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コメント数 440
性別 男性

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1.  さらば愛しき大地 《ネタバレ》 
最高!!”さらば愛しき大地”高校のころ、東京の名画座での幸福で平和な時間。土着の土地。茨城、鹿島!関東地方のさいはて。緑とコンクリートの広大な荒野。わたしが日本のなかで、海外のように大好きな場所。原風景!田園のむこう、緑深い林が風にゆれる。こわれてゆく主人公。怠惰とヒマ。人生のどんずまり。場所のどんずまり。そう、鹿島の田園地帯でうまれ、成長し、そして人生は腐敗し、破壊し、またふたたび、愛しき大地に帰る!!これは人生か?俳優の仕事、監督の作業、ここに極める!同じ脚本で、ちがう俳優で現代版もみてみたい。すべてが大好きだ! この映画を観ていると、本当に自分は、この世でひとりで、すこしづつ、すこしづつ、そう、根津演じる主人公のように、きれいに、きれいに、腐ってゆく、のを痛烈に感じる。わたくしの、土着のこころの映画。 ひどくせつなく、むなしく、なつかしい。。。追加!辰巳ヨシヒロや日野日出志やつげや山上のマンガをちょっと思い出して、非常に鬱(なんといういやな漢字)でもう、死にそう。ヤダヤダ。
[映画館(邦画)] 10点(2008-09-17 22:57:29)(良:1票)
2.  の・ようなもの
ぎゃー!これをわすれていた。森田監督最高傑作。  わたしは、自分の欲求を映画のなかに求めるタイプの ダメな人間なので、こうゆうごく普通の世界に住む 一見、幸せにみえるひとびとの日常がとてもうらやましい。 (おれって不幸) でも、やっぱりこの映画のなかのひとびとはみんなすごくしあわせそうだ。 そして、それゆえ、らすとの宴のおわりの夕景と音楽は非常にせつなく、いとおしい。 最高!夜から明け方にかけて主人公が歩く名シーンの”東京”は外国のようにうらやましい。 登場人物の人間関係もすごくうらやましい。そしてなにより、全篇にただよう”エロス”がうらやましい。ホント、愛おしい作品!これのDVDは、ぼくのたからものです。 
[映画館(字幕)] 10点(2006-12-04 18:29:49)
3.  ゆきゆきて、神軍
最高の映画! そして、それに超反比例する主人公奥崎の最低の人間性!いまいちど、見直して、感想をのべるならば。そうですね。ただ単純に、スキャンダラスですね。まあ、たとえば、ある人物の実際の殺人の過程を、キャメラで追うこと。単純に、その一点だけにつきるわけだが、それを、ドキュメンタリー映画として企画、構想して、実際に、撮影、編集、一般公開してしまうんだから、これはもう、とてつもなく、凄い!! しかしまあ、キャメラで追っかけて、撮ってるもんだから、ご本人が、悪ノリしている。って感じも、大いにあるんだけどもね。ただ、これはないものねだりだが、奥崎が、問題の、戦争当時に、どれくらい、死に物狂いで、”戦争”というより、”軍隊の理不尽さ””ひどい上官と部隊”と戦ったのか!!!!”ということである。おそらく、このひとは戦後、いままで、不断の戦いを続けている、とは、到底おもえない。戦後、何10年も過ぎたあとで、急に思い出したように、あんにゃ野郎!アッタマ来っから、いっちょぶっ殺してやろうか!!ってな、感じ。何十年も過ぎたあとなのに、いまさら、遅えよ!!戦時中に、内輪もめして、上官と戦って、死ねばよかったのに。タダタダ、迷惑なオッサンである。追加!そう!くりかえし、言いたいのは、モラルも法も、何も制限がなければ、ラクなもんである。なんでもありならね。現実はそうではない。しかし、この作品は造られた!そして映倫を通った!(??ですよね、、、)公開された!そう!ニッポンも捨てたモンではない。残るは”暴力団”と”天皇”だ!そのうち、誰かがやってくれるはずだ!小学校の授業で”働くおじさん”(古いね!)なんてのを見せてるヒマがあったら 、こんなのを、小学生にも是非みてほしい。
[映画館(邦画)] 10点(2006-08-29 19:44:04)(良:1票)
4.  トム・ホーン 《ネタバレ》 
