1. スーサイド・スクワッド
バットマンvsスーパーマンとジャスティスリーグの間の話のようですが、まあ別にこれ観なくてもジャスティスリーグ鑑賞には問題なさそうです。キャラ紹介はポップな画面にして、本編はダークファンタジー風。噛み合わないんだよ画面が違いすぎて。お偉いさんの大失敗で特にお咎めもなく、魔女だけポクッと退治。悪党が家族の温かい話してもねえ。この手の映画にそれは期待しないかな。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2017-09-02 19:27:11) |
2. 靴職人と魔法のミシン
《ネタバレ》 割と強引なストーリーを並べて観客に説得させるためにはビッグネームの俳優陣を配置する必要があるんだなと思わせるほど、妙にキャスティングだけが豪華。 中盤からは全然ついていけなくて、クライマックスもエンディングもポカーンとしてしまった。 たかが靴でも相手のもの。奪って良いものかねえ。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-04-23 19:13:19) |
3. バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
《ネタバレ》 米映画界のみならず、映画界のなかでのアカデミー賞はどこをどうやっても避けられないアウォードなわけです。 ましてやそのなかで作品賞を受賞したとなれば、そりゃあ注目も高くなるわけです。 ただしそれがいつも観た人の心に響く名作なのかといわれればそうでもない。 今日観たこれは、まさにそんな感じの作品だと思います。 最初に思った印象は「まあ、、アカデミー会員が好みそうな『業界の内輪ネタあるある』だわね」て感じ。 題名を『バードマン』にしたり、主演をマイケル・キートンにしたブラック・コメディと聞いたところで、まぁだいたい内容の予想はつくわけです。 かつての栄光を再び呼び戻そうとしている描写はとても良かったと思うし、演技もカメラ回しもとても良かったと思いました。 (他の方のコメントには無かったのですが、、、ドラム主体のBGMが時々やかましく思えたのは自分だけでしょうか・・・) これもあまり書かれていませんが、ぼくはエマ・ストーンの「なに考えてるか分からない感」の演技はすごく良かったと思った。 父親のことが好きだけど多少の嫌悪感もあって、一所懸命に仕事はこなすけど現実逃避したい、薬物のリハビリ中、とか非常に不安定な加減が感じとれました。 ネット社会になじめない人の、ネット社会にデビューしてしまう皮肉を謳っているのも興味深かったです。 話題になっているカメラワークはやっぱり『ロープ』のほうが上手(なんか編集の繋ぎ目を粗探ししていてしまいました)。 久々に観たエドワード・ノートンはまた主演を霞めてしまいそうな演技カマしていますな。 正直あまり好きな役者ではないけど、彼がいるのといないのでは全然印象が違ってくるのではないかと思います。 総じて、、、、思いのほか、観てて疲れました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-03-26 23:22:08) |
4. ワイルド・スピード/SKY MISSION
《ネタバレ》 この手の作品に求めるのは『なんも考えずに観れる単純なストーリーと、やたらと派手なアクションシーン』なんですわね、ぼく的に。 だから最後の感想は「スカっとした」とか「楽しかった」「ハラハラした」とか、そんな前向きなのが欲しいんです。 ラストシーンで感傷的にさせるのは必要だったのかい?と。 そりゃあ主演級の人を不慮の事故で亡くしたのは残念だし、いまでも訃報を聞いたときのショックは忘れられないんだけど、アレやっちゃうと トニー・ジャーもカート・ラッセルもジェイソン・ステイサムも一瞬で忘れちゃうんだよなあ。 追悼は追悼で別の作品にして欲しかったす。 ブライアンの出番は本編が最後ってことにして、続編があと3本あるってなんか兼プロデューサーのヴィン・ディーゼルに軽く引きましたわ。 自分的には本編が『ワイルド・スピード』シリーズの完結編かな。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-03-26 23:18:12) |
