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roadster316さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 707
性別 男性
年齢 55歳
自己紹介 観た映画はできるだけ褒めたい。

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141.  ホテル・ムンバイ 《ネタバレ》 
たとえ相手が虫だって、あんなに簡単に迷いなく殺すことはできない。 若いテロリスト達は、いったいどんな言葉で洗脳されていったのだろうか。 「無知」であることの恐ろしさを改めて感じさせる映画。 逃げようと思えば逃げられたものを、客のために命を張った従業員たちの行動が胸を打つ。 他の方も書いておられたが、初めから終わりまで、自分もホテルムンバイに囚われているかのような緊張感が延々と続く。 外の情報をほぼ入れることなく、ホテル内に居る人の視点で描く手法が功を奏している。 救いのない、ひたすら悲惨な出来事を正面から扱った佳作。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-07-02 20:03:49)(良:1票)
142.  ゆれる 《ネタバレ》 
猛が取り戻そうとした兄とは、結局猛自身が勝手に作り上げた虚像だったのではないか。 そのことに勝手に腹を立て、法廷で自分が真実と思い込んでいる吊り橋での出来事を証言したのではないか。 兄のためではなく、あくまで自分自身のために。 7年の空白の後も、猛に変化があったとは思えない。 母が死ぬ前もきっと、自分以外のことは彼にとっては他人事だったのではないか。 この映画で「ゆれる」のは、他ならぬ観ている我々の心ではなかったか? お前も猛と同じ生き方をしてはいないか?と。  とにかく俳優陣の演技が見応えがあった。 オダギリと香川照之はもちろん、伊武雅刀と蟹江敬三の凄みは流石。 そしてまだ端役の新井君。役者としては素晴らしいと感じた。 音楽とカット割も素晴らしく、私が言うのは僭越だが、映画としての完成度が非常に高い。 いい映画を観た。
[インターネット(邦画)] 8点(2021-06-13 08:40:38)
143.  コンテイジョン 《ネタバレ》 
現在のコロナ禍で観ると、作りがスタイリッシュ過ぎて少々不謹慎に見えてしまうほどの良作。 冒頭、感染拡大の2日目から始まる所がポイントで、感染源探しは途中放棄されたかに見せておいて、妻のデジカメから核心に突き進む。 森林破壊を続ける妻の会社のブルドーザーからコウモリ、豚へと繋がり、料理長との握手を通して彼女自身へ。 それが1日目。 憎いくらいにスタイリッシュだけど、今観ると複雑な思いが交錯するから、作り手としてはいいような悪いような。 それにしても、ケント・ウィンスレットもグィネスも容赦のない扱い。 特にグィネス。 セブンでは首を切断され、コンテイジョンでは開頭されるという運命。 あの絵はかなり強烈だった。NGのないグィネスに拍手。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-05-23 18:27:02)(良:1票)
144.  ヒトラー 最期の12日間
狂気の男と、その男を崇拝する狂信者たち。 人類史上に刻まれる負の記憶は、そこに端を発している。 その異常性を淡々と描いていく手法も俳優も見事。 後戻りできない悲惨さは、世界共通なのだろう。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-05-23 18:12:55)
145.  市民ケーン 《ネタバレ》 
バラのつぼみ。 何もかも手に入れた男が、最期に残した言葉の意味を探る旅のような映画。 ラストシーンで、彼が本当に求めていたものが明かされる。 しかし、それはお金では買えないし、そもそも歳取った彼には手に入れられないものだった。 彼はそのことに気づいていたのだろうか。 それとも、代わりになるものをずっと探し続けていたのだろうか。 なんだか、北斗の拳の聖帝サウザーを思い出した。 いや、名作と言われる映画を冒涜するつもりはないので念のため。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-05-21 21:32:03)
146.  パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間 《ネタバレ》 
