Menu
 > レビュワー
 > えすえふ さんの口コミ一覧。7ページ目
えすえふさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 552
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/sf0O7
自己紹介 筋肉アクションやSFなどに目が無いです。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728
>> カレンダー表示
>> 通常表示
121.  L.A. ギャング ストーリー 《ネタバレ》 
許さん!このLAは俺たちが守る!!! 警察はギャングの手に落ちた…買収され、誰も奴らには逆らわない…しかしそんな中でも正義の炎は消えていなかった。金に目がくらまず正しき血潮が流れる彼らの歴史には残らない反撃が始まる! いや、当初は50年代ギャングものでもダークでリアルな雰囲気でやっていくのか、と思ったら外連味たっぷりなハードボイルドでアクションな七人の侍ライクの映画だったは…いいじゃないのさ! これぞフィルムノアール!と言わんばかりの50年代LAの華やかな雰囲気と極端な暴力描写、そしてどこまでもハードボイルドなジョシュ・ブローリンにララランドカップルのニヒルだけれど正義に熱いライアン・ゴズリングにTHE美女なエマ・ストーンという豪華な面子、そして早撃ちガンマンにナイフの達人という濃いキャラクターを揃えてショーン・ペンを叩くという展開は非常に良いですね。しかもアクションシーンはまるでヒーロー映画のようなアングルで非常に己の胸に眠れる中学生男子の心を鷲掴みにするカッコ良いカットの連続で堪りませんでした。特に麻薬輸送車を襲うカーチェイスシーンは良いですね。 最後はショーン・ペンをボコボコにして「悪が栄えた試しなし!」と叫びたくなる、スカッと終れてシンプルに楽しめる素晴らしい娯楽作でした。
[レーザーディスク(吹替)] 7点(2019-04-15 23:51:14)
122.  翔んで埼玉 《ネタバレ》 
今、鼻で笑われ貶され己が地元をシャレの如く使われる埼玉県民の怒りが牙を剥く。 まぁ本作は大層なもんではないし、社会派なわけでもない。ただ飲みの席での野次のようなもんだが積もり積もればなんとやら、こんな映画も出来てしまう。 お高く止まった都民の醜さ、それに立ち向かう埼玉県民GACKTのなんて気高く荘厳なことか。策士千葉県民の伊勢谷もなかなかの迫力だ。 ちなみに僕はその二人のキスシーンを見たいがために映画館で見ました。まさかグリーンブックよりデカいスクリーンでやっているなんて腰が抜けましたよ。遠い異国の彼方の問題より地元の問題の方がやっぱり大事ですよね。志はうんと低いけど。 序盤は極端すぎるほどの地元カーストに草加煎餅の踏み絵、秘境群馬などアホな絵が次々と出てきて面白かったですがだんだん話のテンポとギャグのキレは落ちていくのがちょっと残念。締め方も日本埼玉計画以降は完全に蛇足ではなわの歌も上滑りしており残念でした。でも崎陽軒のひょうちゃんにはまんまとやられました。コレクションいいなぁ…。 でもこんな下らない内容の映画をGACKTという超異物は上手に牽引してましたね。やっぱりGACKTは凄い。あんな服が似合う奴は日本にGACKTしかいない。本作はそんなGACKTがより一層好きになる映画だ…と、遠き北方の異国北海道の民は思うのでした。 
[映画館(邦画)] 6点(2019-04-11 21:16:56)(良:2票)
123.  グリーンブック 《ネタバレ》 
狭い価値観が蔓延る世界で彼らの友情はなんと輝いている事だろう トニーであるヴィゴ・モーテンセンの演技も秀逸。やさぐれてはいるが人情と自分の価値観を持った生き方を演じきっており、ドグとの打ち解け方も非常に嘘が無いように見えます。それに彼が経験して行く上で偏見が取れて行く様も非常に丁寧に描かれておりそこも素晴らしいです。 ドクも特殊なマイノリティで悔しがりながらも差別に立ち向かう姿が非常に良かったですね。彼も彼で堅物だった所の角が取れて行く過程もとても良かった。 そして最後のバーでの演奏シーンは本当にこちらも気分が最高になりますね。まるでこちらまで救われた気分になります。 途中途中にあるギャグも非常に効いていてツラいシーンとのバランスも良かったですね。骨のあとにゴミを投げてドクが真顔になるシーンが最高です。それにオチの手紙が奥さんにバレていたのも良い締め方でした。 事件がありながらもテンポが良く最後まで楽しく見れました。名画ですね。 にしてもフライドチキンが凄い美味しそうで見てる間腹が減ってしょうがなかったです…
