1. スター・ウォーズ
この映画は、CGを一切使用していないのだ。 → 訂正。ヤビンでの作戦会議のシーンのデススターだけはCGでした。 [映画館(字幕)] 10点(2005-01-29 12:59:20) |
2. アパートの鍵貸します
《ネタバレ》 今の殺伐とした世の中には合わない映画かもしれない。でもそれだからこそ観た人に夢を見させてくれる希少な映画。全てにおいて本来映画とはこうあるべきだというエッセンスの詰まった作品。 自分のことは省みず一途にフランのことを思い続けるバクスター。フランさえ幸せなのなら自分は潔く身を引き、相手の申し訳ないという気持ちを察して自分もデートなんだと嘘をつく思いやり。コメディタッチの中に、“古き良き時代の男”を見た気がします。 観終えてこれほど幸せな気分になれる映画はありません。最高です。 10点(2004-09-30 12:43:14)(良:1票) |
3. 風の谷のナウシカ
たいした期待もなく、劇場に観に行きました。あまりの感動に2回続けてみてしまいました。あれから20年、この作品を何回観たか判りません。製作者の意気込みが伝わってくる映画です。その後、原作を読み、スケールがかなり縮小されているなとは思いましたが、最初の感動にこの点数以外つけられません。 10点(2004-07-02 12:53:04) |
4. ルパン三世 カリオストロの城
台詞をほぼ完璧に云えてしまいます・・・。 10点(2004-03-22 19:43:18) |
5. 殺したい女
かなり期待して観て、その期待を大きく上回る映画。最高に笑えます。あれだけ笑えて最後も幸せな気分で終われました。さすがはザッカー・エイブラハムズ、見事な演出でした。あとヘレンスレイターが最高にかわゆい。 [映画館(字幕)] 10点(2003-12-09 12:52:32) |
6. 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
結局、クレイグ・ボンドは全ての作品が繋がっているのですね。本作鑑賞前にできればカジノロワイヤルから、せめてスカイフォールからの予習は必須です。さて本作、クレイグの集大成で気合入ってます。ストーリー・演出・アクションとほぼ文句なしで大満足。一時期ボンドがスーパーすぎてファンタジー映画か!というようなこともありましたが、クレイグの人間臭いボンド、素直に素敵でかっこよかった。お疲れさまでした。惜しみなく拍手を送らせていただきます。 [映画館(字幕)] 9点(2021-10-05 20:49:00)(良:1票) |
7. ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
《ネタバレ》 ベイダーが出てくるのは周知の事実で、ターキンあたりまでは想定内。が、そこにモン・モスマやベイル・オーガナ、R2&3PO、そして彼女までが! これだけでもマニアには感涙ものだが、本作、この同窓会気分はあくまでおまけで、しっかりとした重厚なドラマが据えられていて見応え充分。これまでにないハードな路線で、良い意味で裏切られた。出てきたときは‟かわいげのないドロイドだ”と思っていたが、まさか彼に泣かされるとは・・・。前半が説明シーン過剰で混乱したり、スターデストロイヤーがなんかおもちゃっぽかったりと減点個所も多々あれど、スターウォーズはやはり甘めの採点。ちなみに最大の減点はA iong time ago~からの肩すかし。 [映画館(字幕)] 9点(2016-12-24 18:11:46) |
8. マッドマックス 怒りのデス・ロード
《ネタバレ》 最高にきゃっはー!で、ひゃっほい!!な映画。他のことには顧みず、ここまで一点に突出した映画は久しぶりに観た。一瞬の静寂が耳に痛いほど荒れ狂う爆音と重低音。その緊張感と迫力は、上映時間中息つく暇も与えない。難点を云えば、V8はおろかマックスの見せ場がほとんどないこと(きゅいーんが・・・)と、敵ボスが今一つなこと。一番インパクトのある敵キャラがギターの兄ちゃんっていうのはどんなもんかと(戦闘値的にはほぼ0だし)。なんにしても最高に血沸き肉躍る映画。ジョージ・ミラー監督に敬意を表し、ちょっとだけ甘めの採点。 [映画館(字幕)] 9点(2015-08-02 01:05:04) |
9. ダークナイト ライジング
《ネタバレ》 密度が濃すぎて説明不足の点がいくつか有ったり、黒幕の正体があまりにも唐突であったり難点はいくつか有るが、大きな期待を裏切ることのないあまりにも壮大な映画。平穏・昂揚・悲愴・壮絶・虚脱、そして・・・。バットマンという世界観の中、全てのキャラクターが見事に息づいている。ビギンズとのつながりを強くすることで、3部作としても壮大なドラマを創り上げている。3部作を通じ、最高の時間を堪能させていただいた。なお牢獄でのリーアム・ニーソンはジェダイマスター クワイ・ガンにしか見えなかった。。。 [映画館(字幕)] 9点(2012-08-04 21:52:43)(良:2票) |
10. ブラック・スワン
《ネタバレ》 恐ろしい映画を観てしまった。この映画、カメラが一貫して主人公と行動を共にしているため、こちらが観ることが出来るのは主人公に見えている事のみとなり、それが現実なのか幻覚なのか判断するのは観ている人次第。これがもたらすものすごいリアリティで、人間の理性とそれに覆い隠される本性をホワイトスワンとブラックスワンに置き換え全編スリリングに描いている。ラストのブラックスワンを演じるナタリーの気迫あふれる演技は観ているこちらも鳥肌もの。必要以上の手ぶれカメラの多用が唯一の難点。劇場でやっている間にもう一度観ておきたい。 [映画館(字幕)] 9点(2011-06-05 16:08:18)(良:1票) |
11. スター・ウォーズ/帝国の逆襲
