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1.  スクール・オブ・ロック 《ネタバレ》 
ロックバンドの仲間からクビを言い渡された熱き魂を持つロッカーが、友人の代用教員に成り済まし、エリートばかりが集まる学校に乗り込み、そこでクラシックを演奏する彼らを目撃してロックを教え込みバンド大会で賞金を勝ち取ろうと企むといういかにも面白そうなストーリーにひかれ見に行きました。映画を見始めて終わるまで映画館が割れんばかりの大爆笑に包まれていました。それは今まで私が見たこともない光景で、よく映画を見て笑ったりすると妹に「もうすこし静かに笑え!」と注意されるのですが、今回はその妹さえも周りとともに大爆笑していました。映画に登場するキャラクターひとりひとりをいつのまにか主人公がそれぞれの良さを引き出し、ロックの虜にし立派な熱き魂を持つロッカーに仕立て上げてしまう過程が大変楽しかったです。ジャック・ブラックを「愛しのローズマリー」で見たときは、ぽっちゃりしていてどこにでもいるようなおっさんとしか思えなかった私ですが、この映画に出てくる彼はそのときの私の考えを打ち砕くかのようにロックしていました。終いには彼が動くたびに笑ってしまうほど彼の演技にハマっている自分がいました。エンドロールになっても誰一人立ち上がろうともせず、ジャック・ブラックが映画を見ている人たちに向かって歌っているシーンでも笑いが起こり、映画が終わるのがとても惜しい気持ちでいっぱいになりました。もちろん映画を見終わった後はサントラをすぐに買いに走りましたし、サントラを聞く度にあの数々の名シーンが目に浮かび上がります。この映画は私にとっては唯一無二のコメディー映画になったと言えるでしょう。ロックがあれば明日も生きていける!
10点(2004-05-03 21:45:03)
2.  ラブ・アクチュアリー 《ネタバレ》 
映画を見終わって「本当に見て良かった」と思える作品は、今までにたくさんありましたが、この映画はその中でも絶対に忘れることができない生きていくための力をもらった映画になりました。今でも瞳を閉じると鮮明に思い出すことが出来る印象的な場面の数々、今でも耳を澄ませば自然に聞こえてくるラブソングの数々に、物語だけではなくいろんな映画を盛り上げる要素においても大満足でした。映画の冒頭の語りから私は涙が零れ落ちそうで大変でした(笑)「世の中は憎しみや貪欲に溢れているけれども、果たしてそれだけだろうか?」という問いかけを映画を見る前にされていたら、「悲しいかな Yes!」と答えていたでしょう。私自身、まだ恋愛経験に乏しく、どこか恋とか愛とかは映画やドラマだけのことで、実際の人間関係はどこも憎しみや欲にまみれている嘘の関係だらけだと歪んだ考え方をしてしまっていたので、恋や愛を信じる事はしていませんでした。恋愛映画やドラマを見てもそのときは良いなぁと思っても、しばらくたてばまたいつも通りの悲観的な歪んだ自分に戻っていました。しかし、この映画で描かれている愛は、必ずしも幸せで美しいとは言えない愛や恋であっても、前向きに生きていく糧を愛や恋に見出そうとさせる力を持っていて、私自身どこか救われた気がしました。19人が織り成すそれぞれの愛のカタチは、映画の宣伝にも使われていましたが、見る人にどこか似ていて一人でも多くの人にこの映画を見て前向きな気持ちになって欲しいと思うくらい私自身はこの映画に影響されてしまいました。そして、映画を見てからもいつも通り不器用に生きている日々が続いていますが、「Love actually is all around」という言葉を胸に少し人生に前向きになった私がいました。
10点(2004-02-16 00:36:28)(良:4票)
3.  キル・ビル Vol.1(日本版) 《ネタバレ》 
