1. スパイ・ライク・アス
《ネタバレ》 あまり良い評判を聞かなかったので不安でしたが、蓋を開けたら(過去ですが)さすが人気者二人の共演だけあってなかなか面白かったです。ギャグが大げさなのが返って良かったのと、しらける所など無く、これからも何度も観たくなりました。サボテン・ブラザーズのチェビー・チェイス氏は割とおとなしめでしたが、本編ではかなり壊れちゃってます…良い意味で。もちろんダン・エイクロイド氏のファンの方は楽しめるのではないでしょうか。おすすめです! [DVD(字幕)] 10点(2009-12-28 00:46:02) |
2. ミッドナイト・ラン
ビデオ発売された当時、この映画の何から何まで全てが好きで、数ヶ月毎日欠かさず観ていました。ロバート・デニーロご本人も一番のお気に入りだそうですが、確かにこれまでの出演作に比べると明るい内容に感じられ、鑑賞後、私自身にも何か良い事が起きるような、とても前向きな気持ちにさせてくれる、楽しくて良い映画だなと思いました。今でもDVDを大切に持っていて、時々ストーリーなどを思い出したりしています。ジャックの皮のジャケットがかっこ良くって、似たものを良く探し回りましたが特別製らしく、結局見付かりませんでした。代わりになる自身らしい上着を一着、この冬でも探してみたいですね。 [ビデオ(字幕)] 10点(2008-11-24 09:52:08)(良:1票) |
3. ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ
後味が爽やかで、主役2人のやり取りも楽しく、とても良い映画だと思いました。ただ、スティーブ・マーティンの衣装がエイティーズそのままで少し残念でした。 [DVD(字幕)] 10点(2008-11-23 23:07:21) |
4. 評決
《ネタバレ》 昔のクリント・イーストウッドの映画同様、完全な悪人がいるからこそ主役が光る、というパターンがあまり頂けません。だからこの時のポール・ニューマンもまだ(やっぱり二枚目俳優だ、として)オスカーを受賞できなかったのですね。「許されざる者」のイーストウッドもほぼ同じだと思います。例えばハスラー2のフォレスト・ウィテカー(憎たらしいハスラー)やトム・クルーズの若さゆえ、くらいでないと私はその映画全体を好きになれません。最近はこの“極端さ”が減って良いですが、ただ当時これがまだ許されていた頃としては、始めの飲んだくれのシーンや女に騙される主人公など、ニューマンはやはり「新しい男」として演技も抑えていて(煙草の本数が多いせいで抑え過ぎて、何かクタッとしている風にも観えましたが)さすがでした。最終弁論のシーンがいかにも二枚目の見せ場という感じで、編集も少し残念です。 [DVD(字幕)] 8点(2007-06-16 12:31:43) |
5. 俺たちは天使じゃない(1989)
《ネタバレ》 どのシーン取ってもおもしろいと思いますが、やっぱりショーン・ペンの演説シーンは気持ちが癒されて最高です!この映画のDVD化をリクエストしちゃいましたが、私が言ったDVD化の理由「豪華キャストだから」は、初DVD化時のパッケージに貼られたシールに、しっかり書かれていました(私がDVD化を実現したんですよ!とは言いすぎですが、ホントウです)。 [ビデオ(字幕)] 10点(2005-12-23 21:09:19) |
6. ダーティファイター/燃えよ鉄拳
《ネタバレ》 1作目だけではやっぱり寂しすぎたのかも、それとヒットもしたから続編の話も必要だったし、という訳でこの2作目が出来たのでしょう。あくまで前回の続編、ということでなら、結局ソンドラ・ロックとは良い結果になったし、正真正銘「強くてモテるイーストウッド」もしっかり堪能出来て、さらに今回はモテない脇役に回ったジェフリー・ルイスが「希望の男」代表として良い味を出してくれて、これで初めてダーティファイターは完成という感じで、これはこれでとっても良いイーストウッド映画になっていたのでは、という気がしました。 [DVD(字幕)] 9点(2005-07-31 23:55:02) |
7. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
