1. レボリューション6
いやー面白かったな!なんと言っても作り方がうまいよ。この手の映画だと主人公たちや脇役の描写でだらける事が多いんだけど、一人一人の描き方がうまく飽きずに観れた。そして内容もいいじゃない!結局みんな大人になっていくんだけど、若いころにやった馬鹿騒ぎを心の中ではやりたいんだけど、何か踏み切れずにいるもどかしさなんて、かなり伝わってきたよ。最初はぶっきら棒なティムが仲間で馬鹿やった後の笑顔なんて最高に良いです!終盤にハラハラさせられたけど、良い結末です。大人の青春映画です! 8点(2004-11-04 01:15:28) |
2. アメリ
おしゃれ系映画の代表と言っていい映画だね、これは。ジャン・ピエール・ジェネが初めて現代を描いた作品だが、映画全体に流れるその雰囲気は過去の作品と同一のもの。アメリの変な癖や奇行もすべてがおしゃれに見え自然に受け入れられた。音楽も世界観にバッチリはまっていて◎。個人的にはドミニク・ピノンが大好き。幸せな気分になりたい人は必ずみるべし 8点(2004-02-13 10:14:37) |
3. オープン・ウォーター2
《ネタバレ》 予告編もチープな感じだったし、内容も内容なので、期待せずの鑑賞だったのですが、 意外と意外、案外いける。 前半6人全員が海に飛び込んでしまうのは、馬鹿アホの一言でかたずけられない恐さがある。なんと言ってもボートの知識がある人間が誰もいない(女好きの男も恐らく無い)状況で仲間同士で騒いで飛び込んでしまう(主人公の女性はかわいそう)のは客観的に観れば・・・だと思うが、テンションがあがった状況では十分ありえる。と前半はこんな感じだが、十分緊迫感が伝わってきてGOODでした。 中盤、みんなであがる方法を考えているのはわかるのだが、どう考えても無理なことを繰り返している6人には若干イライラがつのる。特になぜ誰かが土台になって、ジャンプをしようとしないのか疑問になりつつも、次々に消えていく仲間たちに緊迫感も持続。 終盤、意外とあっさりと上にあがれ、何かドンデン返しを期待していたのですが、案の定色男が自分の犯した罪に苛まれ、自らボートから離れる(もしくは手の怪我であがれなかった??)それを助けに行く女主人公。ここで助けに行こうか、それとも後ろを振り返りためらう場面は、かなりドキドキしました。 ラストシーンは、個人的な希望としては助かっていてほしい。 [DVD(字幕)] 7点(2008-03-18 01:57:42)(良:2票) |
4. カサノバ(2005)
《ネタバレ》 自分好みの映画を撮る、名監督ハルストレムの映画ってことで、観ずにはいられない作品だったけど、 『カサノバ』を題材にしてるってことで、敬遠してましたが、この度やっと鑑賞しました。 一言で感想を言えば「うまい」です。特に大きな事件などないのですが、導入から終盤にかけて、観ていて飽きない。 ベネチアの町並みの綺麗さも手伝っていたとは言え、監督の力量に感動しました。 鑑賞後はさわやかな気持ちになりました。 ただ一つ難を言えば、主役の二人がいまいち存在感が無いのが残念でした。 [DVD(字幕)] 7点(2007-08-08 23:43:29) |
5. ホステル
《ネタバレ》 正直全然期待しないで観たけど、いい意味で裏切られた。 最初から馬鹿男たちのエロさトップスピードで、後の展開に不安を増大させていたんだけど。 なんとなんと、中盤の主役と思っていた金髪イケメンの死からのグロイ展開でテンションがあがり、終盤の逃亡&復讐でテンションMAXになってました。 この手の映画にありがちな、単調なストーリーはこの映画には無く、一時間半飽きることなく観れる! 日本人の女の子の目玉飛び出しと、ショックでの飛び込み自殺は、正直切ない気持ちになってしまったのは俺だけでしょうか?? [DVD(字幕)] 7点(2007-08-07 03:06:27)(良:1票) |
6. KEN PARK ケン パーク
ラリー・クラーク監督の作品なので、観賞する前からある程度の予想はできていたんだけど、まさに的中って感じかな。でも嫌いじゃないよ、この手の作品は。とある町の日常を描いているんだけど(日常かな??)見せ方がうまい!特に登場人物一人一人の描写がしっかりしているから、なぜだか共感してしまう。まあ、全員ファックを言いすぎな感じもしないではないが・・・。結局の所、全員がファックに終着してしまうのも納得かな!ガールフレンドの母親は美人すぎて現実離れしています。 7点(2004-09-17 13:23:41) |
7. 28日後...
