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飴おじさんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 172
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自己紹介 勢いで書いてしまっているので、おそらく一貫性はないです。
今思うと「どうしてこの映画をあの映画よりも高く評価しているんだろう」と思うことはよくあります。でもそのとき感じたことを大事にして変えないようにしてます。まあ、ひどい誤字脱字や「てにをは違い」は気がついたら変更してます。
それにしてもここのレビュアーの方は文章がうまい人が多いですね。勉強になります。

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1.  嫌われ松子の一生 《ネタバレ》 
すごい映画だと思いました。過去の人生の回顧をミュージカルシーンを用いてテンポ良く進め、だんだんと時間の進みを遅くしていく。年老いた松子が過去を振り返り、最後は妹とも和解して終わる、その見せ方がすばらしいです。 人の気持ちを素直に受け取ることができずに、死んだ後になって始めてその人の自分に対する気持ちが分かる・・・そして後悔の連続。 原作に比較的忠実で本当に悲惨な話だけど、明るい音楽や小ネタを使い、死ぬ間際の見せ方もなんとか美しく終わらせてくれて、救いがありました。 人殺しや売春の話、それからあまりにもバカな転落話のため賛否両論な作品ですが、私は文句なく大好きです。中谷美紀は本当に美しかった。音楽や映像も良かった。それから、自分も後悔なく生きなければという気持ちにしてくれたのです。
[DVD(邦画)] 10点(2007-10-08 16:47:32)(良:1票)
2.  運命じゃない人 《ネタバレ》 
同じ時間をいろんな立場の人から眺めるとどうなるか というスタイルですが、本当に面白いです。 ストーリーが十分に練られており、ぐんぐんひきつけられました。 お勧めです。この監督の次の作品が早く見たい!
[DVD(邦画)] 10点(2007-09-30 14:35:18)
3.  リトル・ミス・サンシャイン 《ネタバレ》 
勝ち組を目指す父、自閉症気味の長男、自殺願望の叔父、ヤク中毒のエロい祖父と負け犬感あふれる家族(まともそうなのは母親だけ)が可愛い娘のオリーブのためにミスコンにともに向かう。それぞれの夢は旅の途中で敗れていくのが明らかになり、絶望のふちに落ち込むもお互いに慰めあい、オリーブをミスコンに参加させることが唯一の希望(それでも優勝は無理そうだが)となって団結していく。なんとなく痛々しく悲しくも見えていくのだけど、必死に希望を失うまいとする姿には心を打たれます。暗くなりそうな旅の中で光るのはやはり祖父の存在でした。つらいときもユーモアや前向きな心は必要なんですよね。それに、幸せはおそらく他人に決めてもらうことではないんだなという風刺も効いていて小気味よかったです。
[DVD(字幕)] 9点(2008-05-25 16:18:56)(良:1票)
4.  下妻物語 《ネタバレ》 
「人間は一人で生きていくもの。友達なんて必要ない」と桃子はわが道を貫いていたのですが、人懐こいヤンキーのイチゴとの関わりの中でだんだんと心を開いていく姿が自然に描かれていたと思います。 偏屈ものがまわりの人に影響されてよくなっていくというテーマは割りとありがちではあるのですが、キャラクターの組み合わせがかなり個性的であり、舞台となった下妻の人々に明るさがあふれていてるところがいいです。 それに少女漫画っぽく本作はテンションが高い。でも変にしつこくもなく、映像の斬新さや音楽のよさもあって完成度が高いと思いました。 その中でも一番のよさは友情の爽やかさでした。この映画のおかげで元気が出ました。
[DVD(邦画)] 9点(2008-03-16 18:27:39)
5.  ミュンヘン 《ネタバレ》 
普通の男が国家の命令で暗殺者となる。 決してスマートな暗殺でなく息を切らしながらの逃亡の描写はリアル。 暗殺を続けるうちに自分たちの身分も明らかになるところとなり、 逆に狙われる立場になったことの恐怖、全てから逃げようとしても 安住の地のない絶望がその後も続く。 集団の中にある個人は依存しあっている間はいいのだが、集団を捨てたときに逆に捨てられてしまった。 ミュンヘン事件の描写は、暗殺者たちの行動の動機を説明するためのものであり、その後はあくまでも巻き込まれた個を描いています。 ここで描かれた集団の理屈は重いテーマでありながら、本作での扱いは実はあまり重要なではなかった気がします。 それは身近なテーマに置き換えることも可能であり、決してひとごとだとは思えませんでした。そう、私は恐怖を感じました。