《ネタバレ》 あるのか無いのか判らないまま待つこと3年、スターウォーズ待望の続編。この映画をなんの予備知識もなく劇場で観ることができたのは私の大きな自慢である。“I am your father”を越える衝撃はおそらく今後もないであろう。スターウォーズをブームから伝説へと昇華させた名作である。ただ、リアルタイムなだけにあの中途半端なラストから3年も待つもどかしさもやった人にしか判らないだろう。 [映画館(字幕)] 9点(2009-07-12 15:53:12)(良:2票) |
12. 未知への飛行
なんという恐ろしい映画でしょう。今観てもこれだけ怖いのだから、より現実味の濃い公開当時はパニック並の恐怖だっただろう。CGはもちろん大がかりなセットも予算も軍の協力も色彩すら無し。そんな無い無いづくしでこれだけの作品を作り上げた制作者の方々には心からの敬意を表する。どんな状況下でも知恵と努力次第で見事な作品を作ることができるというお手本ですな。やたらCGを使いまくり、なんの工夫もない紙屑のような映画を量産している最近の制作者に見習っていただきたい。 [地上波(字幕)] 9点(2009-05-30 22:19:23) |
13. JAWS/ジョーズ
《ネタバレ》 演出といい音楽といいほぼ完璧な映画ですね。主役のサメはとにかく姿を現さない。ただバックに流れる音楽だけでそこに巨大サメがいることを認識させる。と同時にバックに音楽が流れていなければサメは出てこないという安心感を観客に刷り込んでいく。で、ロイ・シャイダーがえさをまいていると音楽が流れてないのにサメががばぁっと・・・ぶっ飛びましたね。演出ひとつでここまで映画は面白くなるという見本のような1本です。 [DVD(字幕)] 9点(2004-09-18 12:45:43)(良:1票) |
14. ロード・オブ・ザ・リング
全く予備知識無しで劇場で観て、大変満足した映画です。これほど続編が楽しみになったのは、スターウォーズの旧3部作以来でしょう。人物の描写といい世界観といい設定がしっかりしているため昔に実際にあった話のような錯覚に陥りました。3時間という長さを全く感じさせない最高の1本です。・・・逆に原作を熟読してある程度思い入れのある人には気に入らない点が目に付いたりするのでしょうね。 9点(2004-08-02 12:48:57) |
15. リーサル・ウェポン
ただのアクション刑事ものと思いきや、とっても人間臭い作品。今となってはありきたりのアクションだが、公開当時はかなりの迫力であった。シリーズといいつつもこれだけは別路線・別格の作品ですねぇ。 9点(2004-01-30 12:24:18) |
16. デッドマン・ウォーキング
間違いなくこれまで見た中で一番重たい映画。初めて観て、その後2週間くらいは暗い気持ちで考えさせられた。死刑というものが必要悪なのかどうか、いまだに答えは出ませんが。こういう生き方に影響を与えてしまうような映画は貴重だと思います。 9点(2004-01-29 18:55:53) |
17. ダーティ・ダンシング
この映画はいい。主演のジェニファー・グレイは最初はどこにでもいそうな普通の女の子なのにラストシーンではなぜあんなにかわいくなってしまっているのでしょう?一発で彼女に夢中になってしまいました。 9点(2004-01-29 18:46:07) |
18. フェイブルマンズ
《ネタバレ》 スピルバーグの自伝的映画と云われれば信者の私は観に行くしかない。映画製作に憧れたことのある人であれば、容易に主人公へ感情移入ができ、安定した演出とJ・ウィリアムズの音楽で2時間半の長尺もあっという間。もうちょっと映画製作に関わるところまであると思っていたので、ラストは『え?終わり?』感満載。派手さもエロもグロもなく、特に何が起こるわけではありませんが、映画愛にあふれた心温まる良作です。 [映画館(字幕)] 8点(2023-03-07 02:39:44) |
19. トップガン マーヴェリック
《ネタバレ》 話自体はよくありがちな予定調和だが、前作も劇場で観ている自分にとっては何とも熱い映画。冒頭のイントロからタイトル、デンジャーゾーンをバックに空母からの離陸。もうこれだけで完全に持ってかれた。KAWASAKIのバイクで戦闘機と一緒に走り、管制塔をかすめ飛ぶ。一人で観てたら歓声を上げているであろうシーンの多いこと!F14が活躍しすぎなのがちょっと引っ掛かったが、実写中心のドックファイトも迫力が桁違いで最高。懐かしさと歓喜の2時間でした。あ、あの作戦って、完全にスターウォーズですよね? [映画館(字幕)] 8点(2022-08-25 00:15:36)(笑:2票) |
20. スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
《ネタバレ》 エピソード8を完全になかったこととした今作、この時点でシリーズとしては完全に破綻。作品自体も問題が多く、時間をたったの十数時間と限ったことでスケールが一気に縮小。惑星間移動がご近所回りのようにあっという間で、広大なスケールが全く感じられない。チューイ捕獲とか3PO記憶消去とか必要のないシークエンスのおかげで、肝心なシーンが駆け足になってしまい物語に深みがない。 が、それでも、パルパティーンやランドはもちろんハンやウエッジまで登場し、タンティブⅣやAウイング・Bウイング、レッド5までが飛び回り、マニア向けの小ネタも満載。更に過去8作品全てをまとめるあのラストからのエンドロールメドレーを用意されては、40年以上スターウォーズを観続けてきた者としてはただただ感激するしかない。前作の憤りと落胆を考えると、J・Jには感謝しかありません。ただ、結局スターウォーズというものはエピソード4~6に頼らなくては何も前に進まないということもよく判りました。 [映画館(字幕)] 8点(2020-01-04 22:10:09)(良:1票) |