141. E.T. 20周年アニバーサリー特別版
《ネタバレ》 大人になった今観ても素直に感情移入できないけど少年とETの別れのシーンは心揺さぶられました。天翔ける自転車の場面は映画史に残る1シーン。「ETオウチデンワ」健在。弱冠7歳のドリュー・バリモアはまさに天才子役ですな。主題歌は誰もが一度は聴いたことのあるジョン・ウィリアムズの名曲。 [DVD(字幕)] 7点(2010-11-16 00:17:25) |
142. es[エス](2001)
《ネタバレ》 初めは遊び半分だったが徐々にエスカレートしていく看守たちの取り締まり。映画の演出で多少は誇張した内容になっているでしょうが観る者を思わず釘付けにする異色の刑務所バイオレンス・サスペンス。人が精神的極限状況に置かれたときの心理的深層、抑えられない衝動がリアルに描かれていました。まるで自衛隊の集団営内生活を見ているようでした。 [DVD(字幕)] 8点(2010-11-14 22:08:17) |
143. ヒトラー 最期の12日間
《ネタバレ》 ドイツ史の汚点とも言うべき暗き日々をドイツ人の手によって再現された戦争ドラマ。ヒトラー自決後は希望を失った人々のまさに生き地獄。痛々しくて観ていられませんでした。戦争の恐ろしさが身に染みましたね。ヒトラーを演じたブルーノ・ガンツ、面相や言動などヒトラーの生き写しと思えるほどの名演でした。 [地上波(字幕)] 7点(2010-11-13 00:33:09) |
144. プリティ・プリンセス
《ネタバレ》 内気なトリ頭のメガネっ娘が少しずつ王女の品格を身に着けていき最後は見違えるようなプリンセス姿を披露、アン・ハサウェイは好演でした。物語は単調であまり印象にありません。 [地上波(字幕)] 6点(2010-11-11 01:09:13) |
145. ワイルド・レンジ 最後の銃撃
《ネタバレ》 長年生死を共にしてきた漢たちの固い絆をテーマに描いた骨太西部劇。ウエスタン街での大銃撃戦は臨場感あって大迫力。ロバート・デュバルは年老いたけど骨のある老兵を熱演。結果の見えた勧善懲悪の典型的な西部劇ですが退屈せず楽しめました。意外な良作。 [DVD(字幕)] 7点(2010-11-10 00:36:11) |
146. 地獄の黙示録 特別完全版
《ネタバレ》 本格戦争超大作を期待していたのですが中身のないロードムービーが200分以上続いたのには拍子抜けです。後半のオカルト的な展開の中で狂っていく主人公に閉口。これは数年に一度の超駄作を避けられぬマサカの4点。 [DVD(字幕)] 4点(2010-11-08 02:16:59) |
147. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
《ネタバレ》 かなりクセがあってエヴァ初心者としてはヘビーな内容でしたね。何を申しておるかわからんセリフが多かったぞなもし。リアルな映像。合唱曲の起用は神秘的でよかったんじゃないですか。エヴァの走りはやや偏平足であまり格好よくはありませんな。 [DVD(邦画)] 5点(2010-10-17 15:25:16) |
148. 明日の記憶
《ネタバレ》 若年性アルツハイマー病に犯されたバリバリの企画部長と寄り添う妻の深遠なる夫婦愛。アルツハイマー病の怖ろしさと介護する妻の痛々しさに耐えかね始終鳥肌が立ちまくって観ちゃおれませんでした。リアルに重たい余韻が残ってまた観ようとは思えませんね。 [DVD(邦画)] 8点(2010-10-13 01:08:41) |
149. アヒルと鴨のコインロッカー
《ネタバレ》 青年たちの奇妙な関わり合いによる日々。間の抜けた雰囲気の前半から一転、種明かしが語られる後半は緊迫した展開。思わず引き込まれました。主題歌のボブ・ディランは清々しい曲ですね。 [DVD(邦画)] 7点(2010-10-06 00:44:45) |
150. U-571
《ネタバレ》 苦手ジャンルですが生死を分かつギリギリの緊迫感がよく伝わってきました。女性の一切登場しない熱き漢の映画。 [地上波(字幕)] 5点(2010-09-22 18:35:11) |
151. ヴェニスの商人