単純に何も考えないで観ればおもしろいよこの映画。まあ、冒頭のサルを助けようとする侵入者とかはよくわかんないけど、ゾンビたちが集団で全速力で走ってくる所なんか怖いを通りこして笑っちゃうし。しかも奴らは、獲物が逃げたら追わないとか、階段を昇るとかちゃんとした知能は持っているのね。ただこの映画の残念な所は、ゾンビがワンパターンな所と後半の展開かな。特に軍隊にはかなり引いた、もっとたくさんいると思っていたのに、あの少人数?あと、主人公の「ザ・ビーチ」のレオ様ばりのキレっぷりにも・・・。でも、それをさしおいても十分楽しめるね!! 7点(2004-07-11 13:23:03) |
8. the EYE 【アイ】
この映画の素晴らしい所は,映像の見せ方にあると思う。前半は主演の女の子が目を見えるようになり特殊な体験していく様を観ている者も一緒に体験しているかの様にみせてくれる。また,でてくる霊は誰もが生気がなく恐怖を盛り上げてくれる。さらに後半は謎の解明という要素がプラスされ飽きさせない。ラストのあの大爆発にも驚かされたが,最後にあのような結果になってしまったのは賛否両論あると思うが,自分は残念で悲しかった。 7点(2004-01-19 12:31:22)(良:1票) |
9. ブラウン・バニー
ヴィンセント・ギャロの自己満映画と言えば、それで片付けられるが、自分はそうは感じなかった。予備知識が無く見ると、最初の一時間は退屈であり、ギャロが単なる変質者にしか見えない。がしかし、それは序章でありラスト20分によってすべてを忘れさせてくれるほどの衝撃に変わる。問題のシーンは賛否両論あるみたいだが、自分は心の病んだ青年の愛する女性を思うからくる妄想だと捕らえれば全然アリだと思う。ラストのデイジーの告白は、好きだった人と別れた時の気持ちに似ていて、涙を我慢できなかった。この人の映画には台詞はあまりいらないのかなと感じた。一人でじっくり観たい映画。 6点(2005-03-02 08:39:08) |
10. フルメタル・ジャケット
前半と後半はまったくの別物といっていい映画。この映画はなんといっても前半の訓練所での一人の訓練生を通しての描写がすべてだよ思う。下ネタ連発の鬼教官(←この映画一番の見所)とイジメにも似た訓練。十分戦争の凶器みたいのが伝わってきた。そりゃ頭もおかしくなるは・・・。ただ後半はつまらないが正直な感想であまり感じるものがなかった。 6点(2004-02-15 12:14:51) |
11. リベリオン
何はともあれ、すべてはガン=カタの世界。ガン=カタのために作った映画と言ってもいいぐらい。世界観が少し薄っぺらい感じもしなくはないけど、なかなか良いね。ただ、全編にわたってクリスチャン・ベール扮する主人公の何とも言えない行動、決断力の無さに終始イライラモード。特にエミリー・ワトソンをあっさりとあきらめるシーンなど。そのため、せっかくのガン=カタのシーンも多少違和感あり(←ガン=カタ自体は好き)あと、敵弱すぎ!なぜにクリスチャン・ベールだけあんなに強い? 6点(2004-02-13 10:31:00) |
12. ワイルド・スピードX2
前作よりスピード感と爽快感がアップしてるね。前半は、前作と同じ展開なんだが、あの映像見せられたら妙に興奮してしまう。ストーリーは、前科取り消しのために捜査に協力ってのはちょっと無理があるようだけど、この映画ではしょうがないか・・・。あと後半、特にラスト付近のアクションシーンは物足りないと言うか、あっけないと言うか? 6点(2004-02-05 14:22:18) |
13. ゴースト・ハウス(2007)
《ネタバレ》 パン兄弟の映画と言うだけで、食いついてしまった映画なのだが、いやはやなんてコテコテなつくりなんでしょうか!無難ともいえるが、ストーリーに意外性は皆無です。特に中盤で唐突にストーリーに登場する大男には誰もがピンときたはず。その後も案の定というか、想定内のつくり。ただ、視覚・聴覚的に驚かすのはうまいと思った。くるとわかっていても驚いてしまうのはさすがだと感じた。 あと、主役のクリスチャン・スチュワートは、とても魅力的でよかった。 [DVD(字幕)] 5点(2008-04-08 23:41:55) |
14. マリー・アントワネット(2006)