皆さんのレビューにあるように、ケネディ暗殺に翻弄された人たちを描いた、珍しい映画。 いわゆるザプルーダーフィルムの撮影者もその一人。 テレビ中継もない街角のパレードで、偶然暗殺の一部始終を撮影したザプルーダー氏。 その衝撃は凄まじいものだったに違いない。 「彼のように立派な人物が、尊厳のない死に方をしたことが許せない」と憤ったザプルーダーのセリフが非常に心に残った。 そしてオズワルドの兄も、決して弟を見捨てず、自らの責任を全うした素晴らしい人物に思えた。 ケネディが運ばれた救急治療室に、その暗殺犯とされるオズワルドも運ばれるのだが、その時治療に当たった医師たちの胸にどんな思いが去来していたのだろうか。 当時のアメリカの悲しみがいかほどのものであったのかわからないが、亡くなった指導者のために多くの国民が心から哀悼の意を捧げる姿に、羨ましさを禁じ得ない昨今の日本である。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-05-17 23:21:37)
147.  別離(2011) 《ネタバレ》 
少し退屈かな、と思いながら観ていたら、途中から完全に心を掴まれてしまった。 父の介護だけで済んでいた二人の溝が、夫の裁判でより明確になってゆく…んだけども、そもそもが離婚を決意するような決裂には思えなかった。だから、夫の裁判が決定的な理由ってことになるのかな。 自らの名誉を重んじる夫と、娘の安全を最優先する妻。 ラスト数分のガラスを隔てた二人の距離が、この夫婦がもう元に戻れないことをよく暗示していて、上手い。 そしてこの映画でこの夫婦以上の熱演を見せたのは、娘。 身勝手に思える母親と、保身のために嘘をつく父親だが、娘にとってはかけがえのない両親。 だが、その両親も夫婦として二人揃っていなければ、彼女にとってはダメなところだけ目につく大人なのかもしれない。 父親と暮らすか、母親と暮らすのか、彼女の選択は気になる所だけど、そこは描かず。 セリフのない長めのラストで、観るものを裏切りつつ考えさせる見事な演出。 イラク映画は多分初めてだけど、見応えのある2時間だった。良作。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-05-16 22:38:43)
148.  特捜部Q カルテ番号64
何の予備知識もなく観てしまったのだが、なんだよこれ。 見応え相当あるじゃないか。 それにまんまと騙された。 北欧の映画って、こういう得体の知れない怖さを撮るの上手いよなあ。 で、これシリーズなの? 観ながら気づいちゃったよ。 しくじったなあ。一作目から観たかった。 という、おすすめ度満点の映画。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-05-05 18:48:40)
149.  イエスタデイ(2019) 《ネタバレ》 
ビートルズが存在しない世界っていう発想が秀逸。 ただ、彼らの名曲の数々を自分の曲として発表していくことにほぼ葛藤がないのはいただけない。 エリーが自分の元から去って行かなければ、ジャックはそのことに罪悪感を感じることなくビートルズの曲を発表し続けたのだろうか。 恋愛を絡めてしまったことで、映画として娯楽性が高くなったことは間違いないが、自分の人生に対するジャック自身の葛藤をもう少し観たかった。 その点で、終盤に登場するまさかのジョン・レノンの言葉がなんだか一つひとつ宝石のようで、うまく帳尻を合わせた印象。ちょっとズルい(笑) どうしたってビートルズの盗作だから、売れていくことに胸は高鳴らない代わりに、ちょいちょい挟まれる存在しないコークやタバコでクスッと笑える良作。 そしてリリー・ジェイムズ。現代劇には不向きな気がしていたが、やはり向いてない。 でも彼女の笑顔はやっぱりキュートで、そこに加点。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-04-29 21:30:18)
150.  プリズナーズ
目が離せない。 物語は、暴力的でありながら、一方で非常に静かに進んでいく。 動の父親と静の刑事のコントラストが見事だった。 多くを語らず、描かれない部分を観ている者に補完させるのがこの監督のやり方だと思うが、本作ではそれが終盤の緊張感を一層高めることにつながっていて心地よい。 ヒュー・ジャックマンとジェイク・ギレンホール二人も素晴らしかったが、ポール・ダノの彼らしい演技も見応えがあった。 長さを全く感じさせない、力のある映画。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-04-29 08:55:25)