ハリウッドやスティーブマックイーンの名前自体、このころすでに、”伝説”(しかもあまり価値のない)になっていた気がする。タワーリングを最後にした、長期の休眠と時代は、彼を普通の”男”にしてしまった。作品は、ほぼ9割以上彼の”監督作”といってもいいだろう。その、虚飾や演出を欠いた(というか知らない)平凡、単調なつくりは、マックイーンとはいえ目を覆うものがある。むかし、かのスーパースターだった”マックイーン”はこの作品にはもういない。ここに出演している老ガンマン”トムホーン”を演じるひとは、むかし、”スティーブマックイーン!”だった、肺を深く病んだ、老人だ。そしてここに、老人は、この作品で、主人公を絞首刑にて殺すと共に、みずからの俳優人生に別れを告げる。そして彼は示した。この作品で、マックイーンがライフルを撃つ、多くのシーン、それだけで、、、、ただそれだけで、これから生まれてくる、数十数百のどんな男性俳優たちも、絶対にマックイーンにはかなわない!ということを必然的に決定している。もうマックイーンはいないのだ。 氷山が消えてゆくがごとく、ある種の”才能”も当然!消えてゆく運命なのだ。  代わりに今は、”アレキサンダーマックイーン”と”メジロマックイーン”がいる。(いません!) 追加!これの制作過程のハナシを知ったので書く。マックイーンの構想によれば、この作品は、3時間を超えてしまう、大河ドラマになってしまう物だったそうだ。しかし、出資側との折り合いがつかず、前半、ジェロニモを捕える戦いのくだりや、若かりし頃の話をすべて吹っ飛ばしたらしい。それでこういう作品にしあがった。それでわたしとしては、納得できたのでした。この作品はトムホーンの後半生で、しかもカットしすぎである。観客としては、絞首刑だけみせられてもしょうがないのである。(いくら、マックイーンフリークでもね)しかし、これ考えてみりゃ70年代の作品なんだよなあ。同じ年のイーストウッドがずいぶんと、若くみえてしょうがない。ブランド、ディーン、ニューマンそしてマックイーンと比べてイーストウッドはだいぶん落ちる。だからこそ、監督業をやったのだ。 いくら”ダーティーハリー”がおもしろくて、非常に優れていても、スティーブマックイーン”ブリット”にはかなわないのだ!
[映画館(字幕)] 10点(2006-08-22 00:56:57)(良:1票)
5.  パリ、テキサス
若いころ、ロス~ガルベストンをひとりで、クルマでおよそ5日で往復、旅した。 1日、千キロ以上走った。この映画はそのときの体験、そのまんまだ。この映画のすべての風景が大好きだ。片岡義男ロンサムカーボウイだ。昔のWAVE,写真集UNCOMMON PLACESそうゆう雰囲気に満々ている。映画というよりも、非常に典型的な、しかし私から観ると非常にあこがれるアメリカの生活、風景に満ちている。また男としては、作品のなかのキンスキーのような最高の女と、手っ取り早く言うと”やりたい”。いっしょに生活をしたいという男の欲望を非常に喚起している。そして、物語はというと実は、まったく大したことはない。普通の男の身勝手なハナシ。というか、どうみても、簡単に言うと”ファッション””かっこいい”だけである。もちろん、ラストのトラヴィスの悲劇が、もし自分だったらと考えると、とっても切ないというか。むなしい。でもそれだけだ。監督は主人公とキンスキーの鏡向こうの超長い対話シーンで映画に深みを持たせる効果をねらっているようだが、全く見せかけ。実はそんなことではなく、単に、美しいキンスキーを長く、効果的に映したかっただけ。我々は映画館のイスに深く腰掛け、タダタダこの映画の気持ちイイ雰囲気にひたるだけだ。渋い音楽。きれいな景色。いい女。いい写真。渋い写真。荒野の写真。精神の流れ者。主人公の自由な生活。うらやましくみえるアメリカでの普通の生活。くらし。”男と女”にならぶ、これぞDVD永久保存版。人生一生、世界中を旅して暮らせれば、家族はいらないかも。でもそのうちかならず、旅にもアートにも飽きるのだ!アート!さて、”ベルリン”はだめで、なぜ、この作品が普遍的によいのか。ずばり!言い当てましょう。それは、旅行だからです。美しい写真、きれいな風景、たそがれの、退廃、アメリカ一般サバービアだからです。観てて、気分いいわけよ。慣れると、きっと飽きるんだろうなあ。”風景写真がなければ、魅力半減の作品”   ラスト、暗黒の精神と風景のなか、ハンドルを握る主人公は、ふたたび、オープニングの精神の荒野にかえってゆく。  ”絶望のラスト!” 
