1. 旅立ちの時
《ネタバレ》 愛に溢れた作品。作風は地味だけど、地味だからこそシリアスさが際立っています。母親の誕生日会で、皆が歌いながら踊りだすシーンは、映画史上でも指折りの素敵なシーンです。他にも恋人ローナとのシーンはどれも印象的。シドニー・ルメット監督作品は、いくつか観たことがあるけれど、どれも本当に秀逸な作品を作りますね。 [インターネット(字幕)] 9点(2018-07-17 18:21:43) |
2. エルム街の悪夢(1984)
《ネタバレ》 フレディが思いの外コミカル。ギャグキャラですね。殺人鬼としての凛とした感じはなくて、いたずらっ子みたいな感じ。アル中のお母さんと頭の固いお父さんに落胆して、途中から強くなっくるナンシー。しまいにはホームアローン級のDIYトラップを超短時間で仕込むという覚醒っぷり。この映画の中で一番好きなシーンは、ラストの終わり方。全て夢だった~!...と思いきや、やっぱりフレディは居たんだ~ナンシーママずりゅりゅ~。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-06-25 23:26:00) |
3. ヘル・レイザー
《ネタバレ》 痴情のもつれに付き合わされる魔道士の身になったら、たまったもんじゃないね。箱をカチャカチャさせるだけで、魔界から出てきたり戻ったり、魔道士の身になったら勘弁してほしいだろうな。絶対あとで魔道士同士で愚痴ってると思うよ。魔道士達は、オフの時は何してるのか気になる。 [インターネット(字幕)] 5点(2018-04-25 20:27:42) |
4. スキャナーズ
超能力対決。低予算っぽい作りだけど、格好良いSFでした。見た目ではなく、中身で勝負。脚本で勝負。そんなデヴィッド・クローネンバーグの精神性を感じた。 [インターネット(字幕)] 8点(2018-01-27 19:31:29) |
5. 死霊のえじき
《ネタバレ》 純粋に肉を求めるゾンビよりも、欲望にまみれ自己中心的になった人間の方が、醜い。見た目とかではなく、存在自体が醜い。昨今のスタイリッシュなゾンビは好きではない。やっぱりこの映画のような愛嬌のあるゾンビはいい。 [DVD(字幕)] 8点(2014-06-23 14:01:56) |
6. エレファント・マン
《ネタバレ》 悪趣味でゲテモノな映画を観てみよう、という歪んだ気持ちで観始めたんだけど、実際観てみるとちょっと違った。自分の道徳心、倫理観に訴えかけてくる。ちょっとハートウォーミングなところもある。普通の映画ではないことは確か。下の下の世界。 [DVD(字幕)] 8点(2014-02-07 19:10:49) |
7. ウディ・アレンの重罪と軽罪
《ネタバレ》 ウディ・アレンは、悲観的で皮肉なコメディばかりだと思っていたけど、この作品は少し違った。道徳心とか信仰心が題材となっている。この映画を観てて退屈に感じる人もいそう。モヤモヤは、モヤモヤのまま。悩みってずっと考え続けると、こじらせて自分でも良く分からなくなっちゃうんだよな~。ウディ・アレンが演じた男の行末が心配です。可哀想だ。 [DVD(字幕)] 8点(2014-01-24 21:01:27) |
8. ハンナとその姉妹
《ネタバレ》 かなりドロドロした関係が、浮世離れしてるけど、面白かった。ファッションセンスも素晴らしい。長尺な台詞回しも楽しい。最後はハッピーエンドだったのが何だかホッとしました。人は歳をとっても恋愛するのでしょうかね~。 [DVD(字幕)] 8点(2014-01-24 20:56:46) |
9. ロジャー・ラビット
《ネタバレ》 今観ると、合成の完成度が低く見えてチープに感じますが、そこは時代の流れだから仕方ありません。率直に面白かったです。テンポもいいし、何だか良くわからないけどハラハラドキドキするのは、流石スピルバーグだなって感じました。大人も子供も楽しめます。 [DVD(字幕)] 8点(2014-01-17 18:21:50) |
10. ライトスタッフ
《ネタバレ》 どの道を歩んでも、自分や仲間や家族を信じてやり抜く事。そんな心強いテーマなので、鑑賞後は、「よし、自分も頑張るぞ!」っていう気持ちになりました。この映画に出てくる飛行士たちは、肉体や精神が強くなればなるほどに、思考が単純で明瞭になっていきます。物事は単純に考えた方がいいですね。無駄な回り道や言い訳はしない。そんな男らしい男になりたいものです。 [DVD(字幕)] 7点(2013-07-26 23:25:57) |
11. フラッシュ・ゴードン
《ネタバレ》 Tedを観たくて、予習としてこのDVDを購入。ミン皇帝の娘オーラと、何となくフラッシュの恋人になったデイルによる、女同士の対決シーンが一番気に入った。修学旅行の枕投げ対決みたいで。 [DVD(字幕)] 7点(2013-02-15 23:01:12) |
12. 遥かなる山の呼び声
《ネタバレ》 赤の他人でも、一つ屋根の下で暮らしていると家族になるんですね。 いざという時に頼りになる男は、男らしく見えます。そういう男は、言葉より行動で気持ちを表しています。 大自然の長所と短所、習慣から抜け出せない辛さを感じました。 [インターネット(字幕)] 7点(2013-01-04 23:28:05) |
