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目隠シストさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2260
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 お世話になっております。
只今『真・女神転生VV』攻略中のため新規投稿お休みしております。

2024.6.28


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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161.  ユージュアル・サスペクツ
もし、今この文章をお読みのあなたが、何か面白い作品をお探しでここにたどり着いたのだとしたら、そしてこの作品についての情報を一切お持ちでないのだとしたら、あなたはきっと、幸せ者です。
[DVD(字幕)] 8点(2006-05-16 17:51:37)(良:1票)
162.  アルマゲドン(1998)
友人から「絶対感動する」と薦められた作品です。ストーリーは隕石が地球に激突し人類が滅亡するのを阻止するため、宇宙に向かう掘削(穴掘り)屋の活躍を描いたものです。一般人が主人公であるため、共感し易いです。次から次へと襲い来る試練は正直やりすぎというか現実感に欠けますが、娯楽性を追及した場合、これくらいでよいのかもしれません。個人的には「俺にまかせとけ」とか「俺を信じろ」のような台詞を吐く主人公は嫌いなのですが、物語の勢いで許せてしまいます。映像面(隕石による都市破壊や宇宙でのミッション)に目をみはるものがありますが、真の見所は親子愛の部分です。物語終盤の主人公と娘、そしてその恋人との台詞にはベタだと思いつつ、ぐっと来るものがあります。内容のわりに軽い感じは否めませんが、これから娘を嫁がせる父、嫁ぐ娘さんはきっと感じるものがあると思います(ちなみに前出の友人も結婚間近の娘さんでした)。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-15 17:49:14)
163.  メン・イン・ブラック
トミー・リー・ジョーンズの渋い魅力とウィル・スミスの軽いノリの組み合わせが絶妙です。今観かえしてみると、CGの技術は弱いなと感じますが、人間生活に溶け込んだ異性人の描写は面白いです。地球の危機に軽いノリで立ち向かう主役2人。観客も軽いノリで鑑賞できる娯楽SFです。
[DVD(字幕)] 6点(2006-05-14 23:35:20)
164.  スーパーの女
伊丹節炸裂の一般大衆向け日常型娯楽作品だと思います。スーパーという身近な題材を娯楽作品に仕上げた手腕は見事だと思います。伊丹監督を好きという訳ではないのですが、こういう暇つぶしに安心して観られる(これは真剣にホメ言葉です)作品は貴重です。終盤のカーチェイスのくだりは取って付けた感がありますが、監督の娯楽作品への姿勢(観客を楽しませようという気持ち)が観てとれる気がします。社会勉強の一環としても観る価値のある作品です。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-05-13 22:44:46)(良:1票)
165.  もののけ姫
監督初期の代表作『風の谷のナウシカ』同様、氏のライフワーク”自然と人間との共生”をテーマとした作品ですが(フォーマットまでほぼ一緒)、切り飛ぶ腕や首といったハードな描写や、ほのぼの要素を一切排除した骨太な演出技法を鑑みるに、完全に大人をメインターゲットとした作品と言えそうです(正確には子供無視)。個人的には『カリオストロの城』のような全方向型エンターテイメント作品こそ宮崎監督の魅力が最大限発揮されるジャンルと考えますが、作家である以上作品を通じて自身の主義主張を表現するのは真っ当な行為と言えるでしょう。あまりに理想主義が過ぎるため、私個人の信条とは相いれない部分もありますが、自然賛歌であり人間賛歌として高い完成度を誇るため、監督の説教も抵抗感なく聞き入れることができます。最後に気になった点をひとつ。「おわり」で締めくくるのですが、この言葉はそぐわないと感じます。監督お得意の「おしまい」よりはマシですが、子供を置きざりにしたつくりなら最後はやはり「完」でしょう。細かい指摘ですいません。
