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1.  地獄の黙示録 特別完全版 《ネタバレ》 
私はこの映画が“マイ・ベスト・ムービー”なので、いくら未公開シーンが加わって長くなっても基本的に大歓迎です。伝説の7時間バージョンも死ぬまでに是非観たいと思うくらいです。ですが、やはりここは冷静にこの“特別完全版”で追加されたシーンについて検証したいと思います。 【要らないシーン】キルゴアのサーフボードを巡る追加エピソード~終始深刻な顔で独白していたウイラード大尉が唐突にこんなイタズラをして子供のように笑っているのは不自然です。中途半端に大尉のキャラを掘り下げるのは全体の雰囲気を損ねる危険有り。同様の理由で燃料とプレイメイトを交換するくだりも不必要。 【良かったシーン】フランス人農園のエピソード~説明的ではあるが、ベトナム戦争という背景を理解するためには、カーツの苦悩を理解するには必要。同様の理由でカーツがベトナム戦争における米兵の任務期間の問題などを糾弾する書簡を大尉が読むシーンも理解を助けてくれる。
[DVD(字幕)] 10点(2003-09-25 14:45:54)(良:1票)
2.  ブラッド・ダイヤモンド
これは素晴らしい映画だよ。ズウィック監督はハリウッドの商業的制約の中で、真実を描くことを完全に貫いたと感じた。キスシーンすら無いこの映画のロマンス部分ですら余計だと感じるなら、ドキュメンタリーを観ればいいだけのこと。これは映画なんだし、これほどの社会派映画は最近観たことがない。我々平和にどっぷり浸かった日本人は、このすさまじいまでの西アフリカの現実を目の当たりにし、どう反応すべきなんだろう?映画のラストで語られる「キンバリー・プロセス」以降、紛争ダイヤが世界市場に占める割合は0.1%まで下がったとダイヤモンド業界は主張するが、抜け道はいくらでもあり、例え0.1%だとしてもそれが貧困にあえぐアフリカの庶民を殺し合いに向かわせるには十分な量だと認識しなくてはならない。はたして自分の虚栄心を満たすために、あえてそのような危険を冒してダイヤを買うべきだろうか?化学的には本物と全く変わらない人造ダイヤを嫌うのはデビアス社(ヴァン・デ・カープのモデルだろう)の宣伝にのせられてるだけじゃないのか?先進国の消費者は結論はどうあれ、一度真剣に考えてみるべきだ。観客にこれほど問題意識を植え付けられたのだから、この映画は成功したんだろう。
[映画館(字幕)] 8点(2007-04-20 16:56:25)(良:3票)
3.  ブラックブック
この監督の一貫して人間のありのままの姿を描こうとしている姿勢が好きだ。ハリウッド時代の作品では、商業的制約の中で監督の暴力と性へのオブセッションばかりが拡大されたきらいもあるので、母国に戻って撮った今作はこの巨匠への正当な評価の端緒になるかもしれない。僕が思うに『ロボコップ』においても『氷の微笑』においても今作においても監督の姿勢は非常に一貫したところがあると思うが、世間一般に理解されないのも仕方ないだろう。あの吐き気を催すような『ロボコップ』の暴力描写から、今作を見終わった後に考えさせられるようなメッセージを汲み取るのは容易ではないだろう。しかし僕はあえて言いたいのだが、今の時代バーホーベン以上に、映画という芸術や、その果たすべき社会的役割、更には娯楽性までを統合して完璧を目指している映画人がいるだろうか?
