1601. ザ・ワイルド
サメをクマに置き換えた「ジョーズ」を山版って感じだけど、狭い船内と大自然との違いが緊迫感の違いなのかな??? [地上波(吹替)] 5点(2006-10-29 22:40:21)(良:1票) |
1602. 容疑者 室井慎次
地位・出世に邁進する上層部、金の亡者の弁護士、正義と真実を求める室井、という構図は「あなたはどのタイプですか?あなたの大事なものはなんですか?」(まあ世間的な割合は3:6:1かな?って思うけど)と見ているものに訴えかけているようでまあ判りやすくていいのかな?で、室井を応援しながらも実生活では地位や出世や金のことばかり考えて生活している観客は、せめて映画の世界では正義と真実を求める主人公にズバッとやって欲しいわけですよ。で、この結末じゃ何となく残尿感が残るんだよね。 [地上波(邦画)] 5点(2006-10-23 02:31:50) |
1603. 男はつらいよ 寅次郎恋愛塾
島を出るまでの展開はけっこうよかったんだけどね。樋口可南子は結構好きな女優で期待したんだけど、本作品では存在感が今ひとつ。あと、平田満が目立ちすぎだな。沢田研二の場合は興行的に仕方なかったとしても、恋愛指南のパターンは盛り上がらないな。 <追記>14年ぶりに再見。マドンナが若すぎて応援にまわるパターン。中心テーマは所謂「インテリ批判(揶揄)」なのだろうが、内容的は過去作品の焼き直し的だし、不釣合いな2人が上手くいくという展開にも違和感がのこる。また、耶蘇教系の文化ギャップも過去にあったがマドンナにあまり信仰心が感じられず、不発に終わっており総じて凡作である。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2006-10-22 23:11:15) |
1604. ポセイドン・アドベンチャー<TVM>(2005)
TVの2時間枠(賞味100分?)でも冗長で退屈な感じがしたのだが(見ていて何度も「ごちゃごちゃ言ってないで、とっとと逃げろよ!」って突っ込み入れてしまった。)、オリジナルは180分???カットされた80分が気になるような、どうでもいいような・・・ [地上波(吹替)] 4点(2006-10-17 00:46:26)(笑:1票) (良:1票) |
1605. 交渉人 真下正義
《ネタバレ》 「新幹線大爆破」がモチーフと聞いていたので期待していたのだが、「新幹線大爆破」と比較してしまうと見劣りするなあ。導入は割りとテンポがよかったように感じるのだが、段々ダレていく感じ。結局、犯人像が明らかじゃないので盛り上がらないし、電車に客も運転手もいないからパニックにもならないし、ユースケは交渉じゃなくて、クイズのやり取りしてるだけだし、謎解きもネット検索してるだけだし、木島というのは何もしていないというか邪魔なだけだし。高倉健・宇津井健・丹波哲郎・千葉真一等々と比較すると明らかに役者不足で、チープになってしまうな。 [地上波(邦画)] 4点(2006-10-15 03:26:39) |
1606. 80デイズ
ジャッキーは体がよく動くね。娯楽作品としてはまあ普通のレベルなのでは?確かに吹き替えには難ありだと思うが。 [ビデオ(吹替)] 5点(2006-10-10 00:33:44) |
1607. 男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎
《ネタバレ》 冒頭の登との出会いから別れまではカッコよくてよかったんだけどねえ。東映と松竹の渡世人対決も悪くないと思うけどね。それにしても、寅さんに対するあの態度は何だ!私は中原理恵をマドンナとは認めない。とらやの食卓のマドンナ席にも座らせてもらってないし、とらやの面々も認めていないと思われる。終わり方も酷すぎる。 <追記>14年ぶりに再見。好意的?に見れば、シリーズに底流するテーマである「ヤクザな暮らし」か「地道な暮らし」を様々な登場人物を通して多面的な角度からクリアに対比表現しているのである意味わかりやすいと言えばわかりやすい。が、中原理恵はシリーズ最低のどうしようもない女である事に変わりはない(もちろん演者に非はない)。他方、寅さんは総じて「渡世人」らしく、粋でカッコよかったのが救い。タコ社長への「労働者を搾取したそのお金でハワイへ新婚旅行へいく娘さんもあれば、ネグラのない小鳥のように夜露に打たれてないている娘もある。世の中さまざまだなあ」という台詞はシリーズ屈指の辛辣かつ痛烈な一撃であり皮肉でもある。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2006-10-08 02:29:35)(良:1票) |
