1. 機動警察パトレイバー2 the Movie
パトレイバーを劇場に見に行った者としては当時相当に辛かった覚えがあります。だってパトレイバーじゃなかったもの。でも投げかけられたテーマと映像はいつまでも頭にこびりついていて9.11の事実に妙に納得したものでした。今評価すると9点です。20年後はまたわかりませんが。 9点(2003-06-22 03:11:30) |
2. シャイン
最後のやさしさに満ちたシーンが何よりも救われたし、本当っぽさを感じました。そこに至るまでの物語がもの凄く見ていてツライけれど、ラストでの解放感はかなりぞくっときました。 9点(2003-06-22 02:23:08) |
3. 世界中がアイ・ラヴ・ユー
幸せの空気を感じます。スノッブさは鼻につくけれど、マイナス要因になるまではいきません。見終わった後人に親切な気分になれる映画ってとても貴重だと思うのです。 8点(2003-08-26 21:24:00) |
4. レナードの朝
とても哀しい物語で主人公も廻りの人間も皆が優しくてなおさらにまた哀しい、救いがないか?というとそうでもないんですね。そこがこの映画の魅力だと思う。ところでアルジャーノンはこの実話を元にしたの?それとも偶然なのでしょうか?すげく知りたい。 8点(2003-08-04 23:14:24) |
5. シリアル・ママ
最初コメディかホラーか判断できずに見ていたがいつの間にか一線を越えて笑っていました。多分共感されないだろうけど「ねこぢる」の面白さ(残酷さ)を堪能できるならイケるんじゃないかな、と個人的には思います。 8点(2003-06-22 03:25:23) |
6. マグノリア
最初のフリが最後にまとまる期待感を持たせられたんですが中盤辺りから「こりゃ、まとまんねえや」と解釈し直して見ていました。そういう意味で蛙は期待を裏切られてうまくまとめられた感じです。啓示的な蛙は割と好きなシーンなのですが蛙後エピソードは語りすぎいててちょと饒舌過ぎる。蛙=許し つーのがあからさますぎて、蛙中にそれぞれの許しが見える程度の方がさっぱりしているのでは…?また人物の多さで誤魔化されているけれど1エピソード1つずつで見ると結構浅かったりします。残念。ま、色々愚痴はあるけれども結構面白かったです。 7点(2003-09-27 06:34:32) |
7. 学校Ⅱ
西田敏行ってあんまりにも出っ張って来るから苦手でこれも導入は苦手だったんですが、物語はシリアスでしかも明るい感じで良かったです。 西田敏行もまぁそこまで鬱陶しくはないし、障害者の描き方も好感が持てました。気球のシーンは賛否両論あると思いますがそんなに嫌らしくはなかったなぁ、と。 時間があったらオススメです。 7点(2003-09-23 23:37:13) |
8. ぼくの国、パパの国
海外文化という新鮮さ+コメディタッチの家庭ドラマで飽きることなく楽しめた。 7点(2003-06-22 03:47:42) |
9. カーラの結婚宣言
かわいらしいハンディキャップ映画。監督のハンディキャップを持っている人への愛情ある視点が感じられて、その視点を共有できただけでも価値があった。確かに可哀想だけど言うほどでもないよ、って感じでしょうか。 7点(2003-06-22 02:46:54) |
10. 学校
僕の苦手な西田敏行が100%の力を使って西田汁を振るいまくった映画、つまり暑苦しい。さらに邦江、彼の持つ貧乏臭い力を振り絞って貧乏汁を存分に振る舞ってくれます。さらに山田洋次の持つ下町風説教臭さ…完璧です。嫌いな人は受け付けない映画だろうなぁと思っていましたが存外にも最後まで見ました。あ、不良役の裕木奈江は安達祐美のビキニ写真を見ているような気まずさを感じました。 6点(2003-09-24 00:01:33) |
11. ゴースト/ニューヨークの幻
物語は良くできていて、退屈しません。でもこの映画は「泣けるか、泣けないか?」で評価するのが本筋のようで僕は泣けませんでした。 6点(2003-09-15 03:37:50) |
12. レオン(1994)
《ネタバレ》 主人公が死ぬ必然性は見えないなぁ、ラストで一応殺しておくってのは物語の陳腐さを感じさせます。でもそれ以外では全体のストイックさやキャラクターの過剰さ、などなど楽しめるところが満載です。死にオチが気にならなければ結構楽しめる作品では? 6点(2003-08-26 20:46:37) |
13. メリーに首ったけ
自分はおゲフィン万歳!なので楽しめました。過剰な下品もキャメロンの存在感で軽めに救えているのかもです。 6点(2003-08-26 20:23:33) |
14. ボーイズ・ドント・クライ
テーマが重い上にラストが悲惨。実話だっていうことを知ってよりショック。性同一性障害者の問題提起を狙いとしているならこれは成功しているでしょう。そんだけイヤなラストです。一緒にしちゃいかんかもだけどセクシャルマイノリティって生き物は都市に生かされているって話は本当だな、としみじみ。 6点(2003-08-18 00:46:28) |
15. オープン・ユア・アイズ
《ネタバレ》 虚実交錯モノの割にはそんなに破綻しておらず、興味を持って最後まで楽しめました。でもやっぱりコールドスリープネタは古くて厳しいよねぇ。 6点(2003-08-04 03:32:25) |
16. アタック・ザ・ガス・ステーション!
ドラマそのものは薄っぺらなんだけど、いきおいがあって最後まで楽しく見ることができました。快適な暇つぶしができますよ。 6点(2003-08-04 02:17:16) |
17. マーズ・アタック!
どう?このバカバカしさ、ハリウッドっぽくない面白さでしょ?と言われているみたいで勘にさわる部分もあるけれどヨーデルで帳消し。人がどんどん死ぬところもなんか爽やか。 6点(2003-06-22 03:59:39) |
18. タイタニック(1997)
映像は迫力あったし、展開も飽きがない、車の中でのファックはエゲツなくて好きかも。 6点(2003-06-22 02:35:12) |
19. 学校Ⅲ
仕事人間だったリストラ中年の人生やり直し物語と自閉症の子を持つ母の苦労物語がセットで語られます。テーマ的にリストラ中年はあんまり面白くないなぁという点と大竹しのぶがガンになっちゃう点が気になりました。映画でしかも「学校」というテーマであえて語る内容なのかな?自閉症の子の書き方は本当にリアルらしいです。だからと言ってどうということもないのだけれど。なんかもうちょっと発展性が欲しかった。 5点(2003-09-23 23:50:38) |
20. ブレイド(1998)
ヒーロー物に必要な主人公の魅力がどうも希薄。ただの力持ちなのかな?目からビームでないのかな?とかずっと思ってみてました。何にもでないです、むしろ病弱。さらに敵も普通に強いだけの人で…でも病弱。肩すかし。 5点(2003-09-23 17:23:25) |