1. ショーシャンクの空に
レビューは初めてですが、この映画を初めて見たのは劇場公開のときです。何も知らず、ストーリーもほとんど知らずに見に行ったこの映画。ラストシーンで立てなかったのは初めてでした。その後どれだけ自分の支えになったことでしょう。ああ、こんなに有名になってしまうとは・・ 10点(2004-02-15 01:21:02)(良:2票) |
2. フライド・グリーン・トマト
南部の景色の美しさ ルースとイジーの友情 イジーの強さ、変わっていくエヴリン・・・などなど、見ていて「あーこんな青春を過ごしたい」と強くひきつけられました。大学時代に劇場公開されていたときなんで見に行かなかったんだろう、と最近見て後悔したほどです。イジーの生き方いいですねえ。 個人的には、蜂蜜を取りに行くシーンの美しさが印象に残っています 。 いろいろな意見のあるラストシーンの謎解き 原作では、実はイジーは事件について全く知らなかったんですよ。本当に。原作もちょっと読みづらいですが、違った味わいがあってお薦めです。 10点(2004-02-08 21:52:16) |
3. 遥かなる山の呼び声
《ネタバレ》 いい映画でしたね。牧場の仕事を通じて少しづつ心を通わせていく三人の姿を丹念に描いていて良かったです。(私も仕事してますが、こんなふうに自分の仕事を黙々と手伝ってくれる頼りになる男性がいたら、確実にほれます。入院中の自分の代わりに牧場の仕事をしてくれて、言い寄ってくる男性を追い払ってくれて。そりゃ本当に嬉しいものです。)「恋愛とはただのドラマではなく、生きていくためのものなのだ」という言葉を聴いたことがあります。が、労働と生活の中で互いを必要としあい、心の拠り所としていく様が丁寧に描かれているところが共感できました。それなので、できれば牧場を続けてほしかったです。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-05-07 00:23:35)(良:1票) |
4. いま、会いにゆきます
とてもよかったです。年末に「ターミナル」と続けて友人と見て、「こちらの方がよかったよね」と意見が一致しました。”雨の季節”だからか、全体から感じられる瑞々しさ、落ち着いた雰囲気がまずよかった。それから3人が自然に仲良くなっていくのがよかった。あと、外国人が感じる「日本」や、いかにも日本映画という「日本」の描き方でなく、身の回りにありながらどこか郷愁を誘う「日本」の姿を描いていたのがよかったです。なんか背伸びせずに原作を生かして作ってみたら、意外にいろんなことがはまって、普遍性のある良い映画になったのかなという感じがしました。 9点(2005-01-09 22:52:22)(良:1票) |
5. ユージュアル・サスペクツ
《ネタバレ》 これは面白い! そして私は最後まで犯人が誰かわからず、最後のシーンとファックスで「心の底から」驚きました! これはすごい! しかしキートンいい人で信義もあるし、恋人も綺麗で心から愛しているのに、結局ふんだりけったりでとてもかわいそうだと思いました・・・それで-1点です。 9点(2004-12-16 23:57:26) |
6. 点子ちゃんとアントン
「点子ちゃん」の名前は、原作ではPunktchen(punkt 点 chen ~ちゃん)で「ちいさい子」というような意味の愛称です。原作の雰囲気を残してしかももっと前向きな点子ちゃんがいい! 黙っているだけでなく自分から行動できるのっていいですねー。 あの家庭教師の女の子 あんな勤務でよいのか? もっとちゃんと教えろ!とつい思ってしまったけれど、あのくらいが点子ちゃんにもいいのかもしれないですね 9点(2004-03-16 00:42:16) |
7. がんばっていきまっしょい(1998)
