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1.  デス・トゥ・スムーチー
ストーリーは面白い。上映時間の短さからもわかるように、編集作業に相当根をつめたようで、テンポもよく小気味いい。ただ各登場人物の描きこみがもうひとつ。特に悪役が複数登場するので、このあたりの区別をもっとしっかりと見せて欲しかったのが残念だ。また、登場人物の心の動きが読みづらい。まずキャスリン・キーナー演ずるノラが、モープスに心を開いていく過程。はじめは穴が空いた番組の顔として、モープスのことをただのつなぎだとしか思っていなかった彼女が、徐々に心を開いていくわけだが、彼の人となりを理解していく過程がほとんど描かれていない。よった勢いで彼に詫びを入れる前に、そうする決心と、勇気を振り絞る状況というものが必要だったはずだ。また、心に鉄の扉を持っている理由はこの時点ではまったくわからない。ひとつのなぞときとして、ここも描きこんで欲しかった。レインボーがモープスにひざをなでられただけで改心してしまうところも拍子抜け。さらに、モープスに裏切られ、親分が殺された最後の手段が、舞台上の殺し、というのも短絡的。スピナーのいとこのアイリッシュマフィアは、名実ともにかなり強力だが、やっていることがチンピラのそれに近い。
6点(2004-05-01 00:09:27)(良:1票)
2.  レッド・ドラゴン(2002)
第2作の失敗(?)を教訓に、やはりレクターには並みのパートナーでは勤まらないなと思ったか、切り札登場という感じだ。うがった見方では「今回のゲスト」という感もないでもないが、マッチプレイ的楽しみがある本シリーズでは、これ以上ない人選だったかと思う。やはり「ノートン出演作にハズレなし」といった感じ。筋立ては第一作とよく似ているが、皆さん指摘されているように犯人の描き方に愛情が感じられホッとする。エドワード・ノートンは、いつものカメレオンぶりは見せてはいないものの、肩の力を抜いて、レクター-犯人の間に位置するバランスも強さも絶妙である。さすが料理の達人。冷蔵庫の残り物でもちょっとした小料理をつくってみせるところは素敵すぎる!
8点(2004-02-24 00:35:08)
3.  ハンニバル(2001)
一回見ただけでは理解できなかった。自分の知的レベルもあるが、これは致命的。前半部分でのクラリスの描き方が薄かったのではないかと思う。残酷シーンはそれなりにお洒落に見せることはできているものの、本題が不可思議すぎて残酷描写も浮いてしまった感じ。やっぱりジョディ・フォスターで撮って欲しかったとは思う。
4点(2004-02-06 23:35:33)
4.  戦場のピアニスト
隠れる、見つかる、逃げる、食べ物探す~の繰り返しで、中盤はとてもだれてしまう。ピアノを弾くシーンは着弾のサイン。史実を忠実に描くという姿勢はわかるが、あまりにもアイデア不足ではなかろうか。主人公の俳優はいかにも悲しげな表情だが、その内側からはあまり感じ取れなかったのは残念。ホロコーストはなんども映像化されているために、ピアノという横軸がこの程度ではかなり弱い。ドラマ「赤い激流」のほうがピアノへの情熱を熱く感じたのは私だけだろうか。
5点(2004-02-01 22:19:12)
5.  オー・ブラザー!
映画に差し込まれる幻想的なシーンと音楽が、ほのぼのとしたトーンの中でアクセントとして映画を引き締めている。ジョージ・クルーニーは若い頃の三船のようだ。残念なのはホリー・ハンターの描き方が薄っぺらで、離婚に至る経緯や、愛情の深さなどを感じ取りずらくなっている。過去に仲がよかったのは子供の多さでわかるくらい(笑)。まあでも今の時代にこういうゆったりとした映画があってもいい。寓話としてよくできていると思った。
7点(2004-01-31 15:25:17)
6.  ビューティフル・マインド
スジも面白いし、ラッセル・クロウの演技も特筆すべきものがあるが、なぜか映画のテンポについていけない。映画の中にいくつかのヤマがあるが、それぞれの頂点に向かうまでの上り坂が急すぎて、置いてけぼりを食ってしまう。これが何度か繰り返されて、それぞれのヤマの感動が相殺されてしまっているように感じるのは惜しい。淡々と終わるのかと思いきや、最後にもっとも言いたいことを感動的に映している。ならばこのクライマックスをもっと効果的に見せる編集があったのではないか?シナリオよりも、編集に物足りなさを感じた。
6点(2004-01-30 02:09:55)
7.  ラスト サムライ
時代考証云々をいいだすと、「戦国自衛隊」を評することができなくなってしまうので(笑)、まあ、どこかの国のおとぎ話として見ましょう。としたら・・・何も語るところがないんだなあ・・・。困った・・・。しかし、真田広之に尽きます。彼だけ凄い!彼だけで映画館で見る価値あった!
