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ソフィーの洗濯物さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 84
性別 女性

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ビッグ・フィッシュ
生きていくのに幸せか不幸せかは、そのときの心の持ちよう。一つの事象も、見方を変えれば良くもあり悪くもある。現実逃避をするわけじゃないけど、同じ生きていくなら幸せであったような気分でいたい。父親が息子に語った物語は事実を素材に、楽しく生きていくためのスパイスを混ぜたお話。スパイスが効きすぎていたかのようだけど、それは幸せに暮らして欲しいと思う親心と、知恵の伝承なのだろう。父を失う直前になってその事に気付いた息子は、父を安らかに旅立たすことができたのだ。どうせ生きていくなら、こんな自由な心を持ち合わせたい、そんな気持ちになる作品でした。
10点(2004-12-02 01:58:51)(良:4票)
2.  アバウト・シュミット 《ネタバレ》 
アメリカ社会にも本音と建前が存在しているのだと、改めて認識しました。社会の一員として世の中に貢献してきたと自負していた主人公が、定年退職後、実は自分は何の役にも立たない人間だと感じ始め、ジレンマに悩まされていきます。ジャク・ニコルソンの演技から、そんな悲しさがひしひしと伝わってきました。(自分にとって)納得のいかない娘の結婚をも正してやれない無力感に、壊れてしまいそうな悲しい心をどう癒していくのか、観ていてやりきれない思いでいっぱいになりました。エンディングは多くを語らず、観ているものの想像に任せる形で終わりましたが、優しい余韻にあふれて感動的でした。
9点(2004-03-11 01:55:11)(良:1票)
3.  ラスト サムライ 《ネタバレ》 
やっと観てきました。皆さんのレビューと同じになるかもしれませんが、熱いうちに書いておきます。まず、時代考証や景色、気候など、ケチをつけたらキリがありません。可笑しなところは随所に見えましたから。だけど、それを差し引いても余りある情緒ある描写があったと思います。出演者も熱演で、トム・クルーズの殺陣は頑張ったなあと感じました。この映画で一番(日本人以外のお客さんに)観てもらいたいのは、寡黙で無表情で礼儀正しい日本人の内面です。外国映画でよく馬鹿にされている姿に、やたらペコペコする日本人を登場させますが、会釈、お辞儀、土下座、その挨拶一つ一つに意味があることを知ってもらいたいです。これだけの映画が外国で作られましたが、最近、日本では「時代劇」が衰退傾向にあると聞いています。大道具、小道具、殺陣、メイクなどのプロが廃業を余儀なくされているとも聞いています。日本の映像を海外に頼らなければいけなくなるようではいけないと危惧する昨今です。
9点(2004-02-03 23:05:17)(良:1票)
4.  マジェスティック(2001) 《ネタバレ》 
「ショーシャンク」と比べて辛い点数が目立ちますが、私は大好きです。「自由を勝ち取るために若者は戦った」と言うくだりは、「イラクを民主主義の国にするために戦っている」という言い訳にも聞こえますが、それはこちらにおいておいて・・・。感動作品の王道をストレートに映像化したような映画でしたね。ひねりもなければ、驚くような逆転劇もない。だけど、そのストレートさって、うまくやらないと本当につまらないでしょう。その点、この作品は細部に凝っていると思う。同じような映像が繰り返されるけど(例えば主人公を町の皆が歓待するシーンなど)、1回目と2回目を見比べると実に面白いです。シンプルな話だからこそ、繰り返して観ても疲れないし、長さもさして気にならなかったです。
9点(2004-01-31 21:12:55)(良:3票)
5.  壬生義士伝
