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すべからさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1845
性別 男性
ホームページ http://twitter.com/subekari
年齢 42歳

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161.  ぼくのエリ/200歳の少女 《ネタバレ》 
無音で雪が降る静かなオープニングから示唆されるようにとても静かな映画。 時折流れるBGMも至極穏やか。そんな静かな雰囲気と雪原の風景の中で挿入される残酷なシーンの怖さは、洗練されすぎててある種芸術的。 ラブストーリーの要素も強くありながら、全く体温が感じられなかったのは自分だけだろうか。オスカーとエリの間には連帯感のようなものは見えたが、これを一つの初恋物語だと言われると首を傾げざるを得ない。互いが孤独の時にたまたま寄り添っただけで、いわゆる恋の喜び的なものが描かれていないからだろう。なんだか大人の不倫を描く時に使われるような描かれ方なのだ。そんなギリギリのラインで描かれる2人の関係性がなんだか判然としない。 判然としないまま、熱烈に盛り上がるわけでもないところがこの映画を印象付ける特長でもある『体温の低さ(冷たさ)』なのである。 なので、心に訴えかけるというより脳に訴えかけるドライな作品だったと感じた。 演出が抑えられている分、人によって感じ方が違ってくる良作だと思う。
[映画館(字幕)] 8点(2010-07-15 23:27:31)(良:2票)
162.  ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 《ネタバレ》 
笑えるところも多かったが、爆笑まではいたらず。 序盤にこれでもかと謎をばらまかれ、主人公たちは、何が何だか分かっていない。 こうなると、やはり当然謎解きになっていって、少しずつヒントが出されていって、最終的にそのヒントと細かな伏線が一つに集約されて、カタルシスどーん!!  そういうことだったのかー!! 超おもしれーー!!! っていう流れになると思ってたんだが、そういうものじゃなかった。 一つ一つの謎とか別に特に深く意味がなく、勢い任せの単発ネタ集なのだ。 ほとんどの事件が生じた原因はラリってたから、ただ間違えたとか、場当たり的なのには正直ガッカリした。 何も考えずに楽しめるコメディではあります。
[映画館(字幕)] 7点(2010-07-10 13:29:05)
163.  接吻 (2006)
役者の力に頼り切り、凡庸なカメラワークや地味な演出は眠気を誘うばかり。 ほとんどが静かな会話ばかりで、ラスト以外はひたすら静。 高評価なのにも納得できなくはないが、面白がらせる努力をしてないような映画ってあまり好きではない。
[DVD(邦画)] 4点(2010-07-05 00:46:58)
164.  マイ・ブラザー(2009) 《ネタバレ》 
戦争で地獄を観て、人が変わったって流れのストーリーは「ディア・ハンター」を思い起こされる。「マイ・ブラザー」では、家族との関わり方において、変貌してしまった男の苦悩を見させられる。 序盤は弟(ジェイク・ギレンホール)の方も親に比較されて厳しいこと言われたりとそれなりに描かれていたのだが、後半はお兄ちゃん(トビー・マグワイア)の苦悩ばかりで、 弟の事はあまり描かれてなかったのが残念。 兄弟愛の物語のようなタイトルではあるが、戦争で負った個人的で物凄く深い心の傷を持つ一人の男の物語になっていた。 弟の想いを最後まで描いて欲しかったところでもある。 もっとも、一人の男の物語としてみれば申し分なく、繊細で上質な映画で、トビー・マグワイアと子役のお姉ちゃんの演技は鬼気迫っていた。
[映画館(字幕)] 8点(2010-06-27 22:32:42)(良:1票)
165.  ホノカアボーイ 《ネタバレ》 
初期寅さんを観たりしてると忘れがちだが倍賞千恵子ってもうおばあちゃんなのね。 ハキハキとしゃべるし、喋り方は若い頃と変わらない。素敵なおばあちゃんだわ。 スローライフものと思いきや、シリアスな部分もあり、なおかつ暖かくて粋な映画だった。 蒼井優の出番は冒頭5分程度で、ふかっちゃんの出番は一瞬。 以上二名の素晴らしい女優を脇に追いやり、ヒロインの座をつとめられるばあちゃんは千恵子さんだけ!
