1881. ブラックホーク・ダウン
「もっとゆっくり走れ」「ゆっくり走ったら標的にされる」このやりとりに全てが凝縮されていると感じた。 [ビデオ(吹替)] 5点(2005-04-04 01:01:09)(良:1票) |
1882. 恋におぼれて
ストーカー同士が惹かれあうってのはどうも解せないのだが。目的を共有してれば、何なってても同志になってしまうものなのかな??? [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-04-03 18:00:53) |
1883. ギルバート・グレイプ
私は独り者で自由気ままに生きているので、はっきり言って主人公の気持ちはよくわからない。退屈している子持ち主婦の不倫相手は出来る鈍感さと、スーパーにケーキを買いに行く事に羞恥心を感じる繊細さを合わせ持ち、そしてそのケーキを食われて爆発し、普段は優しくしていた障害者の弟への暴行。聖人君主なんてこの世にはいないだろうし、人間とはそもそもわけのわからんものだが、それをそのまま演じられても、映画としてはやや物足りなさも感じないわけでもない。 5点(2005-03-27 01:58:44) |
1884. I am Sam アイ・アム・サム
親を「やりたい」と「やれるか?」は感情と理性の違いであり、別問題。映画としては「いい話」(やや押し付けがましいが・・・)で終わっていますが、これでいいんだろうか?というなにか釈然としないものが残る。今後は関係者の全面サポートにより、養育がなされるという解釈でよいでしょうか???(でなきゃ、御伽噺ではないのだから、いくら映画とはいえ破綻しています。) 6点(2005-03-13 02:08:30) |
1885. アバウト・シュミット
仕事ではたいした出世も出来ずに部長代理で定年。自分が起業に挑戦しなかった事を妻のせいにする。よって妻への愛情も薄く、夫婦関係にも(葬式代をケチる程度で)恵まれているわけでもない。友人は過去に妻と不倫関係。娘はロクデモない男と結婚。TVCMで知った同情心から金と手紙を送るだけの相手からの1枚の絵で涙する。この涙はこういう相手(メル友?)としか繋がりがもてなかった自分の人生への哀れみだろう。すべてが空しく救いがない。結局、家族も含めて他人の人生はコントロールできないわけだけだから、自分の人生をコントロールするしかないんだよね。他人にこうあって欲しいじゃなくて、自分がどうしたいのか?それでも日々の生活は他人や環境やいろんな事に振り回されてしまって、その蓄積で人生が決まっていくんだけど。あー恐ろしいよ。 7点(2005-03-06 05:36:56) |
1886. ニューヨークの恋人(2001)
《ネタバレ》 セクハラされながら、恋とキャリアを天秤にかけて、最後は恋に走るという、オーソドックスと言うか、非常に平凡な話ですが、タイムスリップがかろうじてヒトヒネリありといったところか。 5点(2005-02-19 01:00:41) |
1887. アレキサンダー
偉業を成し遂げようと無茶するTOPとそれを止められない部下達。やがてTOPの暴走は部下の離反を招く。部下が信用できないTOP。そして組織は崩壊していく。いつの世も変わらないものですね。 7点(2005-02-05 23:40:08) |
1888. 帰らざる日々
中学時代にTV放映で観ました。私にとっての青春映画デビュー作品。今見ても心に突き刺さるものがあります。 8点(2005-01-04 02:41:30) |
1889. 釣りバカ日誌14 お遍路大パニック!
