1. エディット・ピアフ~愛の讃歌~
★2回目の鑑賞 点数8 「いいえ、私は後悔はしていない。いいえ、私は何も後悔していない」と歌うエディットピアフの力強いメッセージに感動した。どうしてこんなに感動するのだろうか。 彼女の人生は決して平たんなものではありませんでした。幼いころに母の路上で歌を歌ってもらう稼ぎだけでは生活は成り立たず、父に引きとられる。大道芸を職とする父との生活も貧しい日々を送る。しかしパトロンに歌の才能を認められ一角の歌手になるが、そのパトロンも突然の死で落ち目になる。再び新しいコーチに出会い復活を遂げる。そして、人生で最大の恋に落ちた男性は飛行機事故、それから彼女はそれを忘れるように薬物に溺れ、体がぼろぼろに。若くして肝臓をやられ瀕死の状態。しかし、私は歌えなくなれば死ぬしかないと、最後に燃え上がる炎のように舞台で復活しました。 彼女の歌詞にある「私は後悔はしていない」というピアフのメッセージ。この映画で彼女の苦しみも悲しみもすべて受け入れ、それでも前を向く姿勢です。私も今までくよくよとおもい悩み続けることもある。どんな苦悩があってもゼロから出直すという勇気を持ちたいとおもいました。 彼女の力強い歌声は、彼女の自身の嘘偽りのない心境と感情を発し、彼女と観衆の心が通じているかのように共感するものがあります。彼女が本当に自分の為に歌ってくれるような。彼女と自分の人生が一体になったかのような心境になるというか。だから私の心に響き、心震えるような気がします ★1回目の鑑賞の感想 点数6 エディットピアフのことはしらずに観賞。映画のセットなどは素晴らしく見ごたえがあった。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2025-01-12 18:44:10) |
2. ソーシャル・ネットワーク
《ネタバレ》 マーク•ザッカーバーグがフェイスブックを立ち上げていく過程の話。 ビジネスとしての成功はどうであれマークのように人間関係を気にしすぎて生きるより自分の信念に赴くまま生きることも時には必要だなと思いました。 小さなアイデアが社会のニーズに合えば信じられないくらいの影響力が出来てしまう世の中。それが今のビジネスのインターネットビジネスの特徴なのかもしれません。 彼の性格は論理的で頭脳明晰であるものの、まわりが見えなくなり自分勝手な印象を持たれてしまう。良い人なんだけど、誤解されやすいんだろうな。 彼は生徒の顔写真の名簿とその個人情報の一覧を作ることをひらめくシーンが印象的だ。色々なしがらみや人間関係を気にせず、突っ走ってしまうところが成功の裏にある彼の強みなのかもしれません。 インターネットとプログラムに強い友人と交友関係の広い友達に宣伝を分担させることであっという間に学生に認知された。サイトに人を集めることでビジネスとしても成功させた。 [DVD(字幕)] 8点(2024-12-28 16:14:44) |
3. イエスマン "YES"は人生のパスワード
主人公のアーサーは相手から距離を取ることで他者からの拒絶に対する過度な恐れを持っていたのかもしれません。彼は好きな人に自分自身の本当の気持ちを表せずにいました。そのことが相手にとって本人の本当の気持ちが分からずイライラしたのかもしれません。自分自身に誠実であり相手からの非難や拒絶に対する過度な恐れを減らし、より冷静で対等なコミュニケーションを行えるようになることの大切さを教えてくれたような話でした [DVD(字幕)] 7点(2024-12-22 19:32:39) |
4. ギャラクシー・クエスト
所々笑ってしまう作品。本物の宇宙人と俳優のやり取りが可笑しい。そしてコメディにこれだけお金をかけて制作してもいいのかいとツッコミたくなるくらい本気なのがおかしい。 [DVD(吹替)] 7点(2024-08-03 19:33:23) |
5. グリーンブック
《ネタバレ》 グリーンブックとは黒人を優遇して受け入れてくれる施設のガイドブックのこと。 面白かった。お互い性格の異なる2人が旅を通して打ち解けていく様子。美しい音楽、風景、愛、美味しそうな食べ物、テンポの良い展開。 1950年代アメリカ南部。天才黒人ピアニストが白人の用心棒を雇って人種差別が色濃く残る街へ音楽のツアーへまわる。 白人のトニーが持ち前の要領のよさでさまざまなトラブルを解決させる。 黒人のシャーリーは天才ピアニストで品性と教養を持つ。 旅を続ける中で、住んでいるところ、肌の色、貧富の差、権威、権力、立場、様々な偏見にぶちあたり苦難にさらされる。 旅を続けるうちに2人はお互いを理解していく。 旅の移動でアメリカ南部の美しい風景が見られる。その時、2人は何を思い返すのだろう。 実話。 [DVD(吹替)] 8点(2024-08-02 07:11:40)(良:1票) |
6. マイ・インターン
《ネタバレ》 感動した!人生で大切なものはなんなのか。素直さと優しさをもった主人公に感動した。それらは人同士を円滑にするものなんだと再認識した。 定年後の余生を持て余していたベン(ロバート・デ・ニーロ)は新興ネット通販の会社に就職し、創業者ジュールス(アン・ハサウェイ)の直属の部下に配属される。ベンは当初IT化された会社に馴染めずにいたが、人生経験豊かさと素直さと優しさで周囲の人間に良い印象を与えていく。SNSなどの発達によりコミュニケーションツールが変革していく中、対人関係で悩める若者の悩みにアドバイスしていく。 [DVD(吹替)] 9点(2024-04-30 05:52:28) |
7. 幸せのレシピ
幸福とは何か、考えさせられる作品だった。頑張ることも大切だけど時には周囲も見て肩の力を抜いて心の余裕も必要だと気付きました。 [DVD(吹替)] 7点(2024-02-14 17:26:57) |
8. 不死身の保安官