[DVD(邦画)] 7点(2010-06-26 08:33:41)
166.  子猫の涙
浪速のボクサー、森岡栄治をモデルに引退からダメオヤジの一生を描いた人情悲喜劇。 BGMが素晴らしいし、黄色っぽい映像、上質朝ドラのような軽快な雰囲気がとても良かった。武田真治もダメさ加減がよろしくて、かっこよかったです。 黒川芽以の出番すくないぞ!
[DVD(邦画)] 8点(2010-06-16 00:08:57)
167.  川の底からこんにちは 《ネタバレ》 
面白かった!! 満島ひかりはやっぱ素晴らしい。 「愛のむきだし」ではシリアスな役柄で存在感を出していたが、本作では、すっとぼけた絶妙の間合いの喋りで笑いを誘いまくる。天性のものなのか、監督の手腕かわからないが、凄い。岩松了の下ネタ全開の軽いオッサンも非常にリアル。 オッサン、オバチャン、アバズレ、ダメ男、ダメ男の連れ子、ダメ父・・・と色々な人間が出てくるが、その全てにリアリティがある。  コメディでありながら、突拍子も無いような言動はあまりなく、平凡な人間の普通っぽいが、ほんの少しずれてる会話がとにかく笑える。こういうスタイルのコメディはなかなか珍しいかも。 特に後半に出てくるインパクト抜群の社歌が素晴らしい。 これは現代労働者階級のパンクロックナンバーだ。倒せ!政府!!  「中の下で何が悪い! どうせ大した人生じゃないんだし、もう頑張るしかしょうがない!」っていう開き直りのメッセージは、希望の見えづらい現代人にこそストレートに響く。  「あたしの人生最高にハッピーよ!」 っていう人は決して楽しめないと思うので見ないほうがよろしいかと。
[映画館(邦画)] 8点(2010-06-09 11:04:11)(良:3票)
168.  ロボゲイシャ 《ネタバレ》 
「片腕マシンガール」と較べればグロも抑えられ、コメディに徹していて確かに「ギリギリデートに使えるムービー」と言えなくもない一本だった。「エビフライが眼にいいいいい!!!」 「お尻に刀がああああ!!!」のように妙に説明的な悲鳴が飛び交う。 ノリノリの志垣太郎が微笑ましかったが、竹中直人は相変わらず出過ぎ。 嫌いじゃないのは確かだが、勢いだけで押し切るギャグの連発に麻痺させられ、面白かったんだか、つまらんかったんだか判断不能に。 血みどろで戦いまくる美少女が観られる邦画は井口監督作品だけ!?
