターズ2
前作から5年後、再結成されたゴーストバスターズの活躍を描く続編。 元々ストーリーよりも奇抜なアイデアと映像で見せるコメディー作品なので、 シリーズ化するには難しい部分があるのかも。新鮮味はまったくないし、 内容もほとんど「1」と変わらない。これではちょっとキビしいね。 [ビデオ(字幕)] 2点(2011-08-20 14:39:20) |
131. ランボー3/怒りのアフガン
ランボー・シリーズの第3弾。 ランボーの活躍を描く本作も、3作目となるとさすがに理由づけとしてはチト辛い。 ストーリーのほうも、「2」とほぼ同じ展開で新鮮さはなし。 アクションシーンは相変わらずで、新しい武器とヘリコプターのシーンが印象に残っている。 作品全体の感想としては、まあ普通のアクション映画として楽しめる範囲といったところ。 [ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-20 14:11:00) |
132. ぼくらの七日間戦争(1988)
子供たちが主役の、かわいらしい思春期反抗映画。 ストーリーが単純で判り易く、とても物語に入っていきやすい。 出演している子供たちもみんな活き活きしていて、爽やかな印象を与えてはくれるけど、 周りの大人たちから甘やかされている今の子供が観ても、ピンとこないかもしれないね。 欲を言えばラストシーンに、彼らの大人に対するメッセージを入れてほしかったな。 [映画館(邦画)] 5点(2011-08-20 13:47:18) |
133. ブロブ/宇宙からの不明物体
一応SFホラーだけど、まったく肩が凝らない作りがいい。 ストーリー自体も単純で一応オチもあり、もうB級映画の教科書みたいな作り。 決して気持ちの悪いシーンがなく、ソフトなタッチの流れで笑える部分も。 気分転換したい時などはぴったりの映画。 [地上波(吹替)] 3点(2011-08-20 13:05:46) |
134. バカヤロー! 私、怒ってます
四話から成るオムニバス。相楽晴子、安田成美、大地康雄、小林薫を各話の主役に、 タイトル通りの展開を見せてくれる作品。それぞれのシチュエーションが実際にありそうで、 お話にはすぐに入っていける。内容自体もストレートで判り易く、面白いことは面白いのだが、 映画というよりはやっぱりTV向け。大地康雄のエピソードが、一番印象に残ってるかな? 観ているこちら側も、何となくストレス発散できた気にはなる。 [ビデオ(邦画)] 3点(2011-08-20 12:40:14) |
135. 裸の銃を持つ男
コメディー映画というより、ギャグ映画という言葉のほうがぴったりくる作品。 パロディーを中心にボケ、下ネタなどの小ギャグが満載で、 警部役レスリー・ニールセンのとぼけた親父ぶりが愉快。 ストーリーはあってないようなもので、ほとんどがギャグ出しのフリになっているため、 後半からはダルさを感じる人もいるかも。まあ何も考えずに、ゲラゲラ笑える作品ではある。 [地上波(吹替)] 4点(2011-08-20 12:02:03) |
136. ツインズ
双子の兄弟愛をコミカルタッチで描いた作品。 アイデアはハチャメチャだが、二人のキャラ設定がとても愉快。 弟役のシュワちゃんはもちろん、兄役のダニー・デヴィートがいい味を出している。 一応ジャンルはコメディーだが、ドタバタではなくストーリーがちゃんとあるので、 途中で飽きることもなかった。ほのぼのとしたラストも後味がいい、お薦め作品。 [ビデオ(字幕)] 6点(2011-08-20 11:35:13) |
137. ダーティハリー5
はみ出し刑事「ダーティハリー」の第5弾。 主役のイーストウッドに関しては、さすがに年老いたなという感は否めない。 この時の彼は58歳で、普通ならベテラン刑事の域に達している年齢。 設定の苦しさ故に、さすがにちょっと違和感を感じてしまう。 事件に挑むストーリーも過去のシリーズとほとんど変わらないのだが、 こちらはハリーの活躍する姿をしっかりと描いていた。 一応最終作ということで、彼の姿はもう二度と観れないだろうが、 ハリーには叩き上げの平刑事のまま、生涯現役で頑張って頂きたいものである。 [DVD(字幕)] 3点(2011-08-20 11:16:38) |
138. ザ・フライ2/二世誕生
前作からの正当な続き物。 「1」は一応恋人への愛情をテーマにしていたが、こちらは核となるものはなし。 しいてあげれば「父親への愛」ということなんだろうけど、ラストを観た限りでは、 ちゃんと回収できているとは思えなかった。主人公のキャラ描写は悪くないんだけどね。 特撮の技術は前回より上で、その部分での見応えはあり。 終盤の展開は、あまりにもご都合主義するのでは? [ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-20 10:47:21) |
139. ペレ
19世紀末のデンマークを舞台にした、非常に現実的で厳しいドラマ。 長編小説の一部だけを映像化したようだが、違和感はまったくなく、 ちゃんと一本の作品として完成されていた。 北欧の雄大な自然とその厳しさを背景に、そこでの生活や様々なエピソードを、 主人公である少年の視点から捉え、物語を進めていく構成。 最後のオチも、ある登場人物の設定を引っ張ってきて、うまくまとめていた。 叙情詩的なラストの絵もいい。良作。 [DVD(字幕)] 6点(2011-08-20 10:15:08) |
140. バタリアン2
ホラーコメディーの続編。 前作では個性あるゾンビキャラ達が笑わせてくれたが、二作目となるとさすがにパワーダウン。 それでもこれはひどい、という感想までは持たなかったと思う。 片意地張らずに観れば、ホラー映画としてはそれなりに楽しめる・・・はず。 [ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-20 09:35:36) |