試写会で見てきました。司会の方いわく、この作品のはじまりは、ユマ・サーマンが「パルプ・フィクション」撮影時にタランティーノ監督と次に映画を撮るとしたら「花嫁が主役の映画はどう?」と言ったことで、ちょうど復讐劇を撮りたかった監督の意向もあり、このとんでもない作品がユマ・サーマンの結婚・出産期間をわざわざ待ってやっと作られることになったそうです。私が今まで見てきた映画の中で、最も美しく最も残酷な描写がつまった映画でした。ユマ・サーマン演じる修羅と化した女性に、見ているこちらも刀で切り刻まれているかのような残酷なシーンも、見ていくうちに次第に美しいとさえ思ってしまうほどアクションシーンは素晴らしかったです。内容の方は単なる復讐劇であるはずなのに、構成がとても変わっていて、どんどん話が過去や現在を行ったり来たりし、各章ごとにタイトルを設け、アニメーション・モノクロ映像などを交え、なるべくわかりやすいように作られていたと思います。個人的にはサウンドトラックを買ってしまうほど、この映画の音楽にハマってしまいました。布袋寅泰氏が作った「新・仁義なき戦い」のテーマや梶芽衣子さんの「修羅の花」など、この映画のために作られたものではないのに、見事にこの映画にハマっていて驚きました。個人的には見終わった後、「タランティーノ監督、ここまでやりたいことをとことんやりきって、これからまたしばらく映画を撮らないつもりですか?」と心配になってしまうほどでした。あといくつか謎が残っているのと、予告映像にあったシーンがいくつか出てこなかったので、早く来年に公開される「KILL BILL Vol.2」が見たいところです。ラストに明かされた衝撃のあの事実も気になりますしね。
10点(2003-10-18 21:21:52)(良:1票)
4.  素晴らしき哉、人生!(1946)
気がつくと今までに流したことのないほどの量の涙を流していました。前半では人生には良いことも悪いことも同じくらい存在しているということを感じさせられ、後半ではひとりの人間の存在がいかにまわりの人間の人生に多大なる影響を与えているのかがわかり生きるということの大切さを教えられました。ものすごく元気の出る映画でした。
10点(2003-07-06 19:21:27)(良:1票)
5.  情婦
素晴らしい映画ですね。終盤のストーリー展開もものすごいですが、登場人物ひとりひとりの台詞もユニークで、法廷ではウィルフリッド卿の弁護士としてのカッコよい部分、事務所では看護士相手に四苦八苦するかわいらしいおじいちゃんの部分のギャップが大変面白かったです。ここに出てくる俳優さん全てとてもよかったですが中でも特に、個人的には法廷内で感情を溢れんばかりに表現するクリスチーネ役の女優さんの演技がとてもよかったと思います。
10点(2003-02-24 01:11:27)
6.  戦場のピアニスト
個人的に戦争映画が苦手な私でしたが、ストーリーにひかれ見に行きました。戦争映画というよりは、ピアニストであるシュピルマンが、どのように戦争の中で生きたかという自叙伝的な内容でした。エイドリアン・ブロディ演じるシュピルマンを通して、生きるということの残酷さが痛いほどに伝わってきました。戦争において、善悪はないという描き方も今までの戦争映画とは違うなと思いました。生きるということはどういうことかを考えさせられました。とにかく、ひとりでも多くの方に見て欲しい映画です。そして、エンドロールで流れる映像には圧巻でした。
10点(2003-02-17 22:49:40)
7.  天国から来たチャンピオン
素晴らしい作品でしたね。タイトルを見て、切なくて悲しい物語だと思っていたら、おもいっきりラブ・コメディーでビックリしてしまいました。ウォーレン・ビューティー演じるジョーがものすごく前向きで、いろんな人たちを巻き込んでいく姿が面白かったです。個人的には、あの大富豪の秘書と悪妻コンビが悪いんだけど憎めないキャラで魅了されてしまいました。ラストは心に温かい想いが湧きました。
10点(2003-02-11 01:50:08)
8.  メメント
私は何度見ても全てを理解できません。そして衝撃のラストも・・・!?ガイ・ピアーズの苦悩しながらも体にメモを刻む演技良いですね。
10点(2003-02-04 00:20:56)
9.  タワーリング・インフェルノ
深夜にTVで放送されていたので見たんですが、すごく良かったです。実は一度借りたんですが、そのときは見れず返してしまったんですが、あのとき見なかったことを後悔したくらいです。炎が人々を襲うだけではなく、しっかりといろんな人間模様を描き、「この人は助かるだろう」みたいな見当も、この映画には通じず、そしてラストの危機に対する諸刃の最終手段には唖然としてしまいました。見終わったあとは、手に今まで経験したことがないほどの汗をかいてました。ホント、安全な火事なんてないですね。
10点(2003-01-26 00:09:59)
10.  オーロラの彼方へ 《ネタバレ》 
単なる感動モノではなく、見ていて飽きさせる事の無いサスペンス的な要素も強く、時空を超えた父と息子の深い絆がやがて運命を変える奇跡を生むという物語に、私自身何度見ても胸がハラハラドキドキし涙がボロボロ出ます。運命を変えても次から次へと家族に危険が及んでしまう。しかし、父と息子は決して諦めず、互いに無線を通し励まし助け合う姿がとても感動的でした。特にラストのみんな笑顔で野球をしているシーンなんかは最高です。
10点(2003-01-22 01:41:40)
11.  JSA
何度見ても悲しいお話です。北と南の禁じられた友情。私は歴史的な背景をよく知りません。現実は、お互い境界の橋を渡ることはないのでしょうが、私は誰かが渡っていて欲しいです。そして、深夜にはお互いの家族や恋人などの話をして、友に同じ人間だということを分かり合っていて欲しいです。そういうところから何かが変わるかもしれません。それが悲しい友情の結末だとしても・・・。
10点(2003-01-22 01:36:40)
12.  スパイダーマン3 《ネタバレ》 
久し振りのレビューの書き込み復帰です。この「スパイダーマン3」を見て改めて自分は映画が好きなんだなと思ったからで、見てきた映画が面白くないから書かなかったという訳ではありません。ただ単にサボっていただけです(汗)「面白い」とか「素晴らしい」とかいう言葉は散々使われているかもしれませんが、改めて「面白い!素晴らしい!映画って最高!」ってな気分にさせてくれました、この映画。良いところは挙げればキリがありません。おまけにツッコミたくなるところもキリがありません(笑)一番好きなところは「ヒーローとは決して完璧ではない。人を傷つけたり、自分も傷ついたりする。過ちや挫折、苦悩、悪意に満ちるときもある。でもそれを乗り越えすべてを許しすべてを愛することで人はまた強くなり新しい道へと進んでいける」というメッセージが込められているところです。今作では、ピーターはかなり調子に乗ってしまい、今までMJがしてきたことに復讐するかのようにひどい仕打ちをします。そしてどんどん身も心も真っ黒になっていきます。しかしそういうシーンをときにはユーモラスを交え、かつ切ないシーンを織り交ぜながらやがてその過ちや愚かさを気づかせる展開へと持って行かせる展開のウマさに驚きました。特にあの終盤の展開は予想がついたのにも関わらず見ている間はアクションシーンの良さもあり胸が熱くなり、ドキドキしながら映画館のスクリーンや音響の迫力に圧倒されながら見ていました。サム・ライミが3作連続で監督していることもあり、前作と前々作と今作との変な違和感はなく、うまく過去に出てきたキャラクターも活用しユーモラスとシリアスをうまく使い分けて映画が作られていました。大家さんなんか今作を見るとあの「家賃払え!」は彼なりのピーターへの挨拶だったような気がします。個人的に突っ走った感想になるのでこの辺にしておきます。ぜひ劇場で見て欲しい作品です。感想はひとそれぞれなので別にどんな風に思ってもいいので、とりあえず劇場でこの映画をすべての感覚を使って感じて欲しいです。ツッコミ目的でも構わないと思います。何も感じない映画よりは批判でも絶賛でもマシだと思います。個人的にはコナーズ教授は次回もし続編があるのならリザード化させて欲しいですね。あと冗談ですがレオパルドンも見たい気もします・・・。
[映画館(字幕)] 9点(2007-05-04 05:15:20)
13.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 
予告を見たときからこの映画を見たくて見たくて仕方なくて、でもアシュトン・カッチャー君の今までに出ていた映画はラブコメが多くて、そのイメージを払拭したいがためにこういうシリアスな内容の映画を選んだという思惑みたいなのが、私の頭の中によぎってそれにひっかかってはいけないと強がっていました。しかし、オアシスの「Stop Crying Your Heart Out」を聞く度にその強がっていた頑なな姿勢は少しずつ溶かされ、ついに公開終了直前(関西某所)に見に行きました。見終わった後、私は自分自身がとても恥ずかしくなりました。こんな良い映画を見るのを我慢していたなんて(笑)何度も何度も過去に戻り自分で現在・未来を変えようとする主人公、しかし過去の記憶が脳内で書き換えられる変化に伴い内出血が起こり彼自身の命が危なくなる。でも彼はやめようとしない。それは誰もが持っている「今思うとあのときこうすれば良かった」という過去への後悔という想いと誰よりも愛する女性ケイリーを守りたいという愛という想いがそうさせている、そしてその女性を守るために彼がとった悲しい方法に私の心は悲鳴をあげていました。「悲しすぎる、どうにかならんのか!」と・・・(汗)涙は出ませんでした。それはたぶん私には彼のような何もかも犠牲にして守りたいと思えるような愛する人がいないからなのかもしれません。でもこの映画には「蝶の小さな羽ばたきでも、地球の裏側では嵐を起こすもある」という、「自分自身が起こした些細な行動はいずれ大きな意味を持つことがある」ということを改めて教えられました。たぶんアシュトン・カッチャー君もそういうメッセージ性の強いところにひかれたんだと思います。もがき苦しみながら神に逆らうような行為を繰り返し、その結果罰ともとれるような体の異変に苦しむ主人公を熱演している姿を見るとこの役は彼にしか出来ないと思ってしまいました。たぶんデミ・ムーアのこともそこまで愛しているんでしょう(笑)人とはやり直すことができない過去への後悔や悲しみを背負ってでも生きていかなければいけない悲しい生きものなんですね、きっと。でもそれでも生きていけるのは未来への希望や現在存在する愛などの支えがあるからなのかもしれません。なんか「素晴らしき哉、人生」以来の人生観の変わるような映画でした。
[映画館(字幕)] 9点(2005-05-29 17:13:16)(良:3票)
14.  セルラー 《ネタバレ》 
最初から最後までとてもドキドキハラハラさせられた映画で大満足でした。見ず知らずの相手をいつ切れてしまうかも分からない電話のやり取りだけで助けてしまうという危機迫る展開や登場人物のキャラもユニークで笑いもあり、見る人すべてを画面にひきつけてしまう魅力を持っていました。最初は電話を警察官に渡して終わるはずだった主人公でしたが、次第に自分がどうにかしてあげないといけないという気持ちに追い込まれる姿は他人事には思えないくらいでした。自分自身が次第に車を盗んだり拳銃で人を脅したりしてる異常さに気づきながらも、それでも見ず知らずの人の命を守るために自己を犠牲にする主人公役のクリス・エバンスの演技も良かったと思います。前半ではちょっといい加減なナンパな男でしたが、映画の終盤では携帯を武器に銃を持つ犯人と戦ってましたからね(笑)個人的には事件の真相に徐々に迫る警察官役でERのモーゲンスタン元部長が出ていたのが嬉しかったですね。ERファンの私としては彼のアクションシーンや海藻パック姿は衝撃的でした(笑)この映画を見て、誰かを守るためには何かを犠牲にしないといけないといけいないと思いました。主人公はもちろんのことキム演じる女性も自らの命を懸けてまで家族を守ろうとしてしまいましたからね。見張りの男を出血させたときの彼女が男に謝ったシーンはなんとなく悪い人だから謝らなくてもいいとは思いましたが、彼女にすれば生物を教えていて生命の素晴らしさを教えている身なので、たとえ監禁場所から脱出するためであっても自分自身を許すことが出来ない行為だったんでしょうね。あと携帯電話の便利さと恐さの両面を描いているところも面白かったです。確かに携帯電話はどこでもだれとでも話せるので便利ですが、当然自分の知らない相手から電話がかかってくるという危険性もあるので、今回のことは単に映画だけの話ではないような気がしました。まあ現実にはあそこまで上手いこと解決はしないと思いますけどね(汗)主人公がラストにキム演じる女性に言う台詞がとてもユニークでそこで終わったので、ホントこの映画を公開終了間近(関西では3月11日まで)ながら見てよかったと思いました。劇場でご覧にならなかった方はぜひDVDが出ましたらご覧になってください。その際はくれぐれも携帯電話の電源はお切りになってくださいね(笑)
9点(2005-03-12 12:30:46)
15.  スーパーサイズ・ミー 《ネタバレ》 
今年の劇場で見た一番最初の記念すべく映画だったのですが、昨年からいろいろ話題になっていて地元では公開されておらず、たまたま遊びに行った名古屋の劇場で見たのですが、心から見てよかったと思いました。この作品の内容をはじめて知ったときは、私も「マイケル・ムーアの二番煎じ的な作品」という捉え方をしたのですが、実際見始めて「一日3食ファーストフードだけの生活を一ヶ月続けるとどうなるのか?」という実験からいろいろわかる、ファーストフードの栄養バランスと肥満の関連性だけではなく、そのファーストフードがもつ習慣性(映画の中ではモルヒネがバーガーに使用されていたり、大量のCM戦略、低価格戦略による手軽さによって引き起こされると)が肥満になって訴えを起こした少女たちの「自己責任」という感覚を麻痺させ大量に食べさせたのではないかということまで明らかになってくる点から、この映画は単なるおバカな自虐実験映画ではないということがわかりました。まあそういう深い部分もありますが、一番言いたい事は食べ過ぎると彼女との性生活が減り彼女にキレられるということなのかもしれませんが(笑)実験化し後に彼女が監督との性生活についての変化や不満を語るシーンは、この映画で一番ファーストフードに対する恐さをリアルに感じさせられました(汗)
9点(2005-02-13 19:02:29)(笑:1票)
16.  ビッグ・フィッシュ 《ネタバレ》 
父親が死をむかえるにあたって本当のことを聞きたかった息子が、最後には父エドワードにとっては最高の親孝行となるであろう脚色した話で、父親を安らかに送り出そうとする展開に、私は涙が止まりませんでした。自分の人生を語るときに、多少なりとも人は話の脚色をしてしまうと思います。でもここの話の数々は、どれも夢や希望に満ち溢れていて、聞くものの心に潤いをあたえるもので、私も真実か嘘かは気にはなりませんでした。父親が死んでしまって悲しいけれども、父親が話してきた物語の中で一生彼は生き続けるだろうと言う息子の言葉通り、人は肉体をなくしたとしても、その魂はいろんな話やモノに宿って、人々に愛され続けるのだなぁと感じました。死ぬということはとても悲しくてやりきれないものがありますが、死ぬときはエドワードのように愛するものに見送られて安らかに旅立ちたいものですね。 
9点(2004-05-16 22:10:43)(良:1票)
17.  インファナル・アフェア 《ネタバレ》 
「正義と悪」という言葉の意味がわからなくなるくらい、見終わった後はとても複雑な気持ちになりました。この映画を見ているといろんな人間ドラマが描かれていて、登場人物のいろんな立場に立って考えることが出来る点が素晴しかったです。特にマフィアに潜入したトニー・レオン演じる潜入警察官に潜入命令を出し、どんなときも唯一彼を励まし続けた上司の警官が、ビルから落とされ自分が潜入捜査官であることを知る者がいなくなったというツライ状況になり、さらに追い討ちをかけるように全く反対の立場であり最期まで自分を信頼して車中で死んでいった仲間を見つめるトニー・レオンのシーンでは見ている私はトニー・レオン演じる警察官の複雑な気持ちを考えると涙が溢れ出してきました。マフィアに潜入している間は警察官でありながらも本当にファミリーを愛そうとしなければ正体がバレてしまうので、本当は嫌でも信頼を得るために悪事に手を染めてきた警察官が、いつのまにか少なからずとも仲間に対して本当の友情を抱いてしまうというところが大変見ていて心が痛くなりました。対する同じく潜入命令を受けたアンディ・ラウはラストを見ると彼に対してもかなり複雑な感情を私は抱いてしまいますが、結果的にどうしてもトニー・レオン演じる潜入捜査官よりになってしまう自分がいました。
9点(2004-03-21 19:27:31)
18.  猟奇的な彼女 《ネタバレ》 
見る前からかなり良いと評判を聞いていたので期待していたのですが、それを上回る面白さで驚きました。個人的にはラブストーリーはそれほど好んでは見ないのですが、笑いあり涙ありのこの映画なら何度見ても飽きないだろうなぁと思うほどでした。主人公があの猟奇的な女性に恋する気持ちがわからなくもないですが、個人的には彼女のあの強烈なキャラに恐れをなしてしまうでしょうね(笑)「偶然とは努力した人に 運命が与えてくれる橋です」と言う彼の言葉はまさに名言でしょう。
9点(2004-01-25 13:44:05)
19.  デッドコースター 《ネタバレ》 
この作品はラストまで一瞬たりとも気が抜けなくて、見終わったあとはワキにとんでもない量の汗をかいていることに気づきました(汗)前作もテンポ良く次々に登場人物が死んで行き、その死から逃れようともがき苦しむ姿がとても見ていて辛かったのですが、今回は死から逃れる方法を見つけ出す事に成功しハッピーエンドを迎えると思いきや、やはりちょっと笑ってしまうような残酷な終わり方でインパクト大でした。良かれと思い人の命を救ったとしても、より残酷な死を招いてしまうと思うと安易に人助けできなくなってしまいそうで自分自身の人との接し方にも影響しそうな作品となりました。
9点(2003-12-30 20:15:04)
20.  リベリオン 《ネタバレ》 
この映画の予告を見たときにすぐに私は気に入ってしまい、本編を見たときには本当に見て良かったと思いました。まあ何かと「マトリックス」などと比較されますが、個人的にはガンカタのカッコ良さの虜になってしまい、こちらの方が内容的にはわかりやすいのもあって好きですね。争いの原因となってしまう感情を規制するために、文化的なモノを排除し続けていた主人公が仲間のことがきっかけで、やがて犬のために自ら反逆者になってしまうという展開には見ていて笑ってしまいましたが、主人公の子供たちが当初はものすごく冷徹に見えていたのに物語が進むにつれて父親と同じようなことを考えていたという展開に思わず涙ぐんでしまいました。終盤の感情が開放されはじめ、街のあちこちで爆発が起こっているのを、学校の教室で気づいた主人公の息子がうっすら笑うシーンがとても印象的でした。それにしても何度見ても飽きないアクションシーンは一見の価値ありです!
9点(2003-11-23 17:02:50)
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