[映画館(字幕)] 10点(2006-08-19 23:47:18)(良:1票)
6.  恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
片思い中の思い出深い作品。出張先浜松で、同時上映イギリス映画”ディーラーズ”(だれもしらない)。もうぞっこんで、CD、ビデオを買うのが待ち遠しかった。 まず、主人公の仕事ね!2台ピアノのラウンジプレーヤーなんてめずらしいよ。アメリカのピアノ流しですよ、自由ですよ。 好きなところ。宣伝のため地方テレビスタジオを訪れる2人。(ファビュラスバンカーボーイズ!!)。そのときスタジオで流れていた、もろに”アメリカのいなか”ののんきな口笛音楽。オーディションで女性が歌った”アップアンドアウエイ”そしてせつないラストのスージーダイアモンドの歌う”マイファニーバレンタイン”。そして自分たちが売れない状況を、なかば皮肉ってジェフが言う、”ピアノは昔から弱い!”という台詞。これは歌やバンドに比べてという意味かな。時代おくれの感じがしていいです。(”アンダーカレント”いわゆる低流ですな。)雰囲気最高、音楽最高です。
[映画館(字幕)] 10点(2006-08-17 23:58:51)(良:1票)
7.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》
中学のときたしか、日比谷映画か?とにかく、しょっぱなの洞窟!特に巨大な石ころころの超迫力は劇場映画の興奮度NO1です。(いまでもあの衝撃はわすれず。)でかい画面でそれはもう、すごかったんですから!そしてあらゆる面での最高傑作!ジョーズの次。第2作、3作でどんなにがっかりしたか!なんといってもレイダースですよ! それと、ちまたではコレ、”インディジョーンズ”シリーズですが、間違ってます! ”レイダースシリーズ”です。これ、ホントに!            思いだした!!高校生時、コレみた友人に”ドーだった?”と聴いたところ、”俺、砂漠モノにがてなんだよなあ!”と言った。これには、まいった!俺もその気持ちが、すごく、良くわかったから。
[映画館(字幕)] 10点(2006-05-08 00:13:50)
8.  シャイニング(1980)
わたしにとって、この映画はせつない、なつかしい、豪華で非常に遠い夢(悪夢でも) の世界なんです。なつかしいロマンティックな音楽にのって、冷たい誰もいない高い天井の絢爛豪華ボールルームに入っていくと壁に、高貴な古き良き時代のパーティの写真が映される。最高のラスト。それはあたかも、現代人を絶対によせつけない、高貴な階級の大人だけにゆるされた、古き良き時代の冬山の奥地にとざされた甘く切ない夢なのです。音楽、映像、クレジット、タイトル、美術、ホテル、なんでこんなにも高貴なんだろう!すばらしい!第一級の芸術品です。ああー怖い。 それから、冬のシーズンオフが近づき、すこしずつ、ひとりひとり、ホテルから従業員がはなれてゆく様を観てゆくところは、何度観てもイヤだ! 名作。
[映画館(字幕)] 10点(2006-05-07 22:24:43)(良:1票)
9.  裸の銃を持つ男
やはりこれは吹き替えでしょう。声優を選ぶディレクター、相当勉強しますよ。面白いところ。1、やはり、まずは”ぶっつけ駐車”でしょう。車ぶつけてんのまったく無視して建物に入ってゆく。2、桟橋での聞き込みのやりとりですね。情報を探るためにワイロを借りたり、払ったり。もうどうしよもない。ここばっか10回ぐらいくりかえし見ました。こうゆう映画つくるひとは信用します。残念ながらマックイーンには備わっていないユーモアです。(またかよ)。ああ、ニールセンにあいたい。 あっつ忘れてた。3、そう、部屋のなかでムダにグルグルでんぐり返しするシーンね!4、 あと、この映画だかわすれたが、ドレビンがななめ下にむかって手を出して、デスクの上のインターフォンのボタンを押して話しをしてる。と思いきや、とても小さいヒトと話をしてるところ。逆にカメラに上半身入らない大男の同僚。ゲラゲラ。あーあほらし。 ”裸のガン”は”禅”だ!!ああ!この映画の製作に参加したい。というか、親戚になりたい。
[地上波(吹替)] 10点(2006-05-07 21:56:34)