《ネタバレ》 (きっと皆さん私の感想に納得して頂けると思ってます。)主人公が阿片窟に来た後のエピソードはやはり全て、主人公の単なる幻想でしか無かったのだと思います。理由はラストにロバート・デ・ニーロの画面いっぱいの笑顔が出てくるからです。私はあの笑顔、本当は私達観客を嘲笑うセルジオ・レオーネ監督の顔そのものであったのだという様に感じられてなりません。私達が長時間をかけてやっと観終えた結末は、実は主人公が阿片によって見た単なる幻想でしか無かったんだよと、まるでレオーネ監督が笑ってでもいるかのように観えるのです。(もちろん表向きは、主人公の狂気を表している、主人公が自身の人生に対し虚しさを感じて浮かべた笑顔、などという様に観られもするのですが。)私達は監督に欺かれた、裏切られたのです!タイトルからポスターから予告から音楽からセットから俳優からみんな立派でさもこれは、正にゴッドファーザーの80年代版なのだとでもいう様に予め私達に思わせておきながら(しかもお金まで取って)、その肝心なストーリーの結末が、実は単なる幻想によるものであったのだとは…。さらにこの映画、大失敗作であったとも言われており、すると監督は私達観客だけでなく、結果映画会社も欺いた事になるのではないでしょうか!この映画、最高のB級(あるいはC級)映画です。レオーネ監督の大ブラックユーモアに私の付けた点数は、 [DVD(字幕)] 1点(2005-06-26 15:46:30) |
8. 007/オクトパシー
細かく観れば、やはりちょっと古いという印象、それからロジャー・ムーアとスタントマンとの動きの差(前者の方が遅い。でも年齢を考えると仕方ないかな。イギリス映画はリアルさを追求しないので余り大した問題ではないですけど。)、あとワニ(観てのお楽しみ)、という3つの欠点はあるものの、全体的出来上がりはスピーディでアイデアの沢山詰まった良い映画なのではないでしょうか?私はこの映画好きです。監督ジョン・グレンの才能をたっぷり味わえるし(さすが同シリーズで5本も監督するだけありますね!)、嫌な事なんか忘れて只観て楽しんじゃおうっていうような、そんな映画です。ピエロの格好なんか最高!当時もヒットしたのだと思います。この後同じ年に公開された「ネバーセイ・ネバーアゲイン」に負けないようにと必死に作られたのでしょうね。なんと言っても明るくて後味が良いのがこの映画の最大の魅力です。でもDVDのジャケットの写真はロジャー・ムーアの顔逆さで余計古臭く見えてダメ!当時のかっこ良い絵のポスターを使えばこの映画のイメージがもっと良くなったのですが…。DVDの作り手のセンスが無いのにガッカリ。 10点(2004-09-06 01:17:00) |
9. 007/消されたライセンス
前作に引続き今回もティモシー・ダルトンは、007をスマートでかっこ良く、非常に理想的に演じています!ちなみに私はティモシー・ダルトンが、小説の007のイメージに一番ピッタリだと思っています。さらに今作は、アクション・シーンや敵、ボンドガール等も全く申し分無く、全体的にも良くまとまっていて初めて観た時、非常に優れた作品が完成したんだ、と感じました。さすがはジョン・グレン監督、センス抜群!ですがあえて問題点を挙げるとすればストーリーが、スパイの個人的復讐というティモシー・ダルトンを少し意識し過ぎたものになってしまった、とも感じました。異色のテーマを選ぶのはもう少し新007が定着してからにすべきだったのではないでしょうか?まだ2作目だというのに急に私のような熱心なファンでないとちょっと取っ掛かり難い趣向にもなってしまった為、公開当時付いて来れない人も多かったかと思います。結果として次作ではまた主役を交代し、シリーズのイメージをさらに変えざるを得なくなってしまったのでしょう。完成度の高い映画だと感じられただけに主役の交代は、私も他の方と同様非常に残念無念…(泣)。それから作品の内容とは別に問題点をもう1つ、邦題が良くありません。原題は「Licence to Kill」、私が付けるなら「殺しのライセンス」。つまり今迄は当り前のように認められて来た殺しを、今回ジェームズ・ボンドはその資格を失ってしまっても自分個人の為にそれを続けなければならないという英国独特の皮肉を表わしています。その上であえて付けられた「Licence to Kill」という響きが、いわゆる“スパイ”を表わす言葉でもあり、観客の興味を湧かせる事請け合いだった筈なのですが…。この邦題を付けた人のセンスの無さにガッカリ。 10点(2004-08-10 23:58:41) |
10. ターナー&フーチ / すてきな相棒
トム・ハンクスの映画はどれも最高!ほんとに良い俳優さんだと思います。 10点(2004-08-09 01:30:03) |
11. ドラグネット・正義一直線
