161. ヘンゼル&グレーテル
《ネタバレ》 ジェミリー・レナーのファンなので観ました。 上映時間がさほど長くなく、ストーリーがサクサクと進んで好印象。 それにしても、ヘンゼルが子供の頃のお菓子の食べ過ぎでインスリンを打ってたとは‥‥‥笑 皆さん仰る通り、少々グロいです。また、一体時代考証はどうなってるの? という面も有りますが、童話には残酷な話は付きものですし、そこは余り考えずに‥‥‥ エンドロールがかっこよかったですね。 内容6.5点+エンドロール加点0.5点で7点を付けます。 [インターネット(字幕)] 7点(2019-07-19 10:22:52) |
162. オーシャンズ8
《ネタバレ》 コトが、都合よく運びすぎですね。 11~13では、何らかの事情で計画が変更されたり、危うい場面に遭遇したり‥‥ピンチのシーンが有ったのですが、本作にはあまりなく、ハラハラ・ドキドキ感がほとんど皆無でした。 8人目が誰なのかも、途中で予想出来るし。 これだけの女優を揃えたら、ギャラは一体いくら掛かっているんでしょうね。 製作費に似合う作品にしてほしかったです。 もし、オーシャンズ9が製作されるなら、8のメンバー+ダニー・オーシャン(実は生きていた)になりそうな予感がします。 [映画館(字幕)] 5点(2019-07-18 01:41:10) |
163. シャイニング(1980)
《ネタバレ》 ただ、ただ怖い映画です。 既に何度も観ているのですが、2~3年後にまた観てしまいます。 しかし、怖い中にも、どこか気品を感じさせてくれる。そんなホラーだと思います。 配役は絶妙で、男の子は可愛いし、妻が不美人なところもよい。 双子の女の子の亡霊も、この子たちしか居ない‥‥というキャスティングです。 冬の間、雪に閉ざされ営業が出来ない大きなホテル その間、ホテルの管理を任された作家夫婦とその子ども だが、ここでは過去に陰惨な事件が起きており、夫の心はしだいに蝕まれていく‥‥ 主人公ジャック・トランスが、仕事と称し、毎日タイプライターに向かい打った大量の原稿 それを埋め尽くすのは延々と同じ文章 All work and no play makes Jack a dull boy All work and no play makes Jack a dull boy All work and no play makes Jack a dull boy All work and no play makes Jack a dull boy All work and no play makes Jack a dull boy ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「仕事ばかりで遊ばない。今にジャックは気が狂う」 夫の隙をみて、原稿を読んだ妻の驚きと恐怖のシーンは背筋が凍ります。 ホラー映画の名作中の名作だと思います。 何より、少しずつ気がおかしくなる主人公役ジャック・ニコルソンの怪演ぶりは、見事としか言いようがありません。 また、ベルリオーズの幻想交響曲(指揮者のレナード・バーンスタインは、この曲をサイケデリックなクラシック曲だと評しました。)が、まるでこの映画のために作曲されたようにさえ感じます。 (2019年9月8日追加書込) シャイニング2の「ドクター・スリープ」を楽しみにしています。 [DVD(字幕)] 9点(2019-07-02 22:32:29)(良:1票) |
164. 2001年宇宙の旅
《ネタバレ》 公開されてから既に半世紀 公開当時、中学生だったことも有り、残念なことに劇場版は観ていませんが、VHSやDVDなどで数年ごとに、既に10回前後鑑賞しました。 今観ても、古臭ささは殆ど感じない作品です。(映画の初めの方に出て来る、月連絡船船内や乗務員女性の服装・髪型は流石に古臭いですが) 原作も読みましたが、映画との大きな違和感は感じませんでした。 内容は哲学的で、個人的には、生命の起源の不可思議さや、仏法での生老病死さえも感じさせる難解なものです。 反乱を起こしたHAL9000の思考回路を切断する場面、ボーマン船長の前に現れるボーマン自身の死期の迫った姿や、胎児の姿‥‥といった映像は秀逸で、他のSF作品を寄せ付けません。 また、類人猿がモノリスからの「智慧の贈り物」に歓喜し、骨を投げ上げるシーンから宇宙船シーンへの突然の切り替わり‥‥これに対応して、音楽は「ツァラトゥストラはかく語りき」から、「美しき青きドナウ」に変わります。 こういった音楽の使い方も素晴らしい。 続編の「2010年」は、本作よりも判りやすく、映画自体も楽しめるものでしたが、映画の奥深さという点では圧倒的に本作が上だと思います。 原作者のアーサー・C・クラークは、更に「2061年宇宙の旅」「3001年終末への旅」と全4作を書いているようです。 残り2作も映画化してほしいものです。 (余談ですが、3001年~では、本作で狂ったHAL9000によりディスカバリー号から宇宙にはじき飛ばされた、乗員のフランク・プールが主人公のようです。) [DVD(字幕)] 9点(2019-07-02 11:53:18)(良:2票) |
165. 氷の微笑