1608. アラビアのロレンス
ビデオで見たせいか、映像に関して特に感じるものはなかった。元々映像には余り興味が無いってのもあるけど。CG使ってないてのは努力賞として認めるけど、見る側としては使ってようがいまいがあまり関係ない感じ。主人公にも共感する所はないのだが、実話という事で、同じ人間として生まれてきて、なんて自分は怠惰な生活をしているだろうとちょっと憂鬱になるな。 [ビデオ(字幕)] 5点(2006-09-29 02:36:51) |
1609. 男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎
《ネタバレ》 啖呵を法話にしてしまう寅さんは凄いな。博の兄弟は第8作で寅さんにあってるのに、なんで寅さんに気がつかないの?あの顔を忘れるとも思えないのだが。ラストで私が「寅さんまた逃げちゃったよ」って言ったら、一緒に見ていた妻が「誰かさんと一緒だね」だって。オイオイ俺は(逃げたいのガマンして)結婚したぞ!寅さん坊主修行が耐えられずに身を引いたようだが、別に坊主にならなくても一緒になれたんじゃないの?朋子は元々インテリと結婚してたわけだしさ。今回の寅さんの逃げはちょっと解せないなあ。それにしても社員の遺産金で設備投資する朝日印刷は大丈夫なのか? <追記>14年ぶりに再見。寅さん坊主修行が耐えられずに身を引いたのではなく、そもそも結婚する気がなかったんだな。結局、寅さんは全作を通じて「結婚生活の妄想まではOKだけど最終的には結婚はしたくない」というフーテンとして譲れない大前提があるから、これは相手がホンキで結婚を意識する所までいっちゃうと見方によっては相手の気持ちを弄んでいるだけだし卑怯にもなる。高梁での寄宿生活がそうさせてしまったわけだが、朋子がインテリにコリゴリしていたというのも寅さんを好きになる要素としては大きかっただろう。全体的にはよい作品だとは思うが、名場面とされるラストシーンでの逃げ方はいくらなんでもちょっとヒドイんじゃないの?と思ってしまい素直に高評価はできない。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-09-24 04:01:24) |
1610. コーラスライン
オーディションってのは羞恥心を捨てて、ある程度自分をさらけ出さないといけないものなのかもしれないけど(前に三上博史が寺山修二にパンツ脱がされたまんまずっと立たされたって話を聞いたことがある)、それを連荘で映画で見せられてもねえ。余り気分は良くないんだよね。次第に飽きてきて、なんか段々どうでも良くなってきて(お前のサプライズなんてどうでもいいっつーの!)。ミュージカルのお気楽部分とオーディションの真剣さってのもなんかアンマッチな感じだし。 [ビデオ(字幕)] 4点(2006-09-23 16:20:37) |
1611. 掠奪された七人の花嫁
《ネタバレ》 誘拐されて、山奥の雪の中で監禁されて、でも好きになっちゃう。ミュージカルとは言えあまりにもお気楽な展開?それとも閉じられた世界ではこうなっちゃうのが必然なのかな??? [ビデオ(字幕)] 6点(2006-09-23 16:01:39) |
1612. ワイルド・スピード
正真正銘のヤンキー映画? [地上波(吹替)] 5点(2006-09-21 21:21:47)(良:1票) |
1613. 男はつらいよ 旅と女と寅次郎
《ネタバレ》 ローマの休日のパクリとの事ですが、王女のプライベートを新聞ネタにしようとしたG・ペックと、初めからそんな気はサラサラ無い寅さんを一緒にしちゃいけませんよ。 <追記>14年ぶりに再見。著名な歌手と旅した事をマスコミに言うわけでもなく身内にも明かさない。あらためて寅さんの心意気を感じる。終盤で、有名人に大騒ぎの隣人達とは対照的に、寅さんを中心としてとらやの面々が家の中から京はるみの後姿をひっそりと眺めているのは、とらやの面々の性格がよく出ている象徴的なシーンで、特にその時の寅さんの所作や表情は何とも言えない味わいがある(ここで、さくらは惚れてたと気がついたのか?)。冒頭で寅さん相手に満男が活躍する「運動会騒動」も必見。まだこの頃の満男は「叔父さん」を煙たがっており、懐いているわけでもないし、親しみもないのが分かる。最後、寅さんは別れを告げにさくらの家までやってくるが、この展開は少々不可解。『寅次郎わが道をゆく』のように、京はるみが歌っている間にひっそり旅に出た方がカッコよかったような気もするが。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-09-17 22:06:49) |