6点(2004-01-25 01:35:38)
8.  HERO(2002)
いやあ、これはきれいだった!あんまり期待してなかったのだが一本とられた。産毛の逆立つ剣の摩擦音とワイヤーアクションにはかなり引いたが、すばらしい映像に圧倒された。これだけ金かけると、日本では面白みのないたらたらした映画になりがちだが、「羅生門」のような組み立ても色使いも遊び心があってよろしい。「熱情」の赤、「静寂」の青、「悟り」の緑、「無」の白、そして「邪悪」の黒といったところか。。。映画館で見なかったのが悔やまれる。それぞれの俳優も、境地に達した大人物を好演している。エンターテイメントとしては最高の評価をしたい作品だ。
9点(2004-01-24 01:47:55)
9.  マトリックス リローデッド
スミス100人切りのシーンに流れる音楽は、「八つ墓村」の32人殺しのシーンに流れる曲にどことなく似ている気がするのですが、単なる偶然でしょうか?
7点(2004-01-08 10:37:43)
10.  スコア
いわゆる「小品」的映画といってもよいのではないか。この手の筋書きなら日本では2時間サスペンスで見ることができる。デニーロ・ファンとしてはもはや、「未来世紀ブラジル」でのタトルの「ハイテク版」として、そのマスク姿を拝めるということぐらいしか、劇場で見る価値を感じることができない。なぜこういう風に思ったのか考えてみたのだが、全編若気の至りを漂わせているエドワード・ノートンがあまりにも見た目どおりだったという描き方が、どんでん返しのはずがどんでん返しになっていなかったということがひとつ。せっかく愛らしい演技を見せているのに、このオチはもったいなかった。それから、デニーロの奥さん(恋人?)の存在。ストーリー上ではなかなかその位置づけや抱える問題など読み取れず、これにまつわるシーンは完全に間延びしていたということ。また、マーロン・ブランドはというと、つかみ所のない役柄を好演しているのはわかるが、「ベテランの大打者が代打で出てきてヒットを打ち、出塁後は代走と交代でお役御免」といった位置づけ。クライマックス前に映画から離脱した。これらはすべて、脚本に問題がある。とてもじゃないが、丁寧に作ったとは思いがたい。世界を代表する名優を取り揃えても、脚本が悪ければこんなバラバラな映画ができるのか、と感じた。キャストの熱演をプラス評価として6点。
6点(2004-01-01 04:00:07)
11.  メメント 《ネタバレ》 
「記憶喪失の疑似体験」という趣旨は雰囲気でよくわかりますが、正確には、「喪失した記憶を取り戻す疑似体験」になっていて、結局自分自身は誰に入り込んでいるのかわからなくなってしまうようなオチでした。観客に「メモ書きは真実」と思わせておいて、それ自身がねじ曲げられている、ということをバラす。という手法は、結局それを誰が思い出しているのか、あの時点で、主人公と一体となっていた自分がいきなり離脱してしまうような気分でした。しかし、ジョー・パントリアーノの胡散臭さが今回もすばらしかったです。
7点(2003-12-27 18:16:01)
12.  マイノリティ・リポート
あの、指揮者がタクトを振るようにPCを操作する場面、現代よりも不便になってるような・・・。「その画像はお・い・と・い・て」と、ジェスチャー番組を創造してしまいました。
6点(2003-12-23 16:51:57)(笑:2票)
13.  アナライズ・ユー
【4dough】さんのおっしゃるとおり、前作のストーリーの推進力でもあった、奇抜な取り合わせによる緊張感はすっかり消えうせた。それどころか、まさにマフィア仲間以上に「身内」としてやりあう二人に対して、展開を追う楽しみはほとんどなく、その場のコミカルな演出に笑うだけの映画になってしまった。もはや現在のデニーロは80年代までの彼ではなく、良質なコメディ俳優として存在しているといってもよいのかもしれない、そう思わないとファンとしてはやりきれない。
3点(2003-12-20 11:26:27)
14.  ミスター・ルーキー