[映画館(字幕)] 8点(2019-04-10 23:46:12)(良:1票)
124.  キャプテン・マーベル 《ネタバレ》 
彼女は一体何者なのか?人間か!?宇宙人か!? 正直あまりにも日本ではドクターストレンジやアントマン並に馴染みがないキャプテンマーベルさん。 そんな彼女の登場は想像より遅く、そして想像以上に魅力的だ。歯に着せぬ立ち振る舞いは可愛いしイカす!戦闘スタイルも思考より先に手が出るタイプなのも好きです。 記憶喪失からの敵味方逆転などストーリーも飽きない内容だ。しかし一体変身宇宙人の家族達はなぜ宇宙船に隠れていたのか、宇宙猫のグースは何故いたのかなどなどわからない…というより引っかかる部分は結構多い。ニック・フューリーの片目も伏線なのか、ただ治らないだけだったのかよくわからないのもモヤモヤしちゃう。 それと最近のマーベル映画にある視覚的な楽しさがあまり無く地味な印象は取れない(クリー人のシーンはもっとはじけて欲しかった)、その代わりフューリーのお茶目な姿や大好きコールソンが観れるのは嬉しかったです。そして見所は地味ながらもちょっと嬉しい90年代描写。レンタルビデオショップやパソコンで待たされる所はニヤニヤしちゃいました。これでこの頃の洋楽も分かっていればもっと楽しめたんだろうなぁ…。 でもこれで役者が揃いましたね。アベンジャーズが楽しみです。 
[映画館(吹替)] 7点(2019-04-04 23:32:32)(良:1票)
125.  最後の追跡 《ネタバレ》 
ここはテキサス。どん詰まりの土地。 そんな田舎で起きる連続強盗事件の犯人もまたどん詰まりにもがく兄弟だ。 どうしようもないアメリカの現在を見せてくれるテイラー・シェリダンのNetflix限定作品はまるで西部劇のようだ。真面目な弟と次の瞬間何をしでかすかわからない危険な兄貴が自分たちが歩んできた呪縛から息子たちを解放するために金を盗む。 しかし物語はまるで永遠に続くかのような夕焼けや朝焼けが眩しい世界。ビールを飲む兄弟の後ろに広がる夕焼けは現実に目を向けなければこれほどずーっとこの時間が続けばいいのにと思わせるシーンだ。 そして保安官たちもあの誰もこない銀行をずっと待ち続けてコーヒーを飲めていたならと思えてしまう。 だけど取り返しのつかない自体は立て続けに起きる。ラストのやけくその攻防はやりきれない。 誰しもがもがき苦しむ現実が苦く、なんとも言えない気分になる一本でした。面白かったです。 
[インターネット(吹替)] 6点(2019-03-31 00:10:07)
126.  バンブルビー 《ネタバレ》 
これだよ!こういうデザインのトランスフォーマー が見たかったんだよ!(以下用語全てG1アニメ準拠です) 初っ端から怒涛のセイバートロン星の戦いは見ごたえたっぷり。まるで初代アニメ版を見たご褒美のように今回のTFのデザインはどれも初代のアニメ準拠になり知っていれば一発でわかるデザインなのがとても嬉しい。しかもバーゲンセールの如くラチェットから始まり、ホイルジャック、レーザーウェーブに声まで再現されたイカすサウンドウェーブにワクワクしない訳がない。足りないのはメガトロンと政宗一成のナレーションくらいだ。さぁ戦いだ!! そんな訳で過剰すぎるサービスから始まるバンブルビーは今流行りの80年代な青春アクションに仕上がっていて、主人公チャーリー(カーリー?)とバンブルとの微笑ましくもスリルのある交流と、これでもか流れると80’sナンバー(The Touchが流れた時は鳥肌が立った)がとにかく楽しい。バンブルの仕草がいちいち可愛いのも良いっすね。 相手型のトリプルチェンジャー二人組もカッコよくも根っからのデストロンな感じがたまりませんし、軍人のジョン・シナも相変わらずの肉弾凶器っぷりで眼福でした。 ただトリプルチェンジャーにしては負け方が呆気ないのがちょっと残念。 吹替に関してもコンボイ司令官の玄田哲章ボイスは勿論良いですが、チャーリーの土屋太鳳も演技と非常にマッチしていました。 まぁ僕が言わなくてもトランスフォーマーが好きなら、そして80年代が好きなら見なきゃ損な一品ですした。あー満足! 