13. リトルショップ・オブ・ホラーズ(1986)
《ネタバレ》 おバカ映画。シーモアは大して良い奴じゃないし能力もないけど、運が巡ってきて自分の思い通りにトントン拍子で話が進む。 [インターネット(字幕)] 6点(2012-07-21 00:47:37) |
14. 異人たちとの夏
《ネタバレ》 やるせない。生きている人も死んでいる人も、人恋しいんだ。仕事ばっかりしてると、大事なものを見失う。親子の絆は深い。 [インターネット(字幕)] 8点(2012-07-17 00:11:19) |
15. 王立宇宙軍 オネアミスの翼
《ネタバレ》 岡田斗司夫に影響されて見てみたのですが、たいして面白いと思わなかった。世界観に魅力を感じないんだよね・・・。作ってる人達は、きっと楽しかっただろうと思うけど。もう一度見て、世界に浸りたいと思わないし、人にオススメもできない。主人公の声が森本レオなのが居心地悪く感じた。 [DVD(邦画)] 4点(2011-12-23 23:35:29) |
16. いまを生きる
《ネタバレ》 「教科書なんて破いちゃえ!」など、型破りな授業で生徒の興味を引き、「自由」を崇拝する思想。 自分のやりたいようにやれと。ワガママに生きろと。枠にはまるなと・・・。 その授業がどこまで影響があったのかは分からないが、結果を見てみると、一人の生徒が自殺するまで追い込まれてしまった。 自殺したニールの父親は、この作中では鬼のような悪者役として映っている。 子供の意思を聞かず、家来のように命令する父親なんて、最低な親だ、っていう設定。 いや、まてよ。何かが引っ掛かります。 こういうシーンって、ドラマでも小説でも良くあるシーンです。 でも、子供が自殺まで追い込まれちゃうってのは、聞いたことがない。 大抵、家を飛び出すとか、暴力で対向するとか、「無理とは分かっているけど抵抗したい!」っていう程度のもの。 何かがおかしい。 ニールの父親や学校全体の思想で共通しているのは、お受験ママと同じように「上流階級のコミュニティに入る為の最短・最適な手法」を重んじている。 そこには、個性や自由を捨てでも、成功者となって欲しいという思いが含まれている。決して子供を殺すまで追い込みたいとは思っていない。 キーティングの思想は、その逆。人間らしさ、自分らしさとか、自由を掲げている。 その2者の思想の根底は、パラダイムが異なるので、どちらが良いとか悪いとかは、杓子定規で測れるものではない。 その時代・その国・その家族などなど、様々な要因が含まれることで、2者の優劣は全く変わってくる。 その異なる2者の狭間で苦しんだニール。 一見、キーティングの思想は、人間らしく見えます。 しかし、「個」を重要視する考え方のみだと、狂気の沙汰となる末路が待っているだけです。 「社会」との関係を踏まえて授業していれば、ニールの自殺は防げたかも知れない気がします。。。 [DVD(字幕)] 5点(2010-07-16 18:30:04) |
17. ラストエンペラー
《ネタバレ》 愛新覚羅溥儀という単語、小説だったか、漫画だったか、授業だったのか・・・どこか聞き覚えのある名前でした。こんな数奇な人生を歩んでいたとは知りませんでした。日本も重要な関係性があるのに、私は、満州国や愛新覚羅溥儀について無知です。そう育ってきているから仕方ないのかもしれませんが。 [DVD(字幕)] 6点(2010-06-25 19:44:22) |
18. ブラック・レイン
《ネタバレ》 学生の頃から何度か見ているが、今見直してみて思ったこと。BGMがダサい。一貫して狂った悪者を演技している、松田優作の存在感がデカい。たまに田原俊彦に見えたけどw 笑えるほど若い内田裕也がいる。ニック刑事は破天荒で型破り、日本を小馬鹿にしてる。反面、日本人は外人だアメ公だ部外者だと、アメリカ人を蔑視している。その関係にリアリズムを感じ、好感が持てた。 [DVD(字幕)] 6点(2010-06-18 19:17:03) |
19. フィールド・オブ・ドリームス
《ネタバレ》 最初はファンタジー過ぎて頭が付いていかなかったけど、話が進むにつれて、慣れてきました。最後まで、何がどうで、何だったのか、どうなって行くのか、答えは良く分かりません。だけど、何だか心が温まります。たぶん、これでいいんだと思います。 [DVD(字幕)] 5点(2010-06-15 17:40:44) |
20. ヒドゥン(1987)
《ネタバレ》 子供の頃見た記憶が薄らと残っていたんだけど、再度見直しても面白い映画だった。80年代のSF代表格と言っても過言ではない、良くできた展開に感心します。地に足の着いたリアル感があるので、一対一の寄生するエイリアンが無差別殺人しまくる怖さが際立っている。寄生されちゃった人の演技もとても良い。ダレないくらいの尺なのも良い。最後はホロっとする展開に。昨今の3Dとかなんかよりも、よっぽど面白いです。 [DVD(字幕)] 8点(2010-05-21 20:58:23) |