[映画館(字幕)] 8点(2007-04-02 17:08:26)
4.  モンスーン・ウェディング
面白いし、ちょっと涙が出た。インド映画という括りが無くても万人に通用する秀作だと思う。現実にインド人を取り巻くシリアスな社会問題に関して(幸か不幸か)無知な私は、純粋にこの映画を楽しむことが出来た。でも敢えて言うなら、これは異国のエキゾチックな舞台設定だからこそ楽しめるファンタジー映画のような物かも。観賞後の心に僅かだけど何か引っかかっていたのは、現実に目をつむってファンタジーを楽しむことへの後ろめたさだったかも知れない。
8点(2004-06-08 14:12:27)
5.  天使の肌
正直、この映画のどこが気に入ったのか自分でも上手く説明できない。とりわけ心打たれるストーリーがあるわけでも、魅力的な人物が出てくるわけでもない。しかしきっとこの映画は一度見たら忘れられない類の映画だ。全体のストーリーは忘れてもグレゴワールが母の家から逃れて入ったカフェでのシーンや、グルニエ製薬の会議室のシーンなど一つ一つの小さい情景は心に染みついて離れない。それが何故なのかはサッパリわからない。ただ自分はこの映画を観ていてとても“懐かしい”気がした。子供の頃にテレビで何気なく観て、別にすごい映画じゃないんだけどもいつまでも忘れられないような映画とよく似ているのだ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-02-21 15:05:55)
6.  シティ・オブ・ゴッド
スラムというジャングルに住む人間という野生動物の生態をつづった秀作ドキュメンタリー。非常にリアル、芸術的なセンスもなかなか、ストーリーテリングも上手い、しかし・・・タフな一本。リアルに感じられれば、感じられるほど楽しい気分からは遠ざかってゆく。
[地上波(字幕)] 7点(2006-01-30 14:32:06)
7.  エターナル・サンシャイン 《ネタバレ》 
破局を迎えたジョエルとクレメンタインは話し合った結果、二人でラクーナ社の記憶消去手術を受けることに合意した。しかしそれは以前からクレメンタインを狙っていたラクーナ社の社員で友人のパトリックの策略でもあった。並んだベッドで記憶消去される二人だが、ジョエルは彼女との記憶を遡る過程で破局の原因がすれ違いによる誤解であることに気づき、仲直りの方策を思いつく。しかし手術は止まらず、隣の彼女にも伝えられない。ジョエルは激しく後悔し、記憶の中の彼女と共に“誤解を解く鍵”と“ラクーナ社に残したテープへ辿り着く鍵”を他の記憶の中に巧妙に隠すことにする。手術後全くの他人になって日常生活を送る二人だが、ジョエルはあるときふと記憶の中に隠された鍵の存在に気づき、ラクーナ社のテープへと辿り着く。盗んだテープで事実を知ったジョエルはクレメンタインを探すが、なんと彼女はジョエルの記憶を盗んだパトリックと幸せに暮らしていた。クレメンタインは記憶を完全に失っているので、しかたなくジョエルは挽回する機会が来るまでラクーナ社で働くことにする。記憶を消したと思って安心しているパトリックはジョエルを同僚として迎え入れる。その内彼女とパトリックは以前のジョエルたちのようにすれ違いはじめ、結局は彼等二人もまた記憶消去を受ける。施術したジョエルはパトリックの記憶図から間接的に過去の自分のクレメンタインとの歴史を知り、記憶の中に隠していた仲直りの鍵の使い方を思い出す。そしてジョエルはクレメンタインの前に再び他人として姿を現す。当然のように惹かれ合う二人は以前と同じように付き合うようになり、同じようにケンカもしてしまう。またしても二人の仲は破局しそうになるが、思い出した“鍵”のおかげで乗り越える。そして二人の関係はようやく晴れて新しい局面へと進む。 ・・・と、こういう感じの脚本だったらカタルシスが増して万人受けするんじゃないかな~って思うんだけど、余計なお世話?でも映像表現がとても素敵なのにストーリーやテーマの掘り下げが不十分だったのが実に惜しい!なのでつい自分で改訂版のストーリーを考えてしまいました(笑)
[映画館(字幕)] 7点(2005-03-31 12:16:13)
8.  ブリジット・ジョーンズの日記
この映画にケチをつけるのはやめとこう。ブリジットがめっちゃカワイイ。デブで目尻に小皺の目立つ30女なんだけどカワイイ。まぁ現実にはこんな娘はいないが・・(おっとつい愚痴が・・)。
[映画館(字幕)] 7点(2003-09-25 14:20:37)
