1. キングスマン
《ネタバレ》 この映画には興味がなかった。しかし、あるラジオで今年のベスト5に入るといわれて観ることにした。久しぶりにすっきりした映画であった。本当に今の指導者には腹が立つ。憲法を無視し戦争法案を通した。アメリカがおしつけてきた憲法をないがしろにする行為をアメリカが称賛している。アメリカは民主主義を広げるといいながら、民主主義を踏みにじる行為を支援している。つまり、アメリカには正義がないのだ。もちろん今の与党にも正義はない。これだけ反対者がいるのだから、せめて信を問うべきである。しかしそれもしない。派遣法も戦争法案と一対なのにマスメディアは報道しない。アメリカも貧しい町をつくりそこで軍隊の勧誘をする。日本も派遣になったら二度と正社員になれず貧しい人びとをつくる。そして自衛隊に勧誘する。もしそれに失敗したら徴兵制をするのだろう。人間には金でかえないものがある。愛、友情、慈しみの心、そしてここで扱っているジェントルマンの心意気、最後にあなたの命。そういうことを思い出させてくれる映画であった。 [映画館(字幕)] 10点(2015-09-22 20:34:27)(良:2票) |
2. ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
《ネタバレ》 今回の点数は、全部のハリーポッターに捧げるために付けた点数です。10年もの間、よくも続けてこられたものだと関心しました。このシリーズの映画の特徴は、原作者が映画監督を決めているところにあります。つまり、原作通り映画を作らないと作らせないという、とてもまれにみる不思議な映画なのです。本の原作と映画の脚本というものは、違った方が面白い物が出来ると私も思います。ただし、逆に原作は面白いのに、映画はつまらないというものも数多くあります。もちろん、逆もあります。このハリーポッターシリーズは、原作者の力が強く、本と違う内容のシナリオを禁じました。賛否両論はあるでしょうが、これだけヒットしたという事は成功したと言っていいでしょう。私は日本語の原作も読み、英語の原作も4巻まで持っています。そういうものにとっては、解らないことは何もないのです。逆に本を読んでいない人には解りずらい事は多々あると思います。今回の映画では、スネイプのハリーの母への純愛の表現が足りてません。また、死を乗り越えられるという3つの秘宝も、どう働いているのか、さっぱりわかりません。本当は3つの秘宝の魂が融合してハリーを生き返らせる場面を作るべきで、その時にヴォルデモートは自分の杖が偽物だと気が付くようにした方がスジは通ります。この作品を1巻から構想して作った作者は、すごいの一言です。感謝と尊敬の念を込めて、この点数を贈りたいと思います。 [映画館(字幕)] 10点(2011-07-16 05:39:54)(良:4票) |
3. スピード・レーサー
《ネタバレ》 この映画を見る前に、評論家のサイトを見た。そうしたら、”ダメダメ”という評価だった。その為ちょっと見るのを躊躇した(その評論家の評価はいつもチェックしており尊敬している人でもあるからだ)が、「マッハ、Go!Go!Go!」のファンである自分は見に行くことにした。映画館に着くと、なんと吹き替え版しか上映していない。僕はオリジナルを尊重しているので、吹き替え版はできるだけ見ないようにしている。しかし、かなり迷ったあげく、最近忙しい為、今を逃したくないので見ることにした。僕は、小さい頃からこのまんが「マッハ、Go!Go!Go!」を何度見たことか。今でも鮮明に記憶に残っている。もちろん、ビデオなんかない時代から見ているので、TVの放送だけだ。ある再放送では朝6時ぐらいからやっており、それも見ていた。それぐらい好きなまんがであった。この映画を見て思った。まさしく、実写版「マッハ、Go!Go!Go!」であると。しかも、吹き替え版はまんがの声優と同じではないか?僕はこの吹き替え版を是非すすめたい。そして、僕と同じようにこのまんがを愛している監督が作ったことが良くわかった。「硫黄島からの手紙」も本当は日本人が作らなければいけない映画だと思ったが、クリントイーストウッドが作った。そして、このまんがの映画も、マトリックスを作った監督が作った。ちょっと悔しいが、非常に感謝したい気持ちでいっぱいになった。また、人の評論を見て、ダメだからといって見ないのはよくないと痛感した。僕にとっては、最近見た映画で最高の映画だ。 [映画館(吹替)] 10点(2008-07-10 00:46:41)(良:2票) |