151.  ボーン・アイデンティティー
アクション映画としての娯楽度はかなり高め。 巻き込まれるヒロインも強すぎず弱すぎず、ちょうどいい塩梅。 トレッドストーンという暗号名の響きも魅力的。 やっぱりこのシリーズ面白いよね。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-04-24 23:22:42)
152.  リミット・オブ・アサシン 《ネタバレ》 
イーサン・ホークが凄腕の殺し屋って、いくらなんでも無理筋では?と言う不安を一蹴するなかなかの殺しっぷり。 妻子を殺されたトラヴィスが、ターゲットである母子を組織を裏切って守り抜くという胸熱なストーリーのはずなんだけど、何せ最初に母親と寝ちゃってるから、今ひとつハードボイルドになり切れない歯痒さがあったかな。 しかし時々幻覚として登場する息子がかわいくて、その点はトラヴィスの気持ちに共感できる効果を充分果たしていた。 そしてまさかのルトガー・ハウアー。 ショットガンをぶっ放すシーンで初めて気づいたんだけど、海辺のシーンでは全くそれとわからず。 やはりアクションになると表情に気合いが入るのかな。カッコいいままのルトガーでなんか安心した。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-04-18 23:15:33)(良:1票)
153.  ジャック・サマースビー 《ネタバレ》 
タバコの葉がなるまでのワクワク感が尋常ではなく、その辺の演出が抜群にいい。 そしてローレルがキスしそうでキスしないサマースビーと見つめ合うシーンは、キスしたくてたまらないギリギリの演技が素晴らしい。 突如帰ってきた夫を疑わしく思うシーンから、相手を信じて愛し始めるシーンへと、彼女の美しさが増していくのが感じられて、ジョディ・フォスターが並みの女優ではないことを改めて実感できる。 肝心のストーリーだが、偽のサマースビーがもともと詐欺師だったということは、街の人達から集めたお宝を持ってトンズラする予定だったのだろうか。それなら、それを実行せずにタバコの種を持って帰って来たのは、ローレルと生きていきたいと思ったからなのか、人生を真っ当にやり直したいと思ったからなのか、その辺の葛藤が描かれていないのは残念。 それがないから、裁判でサマースビーであることを貫く彼の気持ちが理解できず、置いてけぼりにされた感じになってしまった。 本作の元ネタになったジェラールド・パルデュー版なら、そこら辺がうまく描かれているのだろうか。フランス版を観てみたい。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-03-27 15:42:11)
154.  女は二度決断する 《ネタバレ》 
もしあの夫婦が正しく裁かれていたら、残された母親は生きていけただろうか。 映画を観ている我々もカタルシスを得られた? いや、そんなはずはない。 テロのその後に救いなどあるはずがない。 どうしようもない、虚しさだけが残る。 それを痛感させられる映画。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-03-22 21:20:01)(良:1票)
155.  スリー・ビルボード 《ネタバレ》 
この先どうなるのか目が離せない筋立てだった。 署長、警官、母親のキャラクターがしっかりしていて、彼らと一緒になって悲しんだり、怒ったり、諦めたりができる上手い演出と配役。 署長が残したメッセージで、いけすかない警官が劇的に変化するのは少しやり過ぎな感はあるものの、暴走する若い警官のいい所を褒めて伸ばしてやろうとする署長の心意気に少し胸が熱くなった。 酒場の男が殺人犯であれば、カタルシスはあってもサスペンスとしては三流。でも、DNA鑑定の結果はシロ。 根底にあるのは、登場人物たちが、かけ違えたボタンを少しずつ直していくこと。 だから、たとえ真犯人が見つからなかったとしても、そのあとで寄り添える関係が大事。 屋根から投げられた兄ちゃんも、終始人から見下され、小男と呼ばれる男も、思いやりに溢れている。 殺伐としているけど、妙にあたたかい不思議な映画。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-03-21 10:40:22)
