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Balrogさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 730
性別 男性
年齢 34歳
自己紹介 初心者です。7点を中心に見事な二次曲線を描く点数分布。しかし映画の評価は点数に還元しきれぬもの。点数と心中の差をいかにレビューで表現できるか。とはいえ適当なレビューも多数(笑

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161.  ダイアナの選択 《ネタバレ》 
銃乱射というテーマの社会派映画と思いきや、そうではない。あのポール教授の講演会に若いダイアナが出席しているところで「あれっ」となりました。結局二人のダイアナは平行して存在していたということなのかな? しかしそうだとするとあまりに偶然の一致が多すぎるという不満があるし、あれらが同じ日の出来事なら追悼式やエマの失踪も説明できない。そうするとやはり若きダイアナの妄想という夢オチか? ラストシーン近くに実はダイアナが撃たれていたことが分かるから、その刹那で考え出した妄想というのが妥当なのかもしれない。でもそうだとするとラストシーンのあの繰り返しは何なんだ? 冒頭とつながっている、という構成か。って一人で納得してしまいましたが、色々凝ってるわりにそんなに楽しくないのは、オチが特に驚くほどでもないし面白いわけでもないからでしょう。二回観ようという気には全くならない。むしろ特筆すべきは映像美かな。
[映画館(字幕)] 6点(2009-08-10 20:17:14)(良:1票)
162.  BOY A
普通の作品。このタイトルは日本でいえばいわゆる少年A。「加害者の人権」という意味ではすごく伝わるものはあったけど、薄っぺらなような……。仮に新たな人生を歩んでいたのに社会によって抹殺される怖さというものを描きたいのならもっと後半を重点的に描くべきだし、どうも全体としてさらりとしか描かれていない気がします。これを観ながら神戸の事件を思い浮かべました。
[映画館(字幕)] 5点(2009-08-10 20:09:07)
163.  A2
前作のような衝動というか、いい意味での雑さが無くなり、かなりスマートな作品になっています。森氏に余裕が感じられて、信者に投げかける質問も厳しくなっています。しかし身体ごとぶつかっていったような前作の方が重みがあったと思います。前作は荒木氏という人物に焦点を当てていましたが、本作は多くの指摘があるように、どこか滑稽さを強調している気がします。そして多数者の強さというものを改めて感じました。
[DVD(字幕)] 7点(2009-07-24 17:46:58)(良:1票)
164.  ジョゼと虎と魚たち(2003) 《ネタバレ》 
見終わって最初に思ったのは「意外と普通の恋愛映画だったな」ということ。悪い意味じゃないです。妻夫木演じるツネオはジョゼのことを好きになったわけだし、ジョゼも好きだった。障害者ということも含めて、一つの個性として好きになったんだと思う。しつこいほどのラブシーンはそれの表現じゃないかな? ただ最後にツネオは逃げた。さめたって程ではないけど…やはり「逃げた」が正しい表現だと思います。個性だった障害が重荷になったんだろうなぁ。実家に連れて行く、といいつつ「ひるんだ?」と弟に言われて無言で電話を切ったシーンがそれを象徴してるんじゃないかなと思います。確実にひるんでます。最後に元カノとヨリ戻している描写もあるし、ツネオを最低な男だなーって非難するのは出来るかもしれないけど、恋愛はさめちゃうこともあるんだなっていうこと。でも実際ツネオは最低だと思います(笑)  ただそういういろんなことを自分で理解してるからこそ、最後彼は号泣するんだろう。あの涙は上手い。いろんな感情を爆発的に表現しています。  「結婚なんてあり得ない」とか言っていたジョゼ。「いつかは別れる時がくる」と思いながら、一時のデートを思う存分楽しんでいるジョゼ。覚悟を決めながら恋愛してたんだなぁと思うと悲しくなります。海で写真撮るシーンもどことなく顔が悲しそうだったのは、別れを予感したからかもしれません。「いつかあんたがおらんようになったら、迷子の貝殻みたいにひとりぼっちで海の底をコロコロコロコロ転がり続けることになるんやろ。」ってのもラブホで言ってたし、彼女の哀しいけれどそう考えなければ生きていけない人生観がにじみ出ていました。でも最後のシーンでは何となく希望が見えます。一つの恋愛を通して成長していく、という一種普遍的なテーマを変わった角度から眺めた良作です。