ハマちゃんが首にならない理由に納得。営業は数字でしょ。釣りで仕事がとれるならそれも能力のうち。ただし、本作はハマちゃんの活躍が殆ど無いのでやや退屈。 4点(2005-01-04 02:37:19) |
1890. ターミナル
もうちょっとコメディー色を強くした方がよかったのでは?国際政治・国家権力・人種等々の匂いが作品にやや説教臭さを与えていて残念。お陰で見ている間ずっとこれは「アメリカ非難なのか?」「アメリカ万歳なのか?」という余計な事を考えてしまう。人は何かしらの夢や希望を持って、それがかなう事を待ち続けるわけですが、「ただ待ってるだけでは何も起こらない、自ら行動する事によって状況が変化する」という風に感じました。 6点(2005-01-03 02:15:06) |
1891. 8人の女たち
この程度の暴露話で自殺するようじゃ生きていけないよ。 5点(2004-12-05 01:52:44) |
1892. ローマの休日
中学時代に観て「粋な作品」だなあと思った。20年ぶりに見直したが、印象は全く変わらない。こういう映画も珍しい。 8点(2004-11-28 19:22:22) |
1893. アナライズ・ミー
マフィアの悩みを聞くのもシンドイが、老夫婦の性的倒錯について聞かされるのもかなりシンドイだろうなあ。 6点(2004-11-21 14:56:51) |
1894. トゥー・ブラザーズ
私の席の前に4-5歳ぐらいのトゥー・ブラザーズがいて、上映中に何度も立ち上がるわ、しまいには走り回るわ、もう少しでハンティングするところでしたが、彼らの将来を考えて思いとどまりました・・・。 6点(2004-10-31 23:41:48)(笑:2票) |
1895. さよなら子供たち
子供ってのは無邪気な残酷さを持っているから、双方傷つけあう事も多いのかもしれないけれど、そういう危うさの中にも子供たちなりの友情というものもあるんだと思います。自分の素性を隠しながらのボネの普段の生活は相当なストレスだったと思いますが、友情によっていくらか緩和されていたと信じたい。その友情が最終的に引き裂かれるシーンはやはり辛いものがありました。 7点(2004-10-31 04:57:11) |
1896. 夜霧の恋人たち
こういう自然体で、力の入らない生き方もいいね。 5点(2004-10-30 21:10:10) |
1897. パッチ・アダムス
権力に立ち向かって自分の信念を貫こうとする潔さに関心。TOPの成績を残しているという点が重要な訳だが。技術に重点を置くのも、心理に重点をおくものそれぞれのやり方であって、一概にどちらが良いとは言えないでしょう。私は治る病気であれば、無愛想な一流の技術をもった外科医に頼みますが、治らない病気なら、患者の心理に重きを置く意思に頼ります。 7点(2004-10-24 03:04:40) |
1898. 砂の器
これは小学生の頃にTVで見ましたが、おそらく自分にとってサスペンスデビュー作だと思います。それ以来、松本清張はとても気になる作家です。自分の野望ために過去を消してしまいたい、その為には恩師も殺してしまう、そして刑事の謎解き、病人への差別・排除等、小学生の私にはとても衝撃的でした。 9点(2004-10-23 01:06:55) |
1899. ニュー・シネマ・パラダイス
完全版を見ました。前半は「青年よ大志を抱け」ですが、肝は中年以降の展開にあると思います。過去の人生に「もし、たら、れば」は無いし、正解も無いと思います。だからどっち(仕事の成功か初恋の相手との成就か)がよかったかなんてわからない。トトは教会で出会った神(映画andアルフレード)に導かれただけの事でしょう。そういう運命だったんだと思います。ひとつ言えるのは、今の自分は過去の自分があるからこそ。これからの人生も、いろんな人に左右されるだろうし、映画のようにはいかないかもしれない。人生なんて思ったとおりになる訳が無い。とまあ、自分の人生の過程や結果を外部要因のせいにせず、そろそろいい大人なので、自分の人生には責任を持たないと、と思っているのですが・・・。 9点(2004-10-23 00:55:14) |
1900. 自転車泥棒
流石に生活苦で泥棒という時代ではないが、「生きてりゃなんとかなるさ」と強がってみても、自分の給料や稼ぎの勘定をしてしまい、明日以降の生活について考えてしまう庶民感覚は不変ですね。 7点(2004-10-18 04:25:25) |