《ネタバレ》 ソフィア・コッポラ、自分の中では『音楽、衣装、色』というイメージなのだが、今回も正にその通り。衣装は豪華絢爛、色使いも心得ている、音楽もロックありとセンスを見事に発揮している。ストーリーはマリー・アントワネットの視点からのみ描かれているので、淡々としてこれと言って大きな事件も無く、終盤まで進みます。そういった感じが、この監督の特徴でもあるので、色々な意見もありますが、これはこれでアリなのかと。ただ18世紀の雰囲気は皆無に等しいです。それ以上に衣装、宮殿、食事の豪華さでカバーしています。 登場人物でいえば、キルステン・ダンストは元々貴族っぽい感じの顔立ちなので、はまっていてよかった。ただ、ルイ16世は映画としてはちょっと魅力不足なのかな?!あとの人たちはいてもいなくてもいいような立場の人たちなので割愛。 この映画を『芸術』としてみた場合は評価は高いのかもしれないけど、『映画』としてみた場合は、やはりこのくらいかと・・・ [DVD(字幕)] 5点(2008-03-18 23:50:40) |
15. ダイ・ハード4.0
《ネタバレ》 久しぶりのダイハード、前作、前々作と結構好きな部類に入るので期待して観に行きました。 ただ、うまく表現できないんだけど、別にダイハードでなくてもよかったんではないでしょうか? アクションの激しさ、これは文句のつけようがないほどの出来で飽きずにみれたんだけど、一番の失敗は敵のあまりにも魅力の無さ。 特別に強いわけでもなく、テロを仕掛ける理由もあまりにもチープ。 『サイバーテロ』って、正直ダイハードに一番あわないような気がするのは俺だけ?? 信号操作して、停電させてって何か消化不良の2時間。 せっかっく4作目なんだから、『核爆発』ぐらいのインパクトを持ってきてほしかった。 企画の段階から失敗って感じかな。 次回作があるなら、そちらに期待したい。多分、もうないかな・・・。 [映画館(字幕)] 5点(2007-08-03 02:07:53)(良:1票) |
16. パッチ・アダムス
これぞロビン・ウィリアムズという感じの映画かな。実話を元にしてるみたいけど、ちょっとありえない感じのストーリーが多かった印象。たしかに、ああいう病院の中には「笑い」は必要だと感じるけど、パッチは少々おふざけが過ぎるてるね。またパッチの、授業中を含めて誰これかまわず喋りまくるのも自分にはイライラしてしまってマイナスポイント。さらに言えばカリンが唐突に死んでしまったのも、正直自分は残念だった。ただ、全体を通して見終わった後のさわやかな空気とフィリップ・シーモア・ホフマンの演技力にこの点数。 5点(2005-03-01 18:12:30) |
17. GO(2001・行定勲監督作品)
窪塚主演の映画ってイメージが強く、あんまり好きなタイプの役者ではなかったので、少し敬遠していたが最近気になりだし観賞。ま、映画の中で恋愛の物語って言ってたけど、そんな気はあんまりしなかったかな。やっぱり在日のお話と言ったほうがシックリくる。ただ暴力シーンが多かったため、在日の人は暴力好きなのって言う勘違いを起こしそうにもなる映画。原作を読んでいないからなんとも言えないけど、その辺のバランスを取れてなかったのが残念・・・。 5点(2004-10-11 01:18:23) |
18. 閉ざされた森
タイトルや登場人物から、バリバリのアクション映画だと勘違いしていたが、サスペンス映画だったのね。出来としては悪くはない、自分はこの手の流れは結構好き。ただ、この映画の致命的な欠点は登場人物がわかりづらい所。暗い場所での似たような名前、観ている最中にイライラしてしまったので評価としては、この点数です。ただ、映画の中に多々あらわれる不透明な箇所をバチコーンと明らかにしていれば+2点ぐらいは可能だったかな。そういう面では、惜しい映画。 5点(2004-09-20 09:52:52) |
19. デイ・アフター・トゥモロー
期待しないで観に行って,その通りの映画だった。まず,はじめに言いたい事は全編を通して目新しさが全然ないんだよね。ほかの映画で観たことがあるようなシーンをつなぎ合わせた感じかな。次にキャラ設定が地味で魅力がないから,感情移入ができない所。親子の友情?私には,そんなもの感じることができなかった。一言で言えばストーリー作りが甘いんだよね,この監督は。唯一評価できる所は,やっぱりCGだけかな。良くも悪くも,平均的な映画。 5点(2004-07-08 10:33:12) |
20. ザ・コア
ま、パニック物映画の定番と言うしか無いね。何と言っても、かの有名な「アルマゲドン」と扱う対象が地球外と地球内の違いがあるとはいえ激しく類似する点が多々あり、明らかに参考にしてるよね。前者と比較すると酷なのだが設定に多少無理があるかと・・・。地震発生装置の実験をしてて、地球のコアまで届いちゃったから、核で刺激してもう一度正常にしろって、なんじゃそりゃ??登場人物の性格がうまく配分されている点は良かったけど、計算されたように一人一人死んでいくのはどうかと?ま、でもヒラリー・スワンクが強烈だったので。 5点(2004-02-13 11:07:09) |