5. バイオハザードV リトリビューション
《ネタバレ》 これまでのシリーズを観て来たので勢いでレンタルしてきました。映画初登場キャラのレオンが出ているのに、なんでレビューに書く人が少ないんだろう・・?と思っていたが、びっくりするくらいオーラがない。 [DVD(字幕)] 3点(2013-08-16 19:55:52) |
6. 告白(2010)
脚本や展開の仕方はすごく良いと思う。引き込まれました。・・ですが、なぜこの題材をエンターテインメントとして撮ろうとしたのか。斬新な画角を見せられるたびに引いていきました。この監督じゃなく、じっくり重厚に撮れる人の方が良かったのでは。監督のミスキャストで減点。 [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 7点(2012-01-24 19:03:14) |
7. ゾンビランド
《ネタバレ》 ゾンビもんのコメディってどーなの?とレンタル店では敬遠してました。CSを録画して観たのですが、自分にとっては斬新。主人公の生き残るルールがどれも実は的を得ていて、ちょいちょい復唱されるのも、あまりクドさを感じない。映画の小ネタ(っていってもほとんど会話の中ばかりだけど)が中盤から増えて、あの方がパロってるシーンはウケた。てかズルいよね、あれは。自分的には、疲れたときに観てスカっとしたい映画。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-24 18:48:15) |
8. スタンド・バイ・ミー
《ネタバレ》 原作がアノ方だから、こういう題材になるのかな、なんて思ってました。野宿して、悩みを友と分かち合える、将来の不安を友と話せるシーンが印象的でした。良いヤツだなあ、クリス。同じ年の頃、友の前で悩みを打ち明けて、泣いてみるのも良かったのかなあ、なんて思える。ラストのPCに書いた文章で、しっかり締まります。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-24 18:37:53) |
9. デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~
《ネタバレ》 ダウニーJr.が主演なので観てみました。が、あんなサイテーなヤツを好きになったきっかけが良くわからない。イーサン役のヒトの演技が堅いような気がした。これがジョン・キャンディなら、もっとハチャメチャでサイテーで、でも愛嬌たっぷりに演じたんだろうな。ジュリエット・ルイスを久々に観れたのでこの点数。 [DVD(字幕)] 3点(2012-01-24 18:19:11) |
10. フローズン
《ネタバレ》 最近は出来るだけ好意的に映画を鑑賞するように心がけておるんですが、コレは全くもっていけませんな。シチュエーションスリラーを好んで観るワタシではないのですが、この手の映画は、閉塞された空間で、キャストの心情や会話がとても重要になると思うんですわ。グロい描写は下手すりゃほんの少しで良い場合もある。このシチュエーションで脚本を書くと決めたなら、なぜ「真冬のリフトに取り残された男女3人」って一点に絞らなかったんだろう。狼の登場が、「リフトのネタだけじゃ間が持たないんで、加えてみました」みたいな比重になっちゃって、思いっきり興醒めしましたわ。2人きりになった極限状況でも、どうでも良い会話を続けて退屈この上ない。仮にその会話が引き込まれるものじゃなかったとしても、リフトに乗り込むまでの前半で入り込める-惹かれる-フックがあれば、ここまで悪い評価はしなかったでしょう。もっと深く深く脚本を練りこんで欲しいもんだ。 [CS・衛星(吹替)] 1点(2012-01-24 18:11:04)(良:1票) |
11. デス・プルーフ in グラインドハウス
《ネタバレ》 ガチで観るより、多少酔っ払って観るくらいがちょうど良いのではないかと。QTの選曲のセンスは、相変わらずスゲェ。なんだろ、いちいちカッコ良い。にしても、前半のグダグダさは、何度停止ボタンを押そうと思ったことか。まさか銃を持ってるとは思わず、しかも腕を撃たれるとは思っておらず、腕を撃たれただけで済んだのに急にヒヨりだしたのはウケましたな。てかもう、失笑ですな。「だから止めとけば良かったのに」なんて思ってました。男を怒らせるよりも、女をマヂで怒らせたほうがよっぽど恐いということですよ。あ、映画の話ですよ、映画の話。 [DVD(字幕)] 4点(2011-08-27 23:29:49) |
