1. ガタカ
努力というものをここまで美しく表現している映画は未だ見たことがありません。 [ブルーレイ(字幕)] 10点(2010-01-13 22:55:04) |
2. ターミネーター2
《ネタバレ》 公開当時はストーリーも英語も分からないガキンチョでしたが、柵を握り必死に訴えながら燃え尽きるサラをはじめ映画を彩る数々の強烈なイメージは今でも頭に残っています。ボロボロになっても一切表情を変えず目的に向かうT-800には今でも心揺さぶられます。 [映画館(字幕なし「原語」)] 10点(2009-06-19 23:27:56) |
3. グラン・トリノ
「自分と作中のクソ孫とのシンクロ率97%!!限りなく赤に近い黄色信号絶賛点滅中!!」 あぁ・・・祖父母含め家族、また他人をいたわる思考、行動力のなさ、改めて考えさせられます。『家族の崩壊や近隣関係の希薄化を憂うことなど無い、それより現代の新しい人間関係を模索することが先決だ。』そんな言葉が建築の世界などでも散々叫ばれてはいるものの、どーも僕にはしっくり来ない。モン族の子に自分の命を剛速球で投げつけたウォルト。そしてそれを傷付きつつもがっしり受け止めたタオとスー。古い人間だと言われても、彼らの生き方に心動かさずにはいられません。 [映画館(字幕)] 10点(2009-05-09 00:27:53) |
4. 情婦
忠告通り結末は誰にも話しません。ただひとこと言わせて下さい。 ざまぁ!! [DVD(字幕)] 10点(2009-03-13 02:46:39) |
5. バック・トゥ・ザ・フューチャー
見る人全てを童心に帰らせてくれる。本物のタイムマシンです。 [DVD(字幕)] 10点(2009-03-01 02:02:12)(良:2票) |
6. スター・ウォーズ
CGが発達した今でも、X-ウィング、タイファイター、ミレニアムファルコンをはじめ数々の魅力的な機体達の存在感、質感、飛行中の美しさ、かっこ良さを越えるものはありません。まさに傑作と呼ぶにふさわしい作品だと思います。 [DVD(字幕)] 10点(2009-02-22 23:34:20) |
7. 素晴らしき哉、人生!(1946)
まさにタイトルどおり。このどストレートなテーマをどストレートに伝える。そう簡単に出来ることじゃないですよね。素晴らしいです。それと天使のおじさんが可愛い!こんな天使に会ってみたいです。 [DVD(字幕)] 10点(2009-02-10 11:40:26) |
8. 惑星ソラリス
《ネタバレ》 映画の緩急が凄まじい。こういった上質な緊張感を与えてくれる映画が自分は好きです。 父に厳格すぎると言われたクリスが、不審者扱いしていた2人の学者とあっという間に立場が逆転する様は、共感できるだけに見ていて虚しくなります。 [DVD(字幕)] 10点(2009-02-10 11:27:47) |
9. 七人の侍
何度見ても素晴らしい。まさに日本の誇りです。 [CS・衛星(邦画)] 10点(2009-02-07 23:50:26) |
10. 用心棒
自分は男ですが・・・・・・・・・・・惚れてまうやろおおぉおおおおお!!! って位三十郎がカッコいい!言うこと無しです。 [CS・衛星(邦画)] 10点(2009-02-04 23:11:49)(笑:1票) |
11. 生きる
自分も渡邊が迎えたハッピーバースデーを見出せる人間になれるよう努力したい。 [地上波(邦画)] 10点(2009-02-03 23:39:42) |
12. 欲望(1966)
《ネタバレ》 半端なホラーやサスペンスとは比べ物にならないほどの張り詰めた緊張感が映画全体を貫いています。写真を拡大していくシーンが素晴らしい。 作中では折れたギターのネックとプロペラ、拡大に拡大を重ねられた証拠写真と抽象画、死体とテニスボールなど複数の例を取り上げ、真実の主体性と客観性、その曖昧さが鮮やかに描かれています。他人と認識を共有することがどれだけ困難なのか。テニスゲームを見つめ、最後には在る筈のないテニスボールをつかんだ後フッと消える主人公に、何か不気味な怖さがあります。 [DVD(字幕)] 10点(2008-12-10 01:44:44) |