9.  マレーナ
『海の上のピアニスト』でコケたけど、やっぱりシチリアに帰ってきたトルナトーレはいい。ストーカーだとか変態とか言ってる方もいるようですが、これはそんな言葉も存在していなかった性的におおらかかつ厳格な時代の話ですよ。なんでも現代の価値観で観てたら、そりゃ楽しめないでしょ。当時の時代背景を考えればストーリーも自然で納得できると思います。
[映画館(字幕)] 7点(2003-09-14 22:01:20)
10.  アメリ
フランス映画にしてはサービス精神旺盛な作り。『ブリジット・ジョーンズの日記』のフレンチ版って感じもなきにしもあらずだが、逆に言えばそれだけ楽しめるってこと。深い感銘は与えてくれないが、ちょっとした幸福感は与えてくれる。あとこの監督は絶対『恋する惑星』を観ているはずだ。
[映画館(字幕)] 7点(2003-09-14 21:56:53)
11.  フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白
マクナマラが太平洋戦争当時、あの東京大空襲を指揮したルメイの直属の部下だった事は初めて知った。「さもありなん。あの上司にしてこの部下あり」正直そう思った。マクナマラはルメイのことを「非常に好戦的」だったと評している。が、日本人を“黄色い猿”程度にしか思わず、一晩で10万人を殺しても平気だったルメイと、ベトナム人の死者を戦争の経営状況を判断する為の“数字データ”としか見なかったマクナマラは、その植民地主義的、西欧帝国主義的な冷酷さに於いて“同じ穴の狢”としか思えない。
[DVD(字幕)] 6点(2009-08-22 18:50:40)
12.  愛してる、愛してない...(2002) 《ネタバレ》 
いや、かなり面白いね、この映画。“アメリ”のトトゥってことを最大限に利用して、それが成功してる。最初はまんまと監督のワナにハメられた。結構内容的にはハリウッド映画っぽくて大したことないんだけど、フランスが作ると+アルファの良質の映画になるのがすごい。事前に『アメリ』を見ることが必須。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-03-05 16:50:12)
13.  キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
オープニングが秀逸。
[地上波(字幕)] 6点(2005-12-30 18:35:31)
14.  キル・ビル Vol.2
結論から言うと1より2のほうが満足できた。て言うか、この2作が結局一つの映画なんだと今更ながら納得したって感じかな。分割上映になったせいで、1は客寄せの宣伝色がどうしても強くなり、単体としてのまとまりを欠くことになっちゃったんじゃないかな。もし5時間1本の映画として編集されたならば、消化不良の1と消化されまくりの2の中間で丁度良い満足を得られたような気がする。1の投稿でも書いたが、私としてはDVDでのスペシャル・エクステンデッド完全版が出ることを期待している。分割上映による弊害を全て取り除き、『ゴッドファーザー・サーガ』の様に全てのエピソードを丹念に見せてもらって初めて私はこの作品に満足できる気がするからだ。それを邪道だと言う人もいるかも知れないが、『キル・ビル』の物語はそれだけの魔力に満ちた細部を持っている。是非タランティーノには次作までの時間にその編集をやってほしい。そして完成された通しの『キル・ビル』こそが監督の夢(妄想?)を具現化した傑作となることを信じている。最後に、1を観たとき正直「タランティーノもそろそろヤバイかな?」と思った自分が浅はかだったことを認めなくちゃならない。ビッグ・ネームになり、裕福になった彼が今もなお老成せずに“若々しい勢い”を保っていることには、素直に感心してしまう。その“勢い”がある限り、多少せりふ回しや選曲が退屈になったりしても、私は彼の作品を支持したいと思う。
[映画館(字幕)] 6点(2004-05-10 18:53:36)
15.  ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
2作目の最大の見所は自分的にはスメアゴルのリアルな演技に尽きる。
[映画館(字幕)] 6点(2003-12-03 02:19:32)
16.  ロード・オブ・ザ・リング
これって正に「映画のクオリティで、延々と続くドラマが観たい」っていう欲望を完璧に満たしてない?