[DVD(字幕)] 7点(2009-07-12 18:42:08)(良:1票)
165.  少林サッカー
最初は面白かったけど、飽きました。バカなことを本気でやってるのは面白いけど、それだけっていうのも芸がないかな。
[DVD(字幕)] 4点(2009-07-06 23:25:40)
166.  たそがれ清兵衛
普通に観れました。普通でした。雰囲気はあるんだけど…。
[DVD(字幕)] 5点(2009-07-06 23:23:40)(良:1票)
167.  ダンサー・イン・ザ・ダーク
ビョーク!! ラーストフォントリアー恐るべし。
[DVD(字幕)] 8点(2009-07-03 01:07:58)
168.  プラダを着た悪魔
思い出の映画です。メリル・ストリープとアン・ハサウェイが良い。基本はサクセス・ストーリーなんだけど、ファッションがいろいろ見れて映像でも楽しめます。
[DVD(字幕)] 7点(2009-07-02 00:27:47)
169.  アフタースクール
これを観てから「運命じゃない人」を観ればよかった。面白かったけどね。
[DVD(字幕)] 6点(2009-07-01 23:13:06)
170.  クラッシュ(2004) 《ネタバレ》 
とりあえず巧いってのが先にくるけど、マット・ディロンには全く共感できず……。なんであんな感動的に描くのかわかりません。全くの悪人ではないというのは判るけど、許されないことをしたと思います。むしろ黒人を射殺してしまうエピソードのほうがなんか同情できました。あの辺かなり巧いです。人種差別といえばスパイク・リーの専門分野みたいな感じがありましたが、作品賞をとるほどのクオリティは十分です。
[DVD(字幕)] 7点(2009-06-30 01:24:05)
171.  グラディエーター 《ネタバレ》 
命を見せ物にするという非情さとそれに興奮する民衆の愚劣さ、そしてそれを覚悟しているグラディエーターたちの哀しさというのを感じました。ただガス抜きとしてのいわゆる「パンとサーカス」というものは当時の為政者にとって必須のものでありました。結局は時代の産物です。とかローマのことを色々調べたことがあるので必要以上に考えてしまいます。 ストーリー自体は単純(でもないか?)なのですが、一応ちゃんと矛盾無く成り立ってます。でも陳腐。それと戦闘シーンやコロセウムのシーンなど、肝心なところで明らかなCGは萎えます。その戦闘シーンもめまぐるしく視点が動いて何が何だかわからん。一つ一つの戦闘も別に特別なわけではなく、音楽や勢いで凄く見せているだけじゃないか? 別にジャッキー・チェンみたいなことをやれとは言わないけど。 なんといっても皇帝が出てくるのはいくらなんでも有り得ない。ストーリーをまとめるためとはいえ、きつい。既視感もすごい。  ただ屈折した愛情を表現したホアキン・フェニックスと、マキシマス役のラッセル・クロウは上手い。ラッセル・クロウなんて最高だった。道理でオスカー取ったわけですね。作品賞は微妙。悪くはない映画だけど。にしても「I am a GLADIATOR」は鳥肌。
[DVD(字幕)] 5点(2009-06-29 10:56:49)
172.  ティム・バートンのコープスブライド
うわっ映像きれいー。っていう印象。ストーリーはナイトメアほどの独創性があるわけでもなく、意外と普通。でも楽しめます。この系統のアニメがまた製作されたらストーリーは別にしてまた観ちゃうだろうな。ジブリ的な流れで。
[DVD(字幕)] 6点(2009-06-29 10:49:50)
173.  愛を読むひと 《ネタバレ》 