[DVD(字幕)] 6点(2010-06-07 23:14:04)
169.  ローラーガールズ・ダイアリー
噂に違わぬ面白さ!ローラーゲーム? こんな競技知らんかった。 このゲームの迫力がなかなかのもの。 親の反対を押し切って、自分のやりたい事をやるっていうどこにでもあるストーリーだが、数多いながら全ての登場人物に愛着がもてるようになってるし、(ボーイフレンドだけが表面的にしか描かれてないのが惜しい)BGMも良い。 細かい部分のセンスもいちいち良い感じで、ほとんど悪い点が見当たらない。 「遠い空の向こうに」「リトル・ダンサー」のような傑作にまるで見劣りがしない、上級のベタ映画。 誰でも「面白かった!!」と思える作品ではなかろうか。 戦う女は美しい。 
[映画館(字幕)] 8点(2010-06-07 12:05:38)(良:2票)
170.  ナポレオン・ダイナマイト
独特のキャラクター陣は面白いが、空気感がハマらず、全く面白いと思えなかった。 クチ半開きの主人公のイケてなさは、米映画史に残るレベルのハイクオリティ。 
[DVD(字幕)] 3点(2010-06-07 11:35:56)(笑:1票)
171.  サロゲート 《ネタバレ》 
アバター普及率凄すぎる。 無茶な設定の割りに、内容がゴチャゴチャチマチマしていて、地味で真面目なサスペンスだから気持ちよくない。 ラストの新喜劇的コケのシーンは楽しかったのに短かったのが勿体無い。 「軍事用サロゲート同士が合体して、巨大ロボになれる」みたいな豪快な展開を欲しがってしまった。
[DVD(字幕)] 5点(2010-06-02 14:48:36)
172.  ひゃくはち 《ネタバレ》 
レギュラー争い以前の、ベンチ入りをかけた高校球児の苦闘を描いている。 『3年間死に物狂いで練習しまくってもベンチにすら入れない選手がいる』という事をしっかり伝えてくれているのが素晴らしい。無責任に「がんばれば必ず夢はかなう」とかいうような物語より心に響く。 主要人物も人間味あるキャラクターばかりで、これぞリアルな高校野球の映画なのかもしれない。
[DVD(邦画)] 8点(2010-06-01 15:04:08)(良:1票)
173.  DRAGONBALL EVOLUTION
友人宅でなぜか鑑賞。 やる気もセンスも感じられない。80年代のダメ映画の香りがする。 適当に作ったのではなかろうか。 しかし、とても短いので苦痛度は低く、クソというほどのレベルにも達していないただのつまらない映画なので人々の記憶からもそのうち忘れ去られるだろう。 どうせならもっと酷いクソを見せて欲しかった。「ドラゴンボールっぽくしてみたけど、なってない」みたいな笑えるクソ要素がないのがダメ。最初から別物として作られてるから、本物のクソにもなれてない3点がお似合いのダメ映画。 クソになる覚悟もないこの映画に1点や0点をあげるのは惜しい。 ベストキッドデボリューションといったほうがしっくりくるかも。
[DVD(吹替)] 3点(2010-06-01 14:52:22)
174.  チャックとラリー おかしな偽装結婚!? 《ネタバレ》 
序盤はひたすら下ネタばかりでくだらないが、セクシャルマイノリティを題材としただけあって流石にそれだけでは終わらない。偽装ゲイとそれを取り巻く人々の関係性の描き方が巧い。かと言って下手にシリアスにならず、最後までちゃんとバカっぽいまま終結してくれるのは気持ちよい。願わくばもっとブシェミに見せ場を!
[DVD(字幕)] 7点(2010-05-24 00:34:27)
175.  問題のない私たち 《ネタバレ》 
なんだか色々な問題が凝縮され、テンポが早い上、二部構成で目まぐるしい。 主にイジメをテーマにしてるんだが、集団心理にとりつかれまくる女子高生達+イカレ教師の余りにもオープンな奇行が中学生日記以上に茶番というか異次元に見えて笑えてしまうのはちょっとダメなんじゃなかろうか。まあ面白いからいいのか。 でも、こういう問題はいつの時代も多かれ少なかれ学校にはあるだろうから、学生も先生も大変やねーと思った。学校怖い。 黒川芽以目当てで見た僕だが、その点では充分満足した。笑顔可愛すぎる。 一部の終わりのところでサービスショットがあるのも嬉しい。沢尻エリカと並ぶとすげー太って見えるが、そんな健康的なところも好きだ。俺キモイ。