[DVD(邦画)] 8点(2006-05-13 11:07:45)
166.  七人のおたく cult seven
「おたく」という言葉が流行っていた頃の作品です。7人のおたくがそれぞれの分野の知識や技能を生かして、奪われた赤ん坊を取り返すというお話です。甚だおせっかいというか、ほとんど犯罪というか、結構無茶な展開です。しかし企画もの芸能人映画として、なかなか面白いです。当時、ウッチャンナンチャンのラジオ番組のリスナーだったため、思い出の作品です。
[地上波(邦画)] 6点(2006-05-12 19:53:22)(良:1票)
167.  セントラル・ステーション 《ネタバレ》 
駅で代書屋を営むドーラ。ある事情から、母親を亡くした少年ジョズエを遥か遠方に住む父親のもとへ連れて行くことになります。ブラジルの社会や生活を感じられる心温まるロードムービーです。(以下ネタバレです)投函を依頼された手紙を破り捨てるドーラは善人とは言えません。しかし、手紙を棚へしまい込むところに良心の呵責が見て取れます。成り行きとはいえ、ジョズエと旅したことも同様です。代書屋として他人の人生を垣間見るうちに、また父との関係、孤独な生活の中で擦れてしまったであろうドーラの心。ジョズエとの旅で徐々に癒されていきます。旅の途中、今までなら捨てていた手紙を投函する場面や、ずっと自分の為の(言い訳としての)嘘ばかりついていたドーラが、ジョズエを思いやってつく嘘に心の変化が現れています。ラストで明らかになる事実、二つ並んだ手紙に、人生の機微を感じずにはいられません。ラストで記念写真を覗く2人の姿に自然と涙が溢れてきます。たまたま交差しただけのドーラとジョズエの人生。しかしそれは数多くの人生が行き交う「セントラルステーション」が生んだ小さな奇跡だったのではないでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2006-05-11 17:54:18)(良:2票)
168.  ブレイド(1998)
主人公が吸血鬼狩りをする理由、主人公の苦悩なども作品中で描かれますが、それはあくまでおまけです。本作の魅力はなんと言ってもアクション!刀で吸血鬼をばったばったと倒しまくるところが最大の見所です。吸血鬼を倒したときのあの“プシャー”と消える感じはまるでゲームです。刀に隠されたギミックもなかなかツボを押えています。よく考えると桃太郎侍とあまり変わりませんが、なかなか面白いアクション作品です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-09 17:59:20)
169.  紅の豚
宮崎駿監督が自らを描く場合、時々使う豚がそのまま主人公となった本作。何故豚を主人公にしたのでしょうか。見た目全然かっこよく無い豚。ところが作品中ではとてつもなくかっこよく見えます。あの声はほとんど反則技です。かっこよくない豚=さえない中年(監督自身も含めて)を、見た目だけで判断するな、人生長く生きてきたってことはそれだけでカッコイイんだと言いたかったのかもしれません。豚を主人公にするあたり実に宮崎監督らしいチョイスですし、豚の方が逆に照れくさく無く物語を進められるのもわかります。アニメである以上、子供受けという点も計算に入れなければならないことも判ります。それを承知で言いますが、普通の中年のおっさんを主人公にして勝負して欲しかったです。やっぱり豚キャラを主人公に据えるのはずるいと感じてしまいます。それでも、メッセージに押し付けがましさが無く清涼感の残る佳作だと思います。
[ビデオ(邦画)] 8点(2006-05-06 02:44:34)
170.  ラヂオの時間
メディア関係者が見た場合、「そんな奴いないだろ」というツッコミが入りそうなくらいベタな業界人がわんさと出てきます。そのため、観客はイメージし易く、すんなり物語の世界に入れると思います。ストーリーは、ラジオの特性を生かしたドタバタをお馴染みの三谷節で魅せます。自分はAMラジオが大好きで、今でも番組を録音して聴くくらいなので、ラジオ業界が取り上げられただけで嬉しかったです。あえて「ラヂオ」というタイトルを付けるあたりが、古き良き時代の主役だったメディアとしての郷愁を誘います。
[DVD(邦画)] 6点(2006-05-05 01:12:24)
171.  ロスト・ハイウェイ