[映画館(吹替)] 7点(2019-03-30 11:57:59)(良:1票)
127.  ビッグ 《ネタバレ》 
むかーしテレビでこの映画を見てトラウマになっていた。怪しい機械に願い事をしたら大人になるわ、母親には包丁持って追い出されるわでビビりあがってそこで観るのをやめていた。 まぁなんとかその時のトラウマをリベンジしようと見たらなんとも可愛らしいファンタジーでびっくり。 まぁこんな都合良く上手くいくはずないし、トムが完全に不審者なんだけれど、子供の羨ましい夢がたくさん詰まってますね。家で自販機もピンボール台も欲しいですよそりゃ。 中盤からは事件という事件もなくトントンと進んでしまうのが残念ですが、楽しく見れることが出来ました。満足です。 
[インターネット(吹替)] 6点(2019-03-22 01:52:44)
128.  スパイダーマン(2002) 《ネタバレ》 
これが英雄の誕生譚と成長 ピーター・パーカーは本当に俺たちに近い。たまたま大きな力を手に入れてしまっただけだ。 得た力に振り回され調子に乗るし、コレと行った決心もつかないまま欲しいものに釣られて行動をしてしまう10代の俺たちだ。 しかし不幸にもその奢りが大切なものを失い。彼は強迫的に人が危ない目に遭うのを見逃せなくなって行く。 そしてグリーン・ゴブリンも悲劇のヴィランだ。彼自身は実験を成功させたかっただけなのに、内なる暴力衝動が抑えきれなくなってしまった。それがスパイダーマンの親友の父親というのだから苦い話になる。 ピーターも今までの境遇も決して良いものではないが、スパイダーマンになったらもう普通の社会の人間には戻れない、誰にも打ち明けられない。そんな大きな枷をつけられた人間であるというのがまた考えさせられます。 そして彼は決心を決め、好きだった彼女を振ってスパイダーマンとして生きる事を決意するラストはなかなか凄いです。 漫画らしい表現もふんだんにあり、グリーンゴブリンのあんまり怖くないデザインと良い、ラストの恋人か子供達かというのもなかなか特撮っぽくて好きです。 にしても序盤のピーターのイケてないエピソードはちょっと泣けちゃいますね、まぁその分スパイダーマンになったときのテンションの上がりが凄いのですが。 アクションシーンも今見るとちょっとCGっぽさが見えちゃいますが非常にスマートでカッコ良いスパイダーマンを拝む事が出来ます。スーツのデザインがやっぱりカッコいいです。それとプロレスシーンも良かったです。 ヒーロー映画の一本目と言えば誕生、成長、決意の流れですが、いろんな一本目作品の中でも非常にまとまりよく仕上った一本でした。
[DVD(吹替)] 7点(2019-03-17 08:19:12)
129.  アリータ:バトル・エンジェル 《ネタバレ》 
これが実写化ってもんだ! 風の噂に実写化の話は聞いていた銃夢はキャメロン印で出ると聞いてから急いで原作を読んで待ってきた。そして出た特報の邦題は銃夢とはかけ離れた謎の名前。アリータ!?なんだそいつは!ガリィじゃないの!?だから漫画の実写化は信用ならんぜ!…と、一端によくある文句の一つもでちゃいそうなお披露目だったが予告を見れば見るほど「あれ?これ?…もしかして…」となり、監督が我らがマチェーテでシンシティなロバート・ロドリゲスに決まり見るっきゃないという流れへ…。 おい!!!誰だ!!!漫画の実写化は信用ならんと言ったオタクは!!!!………僕です。  いやいや凄い!ストーリーは漫画の序盤部分の基となる部分をコンパクトにまとめ上げており展開は非常にスムーズ!それにキャラクターは漫画のイメージを損なわず実写化しており、イドなんて漫画から飛び出してきたような出来!もちろんアリータも人間ならざる身体能力をこれでもかと発揮しながらもハートの純粋さがよく出ておりとても魅力的になってます! そしてなんといっても見所はCGをバリバリ使いながらも迫力満点のアクションシーン!機甲術の拳の重みが伝わる絵は流石我らがロドリゲス!しかもサイボーグだからという建前の元、主人公だろうが容赦なしに人体をバラバラにするシーンにはビックリです。スゲェ! もちろんモーターボールシーンの疾走感を凄いし、そのまま街へ飛び出す展開には熱くなりましたし、ラストは原作でも衝撃的だったアレまで出てきてキャメロン一同の銃夢愛がこれでもかと伝わりました。 もちろん本作は序盤も序盤で終わります。これから長いガリィ…アリータの旅が始まるとなるとこれは楽しみにするっきゃないですね。 そーんな訳で本作はとにかく漫画の世界をそのまま落とし込み、実写化させたもうエラい純度の映画ですよ! もう一回漫画読も! 