トム・ハンクスの映画はどれも最高!ほんとに良い俳優さんだと思います。 10点(2004-08-09 01:29:37) |
12. 赤い靴をはいた男の子
トム・ハンクスの映画はどれも最高!ほんとに良い俳優さんだと思います。 10点(2004-08-09 01:29:08) |
13. ビッグ
トム・ハンクスの映画はどれも最高!ほんとに良い俳優さんだと思います。 10点(2004-08-09 01:27:42) |
14. パンチライン
トム・ハンクスの映画はどれも最高!ほんとに良い俳優さんだと思います。 10点(2004-08-09 01:27:13) |
15. マネー・ピット
トム・ハンクスの映画はどれも最高!ほんとに良い俳優さんだと思います。 10点(2004-08-09 01:26:29) |
16. スプラッシュ
トム・ハンクスの映画はどれも最高!ほんとに良い俳優さんだと思います。 10点(2004-08-09 01:25:14) |
17. プラトーン
映画の中の殆どのシーンで描かれている悲惨な状況から、あんなラストを迎えるなんて!トム・べレンジャーはやっぱりうまいと思います! 10点(2004-08-09 01:08:24) |
18. 007/リビング・デイライツ
アクションが派手過ぎない所が、反って観ていて爽快!例えば特殊武器は極端に凝った物は出て来ないし、大爆発も余り無い。拳銃もバンバンバンバン一人の人が連続して撃ったりしない。でもボンドが従来よりも素早く動いて次々と難を逃れ、相手をやっつけて行くのでちっとも不満に感じない。それからアクション以外に他の作品と違う所は綺麗なボンドガールがずっと一人だけ、登場人物の殆どは首から下が洋服で隠れている、敵役も変に怖かったりしない、ストーリーも散漫にならずに最後までまとまっていて分かり易い、極めつけは主役のティモシー・ダルトンが従来のように気障では無く控えめでとても好感が持てる。なのでシリーズの中では、この映画の出来栄えが一番良いのではないでしょうか? 10点(2004-08-08 23:48:26) |
19. イヤー・オブ・ザ・ドラゴン
《ネタバレ》 これは反戦映画です。理由はまずミッキー・ロークのチャイニーズ・マフィアとの闘いに、次々と巻き込まれて行く女性記者や潜入捜査をする人、奥さんなどの姿が、上官の命令で已む無く戦場に飛び込み、やがて無残にも傷付き朽ち果てて行く他の戦争映画の兵士達と、あまりに良く似ているからです。まるで彼らは、もし戦争が現代の私達の生活の中で身近に起こったらこんなにも残酷なものなんだと、観る者に訴え掛けて来ているようです。それから「これは戦争なんだ!」と言って周囲の人々を自分の闘いに巻き込んで行くミッキー・ロークも、戦争に恐れをなして震えている一人の傷病兵を罵りその兵士を最前線にまで送ってしまうという「パットン大戦車軍団」のパットン将軍と似ています。さらに奥さんが、普段仕事あるいはチャイナタウンという戦場に行っているミッキー・ロークに、「あなたはいつも不在で子供も出来ず」と嘆いたり、女性記者がチャイニーズ・マフィアに乱暴されたりする所では、戦争に対する女性の、あるいは一人の人間としての悲しみも描かれています。よって上記の点、それから非常に衝撃的で、かつ美しく火花散る、男同士一対一のガンファイトを最後に観れるという点で、私はこの映画に高得点を付けます。但しもう少し詳細に描かれるべきだったという点もいくつかあります。まずチャイナタウンに来る以前からミッキー・ロークは元々忙しい自分の仕事により奥さんとは不仲になってしまっていたという設定と、映画が始まってから彼は益々その寂しさを紛わす為に仕事、特にチャイナタウンなのでチャイニーズ・マフィアとの闘いに没頭して行くといったストーリーである事は、観ていて分かります。しかし具体的に、では①いったいなぜチャイナタウンに着任した事がすぐ彼に、チャイニーズ・マフィアを特別厳しく取締ると考えさせたのか、②偶々チャイナタウンを任された彼が実は誰よりもチャイニーズ・マフィアに固執する傾向があったのはいったいどうしてか、③ベトナムでいったいどのような経験をしたので彼はチャイニーズ・マフィアとベトナムとを重ね合わせてしまう所があったのか、④チャイナタウンに来る前までの彼と奥さんとの関係またはブルックリンでの二人の様子はいったいどのようなものであったのか、といった点がはっきりと分からないまま、この映画は終ってしまいます。これでは所詮B級と思われても仕方ありません。残念です。 8点(2004-01-26 22:32:54)(良:1票) |