アイドル映画かな・・と思ったら、ぜんぜん違う、まっすぐないい映画でした。海の青さ、すべるボート、仲間、悦子のひたむきさに、なんか映画がずっと終わらないといいな・・と思ってしまいました。「私にもボートしかなかった。それでよかったんよ」そういうひたむきさを今でももっていたいと思うこのごろです。 あと、音楽いいですねー。 追記:悦子が腰を痛めてベッドからずずーっとでてくるシーン 「ベルサイユのバラ」の8巻が!なんと芸がこまかい 9点(2004-03-16 00:22:06) |
8. ライムライト
見たあとしばらく涙が出ました。「素晴らしい瞬間がたくさんある。どうしてその瞬間を生きないのだ」(でしたっけ?)などなど、疲れた自分がカルベロに介抱されたような気持ちになりましたです。こんなストレートでやさしい映画もあるんですね。 9点(2004-02-15 00:44:30) |
9. 逢びき
昔新聞の土曜版で紹介されていて、気になって大学の視聴覚資料室にわざわざ見に行った映画です。ラフマニノフも聴きました。「恋におちて」との違いについてもいろいろ考えました。二人が会ったのは実はわずか4日間。二人の惹かれあう姿は少年と少女のようで、シリア・ジョンソンが、もう少し自分の気持ちに素直になったらもっと二人で素敵な時間が過ごせたのかも・・と最近は思います。「あなたを愛し始めた。しかし今二人の終わりも始まってしまった」周囲を気にかけ、嘘が現れたときにトレヴァーハワードが言った言葉はなんてせつないのでしょう。いい映画です 9点(2004-02-15 00:35:56)(良:1票) |
10. 恋はデジャ・ブ
本当は10点つけたいんですけど・・・。昨年9月に見て、それからしばらく自分のバイブルのようになっていました。そうか、一日一日を大事にして、自分を磨いていけば幸せは身近にあるのかしらん、とそういう気持ちにさせてくれる映画です。まるでNG集のようにちょっとだけ違う同じ映像が繰り返される場面は面白い。 (ウッドチャックの周りで踊っている人の場面は、同じ日のはずなのによく見ると毎回踊りが微妙に違うのよ~疲れているのね) ラフマニノフ・ラプソディーのジャズバージョンが聴ける、マクダウェルの魅力的なこと、一度見てけして損はない。そしてやさしい気持ちになれる。そんな映画です。 9点(2004-02-08 22:02:13) |
11. 思い出のマーニー
《ネタバレ》 思春期の友情物語・・と思っていたら、実は親の愛情を見出し、再確認していく少女の物語でした。「母子の誤解と和解」がテーマなのですね。自分は映画の中の「おばちゃん」世代なので、「おばちゃん」の愛情に杏奈が気づいてよかった、そして実は肉親の愛も得ていたことに気付いてよかったな~と思いました。子どもへの愛情が、いつかは報われるという、実は「おばちゃん」や「おばちゃん世代」の人が一番癒される映画なのではと思います。 北海道在住の観点からは 1 札幌は転地療養が必要なほど空気が汚れているのか?2夏の釧路は涼しいんだ~風鈴なんかいらないぞ! 3 北海道の田舎にはあんなに子どもはいない、少子化なんだ!というツッコミをさせて頂きます。でも、予想より、ずっといい映画でした。 [映画館(邦画)] 8点(2014-09-29 19:58:43) |
12. 素晴らしき哉、人生!(1946)
いい映画だと思います。落ち込んだときに見ると「がんばろう」と思えます。 でも主人公ってそんなに不幸かな?とよく思うんですね。「世界に出たい」という夢は叶わなくとも、相思相愛の人が奥さんで、子どももいて、リーダーシップもあって、街中の人から信頼されて・・・。自分だったらそれだけでもう幸せです。(ポッターの方がよほど不幸だと思うんだがなあ。この日に同時にポッターの方にクリスマスキャロルが起こっていると面白いんだけど)主人公は広い世界には出られなかった。でも自分のいる町が彼の世界となった。それでも充分ではないか。そんなふうにも思います。 [DVD(字幕)] 8点(2005-05-07 00:03:29) |
13. 愛は静けさの中に
マーリーマトリン とても綺麗でした。ああいう怒りと芯の強さと美しさを持った人が周りにいたら、自分もきっと惹かれるだろうな、ウイリアム・ハートと同じく追ってしまうだろうな・・・(あぶない?)と思いながら見ていました。そのくらい魅力的でした。話自体も、二人が互いに媚びずにまっすぐにぶつかっている様子がいいと思います 8点(2005-01-22 16:58:19) |