《ネタバレ》 アル・パチーノが迫真の演技でしたが物語は退屈であまり印象に残ってませんね。 [DVD(字幕)] 5点(2010-09-22 18:02:33) |
152. ハンニバル・ライジング
《ネタバレ》 ハンニバル最新作は原点回帰、“人喰い魔”ハンニバル・レクター誕生秘話。犯罪グループひとりひとりに対して復讐を敢行、酷い殺し方満載でハンニバルワールドを充分に堪能できました。コン・リー演じる日本人女性のヒロインや剣道の練習、日本刀を振り回すシーンなど日本人へのサービスも見られました。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-05 22:26:57) |
153. レッド・ドラゴン(2002)
《ネタバレ》 トマス・ハリス原作、「羊たちの沈黙」以前の物語。意外な良作。アンソニー・ホプキンス演じるハンニバル・レクターは眼光鋭く存在感があります。後半1時間でサスペンス展開とアクションが一気に加速。女性の死体がグロい。犯人の背に施された竜のイレズミ、ときに動いているようで鳥肌が立ちました。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-04 01:00:43) |
154. ハンニバル(2001)
《ネタバレ》 今作ではジュリアン・ムーアがクラリスを熱演。サスペンス展開は中身のない内容でついていけませんでしたが、人を豚に喰わせたり脳天をスライスして真っ赤に染まる脳ミソを露にしたりその具を焼いて食わせたりするグロさに絶句。 [DVD(字幕)] 6点(2010-08-26 01:11:22) |
155. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
《ネタバレ》 社会現象をも巻き起こした大ヒットロボットアニメの総集編が躍動感ある映像美で復活。ヱヴァン素人としてはやや理解に苦しむ専門用語が多かったですが挫折せずに観ることができました。エンディングテーマは宇多田ヒカル。 [DVD(邦画)] 5点(2010-08-24 23:43:15) |
156. ブラザーフッド(2004)
《ネタバレ》 韓流メロドラマとは一線を画する本格戦争映画。邦画顔負けの写実性に富んだ凄惨な戦場を再現。悲しき兄弟愛ですがやや大げさなお涙頂戴的フィナーレ演出は興ざめ…。 [地上波(字幕)] 7点(2010-08-07 01:28:55) |
157. ミュンヘン
《ネタバレ》 ミュンヘン事件の復讐劇、パレスチナのテロリストたちを一人ずつ殺していく様を重々しく描いていました。過酷で根深いパレスチナ紛争の実態。終わりなき復讐の連鎖の空しさを投げかけてくる実話に基づいたサスペンスです。 [DVD(字幕)] 6点(2010-08-05 03:20:43) |
158. カールじいさんの空飛ぶ家
《ネタバレ》 やはりこの作品は冒頭10分ですな。仲睦まじい夫婦愛をピクサーアニメ技術のコミカルな動きでハートフルに表現していました。妻との思い出アルバムをめくるシーンも感動的でしたね。肝心のアドベンチャーには見所なし。快活で哀愁漂うテーマ曲。 [映画館(吹替)] 6点(2010-08-03 22:00:24) |
159. ダンサー・イン・ザ・ダーク
《ネタバレ》 異色のブラック・ミュージカル、デンマーク作品。童顔の歌姫ビョークが主演の代表作。工場や法廷、留置所の廊下でいきなり歌い踊りだす、そして死刑台でも歌う。重苦しい雰囲気の中であまりにも揺れすぎのカメラワークに画面酔いしてしまい減点対象。 [DVD(字幕)] 6点(2010-08-03 21:47:25) |
160. ブラッド・ダイヤモンド
《ネタバレ》 ダイヤ密売の実態、アフリカの民族・政治問題、人種問題、黒人の家族愛、白人の恋愛、肌の色の異なる2人の間に徐々に深まる友情など数多くのテーマを扱いまとめ上げた傑作。アイドルの域を脱し貫禄のついた名演を見せる主演レオ様、家族思いの素朴な黒人を演じたジャイモン・フンスー、ヒロインは美しいジェニファー・コネリー。残虐な反乱軍、子供に銃を持たせる異様な光景。投票させないために子供の手を切り落とすシーンはエグすぎて少々後味が残っています。孤独な男の悲しい結末。 [DVD(字幕)] 8点(2010-08-01 18:06:37) |