戦後のいわゆる「ナチ狩り」を題材に描いた恋愛映画なわけですが、ドイツのホロコーストや、その後のユダヤ人達による過酷なナチ狩り(たとえばアイヒマンはアルゼンチンに逃げていたがイスラエルの諜報部によって不法に拉致され、死刑にされた)という背景を知らないと理解が難しい映画かもしれません。まずマイケルとハンナどちらにも感情移入できない所が映画にのめり込めない一つの原因でした。ハンナを許すことは到底出来ないし、かといって愛する人のために何もしないマイケルにも共感することが出来ません。その為にマイケルのする行為、例えば有罪確定後にわざわざまた朗読テープを送ったり、そうかと思えば出所後には世話はするけど決して親しくせずに一線を引いたり、ハンナが自殺した後に茶缶を届けに行って脈絡のない話をしたり、などが説得力のあるシーンではなくなってしまいました。また、ハンナが文盲であったということは観客には何となく途中で判り、それが大きなポイントになるであろうことは予測できるのに、映画の中ではさほど大きな意味を持つように見えなかったのも残念です。判決が大きく変わる事柄にもかかわらず「恥ずかしいから」という理由で筆跡鑑定を拒む心理が判りません。文盲である背景や、それについてのエピソードをもっとからめれば面白かったかもしれません。
[DVD(字幕)] 5点(2009-06-29 00:03:55)
174.  バーン・アフター・リーディング
コーエンく兄弟のコメディとは肌が合いません。「レディ・キラーズ」のほうがまだ良かったくらい。全然面白くない。ブラピのコミカルな動きは面白かったけど。 「あーこの女優はファーゴに出てたなー」とか関係ないことばかり考えてしまいました。
[映画館(字幕)] 4点(2009-06-25 00:35:26)
175.  転々
 三木ワールド。オダジョーと三浦友和との相性が良いし、小ネタも笑える。これこそ真骨頂。こういう俳優使うのうまい。  「亀は意外と速く泳ぐ」でいまいち消化不良だったのがうまく解消されて、すっきりした感じです。  でもそんなに書くことがないという……(笑) 別にだからといってつまらないというわけではなく、とても面白い作品でした。  ギター弾きながら歩く人が印象的。
[DVD(字幕)] 6点(2009-06-21 22:24:16)
176.  ブエノスアイレスの夜 《ネタバレ》 
 んー。ストーリーが唐突過ぎます。この映画が現代のオイディプス王であることは間違いないし、制作者もそれを意図しているんだろうけど、父殺しがあまりに無理矢理。殺す理由が全くないにも関わらず息子は銃を抜き取って普通に撃ってる。モノのはずみでもなんでもない。  母親の件も何がなんだかわからないけど、持って行き方は上手い気がする。妹がとにかくウザい存在で、出しゃばりすぎで邪魔。進行役としての役割を彼女に担わせすぎでした。もうちょっと上手に展開して欲しかった。ただその妹、母親やあの医者の立ち位置もよく分からなくて、結局ぼんやりしたことしか把握できませんでした。  オイディプス王では、息子は自ら目を潰しますが、この映画には幽かに希望が見えるような気がします。  でもつまんない。伝わらない。官能小説をドア越しに読むっていうアイディアは素晴らしいんだけど…。
[DVD(字幕)] 4点(2009-06-21 22:23:12)
177.  ブラウン・バニー 《ネタバレ》 
 あのギャロの映画ということでかなり期待してしまいましたが、ギャロの相当のナルシストぶりと、いわゆる「コントロールフリーク」ぶりが全面に押し出される結果となってしまいました。  誰か意見する人は居なかったのかと思うくらい平板なストーリーに、何の演出もない映像。ちょっときつかったなぁ。基本的にはアメリカを放浪してるんだけど、ロードームービーと呼ぶのは厳しい。  そんでベッドシーンになるんだけど、セックスはしない。まぁここが衝撃のラストとかいわれるゆえんなんだろうけど、セックスシーンじゃなくてフェラチオなんだよね。ギャロの狙いというか、男の身勝手さを演出するには確かに一番良い方法だったかもしれません。そういう意味ではとても象徴的であるしショッキングであるし、インパクトはあります。  