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グレート・ギャッツビーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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1.  ニュー・シネマ・パラダイス 《ネタバレ》 
個人的に歴代最高と思っている作品の1つ。映画への情熱、アルフレードとの心の絆、エレナへのひたむきな愛(オリジナル版では単なる失恋で終わってるが・・)と、人間として生きていく中で必ず経験する情動みたいなものが凝縮されている。エンディングも最高。人生の苦渋を味わった主人公が、最高の宝物を観て胸を詰まらせる姿に感動する。
10点(2004-01-07 00:09:35)
2.  ライフ・イズ・ビューティフル 《ネタバレ》 
妻と子への愛を描いた作品としては、過去最高の作品と思う。ナチスの強制収容所を舞台にしたことについては批判的な意見があって当然だけど、戦争映画としてではなく、純粋に家族愛の映画として観れば、主人公の妻や子に対するひたむきな姿には素直に心打たれる。レストランから「ホフマンの舟歌」を聴かせるシーン、放送室(?)から「Buongiorno principessa!」と語りかけるシーンは本当に感動的。 
10点(2004-01-04 23:52:23)
3.  阿弥陀堂だより
何より日本の四季の風景が美しい!こんな風に日本の四季の美しさを描いた映画はしばらくなかった気がする。そして、都会で成功しながらも、心の安寧は得られなかった主人公。とても素朴な映画だが、豊かな人生とは何か?人はどう生きるべきか?思わず自問したくなる深い作品のように思う。途中に出てくる宮沢賢治やプーシキンの有名な詩も非常によくマッチしている。
10点(2004-01-04 23:29:36)
4.  アマデウス
脚本を書いたピーター・シェファーは「伝記ではない」と語っているが、多くの人にとってはヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトという天才の生涯を知る最良の作品なのではないだろうか。そこにアントニオ・サリエリという音楽的才能に恵まれながらも、音楽史上最高の天才と同時代に生きなければいけなかった人間の苦しみをスパイスとして加え、映画としての楽しみも付加している。個人的には、映画の中の「凡庸」な人たちと同じようにモーツァルトの音楽は「音が多い」と思うのであまり好きではないが、分かる人には無駄のない完璧な作りだと分かるのだろう。「自分の仕事には1点の隙もない」なんて言ってみたいものである。
9点(2004-01-11 01:17:45)
5.  素晴らしき哉、人生!(1946)
分かりやすい展開な気がしなくもないけど、このハッピーエンドはやはり清々しい。普段から人を助けることが自分を助けるのだというところに共感。
9点(2004-01-07 21:04:46)
6.  グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
若い俳優の脚本ということで心配したが、むしろ大人が書いた更正物よりもずっと説得力があった。ヒロインも個性的でよかったと思う。こういう作品の場合、上品で端正な美人の飾り物のようなヒロインだったらむしろ白けてしまう。知性は感じられないが、人間的に魅力的な仲間達。才能もあり高い地位にあるが人間的な魅力を感じない数学教授。素朴なタッチではあるが、人として大切な物をしっかり描けていた。若手の脚本とは思えない快作。
8点(2004-01-25 16:30:59)
7.  告発 《ネタバレ》 
戦争や病気、恋愛以外でも、これほど心を揺さぶるテーマがあるんだと感動した。実際にこの映画の通り闘った弁護士と囚人がいたことを思うと本当に感慨深い。人は情熱を持って何かをなし得るということを示す手本のような作品。一方で、結局囚人が刑務所に戻されまもなく死ぬという現実の暗部も描いている。作り物ではない、本物の作品だと感じた。
8点(2004-01-07 20:36:44)
8.  化粧師
何とも言えない、雰囲気のある映画。明快さや派手な演出は一切ないけど、観ていてその世界にぐいぐい引き込まれる。ハリウッドに多い娯楽的な映画とは一線を画す、芸術的な映画と言えるのでは。邦画はたまにこういう雰囲気を大切にする作品が出るから、捨てたものではないと思う。
8点(2004-01-06 23:33:02)