今までの野球映画と比べれば、せっかくウソ臭くない映像になっているのに、プロ野球のルール自体が無視されてしまっている点にはしらけてしまいます。いわば企画モノの「架空優勝実況」のようなもので多くの観客の心をつかむのは無理でしょう。そもそも阪神が優勝しなければならないという動機自体、何のためだったのか途中で分からなくなってしまいます。「メジャーリーグ」のような、チームと一体になって達成感に浸るということもできません。せいぜい阪神ゆかりのお馴染みの面々の顔を眺めてニヤリと笑う程度。阪神ファン以外にとっては相当「イタイ」んではないかなあ・・・。
4点(2003-12-18 23:16:00)
15.  15ミニッツ
デニーロもこういう「小ネタ」映画に出すぎの感がありますが。おそらく40代までの気合バリバリでシナリオ選んでいた時と比べると、肩の力抜いて演技を楽しもうモードなんでしょうがね。しかしこれでもしエディ役がデニーロでなかったらどんなつまらない映画になっていただろうかとも思います。まあ話はそれなりに面白かったけど、犯人の性格もかしこいんだかイカレてるんだかよくわからないし、最後は「これって、コメディーだったの?」と思わせるようなシーンもあるし。「15分」というタイムトライアル的な要素はないですしね。結局何が言いたかったのでしょうこの映画。後味は悪いですね。
6点(2003-12-17 16:38:22)
16.  グラディエーター 《ネタバレ》 
それなりに迫力もあり、それなりに面白いストーリーだが、今ひとつ感情移入できない。それがために最後の大観衆の場面でも盛り上がりに欠ける。そういう印象を持ちました。これはそれぞれの登場人物が持つ葛藤と、それに対応する実行動に、微妙なズレがあったからではないでしょうか?暴君コモドゥス自身が闘うことを選んだことにしても、見方によっては自ら死を選んだのではないかとも思えるほどの自殺行為ですし、相手を弱らせる策を講じているくらいだからそうではないらしい。マキシマスはローマ帝国に忠誠を誓ったのか、それとも先帝を愛していただけなのか。などなど、単純な「動機と行動」に対して納得できないところがあったのが原因ではないかと思います。先帝アウレリウスは名君ではあったとは思いますが、あそこまで庶民的だったのでしょうか・・・。
7点(2003-12-17 10:32:05)
17.  少林サッカー
単純明快なストーリー、荒唐無稽にすぎるとのご意見もあるようですが、それを観る側の元気に変えてくれる、そんなパワーを持った作品だと思います。とにかく面白かったし、最後は普通に感動しました。コテコテのキャラクター設定ですが、人間が人間世界で事物をモデル化するレベルでリアリズムの範疇を逸脱はしていなかったと思います。ここが多くの人を惹きつけたポイントではないかと思います。揺れ動く細かい心理描写はムイ一点に集中したというところもよかったのではないでしょうか?
8点(2003-12-16 21:51:34)
18.  たそがれ清兵衛
テレビドラマで何度も藤沢世界の破壊を目の当たりにしてきたので、観た当時はそういう中ではまともなほうだと思いました。これまでの藤沢作品のドラマ化は、カレーのルーを使っているのに「これ、ビーフシチューじゃねえか!」って作品が多かったんですよ。それらと比べれば、この作品は山田テイストはするけれども確かにカレーには仕上がっています。しかし、ドラマ「蝉しぐれ」が偉大すぎて今となってはかすんでしまうかも。。。真田広之と宮沢りえのおさえた演技に助けられたと思います。山田監督特有のユーモアは、藤沢世界にはアンマッチでしたね。小林捻持は、個人的にはもう藤沢作品出入り禁止!(怒)「こんなところにこの木は生えるか?」とか、果し合いと上意討ちが混同されている(複数の原作を合体させたためこういうことが起こっています)など、細部を見ると突っ込みたくなるところは多いです。ストーリーや映画全体のスケールを見ても、果たして別の監督が同じ内容のものを作ってここまで評価されたかどうかは微妙です。しかし、庄内の風景という新たな自然美としての舞台を紹介したことは、今後につながるのではないでしょうか?
6点(2003-12-16 21:38:07)
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