1. ソードフィッシュ
うわッ、やられた。冒頭からトラボル太が「近頃のハリウッド映画がくだらないのは、リアリティが欠如しているせいだ」と挑発的な演説をかましてくれるので、かなり期待して見始めたが、映画が進むにつれ、物語は雪崩を打つように崩壊し始め、脳裏には無数の疑問符が瞬いて、クライマックスに至るころには、リアリティゼロどころかマイナス方面に針が振り切ってる誇大妄想外基地大作であることが判明。ハル・ベリーの乳出しが無駄なこと無駄なことこの上なし。 3点(2004-01-15 20:52:48) |
2. シティ・オブ・ゴッド
日本でいえばまだ小学生くらいのガキが、へらへら笑いながら拳銃で人をバンバン撃っちゃうんですよ。いやもう最高。 8点(2004-01-10 15:17:24) |
3. TRICK トリック 劇場版
なぜベストを尽くさないのかッ! 4点(2004-01-10 15:08:08) |
4. ドニー・ダーコ
映像が綺麗なだけの自己中オサレ映画だったら嫌だなあとか思いながら料金半額の日にレンタルしてみたら、あなたっ、大ヒットですよ。これぞ青春、これぞ文系男子漢の花道ですよっ!早朝の山道を自転車で駆け、「世界の終わり」を確信しながら、学校の銅像に斧を突き立て、国語の授業では背徳的な意見を述べ、セミナーかぶれの道徳ババアに反抗し、時間旅行についての哲学的妄想にふけりつつ、陰のある転校生の女の子と恋におちる。そして最後には、自分の身を挺して女の子の危機を救う!このモデル、俺なんじゃないのか!俺、監視されてたか!?と、 錯覚しそうなデジャヴッぷり。陰のある美少女とキスとかは出来なかったけどな!尾崎やブルーハーツじゃない、俺の青春は筋少だったッと言いきれる人は必見! 8点(2003-11-18 00:36:40)(笑:1票) (良:2票) |
5. チェンジング・レーン
人間は元来、非理性的な生き物だ。表面上筋の通った信念や行動様式も、いかに理性的と見える選択も、心の奥底のドロドロとした得体の知れぬ何かに突き動かされた帰結だ。だからこそ現実には完全な悪人も、全き善人もいはしない。自分の利益しか考えぬ悪党も時として善行を施すこともあるし、良識を弁えた善人も時に人を害する蛮行に出る。こうした人間観は非常にリアリティがあるが、サスペンスとは相性が悪い。なぜならサスペンスは個々の登場人物がそれぞれの目標に向かってどこまでも合理的に行動するものだからだ。前述の人間観はクライマックス 直後に表出すれば、劇は人間ドラマに一転し感動が生まれるが、初めから終わりまでそれで押し通すとサスペンスの器は壊れてしまう。それがこの映画。息詰まる駆け引きとなるべきところが、子供の喧嘩レベルの嫌がらせにしかなっていない。人間ドラマとしても中途半端。演出次第でもっと良くなっただろうという印象なので1点おまけ。 6点(2003-11-17 23:58:57) |
6. A.I.
世の中には映画から人生訓とかを導き出したがる人達がいます。しかも監督がスピやんだったり、主演が泣き面えなりだったら、特にそおいう人達が集まってきます。で、もしこの映画から教訓を導くとすれば、「愛は代用品で十分!」というのしか導き得ないと思うんですが、どうでしょう。 4点(2003-11-12 19:58:46) |
7. アニマトリックス
ロボットの反乱って・・・いつの時代のSFだよ 4点(2003-11-10 23:07:42) |
8. COWBOY BEBOP カウボーイビバップ 天国の扉
この作品の後ろにルパン三世の影を見てしまうのは仕方ないことでしょう。しかしルパン(最近のテレビスペシャルじゃなくて、初期のやつね)と比べてしまうと、本作の登場人物達は猥雑さも飄逸さも著しく欠いていて、ただ清潔で格好よいばかりで、正直息苦しい。この製作者達は「格好良いことの格好悪さ」に無自覚なんだと思う。いまどき、インディアンの酋長と哲学問答も無いだろう。ドリカムとかがやってることだよ。ギャグの域だろう、もはや。 4点(2003-11-10 23:03:37)(良:1票) |
9. 宣戦布告
ツッコミどころも満載ですが、期待せずに見ればそれなりに楽しめます。ツッコミ1 億の金をかけたらしい自衛隊と「北」のスパイの戦闘シーン。リアルに撮ったんでしょうがサバゲーにしか見えない。敵とばったり出くわしてから銃の発砲許可を取る自衛隊員。許可をとりつける間に6人も殺されてやんの。今の法体系からしたらそうなっちゃうんでしょうが、実際にはそうはならないでしょ。許可ぐらいあとづけでいくらでもとれますよ。 ツッコミ2 総理大臣付き秘書官の杉本鉄太は、帰化した在日朝鮮人という設定なのですが、その彼が病院に入院した父親と電話で話すとき、なんと朝鮮語で会話するんですね。それはないでしょう。彼の年代なら間違い無く在日三世。二世の父との会話は当然日本語でしょう。ほかにもツッコミどころ(総理大臣、失楽園ドラマ版野郎かよ、AV女優とは連絡とってんのかよ、息子大丈夫かよ)はありますが、まあお勧めできる作品です。 6点(2003-11-10 21:26:06) |
10. WXIII 機動警察パトレイバー
この映画を見て真っ先に頭に思い浮かんだのは呉智英氏のゴルゴ13論争でした。といっても分かってくれる人はほとんどいないと思いますが、要はこれ、パトレイバーである必要1ミリもね―じゃんということです。それから、タイトル読めねーよというツッコミもいれておきたいです。主人公の女性を兎に角(絵として)綺麗に描こうというアニメ―タ-のエロ魂だけはひしひしと伝わってきました。あとは「おっぱい」ですね。僕が中学生時分であれば、十分おかずに出来たと思います。 6点(2003-11-10 19:39:30)(笑:1票) |
11. マトリックス リローデッド
三部作の2作目というのは完結編へお客を動員するための「ひき」が重要になってくるわけですが、その点、このマトリロは過去のどのメジャー第2作よりも成功してるんじゃないでしょうか。こんなの見せられたらレボリューションズ見ずにはおれませんよ!まあ、自分はレボ公開からほぼ一週間のこの時点で、まだ見てないわけですが。十点差し上げたいのはキアヌ君のCG抜きのカンフーの切れですね。1作目から確実に上達していて、これなら救世主かも、と信じてあげてもいいようなレベルです。同時期に見た「ブレイド2」の鈴木雅之君も見習って欲しいものです。減点対象はモーフィアス君のすきっ歯です。彼が厚い演説をぶってる間、僕の目はあの細く黒い隙間に釘ずけでした。あれは軍団スミスを一人二人減らしてでも、CGで埋めて欲しかったです。フォトショでも簡単に出来ると思うんですが・・・。あと、フランス語なんぞを喋る野郎は一人の例外も無くゲスでスケベでイヤミだ!それはアーキテクトによってプログラミングされた既定の事実だ!という設定は、オタクとして、もてねぇ―道を邁進されてきたであろうご兄弟の魂の叫びが聞き取れるようでとても良かったです。 8点(2003-11-10 19:13:34)(笑:3票) |
12. オースティン・パワーズ ゴールドメンバー
どこで笑えばいいのやら。 オープニングだけは面白かったので2点献上 2点(2003-11-09 21:05:52)(良:1票) |