9.  ムーラン・ルージュ(2001)
見終わってすぐ、絶対評価が分かれる映画だと思った。個人的には、音楽(特に洋楽)好きなので、はまった。"Your Song"や"Roxanne"の使われ方は本当に効果的。特にタンゴ版"Roxanne"はもっとまじめに録音してCD出して欲しいと思ったほど絶妙なアレンジだと思う。愛と哀しみを表現するのに"Nature Boy"を使ったのも粋な選曲だと思った。絢爛豪華な映像美もよい。こういう作品にはストーリーはおまけでも良いと思った。でもお世辞にも練られたストーリーとは言えないので8点。
8点(2004-01-06 23:17:13)
10.  活きる
さしずめ『ワイルドスワン』の映画版といったところか。建前上は他己愛を重んじる共産主義社会で、「見せしめ」として反革命分子が次々と迫害される現実。貧しい生活を送り、次々に不幸が訪れても、家族の幸せを守ろうと一生懸命に活きる姿に心打たれる。人間の業の深さとひたむきな家族愛という人間の良悪の両面を描いた快作。
8点(2004-01-04 23:22:02)
11.  ギルバート・グレイプ 《ネタバレ》 
ディカプリオの天才的な演技が特にすばらしかった。いくらなんでもギルバートは不幸を背負いすぎなんじゃないかと思うが、ジョニー・デップの影を帯びた演技も秀逸。家族それぞれが自分の幸せを犠牲にしながら何とか生きていく姿もよかったが、最後に重荷の母親が死んでしまって、ギルバートはベッキーと幸せに、ってのはちょっといただけない。
7点(2004-01-25 01:04:21)
12.  マスク(1994)
ジム・キャリーのコメディの中では最もまとまりがよい作品だと思う。ストーリーの展開も小気味よいし、笑えるところは笑える。キャメロン・ディアスもこの頃が一番魅力的だったのでは?
7点(2004-01-17 23:17:00)
13.  キルトに綴る愛
結婚や恋愛はこんなものなんだよ、と一見厳しい現実を見せておいて、それをキルトのように継ぎ合わせて美を見いだす老練の人生観が美しかった。
7点(2004-01-17 23:07:48)
14.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
ジョニー・デップの存在感が際だつ。こういうコミカルな演技はあまりお目にかかれない。ストーリーはまあ普通。ラブ・ロマンスはどーでもよいという感じ。好きな人を好き放題やった鍛冶屋にとられたのに、恩赦を下した提督の男気も何気にかっこいい。タイトルは「キャプテン・ジャック・スパロウ」の方がいいんじゃ・・。
7点(2004-01-07 21:16:21)
15.  キューティ・ブロンド
観てすっきりできる作品。重いテーマじゃなく、スカッとできる映画を観たい時にはちょうど良いかも。現実はそんなに甘くないのだが、理屈はさておいて、勧善懲悪を愉しむ作品。
7点(2004-01-07 20:40:45)
16.  たそがれ清兵衛
観てて飽きさせないし、主人公の人間性や強さには共感できたし、時代劇という枠を超えて引き込まれる作品だと思った。邦画でこれだけ良い作品が1年に2本も出るのは珍しい(もう1本は「阿弥陀堂だより」)。
7点(2004-01-06 23:26:03)
17.  HERO(2002) 《ネタバレ》 
銀杏の中での決闘、湖面での決闘、宮殿での決闘は、どれも息をのむほど美しい映像だった。ただ、ストーリーとアクションはちょっと・・。
6点(2004-01-31 23:09:49)
18.  アメリ
おしゃれな映画。フランス映画は独特のセンスの良さを感じる。一方で、相変わらずストーリーや展開は意味不明な所が多い。ハリウッド映画ほど単純明快じゃなくてもよいけど、フランス映画は分かりにくすぎ。
6点(2004-01-17 23:23:15)
19.  マジェスティック(2001)
音楽がすばらしい。随所で聴けるナット・キング・コールやコール・ポーターの名曲が映画を美しく彩る。が、ストーリーはイマイチ。
6点(2004-01-17 23:19:54)
20.  JFK
ケネディ暗殺の真相を探るドキュメンタリーな感じの強い映画だが、アメリカの現実にあった裏社会の一面を垣間見れたり、迫力ある法廷シーンがあったりと、なかなか見応えがあった。ただ、頭を無にして見れる映画ではない上に、3時間もあるので少々疲れる。
6点(2004-01-17 23:11:38)
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