《ネタバレ》 20数年ぶりに鑑賞しました。 流石に、古臭くなった印象は拭えません。 でも、何と言ってもシャロン・ストーンの美しさと妖艶さには、惚れ惚れしますね。 相手が男でも女でもイッてしまう。バイセクシュアルな毒婦 怪しいと疑いながらも、女の魔性に憑りつかれてしまう刑事 ベッド下にアイスピックが忍ばせてあるシーンで終わるラストは秀逸でした。 原題の「Basic Instinct」を氷の微笑と訳した人はエラいです。 それにしても、例の脚の組み替えシーンの他に、モザイクの掛かったシーンがいくつか有りましたが、作品を改変するのは止めて欲しいですね。(法律上仕方ないのでしょうが‥‥) [DVD(字幕)] 7点(2019-07-02 04:06:12) |
166. ロスト・バケーション
《ネタバレ》 私は、まずまず楽しめました。 そりゃあ、ツッコミたくなる場面も有ります。 酔っ払い男は、携帯や財布を盗っておきながら、何で海に入ったのか とか サーフィン2人組は、あの狭そうなビーチで下半身を食いちぎられた酔っ払い男の死体に、なぜ気づかなかったのか(波にさらわれたのなら、その描写が必要) とか 主人公は、どうやってホテルに帰るつもりでいたのか とか カモメがストーリーにからみそうで、結局なにもない とか 主人公の咬傷が軽度すぎる とか でも、B級の低予算映画としては、なかなかの出来具合 ただ、主人公はもう少し豊満美人の方が良かったかなぁ‥‥と思いました。 で、6点を付けました。 [インターネット(字幕)] 6点(2019-06-25 00:42:33) |
167. トランス・ワールド
《ネタバレ》 1度観ただけでは、登場人物の関係が今一つ理解できず、2度観てしまいました。 低予算なので、空襲のシーンなど、チープな場面は仕方ありません。 しかし、相当に練りこんであろうと思われる秀逸なストーリー 予想し難い展開は見事でした。 監督を初めとする、制作陣の熱意を感じる映画で、無名時代のスピルバーグ「激突」を思い出しました。 こうした、低予算ながら良質な映画を観るのは、映画好きの冥利に尽きますね。 8点を付けます。 [インターネット(字幕)] 8点(2019-06-18 01:20:58) |
168. ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
《ネタバレ》 私が、この投稿をする時点で、5.45点の評価になっています。 「ええっ!」と思うほどの高い得点にびっくりです。 わざわざ映画館まで行って、損をしたと思える作品でした。 たしか、「ロード・オブ・ザ・リングと並ぶファンタジー」とかいう宣伝文句につられて、観に行ってしまった。 鑑賞したのは随分以前のことになりましたが、私個人としては「映画館まで行ってソンをした映画」の堂々第1位であり、思い出すのも忌々しい映画ですので、今さらながら投稿します。 全編を通して、子ども騙しの連続です。(元々、子どもの為の作品かも知れませんが、内容の酷さ、ストーリーの無理さは、今日日の子どもをバカにしていると思いました。) なぜ、あの4人が選ばれたのか、という説明がない。(次回作で明かされるのか、とも思いましたが‥‥) お菓子につられ、平気で兄弟を裏切るバカな弟 長男は、ロクに修行もせずに剣の名手 迫力のカケラも感じない戦闘シーン。(初めからライオンが魔女をひと噛みすれば済んでいたでしょう。) 総じて、4人の子役たちに魅力がなく、特に次女役がブサイク過ぎ (トトロのメイのような可愛さを狙って、大外れしたのかも) 説明不足の塊のような映画で、続編は絶対観ないと思いました。 本レビュー点数参考例の「ここ何年かで一番面白くない映画」に該当し、平均点を下げるためにも1点を付けます。 [映画館(字幕)] 1点(2019-06-17 15:05:22) |
169. ファイナル・デッドサーキット 3D
《ネタバレ》 1作目から続けて観ました。従って、これが4作目です。 4作の中では、最もグロかったですね。 多少マンネリ感もありました。 死神くんは、何が何でも生き残った人達を殺さずには済まされない事情が有るのでしょうね。 ひょっとしたら、死神業をクビになるとか‥‥‥ それにしても、トラックの運転手や工場の所長などが、後で処罰されそうです。 この人達も被害者ですよねぇ。 [インターネット(字幕)] 6点(2019-05-06 23:46:29) |
170. MEG ザ・モンスター
《ネタバレ》 映画館に行かなくて良かった! と思った映画でした。 サメ映画は、常にドキドキハラハラ感がないとダメですね。(DVDでの鑑賞でしたので、迫力不足ではあったのですが・・) ジョーズの時のような緊迫感など、殆ど感じませんでした。 やはり、サメの大きさだけではないですね。 余計なシーンや演出も結構有りました。 中国人父娘の過去のいきさつなど、どうでも良いし・・ 主人公の別れた妻を登場させた意味がないし・・ 海岸で遊ぶ太った子供と、その親の描写など、どうにも下手くそだし・・ 何度も何度も、船から海に落ちる乗組員は注意力散漫のバカだし・・ ハリウッドは、中国人が喜ぶ映画を今後次々と作りそうで、イヤになります。 [DVD(字幕)] 4点(2019-01-11 21:06:00) |