13. 道(1954)
《ネタバレ》 ザンパノを孤独から救おうとする手は二つあった。一人は綱渡りの男であり、やたらと強引なちょっかいを出してはくるが、ザンパノの自己主張の方法がどういったものなのか、ただ周囲との亀裂を生じさせることしか持ち得ていないという事を良く理解し、彼との関係を保持しようとしていた様に思う。 もう一人はジェルソミーナであり、ザンパノの表裏両面を知ったうえで、純粋に愛を通して共に存在理由を見つけようと呼びかけていた。彼女自身もまた、綱渡りの男によって救われている事はとても興味深い。 ザンパノはこの二つの手、二つの道を前にしてどのような行動に出たのか。その結末は決して他人事ではなく、むしろ多くの人が陥るだろう過ちを示してくれていると思う。 [DVD(字幕)] 10点(2008-12-07 05:18:27) |
14. バッファロー'66
《ネタバレ》 鑑賞後の余韻がたまらなく良い。主人公の殻がレイラの存在によって徐々に割れていき、最後に自ら打ち破る様子は見ていてとても微笑ましかった。 [DVD(字幕)] 10点(2008-10-14 02:54:05) |
15. ソナチネ(1993)
自分の中では北野武監督の最高傑作。流れゆく時間の儚さを描ききった手腕はさすがです。 [DVD(邦画)] 10点(2008-09-19 00:46:19) |
16. ダークナイト(2008)
《ネタバレ》 ジョーカーの思惑通り、リースを殺そうと暴走する市民。スイッチを押すことを主張し、投票までしながら、結局は怖気づいて何もしない市民。 そこには頻繁に、また気安く描かれる善や良心といったものは存在しませんが、怖気づくという選択が、両者の間に決定的な差異をもたらしている事は見逃してはならないと思います。 ジョーカーが手招きをして誘い入れようとする虚無主義に陥ることなく、時には楽観的であることが重要であり、怖気づくことさえ忘れなければ、ゴッサムを救うことは出来る。そんな風にバットマンも信じているのではないかと感じます。 [映画館(字幕)] 10点(2008-08-12 21:30:45)(良:1票) |
17. 街の灯(1931)
《ネタバレ》 それまでの萬話的な流れを一掃するラストシーン。 娘のチャップリンを見る目に、一気に現実に引き戻されました。 [DVD(字幕)] 10点(2008-05-05 21:26:46) |
18. アリス(1988)
全体通して漂う怪しい雰囲気と絶妙な間。度々アップになるアリスの口元が生々しい。 独特の世界観とはまさにこの事かと感じさせる作品。 [DVD(字幕)] 10点(2008-05-05 19:46:23) |
19. X-MEN:ファースト・ジェネレーション
《ネタバレ》 50年もの間シリーズの人気を牽引してきた2大カリスマが主役に据えられた作品。本作ではその2人の魅力をあますことなく堪能することが出来ます。原作が本来扱っていた人種差別の問題に立ち戻り丹念に描いているだけでなく、これまでの映画シリーズファンへのサービスや、チャールズの「ハゲるかも・・・」発言など小ネタも満載で、久々に観客のことを真摯に考えてくれている映画だなと非常に好印象でした。主役2人の俳優があまりに素晴らしく、もう1作品くらいこのキャストで見たい気もしますが、チャールズのハゲる過程を見る事になるかと思うと切なくなるのでやっぱりいいです。 [映画館(字幕)] 9点(2011-07-16 15:11:48)(笑:2票) |
20. 第9地区
《ネタバレ》 エビ宇宙人の血肉が巻き散る気持ち悪い駄作と一蹴しても良いし、人種差別をはじめとした人間の醜さを巧みに表現した傑作と評しても良い。 これだけ人の見方によって映画が見せてくれる顔が変わる作品も珍しい、とても懐の深い作品です。 若干クリストファーが良心的すぎるという気はしなくもありませんが、上層部のエビである彼が持つ他人を信じる心が、人間以上に発展したエビ文明を自滅から救ったものであるなら、納得できる気がします。 なにはともあれ一見の価値あり。傑作です。 [映画館(字幕)] 9点(2010-05-05 01:22:22) |