12. CUBE
《ネタバレ》 うーーん・・なぜこんなに評価が高いのか・・。なんの説明もなく始まっていることは別に気にしないんです。だって、しっかり状況を説明した上で展開する映画全てが傑作なワケじゃないし。最初の映像はやっぱり衝撃だったし。1辺4.2mの空間が26個ある巨大なCUBE、老いた開業女医、黒人警官、脱獄のプロ、精神障がい者、数学が得意な女学生、設計?士。これだけのネタがあるなら、もっと深いプロットが出来たと思うんですが。役者の演技、演出、脚本、どれを取っても浅い。んで、どれも粗い。どこも詰めが甘いんだなーあ。密閉された空間で追い込まれた人たちの心理劇をもっと見たかった。 [DVD(字幕)] 3点(2011-08-27 23:20:02)(良:1票) |
13. トロン:レガシー
これは・・、映画好きや大人が観る映画ではないわな。なんですか、あれは。ドゥカティが一番カッコエエかった。 [DVD(字幕)] 1点(2011-08-17 03:41:49) |
14. プリズン・ブレイク ファイナル・ブレイク<OV>
《ネタバレ》 ファイナル・シーズンまで観た人へのオマケですよね、これは。本編とまったく違うエンディングかと思ってました。なんて書いちゃうけど、否定しているわけではないです。マホーンはやっぱり聡明でマイケルのバックアップをしてくれているし、グレッチェンはやっぱり一筋縄ではいかない。マイケルの安堵の表情をやっと見れた感動。そのビデオレターを暖かく見ている2人。特にリンカーンの温かい表情が良かったなーあ。アソコは不覚にも、なんべん観ても泣けてくる。ギリギリ状態で、いつも頑張ってたもんなーあ、マイケル。 [DVD(字幕)] 8点(2011-08-13 13:02:34) |
15. アポロ13
《ネタバレ》 事実を基にしているから結果はすでに決まっているわけだけど、それでもやっぱりラストに号泣するんよね。なんだろ、トラブルの数々を、過度に派手にしていないからかもしれない。そう思えるから余計に、宇宙船内で口ゲンカ始めるわけないでしょうに。皆プロなんだから。なんか、それら映画用に脚色されたエピソードがそれぞれ余計に感じた。それゆえの減点。CGと思っても、発射シーンは圧巻。ホントに随分前の映画か?ジムの奥さんは外見も内面も美しい。「夫は金曜日に戻ります!」のセリフは、「そうだそうだ!」と心の中で拍手してた気分。トム・ハンクスはもちろん、エド・ハリスも相当上手い。 [DVD(字幕)] 9点(2011-08-13 12:53:07) |
16. ブレードランナー/ファイナル・カット
数十年の映画漬け人生で、やっと鑑賞した。1回目の感想は・・「こんなもんか」。陰鬱とした近未来の映像ってのを、この映画の後発を見たせいで見慣れていたし、意外に淡々と進む話に「おや?」と思いました。恐れずに書くなら、なぜこんなに人気があって、評価が高くて、監督も数バージョンを製作したんだろうかと。色んな人の解釈があって、色んな解説を見てから鑑賞を繰り返すと、自分なりの解釈が出来てきて、この映画をより味わえるのかなあと思った。そーいった意味では深い映画かと思うが。でも、「スター・ウォーズ」ほどのリピートはしないな、きっと。 [DVD(字幕)] 4点(2011-08-13 12:32:21) |
17. ノウイング
《ネタバレ》 「Xファイル」や「FRINGE」のような前半。テンポも良くてぐいぐいとテンション上がっていくのに、聖書が画面に出たあたりからイヤな予感が・・。謎の人物が案の定アレだったら、結局なんでもアリなわけですよ。なんだろなーあ、友人教授の存在がいまいち希薄だったり、設定はちゃんとしているのに、大した伏線もなくいきなり太陽フレアの話が出てきたり、自分が世界を救わねば!と思うに至るあたりも弱いせいか、ところどころに「は?」と思わざるを得ない。クライマックスはさすがにちょっとビックリしたけど、VFXで最大の盛り上がりを作っちゃうあたり・・・、残念すぎる。もう見慣れちゃってるしね。やっぱ映画は脚本で頑張らんとダメよ。 [DVD(字幕)] 4点(2011-08-13 12:24:12)(良:1票) |