4. それでもボクはやってない
《ネタバレ》 映画には伝えたいことがあるから撮る映画がある。ホテル・ルワンダの時も感じたが、この映画もまさしく伝えたいことがあるために、監督が撮ったものだとわかった。そして、その類の映画でも群を抜いてよい映画だと思う。僕には、監督が問うているのは、痴漢に関して有罪か無罪かの話ではない。日本の民主主義の話をしていると思う。そう、日本の民主主義が変だと言っているのだ。僕も同感である。3権分立の1つが司法である。その裁判所で、無罪の人が一番大変な思いをする。日本もフランス革命などのように血を流して民主主義を勝ち取ってきた歴史を持っていればいいのだが、そうではない。どちらかというと与えられてきた民主主義なのだ。選挙の時に、最高裁判官の信認投票をしたことがあると思う。誰が何をした人かさっぱりわからない。また、○も×もかかずに出すと○となる。詐欺のような話だ。しかも、ほとんどの国民は政権党がその裁判官をも左右していることをしらない。この国は、民主主義のようだが、ちょっと違うのではないか?と警告されているように感じた。こんな映画にはなかなか出会えない。たぶん、今年中の映画でもないだろう。確かこの映画も2年以上かけていると聞いている。昔、黒沢監督の「生きる」の中で住民が役所(俳優ではない)でたらい回しされるのを思い出した。 [映画館(邦画)] 10点(2007-01-23 01:53:04)(良:1票) |
5. トゥモロー・ワールド
《ネタバレ》 当初、この映画は見る予定ではなかった。子供がいなくなる未来? 日本は確かに少子化だが、世界中に人はあふれかえっていて(クローンの可能性もある)、中国やインドやアフリカなどの人たちがみんな携帯電話を持ち、車を乗るような社会になったら、破滅へまっしぐらであることは誰でも知っている。(それくらい人が多いのだ。)しかし、このサイトや映画の評論のサイトを見て、かなり評価が高いのに驚いて見に行った。そして言葉にできないほど感動した。今年見た映画で、僕の中では1番である。それどころか、映画の新しい流れを作るかもしれないと思えるほどのインパクトだった。 この映画は未来を描いているのではなく、今、現在の社会を描いているとはっきりわかった。赤ちゃんは、大切なものの象徴である。僕は、愛ではなく、未来への希望であるとみた。後からわかったことだが、この監督が原作と全然違うあらすじでこの映画を撮ったことだ。しかし、原作者が言いたかったことが見事に描かれていると言われている。また、この監督がハリーポッターの監督をしたこともあり、(ハリーポッターの映画は、原作者が厳しい注文を出しているのが有名で、原作通りに描かなければいけないことになっている)その時の反動だったかもしれないと思った。僕の個人的な意見としては、映画は原作に忠実である必要はなく、原作の伝えたいことに忠実であるべきであると思っているし、本という媒体と映画という媒体では伝え方が違うと思っている。 また、撮影、音楽などとてもすばらしく、まさしく、今年1番の映画であると思っている。 まだまだ言いたいことはたくさんあるが、これだけは言っておきたい。このサイトの評論を読まなかったら、僕はこの映画をレンタルビデオでみるか、もしくは見なかったと思う。評論の大切さを知った。ありがとうございました。 [映画館(字幕)] 10点(2006-12-22 15:05:21)(良:1票) |
6. アントマン&ワスプ
《ネタバレ》 久々に大笑いした。自白剤の早口のコントは知っているが、今回ははまってしまった。実に面白かった。しかし、ミクロの奥さんは何を食べていきのびたのだろう?不思議に思っていた。アベンジャーズシリーズは、全部見ているが、このようなコミックらしい作品もなかなか良いね。 [映画館(字幕)] 9点(2018-09-18 11:03:56)(良:1票) |
7. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