誰にでもわかる作品は素晴らしい。誰にもわからない作品に価値は無い。本作は後者に近いと思います。しかし、「わかるかもしれない」「わかりたい」と思わせる魅力があります。これは重要です。ある人が松本人志の笑いを「俺にしかわからないと思わせる誰にでもわかる笑い」と称していました。これは凄い褒め言葉です。デヴィッド・リンチ作品も同じだと思います。『マルホランドドライブ』はそのさじ加減が絶妙で、本作は行き過ぎていただけのことです。たまに観返して、ワケわかんなくなりたい。
[DVD(字幕)] 7点(2006-05-03 12:08:10)(良:1票)
172.  インデペンデンス・デイ
最初の鑑賞は劇場の大スクリーン。その時の感想は、「とにかく映像はスゲえ!でも大味だなあ」というもの。その後もテレビやDVDで何度も観賞しましたが、感想は変わらず。根底にある“アメリカ万歳”というメッセージも、だんだん鼻に付くようになりました。脚本は上手いとは思いません。でも、こういう映画って在り難い。絶対に必要だと思う。金にモノを言わせた映像美。CG、特撮使い放題。2時間だけ別世界に連れて行ってくれる極上のエンターテイメント性。ハリウッドの超大作には、それがあります。気力が消耗しないから、何度も楽しめる。こんな映画が劇場から消えてしまったらきっと寂しい。こういう作品をきちんと評価したいと思うようになりました。金がかかっているほどバカ映画は輝く。皮肉ではなく、称えたいと思います。(2008.2.21 6点→7点へ修正)
[映画館(字幕)] 7点(2006-05-02 20:08:46)
173.  クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険
自分も「オトナ帝国」「戦国大合戦」からクレしん映画に入りました。そのため本作には「本来あるべきクレしん映画」というものを見せてもらった気がします。構成自体はまさしくオトナ帝国のそれですが、こちらは純粋に子供が楽しめる作品だと思いました(大人ももちろん楽しめます)。ここぞという場面で思い切りギャグに走るあたりも非常に好感が持てました。あと、映画シリーズおなじみの芸能人ですが、本作の雛形あきこさんは違和感なく物語に溶け込んでおり(意味のある登場の仕方)、その点でも良かったと思います。清々しい気持ちになる作品はいいものです。
[ビデオ(邦画)] 8点(2006-04-30 18:05:06)
174.  ブレードランナー/ディレクターズカット<最終版>
以前から観たいと思っていたのですが、やっと観ることが出来ました。今観ると多少の違和感はあるものの、作品の持つテイストは十分に近未来の雰囲気を醸し出しています。公開年度を考えるとこの作品が如何に凄い作品だったかが判ります。自分は他のバージョンを観ていないため、あくまで本作のみの感想になりますが、思っていた以上にヒューマニズムに溢れる映画という印象です。ただ淡々とストーリーが進むため退屈に感じるかもしれません。全体的に説明不測の感は否めませんが、かえって脳内補完をすることで作品に深みを与えている気がしました。切ないラストも好みです。見直すごとにいろいろな発見がありそうな作品だと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2006-04-22 13:40:30)
175.  シンプル・プラン
たまたま見つけた大量の現金。主人公は警察に届けることを主張するが、一緒に見つけた兄と友人はネコババしようという。始めは拒否していた主人公だが…。この作品は下手なホラーやオカルトより遥かに怖い。悪い方悪い方へ転がっていく様が実にリアルに描かれています。もし自分が主人公の立場だったらと考えると本当にぞっとします。誰の人生にもこのような落とし穴がぽっかり穴を開けて待っているかもしれません。観て楽しくなるような作品ではないので、鑑賞の際は精神的コンディションを整えてご覧になることをお勧めします。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-22 02:02:30)(良:2票)
176.  CUBE
奇妙な立方体の中に放り込まれた男女。何故自分はここにいるのか?ここは一体何処なのか?スクリーンの前の観客にさえ何の説明もないまま物語、いやゲームは進んでいきます。張り巡らされた巧妙な死の罠に次々と命を落とすプレイヤー。試行錯誤のうえ、脱出の手がかりを掴んだプレイヤーたち。果たして無事この立方体(CUBE)から脱出できるのか?!直感的に「これは面白そうだ」と思いましたが、その予想は裏切られませんでした。終始閉鎖空間でストーリーが進むため、常に緊張感があります。また、ゲーム的要素が強かった本作がいつしか極限状態の人間心理を描いたドラマへと移り変わっていく様も見ものです。低予算でもアイデアひとつでこれだけ面白く作れるという見本のような作品。この物語の始まり方を考えれば、これ以外考えられないというラストも良いです。