18. ランボー
《ネタバレ》 10数年ぶりに鑑賞しました。1作目は良いです、ただのアクション・エンターテインメントではなくて。ランボーは最初から無感情なプロの戦争屋ってことではなく、生身の普通の男だったってことが感じられる映画でした。 冒頭の、友人との再会を期待して笑顔(戦場で見る静かな笑みとは明らかに違う)で向うも、戦争の後遺症で唯一の友人さえも失ったことを知る。 そして写真を遺族に渡し、ついに必要なくなったアドレス帳?を破棄。あてもなく峠道を歩き、孤独とやるせなさで疲れている自分に食料を与えようと歩いているだけなのに、いわれのない理由で保安官に絡まれ・・。(フツーならキレますよ。これじゃあ) たった1人ですが、殺した男の顔をじっと見るランボーのやるせない表情。無感情な殺人マシーンではないところがわかる、深いシーンだと思います。 そしてクライマックス。ガソリンスタンドや銃砲店の爆破が余計だという方もいますが、あの感情の暴走シーンがあったから、トラウトマンの制止で現実を知り⇒ラストのセリフに繋がるんじゃないですかね。 あの2つの店爆破はきっと、ランボー自身も暴走していることに気づいていたと思うんです。それを止められるのはM16を持った狙撃兵でもなく、ましてやティーズルでもない、上官のトラウトマン大佐だったのではないかと。 ラストカットのランボーを見やるトラウトマンの暖かい表情、これも良い表情でした。 [DVD(字幕)] 7点(2009-02-27 19:35:30)(良:3票) |
19. THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に
《ネタバレ》 他人との隔壁を取り去り融合することで理解しあえるのが理想、だけど「個」として向かい合えることで「人」と「人」が「希望」を持って生きていくことが出来る。 「生きてるだけでも、充分に意味のあるもの」ってことを言いたいんでしょうが、だったら何で素直に表現せんのでしょう。特に後半。 不可解で見てるだけで朦朧としてくる描写や、画角の寒い実写。映像表現としての可能性は全部試してみました感タップリの映像の連続に共感できないワタシは、ラストに近づくにつれドン引きでした。 前半にしても、そう。残酷な描写やエロティックな描写も、TVというメディア規制がないから「良いや、これも書いちゃえ。TVじゃないんだし」的な発想だった気がしてならないです。何も主要キャラをほとんど無残に殺すことはないでしょうに・・。 食わず嫌いな食べ物を食べてみたけど、やっぱり自分の好みに合わなかった、みたいな感じです。エヴァンゲリオンって。 見ればどんどん凹む。 [DVD(邦画)] 2点(2008-11-21 00:33:48) |
20. オープン・ウォーター
《ネタバレ》 上映時間は80分程度だけど、飽きる。1998年、グレートバリアリーフで実際に起こった、ロナガン夫婦の失踪事件がベースになっている。最初に出てくる『実話を基にした』とは、ヒジョーに微妙な言い回しだと思う。人によっては、『実話そのもの』として解釈するだろうし、またある人は『実話がベースになってるんだな』とも思うだろう。まぁどちらにしても、ある程度の脚色は認められる。ただ本編前にそういうテロップが流れると、観客としては、前者(実話そのもの)として、捉えてしまいますね。だってこれ、実話風の作りになってますけど、『(実話の事件をヒントにした)、ドキュメンタリー風フィクション』ですもん。この演出は酷過ぎる。だだっ広いだけの大海原と、2人だけの出演者。役者の演技力と、プロットに緩急がなければ、これはちょっとキビシーっす。あまりに起伏のない展開に、絶望感や焦燥感、また恐怖も感じられなかった。360度の海。海水は冷たく、助けもない。連絡もできない。足が地についていない。自分の首から下さえも見えない。そういう状況に陥った時の怖さっていうのは、ちょっと伝わる。ただですね、フィクションならフィクションとして、そのへんをもっと煽ってもらいたかった。自分としては、後半にかけて盛り上がりのあった『ブレアウィッチ』の方がまだ良かった。(まぁあれも、偽ドキュメンタリーだから)どっちにしろ、これはかなり不服。ラストはそれなりに衝撃的。でもがっかり。10点満点中、頑張っても2点留まりっす。 [DVD(字幕)] 2点(2006-10-08 13:42:08) |