《ネタバレ》 1作目は、そんなに好きになれなかった。しかし、今回の作品は、ハマった。出だしの音楽にグルートがおどりながら、戦っている仲間を紹介している様はしびれた。とにかく、ながれている音楽が好きである。懐かしいといった方がいいかもしれない。内容には疑問に思う所もある。永遠の命へたどり着いた父の気持ちは、とても理解できなかった。その父が、自分の子供を食べていた事をもっと詳しく描いてもよかったし、その現場をヨンドゥが見るシーンもほしかった。ただし、最期のヨンドゥの愛はよかった。 [ビデオ(字幕)] 9点(2017-09-19 11:48:36) |
8. ヒックとドラゴン
《ネタバレ》 映画館に行きそびれてDVDで鑑賞しました。納得の内容です。アニメは何かを暗示している場合が多々あり、ちょっと考えてみました。まずは、理解しあえない敵同士。そして、共通の巨大な敵があることに気が付き、手を結ぶことになる。これは一種、デープインパクトも同じ手法を取っていると思います。世界中には理解しあえない敵同士はいくつも存在します。イスラエルとアラブ社会。北朝鮮と韓国。アメリカとアルカイダ。そして、世の中に共通の巨大な敵は存在するのでしょうか? 私はこれが、地球温暖化による人類滅亡だと思うのですが、それに気がつかないと手は結べないでしょうね。 [DVD(字幕)] 9点(2010-12-26 03:15:08) |
9. GOEMON
《ネタバレ》 紀里谷監督の作品は前作から注目しています。この映画もほとんど紀里谷監督の思いが作った映画だと言っていいでしょう。これだけの話や映像を作れる監督は、日本にはいないと思います。おしむらくは、同じぐらいの力のある、脚本家などの仲間がいたらもっとすごい作品になったかもしれません。内容として賛成しかねるのは、赤ちゃんを殺してしまうところです。私なら、赤ちゃんが投げこまれたら、窯から手が出てきて民衆の方へ投げ出します。民衆は、大切なものを受け取るようにし、次から次へと後ろへ手渡ししていきます。そして、本物の五右衛門の手に渡ります。そういう内容にしてほしかったです。ただし、五右衛門風呂や歴史的な史実は出来るだけはずれないようにしようとした努力は良いと思います。あながち、ありうるかもしれないと感心しました。伝えたいメッセージは、「トップにいる人間は人間が幸せに暮らせる世界をちょんと作れよな。自分の富ばかり考えてる場合じゃねえだろう。」と受け止めました。最後に、よく続編を作らせてくれというばかりの内容が多い最近の映画で、「これっきりだぜ。」という終わり方はさすがと思わせました。 [映画館(邦画)] 9点(2009-05-07 13:51:18)(良:1票) |
10. ボーン・アルティメイタム
《ネタバレ》 1作目から全部、映画館でみているが、最初、3部作だと知らなかった。それほど、3作品とも独立していて秀作だと思う。特に、今回の3作目は、きちんと1作目や2作目を意識しながら作っていて完成されたシナリオだと思う。私が一番気に入っているのは、いやらしくないハッピーエンドである。最近の映画では、よくわざと悲劇的におわらせたりするが、この映画のように努力が報われるのは見ていて気持ちがいい。しかも、そうなるだろうなあという安堵感がないところもいい。また、この映画の主張だと思う、「悪いやつらばかりじゃないよ、世の中は。」というメッセージもさりげなく描かれていて良いと思った。アクションも素晴らしいし、いうことがない。10点にしなかったのは、もっと主人公の内面を描ける事件があってもよかったかもしれないと思っているからだ。全編戦いになっているところに、もっと工夫できる余地を感じたからだ。しかし、最近見た映画では一番であることに間違いない。 [映画館(字幕)] 9点(2007-11-11 01:26:49)(良:1票) |
11. 華氏119
《ネタバレ》 まずは、このトランプよりもヒラリーがより悪かったという事だ。ヒラリーには、中国がかなり投資をしていた。もちろん、金持ちの代表でもある。(トランプは大金持ちだし。)つまり、一般のアメリカ人が投票する先がないのだ。まるで、どこかの国のようである。アメリカで公害なんて、信じられない。しかも、日本でほとんど報道されない。また、トランプがヒットラーを真似るとは日本も一緒だ。まずは、報道機関に権力を与え、それを奪うと脅し、マスメディアを懐柔する。国民は投票にいかなくなり。そして、民主主義が壊れ、自由がなくなり、忖度がまかりとおる。報道の自由と真実を見る目が、本当に重要になってきている。この映画は見るべきだが、ヒラリーについても調べてほしい。本当にひどいから。今年は選挙だ。自民党が良い政治をしているなら、勝たせるべきだ。しかし、違うなら勝たせてはいけない。