1. 八月のクリスマス(1998)
《ネタバレ》 一人の人間が死に向かって淡々と準備を進めていくその姿に、澄み切った、すがすがしささえ感じさせる悲しさ、切なさをを感じた映画でした。男女の恋愛も織り交ぜられていますが、私にとっては恋愛映画ではないですねこれは。「ヒューマンドラマ」という感じでしょうか。私には、いい映画でした。余談ながら、他の方々はどうか知らないけど、僕はアクション映画を見ているときは人がどんどん死んでいってもそれに対して何も思わないんです。でも、このように、たった一人の人間が死んでいくということを、しっとりと、時間をかけて描きあげられると、なんとも言えない切ない気持ちになるわけです。そう考えると、アクション映画ってのは、やはり人の命を軽々と考えている、社会や子供に悪影響を与える良くない生産物だと考えるべきなのかな、などということまで考えさせられてしまいました。 7点(2005-03-02 23:27:21) |
2. ハートブルー
なんだかイマイチでしたねぇ。犯人に友情を感じてしまう刑事なんて、私はコメディでしか許せませんねぇ。どれだけダイナミックで見ごたえのある映像があっても、こんな筋書きでは私はおもしろくありません。残念。 4点(2004-07-08 11:47:25) |
3. ショーシャンクの空に
非常におもしろい映画ですね。脱出の方法にビックリ。あれくらい頭よくなりたいですね。 8点(2004-07-07 20:13:06) |
4. 羊たちの沈黙
《ネタバレ》 1990年以降のサイコサスペンスのひとつの方向性を決めた一作という評価になりましょうかね。私には、レトリカルで難しい部分がたくさんありました。が、この難しさがまた魅力なのかもしれません。 7点(2004-07-04 10:23:35) |
5. ターミネーター2
これはおもしろいでしょう。何も文句はありません。デデンデンデデン! 9点(2004-07-04 10:09:12) |
6. ロッキー5/最後のドラマ
劇場で見た唯一のロッキー。私には大変つまらない映画でした。以上。 2点(2004-07-04 09:59:06) |
7. ミセス・ダウト
私は男ですが、もし私が女だったとしたら、こういう夫を持ちたくないですね。子供のことを何よりも深く愛しているのはよく分かるのですが、やることが破天荒すぎます。よその子供もいっしょになって家の中をメチャクチャにしてしまったり。奥さんだったらたまりませんよ。ご愛嬌では済みません。子供を愛するために自分の感情を抑えなければならないときもあるのに、それができない。そんな大人には、やはり子供を養育する何かが足りないと判断されても致し方ないでしょう。本当についていけません......とか言っちゃったら映画にならないですね。ロビンウイリアムズに尽きる映画。ロブスターがうまそうだった。 6点(2004-07-03 08:09:08) |
8. 生きてこそ
実話だけに非常にシリアスに感じました。この事故で生き残った方々は、本当にがんばったんだなあ、と。「生きる」という意志こそが、人間の存在そのものだと思いました。まさに「生きてこそ」です。 9点(2004-07-03 07:51:14) |
9. リーサル・ウェポン4
これで完結でしょうか。普通におもしろかったです。公開直前に朝のテレビ番組でこの映画の特集をやっていて、メルが「ジェットリーのアクションはすごいぜ。パンチやキックが見えないんだぜ」みたいなことを言っていたのが印象的でした。さすが少林寺仕込みですね。笑いもあるし、ホントに、普通におもしろかったという感じでした。エンドロールでなんかアットホームな感じになれました。 8点(2004-07-03 07:41:56) |
10. 鉄道員(ぽっぽや)(1999)
ある意味大人のメルヘンということでしょうか。泣きたいときに見に行ったので、よく泣けました。雰囲気がいいですね。 5点(2004-07-03 07:29:06) |
11. トータル・リコール(1990)
当時は映像にド肝を抜かされたものでした。ごちゃごちゃした「人種のるつぼ」ならぬ「異星人のるつぼ」のような世界も、不気味ながらも息づくダイナミズムが感じられました。夢なのか現実なのか分からないというエンディングもよいのではないでしょうか。この頃シュワちゃんは絶好調でしたね。初めてできた彼女と初めて見に行った思い出の映画でもあります。 7点(2004-07-02 12:53:24) |