[DVD(邦画)] 7点(2010-05-23 00:17:59)(笑:2票) (良:1票)
176.  戦場でワルツを 《ネタバレ》 
クオリティが高いとは言えないが味のあるドキュメンタリーアニメーション…と言いたいところだが、実際動かなすぎて視覚的に退屈になってしまっている。後は、ひたすらナレーションを読むばかり…。結局写真の映像が一番衝撃的になってしまっているので、アニメにした意義も見えにくい。話題性を高めて、より多くの人に伝えるっていう意味では成功しているとは思うが、題材の伝え方はあまり巧いとは思えなかった。
[DVD(字幕)] 5点(2010-05-20 01:04:53)
177.  ボーイズ・オン・ザ・ラン
………見終わってしばし呆然。こんなのってあり? 現時点で、今年ナンバーワン邦画だ。 鑑賞翌日に、漫画喫茶で原作読破しました。 何とかネタバレなしで感想を。  まず、素晴らしかったのがキャスト陣。 原作以上に気持ち悪くオドオドして気持ち悪く、明日なき暴走を見せる生々しいどうしようもないヘッポコオーラを見せた峯田くんは素晴らしかった。 そして、純真無垢な笑顔、軽蔑の表情、やさぐれた表情、無感情な相手へ接するときの話し方、その他複雑な感情うずまく一筋縄ではいかないヒロインを演じた黒川芽以は堂々と演じており、そら恐ろしささえ感じた。 その他、脇役にも全く隙はなく、配役がまさにパーフェクト。  個人的には超大絶賛な一本だが、決して万人には薦めない。 かなり笑える部分も多く、笑い声も結構あがっていたが、笑いのシーンはほとんど汚い下ネタ。それを差し引いても、この映画からは吐き気がするほどカッコ悪い男の、臭~い我慢汁の匂いがプンプンするのだ。 「恋なんて楽しいわけねーだろっ! 苦行だ! 恋なんてクソだっ!!」 と時には言いたくなるような気持ちを抱えたモテない男にこそ響く、果てしなく痛々しい恋の物語。 決して目を背けないでください。 
[映画館(邦画)] 10点(2010-05-16 13:46:41)(良:3票)
178.  9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~ 《ネタバレ》 
荒廃した世界。可愛くもないし、かっこよくもないし、醜くもないけど、嫌いになれない人形造形。T4に出てきそうな鉄の獣。デザインはとても好みだ。 オープニングから展開も早く、あっという間に引き込まれ、傑作の匂いがした。確かにティムバートンが好きそうな作品だ。  小さい人形と巨大な鉄の獣とのアクションは、勝てる訳もなさそうだが、人形たちは知恵とすばしっこさで渡り合う。 そんなアクションシーンは迫力があり、実に見応えがある。 7の登場シーンなんかカッコ良すぎて歓声上げそうになった。 しかし、想像以上にアクション重視の内容で、物語はペラペラ。 ペラペラなのは別に構わないんだが、あまりにも練られていない感じがした。 恐ろしくいい加減なラストシーンには、ちょっと笑ってしまった。 物語さえしっかりしていれば、傑作になっていたであろう勿体ない一本。
[映画館(吹替)] 6点(2010-05-13 16:13:30)(良:1票)
179.  マーダー・ライド・ショー
変態殺人一家のプロモーションビデオのような作品。ロブ・ゾンビが映像等にコダワわってハイテンションで作ったんだろうが、チカチカする映像は見づらいし、ダラダラしていて緩急がなくてどうも面白くない。内容も山場も恐怖も笑いもないので、ただ残酷描写の垂れ流しになっている。音楽のせいか余り暗い気持ちにならないところは良いが、映画としては微妙。
[DVD(字幕)] 4点(2010-05-09 02:30:48)
180.  THIS IS ENGLAND
60年代のイギリスを描いた映画は数あれど、80年代を描いたもの割りと希少なのではないだろうか。スキンズの仲間入りする少年(ポール・マッカートニー似)の目線から、80年代のファッション、音楽、社会問題等、時代性が存分に感じられる。 「アメリカンヒストリーX」に通ずるシリアスな部分も多いが、一つの青春(成長)物語としてサラっと見られる作りが巧み。   
[DVD(字幕)] 7点(2010-05-05 17:29:13)
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