もちろん、他にまかせられる政党はない。主権が国民にあるなら、落としまくって私達の意見を代表する政党を待つしかないのだ。それが、国民の義務なのだから。また、このフリントは他人事ではない。鉛の入った水で育った作物を輸入しているだろうし、それを食べている家畜もある。しかも、今FTPをやろうとしている。他国の食べ物を信用できるのか、甚だ疑問だ。しかも、嘘をついたのはトランプではなく、ノーベル平和賞をとったオバマであった。また、トランプは、これをやった知事を称賛し、全米でやれるといいなと言っている。 [DVD(字幕)] 8点(2019-05-03 12:17:53) |
12. アベンジャーズ/エンドゲーム
《ネタバレ》 流石に、エンドロールで映像はなかった。これが最後なんだなと実感したときだ。スーパーな彼女が大活躍するかと思っていたが、違っていた。かれらが犠牲になる事はつらいが、どうしても要求されてしまう。しかし、ふと思う、サノスの正義は? かれらの犠牲を無駄にしていないか? しかし、現実は地球温暖化でも、ないといいはる大統領。格差が拡大し、貧しい人々は虐げられ、ある首相は明治に戻したいと本気で思っている。マスメディアは弾圧され、民主主義は死にそうだ。しかし、国民は興味がない。自由がなくなるというのに。まるで、これらの犠牲がなんの意味もないように感じている私がいる。しかし、長い長い物語のエンディングだった。感謝。 [映画館(字幕)] 8点(2019-04-28 14:10:39) |
13. アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
《ネタバレ》 難しい問題だ。あの将軍の考えを一概に間違えだと言えない自分がいるからだ。人口爆発を迎える現代では、特に重要な課題だ。日本では、人口減少を問題視しているが、この観点では喜ばしい事だ。私も長年、人口問題を考えているが、日本のように徐々に減っていく事は理想的な手法の1つと言える。大切な事は、人口密度だ。この狭い日本で1億2千万人いることは、人口密度が高すぎるのだ。イギリスでは約6千万人。英国:244,820km²、日本:377,914km²で山脈が多い日本、イギリスは日本の3/4だと仮定しよう。6千万人➗3/4=8千万人となる。つまり、日本の人口は8千万人が丁度良い人口といえなくもない。高齢化社会が終わる頃の人口は、この8千万人になるらしい。つまり、理想に向かっていると言えなくもない。 しかし、大好きなガーディアンギャラクシーの将軍の娘を殺す場面は、辛かった。アライグマの彼をラビットと言い続けたソーとの関係も面白かった。この続編は、どうなるのだろう。時間をやっぱり戻すのだろうか。次回作も見逃せなくなった。 [映画館(字幕)] 8点(2018-05-05 17:34:23) |
14. パッセンジャー(2016)
《ネタバレ》 最初は、すごいバトルが始まると思っていた。ハンガーゲームの彼女に、ガーディアンの彼。ところが、すごいラブストーリーになっていく。私は素直に感動した。そして、幸せな一生を想像できた。彼女が、彼を許せたからだ。子供をつくらなかったのは、もし子供が1人なら、地獄の苦しみを味わうからだ。一緒に死ぬ事を彼女は選んだんだ。好きな映画の1つとなった。 [ビデオ(字幕)] 8点(2018-01-31 21:01:35)(良:1票) |
15. ジュラシック・ワールド
《ネタバレ》 自然のすばらしさを実感した。ティラノサウルスは、強いが、食べる為に殺す。しかし、遺伝子組み替えの恐竜は楽しみで殺しまわる。そして、その異常な恐竜をみんなが排除した。人間は、エゴや金儲けにやっきになる。しかし、命があっての金や楽しみなのに。金でかえない尊いものもある。兄弟愛や家族愛や恋愛などだ。しかし、それらも揺らいでいる。離婚しそうな両親、恋人がいるのに他の女性に目うつりしている兄貴。恐竜の恐ろしさはすごかった。ただ、よく考えると、大砲があれば殺せるだろうに。なぜ戦車を用意しない。でも、それじゃ面白くないか。また、付き添いの女性に酷い内容だったが、恨みでもあるのかな。ベビーシッターにひどい目にあったとか。しかし、海の恐竜、たべすぎです。 [映画館(字幕)] 8点(2015-08-10 12:06:57) |
16. 人類資金