[映画館(字幕)] 7点(2019-03-13 23:10:06)
130.  スパイダーマン:スパイダーバース 《ネタバレ》 
仲間、友達、運命共同体 独特な漫画風タッチのビジュアルにコレでもかと言わんばかりの色の洪水。スピード感溢れるシーンの連続にはワクワクが止まりません。こんな色だけで感動するなんてスピードレーサー以来だ。そしてそれぞれのスパイダーマンの絵柄が違うのがコレまた面白い。というか凄い。ペニー可愛い。 そんな本作の主人公マイルスは半人前スパイダーマン。死んでしまったスパイダーマンの意思を継ぎ頑張るもなったばかりでどーしていいのかも分からない始末。時空の歪みでやってきた他のスパイダーマン連中にも呆れられるが、彼ら彼女らも同じスパイダーマンで運命共同体(意味は違うがこう言うしかない)。名前も生まれも違えど辿ってきた運命が同じのスパイディ達は真に心で繋がっている設定は素晴らしいです。 特にマイルスとオッサンのピーター・B・パーカーとの師弟関係は見ていてホッコリしますね。 それにギャグの入れ方もマンガ的で笑えるのが最高ですね。 そしてマイルスが覚醒後うまく飛べなかった前半の街並みをスイスイと飛べていくシーンの開放感には思わず涙が出てしまいました。 ラストバトルはもう異次元バトルという様相で色の使い方も凄いことになっていましたね。いやぁ眼福という以外になんと言いましょうか。 まぁもうちょい色物スパイダーマン達の活躍も見たかったですけどね…。 そんな訳で本作はアカデミー賞も納得のアニメならではの映像美と楽しさ、そして笑いと感動に満ちた素晴らしいヒーローアニメでした。 これは続編も期待するっきゃないですね!勿論、山城拓也!そしてレオパルドンに!!! 
[映画館(吹替)] 9点(2019-03-08 22:29:10)
131.  アンダーカバー・ブラザー 《ネタバレ》 
根強いアメリカの差別問題 そんな中現れた救世主!アンダーカバー! 俺こそ黒人達のヒーロー!黒人初の大統領を阻止せんとする白人至上主義者は許さん! と、真面目なのかふざけてるのか分からないノリの不思議な映画だ。まぁオースティンパワーズよりは悪ノリじゃないけどそれでもギャグ盛りだくさんの007パロディモノだ。セクシーもちゃんとあるぞ。 でも芯の部分はちゃんとしてるし、詰め込みに詰め込まれたギャグネタも寒くない。最後なんてどう考えても爆発するタイムリミットより長々しく戦っていて笑ってしまった。あとキャットファイトをしてる途中からくつろいでるシーンもバカバカしくて好きです。 ただこの頃のCGが一番安っぽく見えちゃうのが難点なのと敵の幹部が最後までよくわからない奴でしたが、だらだら長くせずキュッとテンポよく見れたので満足です。まぁ吹き替え欲しかったなぁ。 まぁ彼と同志達のおかげできっとオバマ大統領は当選したのでしょう。 あと何故あんなにマヨが嫌いかはマジで謎です。 
[DVD(字幕)] 5点(2019-03-02 00:14:03)
132.  未来のミライ 《ネタバレ》 
子供の夢は心のように不条理 なにやら国内と国外で極端に評価が分かれているので、大人の…いや、オタクの汚い好奇心に駆られて視聴。 ネット上で文句の一端を見ていたが本作を見てちょい納得。たしかに整合性は無いし、かなり唐突な展開には理由も語られない。ただ主人公くんちゃんが両親から貰ってきた愛を全て掻っ攫って行く妹の出現から不思議な事が起こりまくる。 でも、なかなか面白い作りをしている。はっきり行って展開は不条理の極み。その理由も仕掛けも本編では語られない。夢の中のような世界で両親の過去や未来行き来したり、人物がやってきたりもする。しかも現実とリンクしているファンタジーだったりもする。  まぁくんちゃんがそれらの世界を言ったり出会って行く事によって精神的に成長する…というにはまだ幼すぎる気もするのでちょっと無理があるようにも思える。まぁ大人は覚えていないだけで実はこういう経験をしていたのではという想像もできます。それと自転車を補助輪無しで乗れちゃうのもかなり早すぎる気がしますね。 