10.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
人類の遺産でしょう。奇跡の出来です。バックトゥザフユーチャーしてもこんな映画はそんなにないかもよ。
[映画館(字幕)] 10点(2006-05-03 16:23:20)
11.  未来世紀ブラジル
この映画を作るにあたっての監督の最初のイメージ”工業地帯の近くの汚れた黒い砂浜は、とてもきれいな黄昏に満ちて、どこかのラジオから懐かしいメロディーが聴こえて来る”というのを映画を観ただいぶ後に読んで超感激した。やはり!!それは、私がこの作品をみて抱いたこの映画のイメージどうり!人生のなつかしさ、さびしさ、せつなさを全てあらわしていたから。 自分の理想の女性と結ばれ、しあわせに長く添い遂げる。空を自由に飛び回り、抑圧された未来社会から解放される。しかし、大抵のひとの人生は思いかなわず、凡庸でまたは非情で、夢は幻で一生を終える。70年代、小6のころ、日本からはるかかなたの真裏はブラジルあたり、というのを知った私はすぐにブラジリアの未来都市のことを知り、その写真、超モダンな建築郡、リオのカーニバル、霧の中山頂のキリスト像、おもいを遂げられないテレビの中の綺麗な年上の女性(梅田智子だ!)への思いにたそがれ、あこがれ、いつのひにか、と切望し、今現在も常にさすらっています。ハリウッドと喧嘩して、私にとって最高のラストを用意してくれたギリアム監督ありがとう。(ここで涙) ””時はながれ、ぼくは新しいことに手をつける。でも、ぼくはまたいつか帰る。 あのなつかしいブラジルへ、、、””わーん悲しいよーせつないよ!でも人生は最高です。映画は、すばらしいイメージだ。追加!子供のころ”ウルトラセブン”の”なんとか惑星”の回の未来都市の風景と、その寂しいお話をタイムリーに大好きで、同時に当時(5、6歳のガキが!)感じた非常なせつなさは、無力感は、心地よさは、この作品を大人になってみた時のせつなさに非常に相通じるものがある。こういうようなものを、感覚を、眠っている時に我々が見る”夢”の変わり、代用にわたしは”映画”を捜し求めている。人は見たい夢をみることができないから。ラスト近く。整形ばかの母親  の葬式に入ってゆくところの音楽はすばらしいし、その後、ラストまでの怒涛の展開はまさに、”悪夢!!!”そう、”わたくしのイメージする悪夢”そのもの。でも、観た当時に思ったことだが、”ブラジル”とは、ブラジリアを指すか?はたまたリオか? また、この作品には、”ブラジル”のメインテーマ音楽ではなく、、、、、、アントニオカルロスジョビンの”フェリシダージ!”が最適である!
[映画館(字幕)] 10点(2006-05-03 14:57:38)
12.  ハンター(1980)
タワーリングインフェルノから何年待っただろうか。映画雑誌で次々と発表される待望の次回作。しかし、それらはことごとくボツになっていった。そのなかで”民衆の敵””トムホ-ン”が公開された。マックイーンファンですから、新作公開だけでも十分満足なのだが、何か引っ掛かる。そう、ハリウッドの大スター、マックイーン主演の超大作の数々を期待してしまったのだ。ハンターは前の2作に同様、小ぶりの作品だ。しかし、これがマックイーンが手がけた最後の作品なのだ。パピヨンより痛々しいマックイーンの姿。明らかに自分の(死)を予感したその物語。ジョッシュランダルではない現代の賞金稼ぎ。マックイーンは一度も役を演じていたことはないと思う。常に彼は自分自身を演じているように見えた。しかし、スクリーン上の彼はいつも間違いがなかった。全てが正しい。大画面を圧倒していた。あとせめて10年、彼の出演映画が観たかった。スチーブマックイーンよりすばらしい映画俳優を見たことがない。これからも決して現れることはない。マックイーンという俳優は、私の大好きなアンソニクイン、ロイシャイダー、ボガート、三船、志村喬、田宮二郎、植木、伊丹十三、のいいところをすべて兼ね備えている。大体、青年期を塀の中でくらし、海兵隊あがりで、銃器とクルマとバイクをいじれる俳優なんて、世界中にマックイーン以外に誰一人として存在しない。ただ、残念ながらハンターのマックイーンは、全くすばらしくない。わたしは、年をとって病弱した姿のマックイーンを取らない。さらば!テレンスステファンマクイーンの遺作だから10点!! 追加!昔東京12チャンなどでやっていた”!はんたーあーーーー!!!!!”のCMもよろしく!(レコードが崩れるやつ)