[映画館(字幕)] 6点(2003-12-03 02:17:51)(良:1票)
17.  キル・ビル Vol.1(日本版)
私はこの映画を笑い飛ばして終わりにする程度のものだとは思わなかった。なので結構真剣に吟味する感じで観た。で、思ったのは「もったいないな~」ということ。映画自体のコンセプトはいいのに、活かしきれてない気がする。ツメの甘いところを監督の確信犯的演出だと思うのは映画ファンとしては監督に対し失礼だと思うがどうだろう。具体的に言えば二部構成とはいえ主人公の復讐のモティベーションが明確になっていないのは致命的な失敗だ。今作ではタランティーノの作風である時間軸の前後が仇になっている感もある。もっとシンプルでもよかった。あと千葉真一の場面だが、寿司屋のシーンが無駄に長い割に印象が薄いのは何故か。ここは師匠(千葉)が弟子(ウマ)を鍛える修行のシーンが絶対必要だと思った。こういうシーンはカンフー物の定番なはずだが、何故監督がカットしたのか理解に苦しむ。キャストで言えばウマや栗山やジュリーは正解だが、ルーシーは頑張ってはいるが失敗だと思う。やはり英語のできる日本人にした方がよかった。誰かスターが必要だったのはわかるが、凄絶な過去を背負った重みを出せていない。個人的には工藤夕貴あたりが意外性もあってよかったんじゃないかと思う。全体的にいえるのは編集がマズいということ。シーンの重要性の序列がはっきりしないせいで、全体の流れがスムースでない。あと従来のタランティーノ作品の特色だったセリフ回しやブラック・ユーモア、また音楽のマッチ度もイマイチだと言わざるを得ない。まぁ彼の新境地だと見ることもできるが・・。しかしこれだけけなしてはいても、私は後編を観たいと思わずにいられないし、この映画の存在価値を疑うことはできない。それだけに監督にはもっと完璧に作ってほしかった。DVD用にもっとましなバージョンがあるなら救われるんだが。
[映画館(字幕)] 6点(2003-11-02 15:31:50)(良:1票)
18.  ドッグヴィル
う~ん正直、一見の価値はあるけどもう一回観る必要は感じないだろうな~。この映画のテーマはそれほど新奇なものでは無いし、表現方法も特段独創的では無い気がする。“ドッグヴィル”は人間世界を象徴的にミニチュアライズしたもので、そこを外界から訪れるグレースとギャングのパパは超然とした存在のメタファーだと思う。グレースを“天使(善)”と言ってもいいし、パパを“サタン(悪)”と言ってもいいが、映画の中で親子として描かれるようにそれは表裏一体なのだ。そして村の中で唯一、神(あるいは悪魔)と村人(人間)の間を取り持とうと画策するトムは、人間でありながら自分は人間を超越していると考え、人々をコントロールしたがるタイプの人間(権力者、 聖職者、学者、映画監督 etc.)のメタファーの様に見える。これは寓話としては使い古されたネタだ。これを今やるなら、もっと現代的な舞台(例えば映画撮影現場やNGOとか)でやったほうが芸術としての意味もあると思うのだけど。
[地上波(字幕)] 5点(2006-01-14 16:47:33)
19.  ベニスで恋して
現実とファンタジーが曖昧に交錯する小品。そこそこ面白い。ただ、誰でも何時でも楽しめるかは微妙なところ。その人の好みや観たときの気分に大きく左右されそう。逆にそういう万人受けを狙わない姿勢がよかったのかも。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-10-24 12:09:40)
20.  ラスト サムライ
う~ん、時代考証うんぬん以前に「ダンス・ウィズ・ウルヴス」に似すぎで新鮮味が無い。日本が舞台ってだけで、よくある二番煎じのハリウッド大作のような気がするんですけど・・・。あとやっぱコレは外国人が見て楽しむ映画じゃないのかな~。日本人である僕は“素直に”楽しめませんでした。ネイティヴ・アメリカンは「ダンス~」をどう見たのかが気になった。
[映画館(字幕)] 5点(2004-03-01 03:03:27)
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