《ネタバレ》 期待しないで見たが、なかなかよかった。ただし、話のもっていき方はあまりよくなかった。もっと敵をわかり易くするべきだ。しかし、主張は共感するものがある。今世の中は物騒になってきている。その元凶はアメリカの金融資本主義であると私も考えているからだ。ここに正義がないのだ。戦争をすれば、核戦争となり世界は滅びる。わかっているのに、動き出すロシアや中国やイスラエル。アメリカには止める正義がない。それを知っているのだ。金で金をもうけることをギャンブルという。それが株主になり、一番もうけている。ここには正義がない。1%の収入と99%の収入がイコールのアメリカ。民主主義なら政府は転覆しているはずだ。しかも、それを真似ようとしている国がある。そして国民は政治に興味がない。徴兵制が来ることもしらずに。 [DVD(邦画)] 8点(2014-07-23 23:48:53)(笑:1票) (良:1票) |
17. 私の男(2013)
《ネタバレ》 作品賞を取ったのは何故なのか、確かめる為に見に行った。なかなか良かった。河井さん(上では男優になってますが、女優さんです)に惚れました。ただし、もっと厭らしく撮ってほしかった。大人のどろどろしたSexと娘との幼いSexを対比させるためだ。また、娘が社会人になった時の異常なSexも見たかった。それなら、12点を献上したのになあ。 [映画館(邦画)] 8点(2014-07-01 18:00:01) |
18. オール・ユー・ニード・イズ・キル
《ネタバレ》 普通、何度も死ぬのはナイトメアだ。しかし、ここでは違う。ルールは次の通りだ。1.相手は時間をコントロール出来る。2.外で動くボスキャラの血をあびるとタイムスリップ出来るようになる。3.自分が死ぬとそれが発動する。4.なんと経験値を持ち越せる。5.輸血すると、その能力がなくなる。などだ。こんな敵にかてるのだろうか?まあ、無理だろう。しかし、この映画のポイントは別にある。まさしくゲームなのだ。その中で彼女に恋し、たくましい男に変身していく姿を描きたかったのだろう。私はまだ「風来のシレン」をやっている。先日97F/99Fで狂草により死んでしまった。それを思い出した。こちらはゼロからやり直さないといけないが。 2014年12月10日に初めて、まんがを読んだ。原作の小説もあるらしいが、それは読んでいない。まんがの方がシリアスだ。ただし、完結している。手塚さんがいっていたが、まんがは表現の1つであることがよくわかった。好き嫌いで言うと映画の方がすきだ。 [映画館(字幕)] 8点(2014-06-30 19:50:15)(笑:1票) |
19. ゼロ・グラビティ
《ネタバレ》 この映画は、映画館で見ていたのだが、レンタルが出て改めてまた見た。予想が出来る内容とはいえ、子供をなくし、人生に希望をなくした女性が立ち上がっていくさまは感動を覚える。クルーニーが突然でてきたのは、彼女の奥底にある心の声を宇宙という空間で、幻として表現したものだと私は理解した。人間として、生をまっとうすることの意義の中で、途方にくれようが、この宇宙への旅を楽しまないといけない。ただ生きているのではなく、生きたいと願い、楽しみたいと思う事が重要なのだ。ただ、実際問題、宇宙ステーションをロシアが自爆した影響を予測できなかったNASAはオオバカヤロウだ。しかし、これがないと物語は始まらない。 [映画館(字幕)] 8点(2014-04-26 18:12:44) |
20. メランコリア
《ネタバレ》 メランコリアがうつ病とは知らないで見ました。後で知って、なるほどと思える作品です。背景にある地球滅亡というのは、実は私も持っている感覚です。最近の異常気象、地球温暖化、金持ちしかやっていない株式投資などのマネーゲームでおかしくなり、そこに貧乏人も払っている税金で救済し、経済がおかしくなり、年金などのなくなっては困るお金をギャンブルし、発展途上国が次々と発展してきて、地球をどんどん汚します。しかし、これを止める手だてがありません。なぜなら、それを私たち先進国がやってきたことだからです。なんという憂鬱なことでしょう。ただ、地球があのように滅亡するとは思っていません。人類が滅亡するだけなのです。そう、恐竜のように。地球のガイア論がありますが、私はそれも信じています。地球が息をとめるか、寒くするだけでほとんどの動物が死にます。それをしそうだと思っているのです。私もうつ病かもしれません。 [映画館(字幕)] 8点(2012-05-20 15:15:48)(良:1票) |