1614. X-MEN2
ハリポタよく知らないけど、2はややハリポタっぽい印象。なんとなくね。 [地上波(吹替)] 5点(2006-09-17 21:54:54)(良:1票) |
1615. X-メン
要は人種差別問題を隠喩してんのかな? [地上波(吹替)] 6点(2006-09-17 21:41:09) |
1616. スウェプト・アウェイ
んー歪んでいるというか、コレが人間の本性というべきか・・・。結局、金と力と環境で愛情も変わるって事なのかな?って感じもするけどね。最後に指輪を買っちゃうところが物悲しいなあ。 [地上波(字幕)] 6点(2006-09-17 14:21:30) |
1617. ミュージック・フロム・アナザー・ルーム
ジュード・ロウと寅さんを比べるのもどうかと思うけど、「男はつらいよ」ばっかりみてると、こういう恋愛映画はなんか受け付けなくなるな。 [ビデオ(字幕)] 5点(2006-09-16 14:36:14) |
1618. 男はつらいよ 花も嵐も寅次郎
《ネタバレ》 今は無き谷津遊園が舞台ですね。「無くなるモノ」好きな山田監督がTDLによる閉園に合わせて撮影したものと思われます。子供の頃に何度か行ったので懐かしいです。30回記念作品という事で沢田研二が目立ってしまって、寅さんの出番がやや少ないのが物足りないです。 <追記>14年ぶりに再見。あらためて見ると、寅さんは冒頭の三郎の告白により応援する側にまわったものの、結局はマドンナに惚れてたという事だろう。男は顔ではなく心(しゃべり?)であるという微かな自信もあったのだろう。すなわち、三郎青年が振られる事をどこかで期待していたと思われる。でなければ、2人が結ばれて素直に喜ぶハズであり、あんなに残念そうにするのは変である。そういう寅さんの心の闇みたいなものが最後のさくらとの別れシーンで判明したように思えた。ただし、蛍子と三郎の交際過程は殆ど描かれないし、寅さんも単なる応援者のように描かれてしまっているので、全体的には盛り上がりに欠ける。田中裕子の妖艶さと清楚さを併せ持つ魅力でカバーしているといった印象。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-09-10 21:34:40) |
1619. 下町の太陽
んー言いたい事はわかるんだけどね。なんか粗削りな感じがするね。基本的にはサラリーマン否定が軸なんだろうけど。サラリーマンの最大の関心事は出世であり、それを否定したらどうにもならない。世間の大半は道夫のような側面を持っていると思う。皆自分がかわいいし。工場の労働者を擁護したい気持ちもわかるが、その多くは自分の仕事に満足しているとは思えず、設定がやや極端というか無理があるような。時代背景もあるだろうけど。でもサラリーマンとして組織の歯車となって終わりなき日常を繰り返すのが今の庶民感覚なんだよね。時代劇もいいけど、サラリーマンものに取り組んで欲しいな。 まあ「つりバカ」がそうなのかもしれないけどね。 [ビデオ(邦画)] 5点(2006-09-10 21:26:05)(良:1票) |
1620. 男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋
《ネタバレ》 私は人生ってのは「出会い」と「タイミング」で決まると思っている。それだけ映画における出会いのシーンというのは重要に感じているのだが、冒頭の寅さんと片岡仁左衛門の出会いのシーンを見て、「こりゃ奇跡だな」と思わず呟いてしまった。 <追記>14年ぶりに再見。やはり冒頭の出会いのシーンはホレボレする。シリーズ屈指の名場面だと思う。寅さんはこれだけ粋でカッコイイ立ち振る舞いが出来るのに、マドンナ相手には逃げてしまう。そして、本作ではさくらに代わって満男が寅さんのサポート役になるわけだが、マドンナとは『北の国から』の親子じゃないか!で、「おまえもいずれ恋をするんだな、あーあ、可哀想に」という、その後を予見させる名台詞が飛び出す。しかし、寅さんは満男の前で自分の不甲斐なさに涙をこぼすという叔父さんらしからぬ行動をする。結局、寅さんは旅先では自立した優しく気ままな自由人ではあるが、柴又に帰ると家族に甘えてしまうある種束縛された依存的人間であるというコントラストをマドンナによって暴かれて指摘されてしまう事になる。ここまで寅さんの本性を曝け出させて鋭く見抜いたマドンナは稀有である。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-09-04 02:10:38)(良:1票) |