ちなみに東京駅で両親の名前を言えなかったのは覚えていないというよりは、あの悪夢のような世界では思い出せなかったという方が正しいのかなぁと考えたり…やっぱり引っかかるシーンはたっぷりあります。  そんなストーリーとは反面アニメーションは美しく仕上っている。というか映像を見せたいがためにくんちゃんが様々な世界に行くと言ってもいいくらい映像重視だ。ここに挿入歌をぶち込めばMVの如しだ。どちらかというと今回はお話より映像で勝負するような作品だったのだろうと思います。東京駅のシーンは見応えがあります。  まぁ不条理と不思議で思った以上にファンタジーな作品なので深い事はあまり考えない方が良さそう…ですが、アンバランス感は否めないので気になる人の意見もわかる…難しい。 それとテーマの薄っぺらさはもうシンプルにそれで行くぞって事なんでしょうかな。 ちなみにくんちゃんのわがままっぷりが凄いですが、自分にも思い当たる節があるのであまり悪く言えないのがなんともかんとも…。 本作は子供向けにしてはおとなしいくらい小規模で、僕としては一筋縄では行かない作品でした。 うーん難しい…。 
[ブルーレイ(邦画)] 5点(2019-02-26 14:55:09)(良:2票)
133.  アクアマン 《ネタバレ》 
超ど直球スペクタクル海底冒険アクション ジャスティスリーグじゃ最も協調性に欠けるサイボーグの次に地味な海坊主アクアマン。 そんな彼が主人公映画が作られると聞いた時は冗談だろ?と思った。だってアクアマンだぜ? …すいませんでしたーっ!!!ホント!誠に!申し訳ない!!! こんなに素直に面白い作品になるなんてマジに思いませんでした!!! アクアマンが生まれるまでのロマンスと悲話にはウルっとするし、様々な種が司る見たことない壮大な海の世界には次はどんな事が起きるかワクワクするし、伝説のトライデントを探すためのロマン溢れる宝探しの冒険アクションに少年心を鷲掴みにされたりと、目眩く子供の頃大好きだった映画の全てが詰まった世界に完全にやられました。アクアマンはジャスティスリーグ時代の堅物なイメージからソーのような面白くもカッコいい更に親孝行者なヒーローになり、かなり親しみやすい奴になりましたし、ヒロインのメラも強さと可愛さを兼ね備えた素晴らしいお姫様でした。 勿論ヒーローとしてのバトルアクションも見応えがあり、序盤の潜水艦での無敵アクションといい、シチリアのカメラが入れ替わるバトルといい見ごたえたっぷりです。 そして伝説のトライデントをアーサーという名だけに引き抜く展開にはお約束といえど熱くならないわけがありません。 そしてラストの戦争シーンはDC映画の中で…いや、ヒーロー映画の中でも一二を争う壮大で派手なシーンに度肝を抜かれました。 あとブラックマンタのデザインはそれでGOが出たのか!って感じで最高ですね。 全体的にギャグを多めで楽しくそしてワクワクさせている往年の冒険アクションのような懐かしさと嬉しさに溢れた傑作です。 後、他のDCヒーローも出てくればなと思いましたが、必要なかったですね。なんせ今回は一人の男が真の英雄になるための物語なのですから 
[映画館(吹替)] 7点(2019-02-21 20:22:46)(良:2票)
134.  アポロ13 《ネタバレ》 
知っているけど息を飲む アポロ13号が大事故を起こし生還するということは知っている。知っているけれどそれがどのような事故でどのような解決をしたのかは知らない。本作はまさに崖っぷち。そんな所からギリギリなんとかみんなの力で乗り切った嘘のような本当の話。 13なんて不吉な数字なだけに起きるトラブルに冷静に対応できるのはさすが宇宙飛行士。僕らが体感しているよりも長くいつ死ぬかわからない寒い鉄の棺桶に入れられているなんて考えただけです僕は気が狂いそうです。 そんな中自家製のフィルターを作ったり、電力を極力使わないように動かしたりととんでもない対応ばかりで本当にあったのかよと信じられない事ばかり起きるので震え上がりますよ。 それにしてもケンはいい働きをしましたね。彼がいなければ帰れなかったかもしれない。本当に奇跡なんですね〜