出だしの音楽が良いですね。あれで一気に引き込まれました。映画館では客席を見渡すと、かなり平均年齢が高かったのと、終始鼻をすする音が印象的でした。映像は切なさを出す演出が巧いなぁと思いました。確かに原作を映像化するには時間的に無理がありますが、映画として面白かったです。映画・原作どちらも未見の方は、映画を先に観ることを私はお勧めします。あとから原作を読むときに、映画のシーンが思い出されて、臨場感もあり、なかなか良いです。(キャラクターのイメージが合わないと感じる方もいらっしゃると思いますが) //WOWOWで数回観なおしました。何度観てもぐっとくるのが長男の「大好きな父上を一人で三途の川を渡らせることはできない」です。主人公はさぞや家族揃っての団欒を夢見たことでしょう。死にたくはない、もっと長生きして幸せになりたい。今の時代では当たり前のことを夢見る主人公が、「生」に対して未練がましく振舞う最後のシーンは、決して無駄な長さではないと思いました。だからこそ、長男の台詞に涙が止まらなかったのです。そこでポイントアップしました。
9点(2004-01-28 20:12:21)
6.  家路(2001)
若い頃見てもよく解らなかった映画だと思います。実年齢が主人公に近づきつつある今は、自分もこうなるのかなあと予想できる気持ちがあります。自分のリズムを崩したくないという頑固さと、いつまでも社会に認められたいと思う気持ちは、年を重ねるに従って強くなります。そんな気持ちを、優しく、ちょっと寂しく映像にした作品です。観終わった後、「はぁ・・・」と、ため息をしてしまいました。
8点(2004-03-16 17:53:14)(良:1票)
7.  アメリ
まだうら若き乙女だった頃、授業中、窓の外を眺めては、王子様が迎えに来てくれることを夢見ていました。・・・というのは冗談ですが、そんな目が虚ろになりがちな若い乙女の日常を、絵本のようにした映画ですね。観ている私は、アメリと一緒に、空想と現実が入り混じった不思議な空気を吸っていました。最近SFやファンタジー映画にふんだんに使われているCGも、ここでは実に効果的で良かったです。個人的には、CGの使い方はこうあるべきだと思っています。(あくまでも個人的です)
8点(2004-02-20 12:45:02)(良:1票)
8.  シッピング・ニュース 《ネタバレ》 
暗くて重い映画ですが、人間が家を引っ張って移動するシーンが頭から離れません。実際にこういった引越し風景をニュース映像で見たことがありますが、もっと和気藹々と、大騒ぎして楽しそうでした。それに比べると、この映画では、まるで人生の重みそのものを引っ張っているようです。そして、暗くいつも俯き加減の主人公が徐々に殻を破り、少しずつ胸を張っていく様は、観ていて、失いかけていた夢をもう一度見たくなるような気分になりました。
8点(2004-02-17 18:32:51)(良:2票)
9.  ブリジット・ジョーンズの日記 《ネタバレ》 
なかなか楽しかったです。十代、二十代では「気取りの重ね着」をしていた女性も、齢を重ねるに従って衣を一枚一枚剥いでいくようなものです。見た目は、それこそ映画のブリジットのように、大雑把でだらしなくなるかもしれません(ブーイングの嵐を感じますが・・・)。でも、ブリジットが最後に下着姿で飛び出したシーンを観て、最後の衣、つまり、心の中に残っていた「乙女心」がロマンスを求めて飛び出したように感じました。きわどい世代の女性像をかなりデフォルメして演じたレニー・ゼルヴィガーの体当たり演技は、なかなか見応えありました。
8点(2004-02-10 17:29:52)(良:1票)
10.  たそがれ清兵衛
次代背景を考えると、どうしても「壬生義士伝」と比較してしまいますが、まったく違う映画でした。息子の目を通して見た父と娘の目を通して見た父では、「誇らしい父」を語るのにも、こうまで色彩の違いがあるのかと感じました。殺陣の迫力や映画としてのダイナミックさは個人の好みの分かれるところではありますが、静かな展開の時代劇も良いものだと感じることが出来る秀作だと思います。また、宮沢りえが、幸薄い女性役を綺麗に演じていました。
7点(2004-03-06 11:36:39)(良:1票)