[映画館(字幕)] 10点(2006-04-21 00:13:56)
13.  フライングハイ
ハタチのとき、初めての外国はUSA,ロスの空港に降り立ち、そこでモクモクと働くのブルーカラーの人々をみて、”おー、アメリカにも労働者がいるじゃん!たいしたことねーや”と思ったのと同時に、”あー、この人達も、フライングハイ、観たことあるかなあ?とか、フライングハイ作った人、近くにいないかなあ?とか”いろいろと、思いをめぐらしたことを、昨日のように、おもいだす。また、白人と話すとき、(あまり機会はないが)相手の気持ちが読めない、判らない、こわい、時に、”あーそうだ、アメリカ人はフライングハイやネイキッドガンやホットショットを作ってる人達なんだなあ、と思うと、非常に気が楽になる。にやけてくる。
[地上波(吹替)] 9点(2007-07-23 00:13:13)
14.  蒲田行進曲
これぞ、映画の中の映画!日本一! (にっぽんいち!)例えるなら、ハリウッドには”スティング”があるが、日本には”蒲田行進曲あり!といった感じかな。
[映画館(邦画)] 9点(2007-05-17 01:20:31)
15.  ファンダンゴ
みんなでファンダンゴしよう!by吉田照美。
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-08-21 23:29:50)
16.  ダイ・ハード
日本の公開前にショウビズで”これは、今後のアクション映画のひとつのモノサシになるでしょう”というコメントをよく覚えている。これはそのとおりであった。あるときまで完璧だな、とおもっていたこともあった。 ただ、当然ながら、マックイーンには全く及ばない。出直して来い、チャラ男!!
[映画館(字幕)] 9点(2006-08-18 00:29:44)
17.  ライトスタッフ
男がいて。女がいて。空はいつまでも限りなく続いていて。男はどこまでも限りなく飛び続けたくて。女はそんな男をどこかで見つめていて。いつの時代かたくさんの男たちが、限りない空に挑戦して散っていった。そしてまた、男たちははるかかなた大空を飛び続ける。永遠に!ある高度の資質を持った人類は、唯一神の領域に近づけるのかもしれない。イエーガーを代表とする”パイロット”たちへの羨望、あこがれは、その”人間”へのあこがれなどではない!今、持ちうる、出来うる、最高級の人智の粋を使用した”人類未到達の領域”にあこがれるのだ!人類で、実現できた人間もできなかった物も、その生命自体が、すべてははかない夢の中のできごとなのか!われわれはムダに生まれ、ムダに苦しまされたのでない!あれは幻だったのか!最高です!! そんなことを、パイロット夫妻たちがパーティにて”月の光”をバックに踊る”鳥たち”の舞台を観て、夢想しました。イエーガーが、宇宙に限りなく近づいた時、パイロット達はみんな顔を合わせるんだよな!泣けるぜ!マッタク!!追加!よく”F1パイロット”っていうけれど、地上をはいずりまわってるだけでパイロットなんて!フントに!言って欲しくなあーい!ヒトが大地を離れ、3次元運動になった瞬間からパイロットなのだあ!!!、、、(あのーう。私らも3次元運動なんですけど、、、、潜水艦乗務員、談。)それとウインクラー、チャートフ、ビルコンティ、ってことで、これは”裏ロッキー”ですね 
[映画館(字幕)] 9点(2006-04-29 00:13:19)
18.  ヒポクラテスたち 《ネタバレ》 
名画座で3度くらいいったか。。。。。こちらの、出演俳優を眺めるにつけ、、、、うーん!なんかイイ感じだなああ。味わい深い人たちだなあ。今だから書ける感想(レヴューでしょ?)。 古尾谷!このひとは、俺は”スローブギ”のほうが先だった。演技がうまいとかへたとか関係ないひと。とても思い出にのこるひと。なぜなら昔、ドラマのエキストラで連れションしたのを良く覚えている。(大井競馬場でした)それから、古尾谷の奥様のことがむかし好きだった、、、、。やっぱATGだよなあ、、、ホンマATG!古尾谷は自死した。ラスト、古尾谷演じる狂気の主人公が投げるボールの行方は、、、、わたしの近くを通りすぎた気がした、、、、、、、、。ほんと大変だよ、、、医者なんてさ、、、、、、。ホンマそう思う。最後に非常なせつなさと、少しの不気味さが印象に残る。  わたしのこころの名作。