[インターネット(吹替)] 6点(2019-02-20 18:23:06)
135.  ファースト・マン 《ネタバレ》 
ニール・アームストロングという人 勝手なイメージでは並外れた冷静な指揮能力とコミュ力そして卓越した技術を持ったまさにプロ中のプロ。 と勝手に思っていましたが、本作を見ているとどうも能力は凄いけど表情は変えない、感情も読み取りにくい、あまり映画の主役向きの人ではないのがわかります。まぁ極端な感情の変化は見せますがソレ以外はなんともかんとも。 そんな人が何故家族も自分の命までを天秤にかけて月に行くのか。愛国心なのか、自分のためなのか、それは結局語られないし僕にはわからない。娘の思い出の品を何故月に置いて行くのか。それも僕には理解しようとしても正解かは定かじゃないものしか浮かびませんでした。ただ船長の月に降り立ったあの台詞は人柄を鑑みると彼の口から出るような言葉ではない事は確かでしょうね。  そんな本作はとても静かで淡々とジェミニ計画、そしてアポロ計画までの年月を巧みなカットで見せて行きます。次のカットには既に娘は死んでいたり、妻が妊娠していたりと結構ビックリしました。 もっとエンタメ寄りにアメリカ英雄譚のような作りになるかと思ったのですが、まさかの出来に驚きました。あくまでニール・アームストロングとその家族のお話なんですよね。なので宇宙計画の説明も控えめで月に行くというより死ぬか生きるかの仕事をしているという所が主体となっています。あんな旦那なら奥さんもそりゃ疲れますよね。最後の無言のやり取りも良いですよね「あんたから切り出しなさいよ!」という嫁さんの目が最高です。 そして引きの絵を使わず主観視点の多いロケットのシーンなどが印象的でした、たしかに緊張していると目の前のモノをやたら細部までじっと見るような事があるんですよね。なんだかそんなわかるような気がする視点でした。ジェミニ計画でのトラブルも圧巻で恐ろしさ満点に作られているのが堪りません。ただその後は波があまり無いのが残念です。 映像的にも全体的なフィルムの質感も良く、どこも綺麗で見応えがありましたね。 セッション、ララランドの次に作られた本作はとても奇妙ですが、見応えのあるノーラン作品で言う所のダンケルクのような作品でした。
[映画館(字幕)] 6点(2019-02-14 16:46:04)
136.  ゴジラVSデストロイア 《ネタバレ》 
ついに終わる。ゴジラが死ぬ。 当時そんな売り文句でCMをガシガシ流していたのは覚えている。まぁ「モゲラなんて出していたらそりゃ終わるわ」なんて言葉が口を気をつけていても滑り落ちてしまうVSシリーズ。まぁモゲラ好きですけど。 そんな平成vsゴジラの最後の相手はエイリアンなお口をした憎い奴。設定も初代ゴジラと地続き感を出して面白く作ってあります。しかも本作は前作と違いリアリティラインは高めでボンクラだったGフォースもここぞとばかりな兵装で戦い、散って行く姿になかなか熱くなります。ヒロインとデストロイアのパトカー内での攻防も良いですし見所は前作の倍以上ありました。 特にデストロイアの容赦のないジュニアに対しての攻撃は結構「うわっ!」と来ましたね。 最後までハラハラする内容に熱くなりながらも三度目のスーパーX(今回が一番地味)に力が抜けながらもなんだかんだで楽しめました。  
[DVD(邦画)] 5点(2019-02-12 22:40:25)
137.  ゴジラVSスペースゴジラ 《ネタバレ》 