[DVD(字幕)] 7点(2006-04-21 18:23:53)
177.  ギルバート・グレイプ
夢を持つことは素晴らしい。青年は夢に向かって進むべきだともいう。だが本作の主人公は違う。きっと彼にも夢はあっただろう。何もかも捨てて夢を追う選択肢もあったはずだ。しかし彼はそれを選ばなかった。知的障害のある弟、病的肥満の母親が彼の足かせになったのだ。昨日と変わらぬ今日を生き、今日と変わらぬ明日を生きる。その繰り返しの毎日。そんなある日、旅の途中の少女と彼は出会った。自由に生きる少女。彼女に惹かれたのは必然だったのかもしれない…。彼女との出会いが、彼の心を少しづつ自由にしていく。だからといって彼の足かせが無くなる訳ではない。これからも現実と折り合いをつけて彼は生きていくのだと思う。ただラストシーンの彼の笑顔を見ていると、きっと今日と違う明日が待っている。そういう気がしました。 
[DVD(字幕)] 8点(2006-04-20 23:26:53)(良:1票)
178.  トータル・リコール(1990)
原作未読のうえでの感想です。この作品は高校時代に初めて観ましたがTV放送のたびに何となく見てしまいます(コマンドーとかシュワの作品には何故かそういうのが多いです)。ストーリー自体は典型的な近未来型SFの趣きなのですが、物語の解釈の仕方が2通りに出来る(自分はそう感じました)、なかなか面白い作品です。ちょっとグロイ表現があるので、そういうのが苦手な人や、SFにある程度の現実味を必要とする人には向かないかもしれませんが、気楽に観られる冒険活劇SFです。
[地上波(吹替)] 6点(2006-04-19 18:28:28)
179.  ストレイト・ストーリー 《ネタバレ》 
自分はこの話を美談だとは思いません。老人が一人で長旅をする。それもトラクターで。結果無事にたどり着けたから良かったようなものの、そうでない可能性のほうが大きかった。その時に家族や周囲の人々に及ぶ非難や苦労を考えると、手放しでこの話を肯定する気にはなれません。しかし、それでもなお、自分はこの物語が好きです。正確には主人公のアルヴィン・ストレイトが好きなのです。アルヴィンは“自分の力で行く”ことに決めました。金銭的な制約があったにしても、もっと楽な方法が他にあったはずです。でも“自分の力でいく”ことが重要だった。そこにあったのは、自分の力を確かめたいという気持ち、兄に対する誠意、あるいは単純にトラクターの旅は楽しそう、だったかもしれません。でも最終的に決断したきっかけは、止めておけという周りの声に対する“意地”だったと思います。大人気ない。でも人間には意地がある。馬鹿げたことかもしれません。褒められた話でもありません。でも小利口な人間ばかりが得をし、意地やプライドが感じられない今の世の中を考えると、こんな意地っ張りがいてもいいと思います。頑固な爺さんが愛おしい。(実際、リチャード・ファーンズワースはすごくチャーミングです。)自分はこんなに素敵な爺さんになれる自信はないけど、こういう年の取り方をしたいと思います。あまりに美しい星空がいつまでも心に残るロードムービーでした。
[DVD(字幕)] 9点(2006-04-18 18:17:48)
180.  ガタカ
この作品を「スタイリッシュな映像」という言葉で表現をすることがよくあります。確かにその通りなのですが、これだと単なるオシャレ系の作品と思ってしまい、敬遠される方がいるかもしれません(実際自分がそうでした)。また、SF作品としては突っ込みどころが満載です。時代とテクノロジーの設定に関しては、かなり粗さが目立ちます。しかし、これは些細なことです。この作品の持つ真の魅力は、「人は何のために生まれてくるのか」という人間が持つ根源的なテーマを、美しい映像と深みのある音楽、そして何より緊張感あるドラマで描いている点にあると思うからです。鑑賞後、切なさを含んだ複雑な感情を呼び起こす、素直に観て良かったと思える名作です。
[DVD(字幕)] 9点(2006-04-17 17:35:23)
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