156.  リンカーン弁護士 《ネタバレ》 
面白かった。 ガメつい弁護士と思わせといて、意外に純。 だから彼の周りには魅力的な人物が集まる。 フランクも、運転手も、ハーレー乗りの軍団も、別れた妻も無駄のない配役。 そしてストーリーも法定物として納得の出来。 マシュー・マコノヒーって、こういうちょっとヤサグレ気味でいいやつっていう役がハマる。 いや、いい映画。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-03-14 20:36:38)
157.  マーティ 《ネタバレ》 
嫁姑の確執は世界共通、であろうか。 なんだかハリウッド版小津映画の雰囲気。 母親と叔母の二人が、ひとしきり息子は結婚すると豹変するという話をした後で、キッチンに入ってきたマーティが家を売るとか小さなアパートに引っ越そうと話し出すのには笑った笑った。 封切られた当時も、映画館が笑いで包まれたんだろうなあと、そんな想像もついしてしまう。 母親も友人も、モテないマーティがどこかへ行ってしまう寂しさから、訳もなくクララを嫌悪する所も上手い演出。 かかってこない電話を待って、テレビを観ながら涙を流すクララが不憫で、我に帰ったマーティがクララに電話するシーンで終わるのが少し残念。 その後が観たかったんだけどなあ。 しかし、あっという間の90分。
[DVD(字幕)] 8点(2021-03-08 00:25:55)
158.  蜘蛛の巣を払う女 《ネタバレ》 
スウェーデン版の続きなのか、ハリウッド版の続きなのか、よくわからないまま鑑賞したのだが、どちらにしても配役が全く変わってるからそこら辺はあんまり気にならなかった。 作品としては、非常に面白い映画。アクションあり、サスペンスありの娯楽大作。 だがしかし、悪を裁く女ハッカーには少し荷が重すぎる依頼。 世界中の核を意のままに操れるソフトを盗めなんて、それはジェームス・ボンドとか、イーサン・ハントとか、ジェイソン・ボーンがやる任務だよ。敵があまりに大き過ぎて、リアリティの面でちょっと萎えちゃう展開。 リスベットの魅力は、強いんだけど脆さもあるっていう所だと思うのだが、今回は双子の妹がを見捨てた過去に囚われる話。 この部分は、強気に出切れないリスベットの弱さが垣間見られてとても好印象。 ただ、前作のような映画全体に漂う薄気味悪さが無くなってしまったのは、非常に残念。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-02-28 18:27:04)
159.  ガール・ネクスト・ドア 《ネタバレ》 
登場人物のバランスが好み。 まず主役のトリオ。 イーライの絶妙なでしゃばり具合と、クリッツのふんわり感が素晴らしい。 途中から大活躍するケリーも、悪い奴だけど意外と憎めないのがちょうどいい。 主役のマシューが一番大したことないのは少し問題。妄想癖の部分をもっと際立たせたら彼自身の魅力につながったのかもしれないけど、少し中途半端かな。 そしてダニエル役のエリシャ・カスバート。 セクシーに振り切りすぎないキュートさを併せ持つ彼女にとにかく参った。 特に奨学金争奪スピーチの場面の彼女の表情がかわいらしくて最高。 ラストに向けて伏線を回収していく流れも素晴らしい。 意外といい映画。 それにしても、ポール・ダノっていい映画に当たるよなあ。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-02-24 21:42:30)
160.  サイレントヒル 《ネタバレ》 
映像が美しく、世界観が抜群に魅力的。 そして登場するクリーチャーも独創的で、気味が悪いことこの上ない。 少女の出生の秘密を探る謎解きの部分がもう少しきちんとしてたら、もっと映画に入り込めたと思うのだが、なんだかわかったようなわからないような曖昧さで、そこが残念。 キャスティングについては好きな俳優が揃っていて、個人的には大満足。 デボラ・カーラ・アンガーは、こういう怪しげで物悲しい役をやらせたら天下無双だし、ラダ・ミッチェルは戦う女性の代表格。面構えがかっこいいんだよね。 続編のリベレーションを観る前の復習として観たんだけど、十数年経てもなかなかいい映画だった。 切ないラストも嫌いじゃない。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-02-22 21:27:59)
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