14. あなたが寝てる間に・・・
「クリスマス前に見るといいよ」と知人が貸してくれました。心温まりました。ただのラブコメディだけでなく「家族の暖かさ」に惹かれたというのが、なんともよかったです。 8点(2005-01-09 13:10:34) |
15. トレマーズ
B級といってもよく作りこまれているな と感心しました。巨大ミミズ、どうやってやっつけるんだろう?と思ったら4通りのやっつけ方がそれぞれちゃんと筋が通っていて感心 なるほど、その手があったか! と最後は思わず拍手しました。ぱちぱちぱち。 8点(2004-04-03 19:40:22) |
16. 愛と哀しみの果て
今まで3回みているんですね。アフリカの大自然綺麗だなー。テラスで食事いいなー。サファリに行きたいな。飛行機で飛んでみたいな、などなど。あれ、別に観光に行きたいわけでは・・。 8点(2004-02-19 21:06:29) |
17. フィールド・オブ・ドリームス
奥さんがいいですね! 全体的に60年代の”愛”や”自由”への肯定感を素直に出していて、こんなことあるといいなと思う映画です 8点(2004-02-15 02:05:49) |
18. ウーマン・ラブ・ウーマン
これ私好きです。「めぐりあう時間たち」のちょうど後に偶然見たので、この映画の前向きさが響いたのかも。同性愛、世代の違う3つのカップルというところは「めぐりあう・・」も同じ。ただ「めぐりあう・・」がどうしても自分を偽らざるを得ず、みな心を病んでいくのに対して、こちらはもっとポジティブです。一話目のお祖母さんカップルは互いを大事に思っている姿がいいですね。2話のカップルは本当にかっこいい。3話は・・ちょっとメッセージ性が表に出すぎかなと思ったけれど、突き抜けた明るさがあっていいです。映画でこうしてみると自然に受け取れるのになー。なんでなんでしょうね。 8点(2004-02-15 00:56:53) |
19. はつ恋(2000)
落ち着いた雰囲気で終始安心してみることができました。「がんばっていきましょい」と同じく行動派の高校生を演じた田中麗奈、別にたいしたことしているわけでないはずなのに、終始目をひかれて、しかも演技だというのを忘れて「なんで病気の母親をドライブに連れて行くんだぁ」など本気でつっこみをいれてしまったりしました。(それくらい自然だったというわけで。) 話の内容は、幼い頃から母親が入院を繰り返していた私としては、人ごとではなかったです。「ちょっと悪いところを取りに行くだけよ」「お父さんとうまくやってるの?」子どもに伝えるときの夫婦の微妙な間、家事のメモ書きなど”そうそう!”という場面がたくさんありました。私だったら、母親の初恋の人を探すんでなく、その時間母親ともう少し長く過ごしたり話したりしたいような気もします 追伸:この春休みにその母親がまた生死に関わるような大きな手術をしました。「櫻の下で綺麗な思い出を作れなくてもいいから成功して」と思っていたところ、無事なんとか成功しました。手術前に「初恋の人探してあげようか?」と訊いたら、やはり「莫迦、そんなことより家ちゃんと掃除してる?」と言われました・・。 [映画館(字幕)] 7点(2005-01-22 16:39:51) |
20. ラブ・アクチュアリー
《ネタバレ》 なんというか、微妙、絶妙なバランスの映画ですね。音楽の使い方がとても上手だと思いました。じょうずに各ストーリーを音楽がつないでいますね。私は個人的には、もう「紙芝居男」さんの話が好きです。好きな人ってついつい目で追ってしまうんですよね。そのビデオを当の本人に見られるなんて、もう!!!! そりゃ好きな人の思いを綴った日記を相手に読まれちゃうようなもんです! それをあんなせつない形で告白するとは・・・いやあ 粋ですねえ。あの「enough」は私も心にしみました。 7点(2004-12-17 00:06:33)(良:1票) |