《ネタバレ》 コメディの西部劇。銃撃戦もすくなく気楽に楽しめた。イギリスの武器商人が開拓時代のアメリカに武器を売りにきて色々トラブルに巻き込まれてしまう。主人公のキャラクターは魅力的。人がよく人情味があり物怖じしないいい人だった。最後はハッピーエンドで小気味良い [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-01-28 18:31:42) |
9. 丹下左膳餘話 百萬兩の壺
《ネタバレ》 面白かった。丹下左膳は剣はめっぽう強いが、やさしい人柄に惹かれた。最初は殿様の弟は百万両の壺を追い求めていた。そしてやっとのことで百万両の壺のありかをつかんだ。にも関わらず、壺を奪おうとしなかった。壺を探す理由をつけて下街を自由気ままな遊びまわるところを選んだ。百万両よりも大事なものとは。。深く考えさせられた。 [インターネット(邦画)] 8点(2023-11-12 06:03:04) |
10. バグダッド・カフェ
好きな映画。 ゆっくりとした時間の流れにまったりした。 人は誰も自分の居場所がある。 突然自分の居場所がなくなり無力感を感じるヤスミン。 空虚な砂漠の空が無力感を増幅する。 嫌になるのが人だけれど癒されるのも人。別れと出会い。大切なものは気づかないだけ。きっとすぐ近くにあるはず。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-11-05 16:42:49) |
11. 地下室のメロディー
《ネタバレ》 おもしろかった!ラストのプールから札束が浮いてくるシーン。思わずにやけてしまう。あの不敵のシャルルが唖然としてしまう。そんなところが可笑しい。強盗の計画が終盤までうまくいっていたのに、最後の最後にひっくり返える。全てラストシーンの為の映画だった。ブラックな雰囲気好きだなぁ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-10-27 18:09:06) |
12. ボブという名の猫 幸せのハイタッチ
心温まる作品だった。ジェームスの素直な姿勢が素敵だった。ボブ幸運の招き猫ですね。何がきっかけで人生どうなるかわからないものだな。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-10-15 08:24:17) |
13. ゴールデンスランバー(2009)
最初の方は緊迫感があってよかったんだけど、途中から話がうまくいきすぎてつまらなくなってきた。 2回目鑑賞 楽しめました! 話の展開が痛快ですね! 各役者の演技も素晴らしいです。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2023-10-14 21:41:16) |
14. 笑の大学
面白かった!脚本も役者も監督もいい感じ。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2023-10-11 21:47:35) |
15. 流浪の月
面白かった。原作も読んでみたい。やはり性的な問題はプライベートなことなので当事者でないと理解が難しいことだと認識した [CS・衛星(邦画)] 7点(2023-09-29 06:34:34) |
16. 線は、僕を描く
面白かった。水墨画の世界が少しわかったような気がする。筆の中で墨の濃度を変えて線を立体的に表現する。これは新しい発見だった。アートって書いている人が輝いているし、楽しそうだ [CS・衛星(邦画)] 7点(2023-09-29 06:25:33) |
17. トップガン マーヴェリック
ハラハラドキドキ!楽しめた。戦闘機でのミッションは迫力あった。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2023-06-22 06:04:11) |
18. チップス先生さようなら(1969)
《ネタバレ》 いい話だった。 チップス先生の真面目でまっすぐの性格。そんな性格を周りの人から愛されていた。そして彼の性格が周りの人に良い影響を与えていく。● 真面目なチップス先生。生徒からは愛される存在。そんな性格に魅力的な女性にめぐりあい結婚した。真面目なチップス先生を理解してくれる女性だった。しかし、戦争の爆撃で妻をなくしてしまう。二人の間に子供もなく孤独になるが、長い間教えた生徒たちが励まされることに。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-03-28 12:11:32) |
19. 影武者
《ネタバレ》 楽しめた。影武者を演ずる仲代達也の演技に迫力がある。 山県 昌景演ずる大滝秀治とのやりとりは面白い。 信玄亡き後、武田軍が敵の攻撃に怯え逃げ出すのに対し、盗人出身の影武者が一人敵に向かって行く姿が印象深かった。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2023-02-11 18:27:22) |
20. ひまわり(1970)
人間の運命は信念だけではどうにもならないこともあるものですな。特に、ラストシーンはやるせなかった。あかちゃんの鳴き声がきこえなかったらいったいどうなっていたのか。 2回目の鑑賞 ラストシーンは身が切られるような思い。人は変わってしまう。戦争で生死を彷徨うという大きな体験。戦争の長い時間が相手への想いを変えてしまう。新婚の時に別れて心残りがあったとしても。お互いに違うパートナーの子供の存在で我に返ってしまう。社会的な常識におちついてしまう。この作品では男と女の関係はロマンチックだが儚いようだ。● 見渡す限り広がるひまわりが印象的。多数の戦争の犠牲者が土葬された上にひまわりを植えられたそうだ。無数のひまわりの美しさが戦争の愚かさを表現しているかのように感じる。 [ビデオ(字幕)] 7点(2023-01-05 15:41:52) |