11.  あなたのために 《ネタバレ》 
寂しい身の上の主人公が臨月に男に捨てられるというだけでも、かなり「ひどい!!」って言いたくなる映画です。それなのにいたってポジティブで、健気で、努力家の主人公に皆が魅了されていくあたり面白いですね。捨てる神(はらませた男)あれば、拾う神(ガラスを破って助けに来た男)あり。私もこの「拾う神」に回り逢えるならば、多少(あくまでも多少)の苦労は厭わないでしょう。
7点(2004-02-17 18:23:06)(笑:1票) (良:1票)
12.  オーケストラ! 《ネタバレ》 
コメディーから感動のクライマックスへと話を盛り上げていきたかったのか、やたらふざけた前置きが長く感じられた。共産主義のロシア(ソ連の時代か?)や文化革命の頃の中国でよく耳にした芸術家への弾圧で思い出すのは、海外に逃げた有名音楽家たち。この映画を観て、はるかに多くの人たちが絶望の末にこの世を去ったのだろうと気がついた。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は感動的な曲だ。ソリストが出てくるまでの部分で30年ぶりに演奏する団員が酷い音でも、ソリストの素晴らしい演奏に、かつての自分の演奏を取り戻していく、そんな過程をもっと演出して欲しかった。まるごと1曲使ってそれをやって欲しかった。そして訪れるクライマックスで、作曲者、ソリスト、オーケストラ、観客、そして映画を観ている我々の魂がひとつになる奇跡を見たかった。だからこそ、この映画に関しては邦題の「オーケストラ!」ではなく、原題の「コンサート」もしくは「コンチェルト」でなければいけないと思う。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-08-23 01:28:51)
13.  二重誘拐 《ネタバレ》 
誘拐されている様子と、残された家族と、時間の進み具合が変だとおもったらこういう理由だったのね。タイトルが二重とくれば、もうひとひねりあると期待するのが人間じゃない。黒幕はFBIだとか、真犯人は嫁さんだとか。それが狙いでこのタイトルをつけたとしたら、相当ウマイ!だけど、詐欺行為だ!!
[DVD(字幕)] 6点(2005-12-20 00:39:21)
14.  アドルフの画集
マックスはアドルフのどこを見て絵の才能を感じたのだろうか。彼のスケッチなのか、キャラクターなのか。デッサン力はあったとしても、それが絵画の才能として見えるとは思えない。それなのにアドルフに入れ込むマックスの気持ちが、この映画ではすっきり読み取れない。また、ヨタヨタのカンバス(ちゃんと張れよぉ)を前にいきなりパレットに絵の具を絞り出す、筆に付けてカンバスにのせる、それ自体が素人っぽい。普通下塗りくらいするじゃない。そんな絵画の素人に肩入れするマックスって、やっぱり解らない。ノア・テイラーの演技には戦慄さえ覚えたが、主人公のマックスの心理状態が理解できなかったために、今ひとつ納得のいかない作品。ただ、内なるエネルギーを表現する手段に、絵画から政治へと変革していく(というよりも、所詮絵画の才能が見いだせなかったのか)アドルフの、あぶない時代背景や環境は映像に出ていたと思う。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-06-07 09:18:13)
15.  アイ,ロボット 《ネタバレ》 
人型ロボットといったら鉄腕アトムを想像する旧タイプの人間です。あと30年あまりでこんな世界になるなら、私は長生きしたくないなぁ。ロボットが生活に入り込むだけで、世の中の景色がこんなにも無機質になっちゃうんだもの。映画はといえば、主人公がロボット嫌いというのは判るけど、多くのパソコンに囲まれて仕事していたり、システムコンポがあったり、勝手に目的地まで安全運転で運ぶ車があったり、人型ではなくてもロボットみたいじゃない?なんか納得いかない。また、「ロボットは道具に過ぎない」と言っていたけど、人型にしたのは何故なのかしら。掃除機や洗濯機を人型にしても仕方ないからだと思うけど、道具を人型にする発想って、しかも実にリアルな顔に仕上げるなんて、なんかやだな。もしこの映画が、『ターミネータ3』と『ターミネータ1』の間のお話ですよと言ってくれたら、素直に感動したかもしれないです。
