1. ロッキー
ロッキー・シリーズと言えば、あのテーマ曲とトレーニング・シーンの「熱さ」に目が奪われがち。だが、本作が本当に熱いのは、自分のアイデンティティを証明するために戦う姿。勝つためではなく、エイドリアンのためでもなく、最終ラウンドまで立っていることだけのために・・・。ただ、自分がダメではないと言い聞かせるためだけに戦う。真に当時のスタローンの境遇そのもの。また、ひたすら牛肉を殴り続けるロッキーの姿は、「2」以降のスタローンでは描けない「熱さ」がある。「2」以降はエンターテイメント作品。「1」と「2」以降は別物と考えた方がよい。 9点(2003-11-13 05:30:47) |
2. 激突!<TVM>
ワケワカラン恐怖。ジョーズが人を襲うのは理解できても、トラックが襲ってくるのは意味不明。ドライバーの姿と意思をみせないことで、意味不明な恐怖を演出しているのは、「さすが」としか言いようがない。トラック自体が意思を持った生き物のように襲ってくる、怖すぎ。 9点(2003-11-11 21:01:43) |
3. クレイマー、クレイマー
エレベーターのシーンが印象的。二人の別居シーン、裁判所のシーン、そしてラストシーン、二人の心の距離が離れる度にエレベーターのドアが閉まる。 8点(2003-12-02 23:59:27) |
4. タワーリング・インフェルノ
8点(2003-11-13 22:05:10) |
5. スティング
ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードが、あんな大仕掛けで騙してくれるのなら、騙されてもいい。 8点(2003-11-13 06:33:41) |
6. JAWS/ジョーズ
「陸」にはタンクローリー、「海」にはジョーズ、もう安全な所は「空」だけか・・。 8点(2003-11-13 05:58:41) |
7. ゴッドファーザー PART Ⅱ
積木を「積み上げていく」ヴィトー、積木を「くずしていく」マイケル。対比が素晴らしい。 8点(2003-11-13 05:26:23) |
8. ゴッドファーザー
この映画のせいで、朝の日課が1つ増えました。それは、目が覚めて布団の中に「馬の頭」が入っていないか確認することです。今のところ大丈夫のようです。 8点(2003-11-13 05:24:27) |
9. メル・ブルックス 新サイコ
ヒッチコックファンは必見。メル・ブルックスのコメディセンスでヒッチコック作品のエッセンスを見事に料理している。欲を言えば、例によってヒッチコックらしき体型のおじさんが通行人役等で登場していたらもっとウケたはず。 7点(2004-07-10 16:06:54) |
10. 都会のアリス
7点(2003-12-04 22:53:21) |
11. アニー・ホール
スクリーンから観客に語りかけるウディ・アレン。どう答えればいいんだ・・。 7点(2003-11-22 06:24:53) |
12. 新幹線大爆破(1975)
「スピード」の元ネタ。邦画でもここまでできることを示した。俳優陣は豪華すぎるくらいのメンバー。しかし、古さは否めない。この当時にCG技術が発達していれば・・と、それだけが悔やまれる。 7点(2003-11-15 07:34:43) |
13. ひまわり(1970)
ソフィア・ローレンの顔・・、怖すぎ。あれじゃ、帰りたくないのも分かる気がする。 7点(2003-11-13 22:51:50) |
14. ペーパー・ムーン
憎たらしいクソガキ!・・・・・・・でも、許すか・・。 7点(2003-11-13 22:14:11) |
15. ポセイドン・アドベンチャー(1972)
こんなに頑張るジーン・ハックマンを初めて見た。 7点(2003-11-13 22:10:51) |
16. タクシードライバー(1976)
本当にデニーロが運転するタクシーなら、ワンメーター1万円くらいはするんだろうね。 7点(2003-11-13 20:50:18) |
17. スター・ウォーズ
7点(2003-11-13 05:12:33) |
18. 日本沈没(1973)
「日本沈没」という映画自体は、あくまでフィクションなので現実味がないですが、映画の出来に関しては「日本映画沈没」を予感させるもので非常に恐ろしいです。 特に近年では予感が現実のものとなり、日本映画界の「地盤沈下」の進行、そして太平洋の遙か彼方ハリウッドからの大津波、近隣韓国からの「ヨン様」ヘアのようにくねった荒波、さらには南半球ニュージーランド沖で落とされた「指輪」の波紋が日本列島に押し寄せ、今や日本映画は沈没寸前なのです。 この危機を回避するためには、丹波哲郎氏の「100万がだめなら10万でもいい。10万がだめなら1万、1千、100人、いや10人だっていい(から映画館へ足を運んでくれ!!)」という熱く切実なメッセージを肝に銘じなければならないでしょう。 でなければ、「大霊界」のような映画しか創れない国になってしまいますから(笑)。 6点(2004-07-18 08:14:13)(笑:1票) |
19. パピヨン(1973)
「大脱走」と本作に主演したスティーブ・マックイーンが、もし犯罪を犯して刑務所へ入ることがあったとしたら、たとえ模範的な振る舞いをしていても、要注意人物として常にマークされることだろう。 6点(2004-05-08 18:14:36)(笑:1票) (良:1票) |
20. 太陽を盗んだ男
《ネタバレ》 沢田研二扮する主人公の持つ「爆弾」の如き凄まじい程の内なるエネルギーが滑稽な脅迫という形で「爆発」した。ある意味、原爆より危険かもしれない。誰でもいいから、「起動」する前に爆弾(主人公)の中の赤線(動脈)、黒線(静脈)のどちらでもいいから切ってでも、「爆発」を阻止すべきだったのかも・・・。 6点(2004-04-22 23:36:06) |