[映画館(邦画)] 8点(2013-03-16 21:31:02)(良:1票)
19.  さびしんぼう 《ネタバレ》 
大学生の時の友人が絶賛していた。最近、ようやく観た。(三田!) うーーーん!こういうのにはなかなかお目にかかれないね。よく、創れたね。すごいな!!!なんというか、この作品は非常にとても不思議で、序盤ですでに”さびしんぼう”が自分の母親の若いころであることが誰でも解るのだけれど、、、、、、最初、さびしんぼうは主人公でけにしか見えなかった。でもそのうち、みんながその存在を確認している。(幽霊でもなんでも、皆見ている) 、、、、そしてそして、、、(??なんだ?)ラストで主人公のハッピーエンド(そうなのか???)を正に、映している訳だが、、、、本当にそうなのだろうか??、、、、、、、ラストで、父の後を継いだ主人公のかたわらに座る”女性”はあこがれの君ではあったが、、、はたして、、、ホントウにそうなのだろうか?? 理想なのか、幽霊なのか、夢なのか、、、、、、??でも、その不思議さと絡みつくように、まったりと感情をうごかす、寂しさ、せつなさ、なつかしさ、、、、、異性への恋?愛?異性と一生、溶け合うこととは??わからない。わたしにはわからない。、、、、、そりゃせつないですよ、、、当然!!!わたしだって、当然せつない、、、。いずれにせよ、、誰でも、いつでも、どこでも、誰とでも、そして、独りでも、、、、、、生きてる事は、とてもせつないです。、、、、、いつか、そのうちに、自分の意識が永遠に消えて亡くなるまでは、、、、、、、、、。恋したから、愛したから、、、さびしいのではない、、、、。 
[DVD(邦画)] 8点(2012-03-06 00:55:08)
20.  お葬式
ぼくは、伊丹さんを尊敬し、同時に嫌う。尊敬する点は、その才能と彼の嗜好ね!そのむかしから一般的に、”リアリズム俳優”(アクターズスタジオで有名)伊丹をよくみていたし、CM出演、TVタレント作家(というかマサに西洋嗜好の知識人であり博学者ね)ほんまにマルチなひとね。最近、死後に出版された彼に関する多くの書籍を見るまでも無く、むかしから(映画を撮る前から)、一般的にも私的にも、彼はすごいひとなのでありました。キライな点は、うーん!それはあれですよ、この作品の、葬式のエッチとか、食事、そして、慣習、文化に関する、深い知識に関することですよ。ぼくの考えでは、すべてのひとというものが基本、自分は生きているあいだにこれだけのいい思いをしたすごい人間なんですよ(SEX、頭脳、体力、人気、前人未踏のあらゆる体験などなど、、、)ということをできるだけ大勢の人間に知らしめたい生き物だと思うんです。(例外なくね!)そして、彼のすべての創造物(映画を代表とする)にはそういった、人間の持つイヤらしさに、満ち満ちているんです!それが、観ていて、寒い!というか、痛い!というか、非常にコっぱずかしい!彼が、ほんとはどう思っていたかわからんが、天下の森田の”家族ゲーム”のすぐ後の作品というのが、なんか非常に、イヤなんだよなあ。家族ゲーム出演がなかったら、”こういう種”の作品つくってたかなあ?とオモってしまう。でもねえ、これは、”東京圏”に長く住んでいると思うんだけど、世の中には階級(身分)ってあるんだよなあ。まあ、貴族や皇族とか、日本だと”天皇家”とか。(旧財閥はあまり関係ないか)そういう人種の”存在”を思う時、伊丹さんや、俺みたいなニンゲンたちは、間違っても、かなわないんだよなあ。 いくら、有名になったとしても。彼の早すぎた”自死”は(暗殺でなければ)彼がマッタク持ち合わせていなかった”シュールな表現”の能力に絶望し切っていたと想像する。以外にも、亡くなって解ったことだが、彼は、”あの種”(この種)の作品しか撮れなかったのだ。彼はそれに絶望していた。
[映画館(邦画)] 8点(2010-09-08 23:10:36)
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