12. コピーキャット
サイコサスペンスは、以来実際に起こった猟奇殺人事件にヒントを得ることが多いようですが、この映画は少々欲張って、犯人が今まで起こった著名な猟奇殺人事件を次々に模倣して次々に犯罪を起こすというかたちになっています。そんな犯人を、猟奇殺人事件の被害者になりかけて家の中から出られなくなってしまったというプロファイラーの協力を得ながら、若手捜査官二人が捜査していくというストーリー。それなりに凝ってますよね。なので、それなりにおもしろく見ました。当時、主人公の女の子は鈴木蘭々みたいだなと思ってみてましたが、知りませんでしたがそれなりに著名な女優さんなんですね。失礼しました。 6点(2004-07-02 12:28:17) |
13. デーヴ
シガニーウィーバは大統領婦人にぴったりだと思いました。クリントン前大統領夫人を彷彿とさせます。ぱっと大統領をやらされてあれほどの政治・行政手腕を振るうことができるわけないじゃんと思いつつも、痛快さを感じずにはいられませんでした。替え玉とかの元々がトリッキーな話は着地が難しいのではと思い、これもオチがつかずにずっこけるのではと思って見ていましたが、きれいに決まりました。あと、私はオリバーストーンがなぜかとても印象に残っています。爽快かつハートウォーミングな一作。おもしろい映画だと思います。 8点(2004-07-02 07:59:55) |
14. スピード(1994)
タイトルのとおりスピード感があり、テンポもよいのであっという間に楽しく見られると思います。私は、終盤に次々とピンチが主人公らを襲うくだりでは、「またかよ」「まだかよ」みたいな感じで苦笑してしまいました。あれは笑うシーンということでしょうか。短髪のキアヌリーブスが大変凛々しく、サンドラブロックも可愛らしく、この二人の魅力が映画の大きな魅力になっているかもしれません。 6点(2004-07-01 16:52:01) |
15. ライフ・イズ・ビューティフル
ストーリーにおかしなところが多少あるわけですが、それでも私は最後のシーンで感動しました。お父さんのユーモアと愛で子供はしっかりと守られたのです。ロベルトベニーニが私ら観客にも優しいように感じられてきて、素直にいい映画だなあと思わされます。 8点(2004-07-01 12:37:40) |
16. ザ・ロック
やたらと気合いの入った映画でしたね。 7点(2004-07-01 12:23:04) |
17. エグゼクティブ・デシジョン
ハルベリーがやたらと印象に残っています。きれいだなあ、と。気がつけば超一流になって今をときめいていますね、彼女。緊張感もあってストーリーも緻密な、楽しめるアクション映画だと思います。私は、スティーブンセガールが「実は生きていた」とか言ってまさかまさか最後に出てきちゃったらどうしようと思っておりましたが、そうはならなくてよかった。 8点(2004-07-01 12:19:10) |
18. 交渉人(1998)
緊張感があってよかったです。いつも思いますが、ケビンスペイシーって秀才君って感じの少々小憎らしいお顔立ちですね。 7点(2004-06-30 23:09:38) |
19. マーヴェリック
テンポもいいし、騙し合いにも単純に騙されるし、みんな2.5枚目でホッとしますし、面白い映画だと思いましたよ。才女ジョディフォスターにとっては意欲作だったでしょうか。カードゲームってのは、日本で言えば花札ですかね。アメリカ流の泥臭さには、私から見るとなんともいえないダンディなかっこよさがあります。 8点(2004-06-30 22:38:25) |
20. ゴースト/ニューヨークの幻
デミムーアの黒い瞳とショートカットはキュートでしたね。ウーピーゴールドバーグもよかったですね。友達を裏切ったあの男はひどい人でしたが、その廉だけで死んだら即黒いおばけみたいなのに寄ってたかってどこか恐ろしそうなところへ連れて行かれてしまうというのは、ちと短絡的かなあ。まあいいか。恋愛中のカップルにお勧めの映画だと思います。私もそのような時期に映画館で見てネットリしました。ウホ。 7点(2004-06-30 22:29:06) |