何しろギャロは一方的にフェラさせながら、彼女に「誰かと寝たんだろ」と責めまくります。普通に怒ってます。でもフェラさせてんだよね。そこのミスマッチが妙に印象的です。  結局クロエの口の中に出して、その後どうなるかなーと思ったら、ギャロはベッドに寝ころんで「お前は売女だ、アバズレだ。お前なんかとはもう会わない」と罵ります。  このまさかの展開。愛を取り戻したんじゃないのかよ、と誰もがつっこむ所です。さらにデイジー役のクロエから、その時の真相が明かされます。  レイプされてたのをギャロは目撃したが、逃げ出した。その後デイジーはオーバードーズで死亡。ギャロのへなちょこぶりをつきつけられてしまいます。ギャロっていうかバド・クレイね。  情けなさとへなちょこぶりが全面に押し出されてこの映画は終わります。  この映画はギャロの男性観を表しているんだろうか?  でもフェラチオシーンっていうのはすごい。アイディアはすごく良かったと思います。シンボリックで、しかもインパクトがあって。だからあのシーンはいいと思うんだけど、そこまでがなぁ。そのシーンに5点。
[DVD(字幕)] 5点(2009-06-21 22:20:16)
178.  サルバドールの朝 《ネタバレ》 
 「死刑ジャンル」というものがあるのかどうかは分からないけど、「白バラの祈り」と非常に似ています。戦時下の抑圧された状況の中で、思想活動をして捕まり、ほぼ冤罪で死刑になるというストーリー。スペインのフランコ政権で社会主義的思想からテロ活動を行うようになるサルバドールが捕まり、警官殺しの容疑で死刑判決を受けます。  主人公のサルバドールが回想をしていく形なんだけど、実話らしくストーリー的に平板。そこがどうも痛いんだけど。その分リアルではあります。  個人的には看守との交流が気に入ったけど、全体からすると必要な要素であったとは思えず、感動させるためにとってつけたストーリーにしか見えません。  映画としては平凡な作品でした。 
[DVD(字幕)] 5点(2009-06-21 22:15:30)
179.  リトル・ダンサー
 なんか前に観たことあるような気がするなーと思ってたけど最後まで思い出せませんでした。この種の典型的なサクセスストーリーだったからかも知れません。  とにかく主人公の男の子が素晴らしい。あと父親。ストライキ中の炭坑が出た時点で感動ポイントは読めてしまいましたが、わかっていてもあの感動。危うく泣くところでした。別に我慢してたわけじゃないけど。  このタイプの映画にしては出色ですが、その要素は主人公の周辺の屈折というか、変態ちっくな所かな。女装趣味のある友達や「わたしのアソコ見たい?」と誘惑してくるバレエの先生の娘、「私はダンサーになれた」と連呼する祖母など、普通じゃないです。  それが逆にストーリーのアクセントになっていて、「またこのパターンかよ」と視聴者を落胆させていないのだと思います。ただ冷静に振り返れば「またこのパターンか」と思うようなストーリーですね。  クラッシュなどセンスの良い音楽が光りました。でもやっぱりこのテのストーリーはあんまり好みじゃない。変態要素は良かったけど。
[DVD(字幕)] 6点(2009-06-21 22:14:13)
180.  ヒトラーの贋札 《ネタバレ》 
ラストシーン、収容所の過去を回想し、金(恐らく贋札)をありったけ持ってめちゃくちゃにルーレットに賭け、有り金を全て失う主人公。そして女性に「あんな大金…不運な人ね」と言われたあとの一言「金は造れる」。 この言葉の重みのために今までが有ったんじゃないかと思います。金「は」造れる。贋札グループと普通の収容所に居た人々とのビジュアル的差異も強烈でしたし、手ぶれ映像なんかも迫真性が加わって良かったと思います。ヘルツォークもありがちなサディストっぽいキャラではなく、意外と人間味がある所や、ユダヤ人の中にも色々なキャラを持たせている所も素晴らしい。 ブルガーのその後が非常に気になりますね。
[DVD(字幕)] 7点(2009-06-21 22:12:38)
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