スペースゴジラvsモゲラ!!!!ゴジラも出るよ! 今度の敵は宇宙に飛んだゴジラ細胞がブラックホールからホワイトホールに飲み込まれてなんか光線が当たって出来たスペースゴジラだ。 相対するは自衛隊の最新鋭の対ゴジラ合体ロボMobile Operation Godzilla Expert Robot Aero-type!頭文字を取ってモゲラ! それとゴジラと客寄せパンダに可愛いミニゴジもおまけだ!…あとモスラ! …これ。大丈夫なのか?と思わざる得ないモゲラのユルいデザイン、そして説得力の欠片も無いスペースゴジラの出所、ヘルメットにデカいMの字が書かれているモゲラ隊員に呆気にとられましたが、それ以外は特に面白みも無く一人の男とゴジラの戦いが始まりには無言になります。う〜ん…。 しかしラストバトルはモゲラの多彩な武器、分離変形とオモチャが欲しくなるギミックで突然テンションは跳ね上がります(メカゴジラのガルーダといいこういう所はカッコいいんですよね)。ココに来て株をグングン上げて行くモゲラとは反面、全体的に冗長な画面に飽きてしまうのはもう平成ゴジラだから仕方ないというかなんというか。軽々しく置物のように投げられるゴジラがシュールです。 この頃のゴジラはもう畏怖の象徴でもなんでもありませんし、男と男の喧嘩に決着がいつのまにかついていたラストにやっぱり呆気にとられるのでした。 そんな訳で今回はモゲラがなんだかんだ好きになれたので4点です。 あと柄本明が死んだ目で「どーだお前ら面白くなって来ただろー」と言われますが やっぱり僕は「う〜ん…。」と答える事しか出来ません。 
[DVD(邦画)] 4点(2019-02-07 20:08:17)
138.  ウインド・リバー 《ネタバレ》 
雪と静けさしかない場所。ウインドリバー そんな田舎で起きた悲劇は頼りないFBIと寡黙なホークアイ…じゃなかった、ハンターによって捜査が始まる。住民誰しもが銃を持つヒリヒリとした緊張感。訪れる場所のどこもが何が起きるかわからない不吉さに溢れ息が詰まりそうだ。扉を開けた瞬間、振り向いたその時、現実的すぎる恐怖が襲いかかる。そして真相はアッサリと明かされる最悪の現実。 もうダメだ。と思った瞬間の鉄槌。鉄槌。鉄槌。一番の悪にも鉄槌。仕置き完了。スカっとする瞬間だが、決してそれでは終わらない。現実は続くのだ。 本作は極上の緊張感と、どうなるかわからない没入感、そしてフィジカルな恐怖、そしてたまらない瞬間を味わえる素晴らしいサスペンス映画でした。 しかしラストはただどうしようもない悔しさと悲しみだけが残る。 主人公の言う通り苦しみに耐えるしかない そうしたら心の中できっと会えるから 
[DVD(吹替)] 7点(2019-01-21 01:49:13)
139.  GODZILLA 星を喰う者 《ネタバレ》 
なんだこれ ついに怪獣同士の対決が拝めるかと思ったらまさかの反則技。一切ガチンコのモノは本三部作では見せてもらえませんでした。意表をつくのも良いですがそれなら面白くしてもらいたいです。 そして主人公への精神攻撃に、ゴジラ対ギドラの対決実況、ついでに濡れ場まで。変な笑いは出ますが、一切カタルシスも娯楽も何も見せてくれない。久しぶりに置いてきぼりにされる作品を見ました。 まぁ次の日本製ゴジラに期待しましょう。
[インターネット(邦画)] 3点(2019-01-09 11:03:18)
140.  ROMA/ローマ 《ネタバレ》 
こういう映画はちょっと得意ではないが、話題が話題だったので視聴。 まるで写真作品のようにワンシーンワンシーンがどこを取っても美しく描かれている。 そして主人公クレオのどこか悲しく、どこかおかしな、でも子供達と動物達が駆け回る騒々しい日常は淡々としながらも生き生きとしている。 メキシコの街並も凄いし、白黒で描かれた情景もどれも情報量が多く、濃い。 あとまさかアレがもろアレのまま出て驚愕したり、中盤の映画がまるで監督のセルフパロディに見えて笑えたり色々びっくり。 しかしまぁそれでも個人には好みや色々があって本作はかなり集中力が必要な映画でちょっとくたびれました。こういうのはやっぱり映画館で見たいです。
[インターネット(字幕)] 6点(2019-01-08 23:16:05)
000.00%
100.00%
230.54%
391.63%
4254.53%
59216.67%
619435.14%
716028.99%
8498.88%
9162.90%
1040.72%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS