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1.  マトリックス
30年ぶりに鑑賞 当時、衝撃だったバレットタイムによる視覚効果を含めた映像の素晴らしさも、映像技術が進んだ今となっては特段の感動がなくなったのは致し方ない。 しかし、カッコイイのは30年経っても色褪せない。 ネオとトリニティが、敵施設に乗り込むシーンはしびれる。 カッコイイだけで文句なく楽しめる作品。 ただ、モーフィアスのすきっ歯だけは気になって仕方なかった。あれは俳優として許されるのか?
[インターネット(吹替)] 8点(2023-10-11 07:12:44)
2.  リング(1998) 《ネタバレ》 
20年ぶりくらいに再び鑑賞。やはり良作のホラー。 ただ悪霊が出てきて祟り殺すようなチープな内容でなく、呪いのビデオを謎を解きあかしていくサスペンス仕立てになっている。 圧巻はラストシーン。子供を救うべく父親にビデオを見せるべく車を走らせる松島。 父親を犠牲にしてまで子供を助けようとするその狂気に戦慄する。 確かに、父親も誰かにビデオを見せれば助かるわけで、決して父親が死ぬと分かった訳では無い。 しかし、最後の松嶋菜々子が浮かべる不気味な笑みには、父親を助けようという意図は感じ取れない。 ナレーションで入る女子高生の、少しためを作ってからの「やるでしょ」が「殺るでしょ」に聞こえるわけである。 また、同時に女子高生の話から、なぜこの作品のタイトルが「リング」であるかが分かる。そして今後貞子の呪いが際限なく広がっていくことを暗示して物語が終わる。 このナレーションのかぶせかた、まっすぐな一本道を車が走るのを俯瞰でとらえるカット、絶妙のタイミングで入る音楽など、すべてドンピシャで最後に強烈な恐怖を植え付けてくれる。
[インターネット(邦画)] 8点(2023-08-13 16:29:56)
3.  リング2 《ネタバレ》 
「名作ホラーの続編は駄作」という持論の通り、本作もしょーもない映画だった。  まず、最大の欠点は貞子の呪いを科学で取り扱ったこと。これはもう興ざめのひとこと。 貞子の呪いをビーカーに入れた水の浸透圧で計測しだしたり、器具をつけて脳波測定したり、呪いを科学しちゃったら、そこにはもう恐怖がない。  また、貞子の呪いを警察が把握してしまうのもよくない。こういう呪いの話は少数の当事者だけで完結するから怖いのである。  前作は呪いのビデオを見たら伝染するという単純構造だったが、今回は貞子の呪いが心の中に入って、それを出すだの移すだのと訳のわからないことをやりだし、それが話の本筋になってしまった。そこがとにかくつまらない。 最後はプールの前に大掛かりな機材を並べて、あろうことかマヌケな器具を頭につけて、貞子の呪いを移すというという実験をやりだす。ほんとにホラーか?コントじゃないんだからさあ。 そこからさらに、井戸の中という謎の精神世界?みたいなところに飛ばされて、意味不明に崖をよじ登るのがクライマックス。ひどい。 精神世界はやめてくれよ。ちゃんと現実世界で決着をつけてくれ。  あと、松嶋菜々子が父親を犠牲にすることを苦にしているような描写があり、前作のラストの恐怖を無効にしてしまっている。この作品自体がつまらないだけでなく、前作の評価すら下げるとは、本当に救いようがない。  一応、いい点も書いておく。深田恭子版呪いのビデオが気持ち悪い。名作であった前作の後日譚が語られること自体は面白い。前は顔が見えなかった貞子を、今回はなんと顔出しさせ、復元粘土の顔にするという新たな貞子像を作ったのは良し。
[インターネット(邦画)] 3点(2023-08-12 23:08:48)
4.  ウォーターワールド
USJのアトラクションになるくらいなのだがら名作なのだろうと思って見てみたが、面白くない。  設定はよかったし、世界が海に沈んだ後で、人々がどんな生活を築いているかが描かれており、それだけで単純に楽しめる。 しかし、それ以外に見るべきところはあまりなかった。 とにかく主人公の性格の悪さにげんなりする。口数の多い少女に腹を立てて海に落としたり、よかれと思って飛行機を落とそうとしたヒロインに激怒し髪の毛を切り落としたりと、冒険活劇の主人公にあるまじき、人間としての器の小ささにドン引きだった。 海で会った男に女を売ることで一旦交渉成立させといて、後からなかったことにする身勝手さと、それに怒った相手を容赦なく殺す残虐非道さにも、更にドン引きであった。 ずっと一人で生きていたから心が閉ざされてしまった主人公が、二人と過ごすうちに徐々に打ち解け、心が穏やかになっていく、という展開にしたかったのはわかるが、それにしてもひどすぎないかい? ちなみに、この映画って、ものすごく「マッドマックス2」を彷彿とさせる(パクリ?)。 世界の設定も、衣装やメカも、ストーリー展開も、まるで、マッドマックスの海版と言いたくなる作り。 しかし、マッドマックスのマックスは、心を閉ざしていても、常にかっこよかったのに、何で本作の主人公はこんなにも魅力のない人物にしてしまったのか。性格のみならず見た目もハゲのロン毛でダサいし。 あと、少女もかなりうっとうしかった。主要な登場人物にこんなに思い入れが持てなきゃ楽しめるはずがない。 あとは、古い映画とはいえ、映像面で残念なところが多かった。特に、飛行艇に乗ってるシーンはまるで、ドリフのコントを見てるようであった。
[インターネット(吹替)] 3点(2023-05-31 08:42:14)
5.  ピアノ・レッスン 《ネタバレ》 
最近、エロ同人誌で流行ってる寝取られものみたいな内容(この映画の方が先だし、そもそも昔からあるネタであるんだろうが)。 すごい嫌悪してた相手だったのに、一回セックスしたら、いきなり惚れてしまう。多分、そのセックスがよほど気持ちよかったんだろう。 セックスで女を虜に、うーん、女をセックスでエロ堕ちさせるエロ同人ぽい(笑) しかし、このおねーさん、本性は相当なエロエロみたいで、久しぶりのセックスで性の喜びに目覚めちゃってからは、とりあえず近くにいる男の旦那に手を出す。でも、旦那じゃもひとつ興奮しない。やっぱり、あの男とのセックスがいい!ってんで恋文みたいなのをしたためて娘に託す。 性欲だけで行動してんなー。  とりあえず、他の人の感想にもあるけど、おねーさんの行動は、ちょっとわがままで思いやりがないように感じる。なのでどうにも話が楽しめない。 旦那は確かに自己中心的であったから、おねーさんが彼のことを好きになれないのはわかるけれど、ピアノをダシにして性的関係を強要してきたオッサンになびくのも、嬉しくない展開だ。 最後はピアノとともに過去の自分も死に、新たな人生を歩むということなんだろう。あそこで「死んだ」過去の自分とはピアノでしか自己表現をしようとしなかった自分であり、それがピアノとともに海に沈むことで、新しい彼と笑顔で過ごせるようになった。それはなかなかに詩的で美しいラストだ。 とはいうものの、全体を通しては、結局三角関係で揉めるだけの大した筋書きでない。なんでこれが数々の賞を獲得できるほど評価が高いのかは不思議。 映像に関しては、とにかく引きのカメラシーンが少なく面白みにかける。また、彼らが住んでるところの全体像が最後まで把握できない。けっこう人がいるみたいだけど、どういう集落が構成されてんの?最後まで全然分からないんだけど。ニュージーランドの自然の映像美みたいなのも楽しめない。 海辺に放置されたピアノや、それを弾くシーンは素敵だなあ、と思った。 ま、全体としては、ビミョーな映画だった。
[インターネット(字幕)] 3点(2023-04-22 04:49:01)
6.  GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
深く理解しようとすると大変な映画。 クオリアとか意識のハードプロブレムを題材にしているのだろうが、難しいな。 小むづかしい事をグダグダ言われてもついていけない。 このあたりが、いかにも押井らしい、非常に鬱陶しい作りではある。 でも、まあそんなに深く考えず、そのあたりは上辺だけ、雰囲気だけさらっと味わうだけでよい。他の部分で存分に楽しめる。 さすがに今見ると映像はショボい。 当時としては多くのクリエイターに影響を与えた素晴らしいものであったのだろうが、悪いけど、今の価値基準で判断させてもらうと、しょぼい。
[ビデオ(邦画)] 6点(2022-11-04 12:30:21)
7.  プライベート・ライアン
面白くないわけではないのだが・・・これが世間から高い評価を受けているのは不思議。 なんというか、大した話ではないよね? 最初の30分、ノルマンディ上陸シーンは凄まじい迫力で圧巻であったが、それ以降は割と普通。 話のキモは主人公に助けられたライアンがそれをずっと感謝するってところなわけなんだけど、しかし、ここがどうもひっかかる。 実際主人公たちが来てくれたおかげでライアンは死なずに済んだのかもしれない。 でも、最後のドイツ軍との戦闘で、ライアンが主人公によって命を救われたってシーンが大してない。だから、「あなたのおかげで命が助かった」みたいに言われても、いまいち感動って方向に心が動かない。 ライアンがすでに一緒に行動していた人達も、主人公と一緒にやってきた他の7人も、ライアンと一緒に戦い、何人かは死んでしまった戦友であるだけで、主人公だけがライアンに特別に何かをしてくれたという風にはあまり思えないのだが。 いいのかそれで?
[インターネット(吹替)] 7点(2021-12-21 21:00:36)
8.  生きてこそ
壮絶な映画。最初の墜落に始まって、その後の極寒の世界での生活まで、よくぞそんな過酷な状況で生き残れたな、と思う。あの状況で70日以上生存、しかも登山装備などない状況で山を超え助けを呼んでくる。すごいサバイバル能力だ。 飛行機の残骸から、雪を効率よく溶かす道具、毛布がわりのシート、断熱寝袋なんかを作って、工夫する様も面白い。作品では描かれていないが、目を守るためのサングラスも手作りだったらしい。 人肉を食べるシーンはなかなかにエグい。でもあんなカチカチになった肉ならまだ食べる抵抗もましかな(笑) 10数人の死体があれば男10人以上が2ヶ月生き残れるだけのカロリーになるんだなあ。それでもさすがにガリガリにやせ細るはずだろうけど、俳優は最後までふくよかだった(笑)これはご愛嬌ということで。
[インターネット(字幕)] 8点(2019-02-17 22:06:37)
9.  CUBE 《ネタバレ》 
ダラダラとした冗長なシーンもなく、最初から最後までハラハラドキドキ。 最初に与えられていた、人、モノにすべて意味があって、それらをすべて活かすことができて初めて脱出できるというトリックが面白い。 人間ドラマにも意外性があり、真面目で正義感のありそうな黒人警官が最後は非道な男に豹変し、全てになげやりで非協力的だった男は後半仲間を助けるため危険を顧みず行動する。一番の役立たずだと思っていた障害のある男が実は一番のキーマンになる。 次々明かされる数字のトリックや、実は最初にいた部屋にそのままいれば脱出できたというどんでん返しも面白い。 金をかけなくてもシナリオがよければ面白いものが作れるという見本みたいな映画。 文句をつけたいのはひとつ。黒人警官が最後の最後で復活登場するが、彼はいったいどうやってあそこまで来たのか?数学少女や障害持ち男なしにあそこまで来れるはずがないではないか。少し無理やりだったかな。
[DVD(吹替)] 8点(2017-06-01 23:04:27)
10.  ブレイブハート
主人公がすぐに女とセックスしすぎ! 幼なじみの村娘は再会後、2回会っただけでプロポーズ!→女の方もあっさりOK!!→セックス。 イングランドのお姫様とも2回会っただけ、しかもほとんど会話なし!→でもあっさりセックス。 なんだよそれ・・・。作品のテーマは主人公の勇気らしいですが、勇気よりも主人公のモテっぷりに驚愕です。なんでそんなに簡単にやれちゃうんだよぅ。 それとも勇気があれば私もモテるんでしょうか? メル・ギブソンのようにイケメンではありませんが。  しかし、あまりに主人公のリア充(?)ぶりに、物語の最初から主人公に感情移入できなかったのは自分が非リア充だからでしょうね(笑)  さて、話はイギリスの歴史もの。 歴史ものと言えば、我々が日常目にするのは日本のものばかりだが、イギリスの歴史ものというならそれだけで面白い。 当時の衣装、町並み、生活、そういうのを見るだけで楽しい。知的好奇心が満たされる。まずそれが大きかった。 話としては、まあ迫力はあってそこそこ楽しめる。 まあでも、もう少しドラマが欲しかったかな。
[DVD(吹替)] 6点(2016-07-27 03:51:36)(笑:1票)
11.  レッド・オクトーバーを追え!
面白い!CIA、ソ連艦長、USネイビー艦長、様々な視点から進んでいって一つに集約していくのが面白い。登場人物もかっこいい。特にUSネイビー艦長いい味だしてるわー。ソ連人とアメリカ人の対比みたいなのもいいな。罠にはめて敵戦艦を沈めるのもいい(かわぐちかいじの「沈黙の艦隊」がパクりまくってたなあ)。しびれるシーンが多い。あと20秒でミサイルと衝突です!→ところで君はどんな仕事をしてるんだい?・・・か、かっこいい! どっちに旋回した!→右です!→(゚Д゚;)!・・・しびれるわー。「あ、アメリカ人だ・・・」は笑えた。 さて、逆に残念なのは・・・。やはり古い映画だけあって映像はしょんぼり。CGで作りましたってのが丸出しのシーンが多く萎える。 ストーリーとしてはいかにも「アメリカ寄り」な内容。アメリカは正しくて自由で、ソ連はろくでもない、ってスタンス。ロシアの人が見たら胸糞悪い映画だろうなあ(笑) まあ自分には関係ないけども。いやー、面白かった。
[DVD(吹替)] 9点(2014-08-17 14:19:15)(良:1票)
12.  恋におちたシェイクスピア
退屈で死にそう。ダラダラとどうでもいいシーンが続く。そして登場人物すべてが好きになれない。特に主人公。見た目も性格も。
[DVD(吹替)] 1点(2013-05-02 21:25:16)
13.  ストレイト・ストーリー
非常に心にしみるいい映画だった。主人公の爺さんが非常にいい。本人は自分を頑固だとことあるごとに言うのだけれど、意固地で偏屈な感じはなく、心優しい、穏やかな老人。誰か知らないけどこの爺さんの役者もすごいいい味出してる。だからほんとこの爺さんが魅力的なのだ。 出てくる人もみないい人ばかりで、トラクターで一人突き進む爺さんに色々手を貸してくれる。とても心温まるストーリー。 アメリカの片田舎の風景も、向こうに全く住んだことのない自分にも何とも言えぬ慕情が感じられて楽しめる。 最後にやっとたどり着いた兄の家。そこで多くを語らず、ほんと一言二言語って終わる。しっぶいわ~~。 まあ、多少展開がまったりしていて、だるい感じはなくもないけれど、楽しめる作品。
[DVD(吹替)] 7点(2011-01-23 03:59:56)
14.  12人の優しい日本人 《ネタバレ》 
すでに見たがもう一度見てみた。改めて良くできている。制作費はほとんどかかっていないであろう、シナリオの勝利。「12人の怒れる男」のオマージュというかパロディというかパクリであるのだが、さすがに数十年の時を経て作られてるだけあって、元作よりも圧倒的に出来がいい。 最初は全員無罪だったところから、どんどん有罪に転じ、有罪で一致かと思いきや、最後は無罪で決まるというドラマチックさは素晴らしい。12人の陪審員も個性豊かに描けている。序盤にほとんど発言できず、また雄弁で論理的な人間にただ圧倒されるだけだった人間が後半になって事件解決に重要なきっかけを発言していくのが、なかなか痛快である。「むーざい」など、随所にちょっとした笑いもあり、見ていて楽しい。 もっとも、ミステリーの謎解きとしては少々物足りなさはある。面白いギミックだと思えたのはジンジャーエールのくだりだけで、それ以外では特に面白いと思える要素はなかった。 とはいうものの、お話としては非常に良くできている。
[DVD(邦画)] 8点(2010-03-22 15:48:29)
15.  交渉人(1998) 《ネタバレ》 
●人質を取って立てこもり、交渉を通じて犯人探しをするという展開は面白い。 ●かけひき、だましあい、など色々あったのだが、何をやっているのか、どういうことだったのかいまいち理解できなかった。理解できたらもう少し楽しめたかも。 ●犯人探しと言うことでミステリー調ではあるのだが、主立った登場人物が出てこないので、「どいつが犯人?」とドキドキしながらみるような展開でもなかったし、犯人が分かっても、別段どうということもなかった。 ●警官がたびたび突入するのだが、みんながみんな、なんだかあまりにあっけなくやられるのはどうなのか。 ●最後に犯人を罠にはめるわけだが、そのやり方があまりに古典的であった。もう一ひねりほしい。 
[DVD(吹替)] 6点(2009-09-04 00:12:24)
16.  グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
感動する!って勧められて見たけど、全然感動しなかった。お話もそんなに面白いと思わない。 全体として無駄な会話が多く冗長してて退屈。
[ビデオ(字幕)] 3点(2009-08-02 13:16:12)
17.  目撃(1997)
なんだこりゃ。ひどい、ひどすぎるシナリオ。小学生が書いたのか?
[地上波(吹替)] 3点(2009-08-02 13:14:09)
18.  パトリオット・ゲーム
よくあるアクション映画で特筆すべき点もない。ストーリーも平凡、アクションシーンも平凡。
[DVD(字幕)] 6点(2009-01-30 02:27:19)
19.  デビル(1997)
●特に見るべきところのないストーリーで面白くない。●彼を生かすために逮捕するみたいなことを女に約束していながら、その本人が撃ち殺してるんだからそのへんどうなのよ。
[地上波(吹替)] 3点(2009-01-05 01:58:57)
20.  おもひでぽろぽろ
小五の時の思い出話が物語中、ちょくちょく出てくるわけなのだが、結局それが、物語の大筋に一体何の影響があったのか、物語を語る上でそれを描く必要あったのか、最後まで全く分からなかった。 この物語の大筋は、都会を離れて田舎に来た女性が、最後は田舎で暮らすことを決心する、そんなストーリーであるわけだが、そんなストーリーのあいまあいまに出てくる思い出話が、ちっともストーリーと関係のない思い出話ばかりである。 演劇の道が開けそうになったけど父の反対で断念したこと、分数のわり算ができなかったこと、生理のことで男子にからかわれたこと、それら、思い出話は結局物語の筋に何をもたらしたのだろうか。 他にも、結婚話を勧められて、始めて自分が田舎の表層的なよい部分しか見ていなかったことを悟り、主人公が涙するシーン。そこに「お前とは握手しない」と言った少年との出来事が思い出されるのだが、これはいったい何の関係があったのか。さっぱりわからない。 全編通して、過去の思い出話と、今の田舎生活、の両者がリンクしない物語であった。 あと、「豊かな表情を出すため」というふれこみで、キャラクターが笑った時などに顔にしわが描かれるという試みが今回なされている。しかし、これははっきり言って失敗であっただろう。この線が顔に入ったとたん、キャラクターが一気に醜くなってしまい、見れたものじゃなくなるのだ。男や年配の人間で、これを行うならいいが、主人公のような若い女性でこれをやってはいけない。この作品以後、この表情の付け方を踏襲した作品がジブリや高畑作品を含め一度も登場していないところを見ても、誰もが失敗と認めているのであろう。
[地上波(邦画)] 6点(2008-05-26 12:57:11)
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