6点(2004-09-23 23:58:15)(良:1票)
16.  運命の女(2002)
どちらかというと嫌いなジャンルなので普段だったら絶対に観ない作品ですが、あまりにも退屈で、チャンネルを回していたらWOWOWでやっていたので観ました。前置きが長くなりましたが、男女の出会いなんて、これと同じような偶然性を秘めているのでしょうか?(って、テレビのザッピングとは違う??) 平凡で変化のない平和な家庭生活を送るか、めくるめく官能と息をするのも辛くなるような罪悪感の代償を併せた家庭生活を送るか・・・。映像を見ながら疑似体験し、自分ならどんな答えをだすのか試されているような気がしました。好みではないけどハンサムなリチャード・ギアの夫を裏切るほどの浮気相手なのか?と思いながらも、非日常的な未知なる誘惑に負けてしまう女の気持ちも、分らないでもないです。そんな誘惑に負けてしまった揺れる中年女性を、ダイアン・レインは巧く演じていました。自分も彼女のような美貌とボディを持ち合わせていたら・・・、あんまり面倒には巻き込まれたくないやぁ。
6点(2004-08-17 15:43:18)(良:1票)
17.  Mr.&Mrs. スミス
最終決戦となったあの場所は、もはやアメリカ国内ではないですね。これだけのプロを相手にやり合って、なーんにも社会問題にならないなんて、どーゆーこと? いくらお話だからといっても、これだけ現実離れしていると、アメリカじゃなくても、地球じゃなくても、この二人じゃなくてもいいんじゃない。つまり、ターミネーターVSプレデターを生身の人間でやったようなものだ。
[映画館(字幕)] 5点(2006-01-06 09:15:40)
18.  ギャザリング 《ネタバレ》 
期待しなければそこそこ楽しめる内容だけど、お金かかってないなぁ~。傍観者達の存在は面白いし、次々と集まって来る様子はかなり期待させちゃうけど、今回の「お集まり」って、キリストの処刑に匹敵するの?この程度の事件にいちいち集まってきたら、忙しくてしょうがないじゃない。というわけで、ご多忙な傍観者達にこの点数を献上します。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-12-20 00:34:50)
19.  ステルス
予告編を見てシナリオは期待してはいなかったが、映画館で観ないとなんの意味もないと思ったので、映画館で観た。一番のウリである映像だが、最近のCGの進歩を考えると及第点程度。スピード感はそこそこだが、観客に与える臨場感は今一歩の感じ。はるか以前に作られたトップガンのほうが凄かったかも。それから、観ていてずっと気になったのが、話しがまるで『ターミネーター』の飛行機版みたいなこと。近未来の話って、目新しいシナリオは既に頭打ちなのだろうか? まるで新しさを感じなかった。最後に、続編を作るかのような映像を見せていたけど、止めておいた方が良いぞ!
[映画館(字幕)] 5点(2005-10-26 22:18:49)
20.  28日後...
ええっー、感染したらいきなりそうなるの? もっと進行状況に変化があった方が面白いのに。これじゃ、まるで鬼ごっこみたいじゃない(タッチしたら鬼になるやつ)。それでもこの手のチープな内容の映画は好きだけどね。非感染者である人間の狂気、誰もいない大都会、必死に逃げ隠れする頭上を飛ぶ飛行機。これだけでも十分に面白いと思うけど、なぜ5点以上の点が付けられないのはなぜだろう? ラストの『HELLO』かなぁ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-08-06 12:59:32)
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