[DVD(字幕)] 9点(2007-10-26 21:31:51)(良:1票)
6.  ブラックホーク・ダウン 《ネタバレ》 
ソマリアでの米軍の作戦について米軍側の視点で話は進められています。 戦闘による死者の数は圧倒的にソマリア人のほうが多く悲惨な目にあわせたはずなのに、 ここで描かれているソマリア人はまるで悪魔のようです。 でもこの映画からは米国の作戦を正当化する感覚は全く感じられませんでした。 相手を甘く見て、とても怖い目にあったということだけがただただ伝わってくるのです。 海や空の青さが美しく、音楽の使い方も効果的でした。映像の美しさとは対照的に兵士が感じた恐怖がよく描かれています。
[DVD(字幕)] 9点(2007-10-08 17:30:58)
7.  プルートで朝食を 《ネタバレ》 
キトゥンのしゃべりや風貌は気持ち悪く、周りの冷たい視線の描写は見ていて いたたまれない気持ちになってしまいます。 トラブルには勝手に巻き込まれていくし、こんな人が周りにいるとリアルではたまらないです。でも、面白かった。いろんな人の懐に飛び込んで味方もつくるし強い人だと 感情移入してしまいました。最後はなんとなくハッピーな気持ちになれました。 
[DVD(字幕)] 9点(2007-09-30 15:00:28)
8.  最高の人生の見つけ方(2007) 《ネタバレ》 
死ぬ前に後悔するのは「仕事で何かを成し遂げなかったこと」よりも「家族との関係が満足なものにならなかったこと」の方が多いのだそうです。よく言ったものです。 まあ、リアリティのないファンタジーだし肝腎な部分はナレーションで語っていたりして演出の妙は感じられません。しかしながら、対照的な二人が影響しあって死ぬ前に精一杯生きることができたって素晴らしいですよね。素直に受け取りたいと思いました。 (でも、庶民として描かれたはずのカーターの家も十分豪華だなとひねた感想もあったりして。)
[地上波(吹替)] 8点(2010-12-21 23:01:28)
9.  おくりびと 《ネタバレ》 
極論を言うと葬儀という儀式は死者というよりは残された人のためにあるものだと思っています。 本作は残される人々を通じて生きることを描いています。生きることへの執着を見せるよりは淡々と死を見せることで残された人々がどのように受けとめるかということなんでしょうね。ある人の人生をたどるという作品はありますが、かなり新鮮な視点だと思いました。 序盤では納棺師が他人の死を外側から眺めている一方で、生の象徴として食べ物がしつこいぐらい登場します。次第に自分に身近なところに死が近づいてきて、最後には生き別れの父の死に向き合うことになります。傍観者に過ぎなかった大悟たちを当事者にするためには、どうしてもご都合主義にならざるを得なかったのですが必要な展開だったと思います。広末涼子の演技が気持ち悪かったことや土手でのチェロがややくどかったのですが、山形の美しい風景もあって爽やかな映画でした。
[地上波(邦画)] 8点(2009-10-03 21:55:12)
10.  バンク・ジョブ 《ネタバレ》 
社会的地位のある人が持つ秘密。それを色々な立場の者が奪い合う。これがこの映画の面白さの中心。秘密に近づくための金庫破り、偶然の結果、裏社会を敵に回して次々に仲間が襲われていく後半の展開も緊張感たっぷり。あれだけ登場人物が出てきてもすっきりと頭に入るのは脚本がうまいから。それに、装飾過剰にならずあっさりとしたところも良かったです。主役のキャラにぴったり。70年代を再現しようとしてかなり丁寧に作られているところもいい。
[DVD(字幕)] 8点(2009-06-21 22:22:03)
11.  ビフォア・サンセット 《ネタバレ》 
前作を知らずに見てしまった口ですが、良かった。 久しぶりに再会した元恋人が限られた時間を必死に楽しもうと会話しているのが伝わってきます。ラストもまたいい。あれだと飛行機には乗れないですね。
[DVD(字幕)] 8点(2009-04-04 20:06:32)
12.  ALI アリ 《ネタバレ》 
意外と評価が低いですね。格闘技映画とみてしまうと無理からぬのかもしれません。でもドキュメンタリーとしてみると見方が変わってきます。 実在の人物の人生だと思うとかなりドラマティックなものだったのではないでしょうか。公民権運動の時代背景である黒人差別との戦いやベトナム戦争への向かい方を見ても勇気のある行動です。また、強さの一方で弱さも持ち合わせた人間らしさもあってよく描かれています。その愛すべきキャラクターの民衆のヒーローであったアリをウィルスミスは好演していると思いました。
[地上波(字幕)] 8点(2009-03-12 22:34:03)
13.  ダーウィン・アワード 《ネタバレ》 
学生のカメラが入ったドキュメンタリー形式にしたのがいいテンポを生んでいると思います。お陰で愚かな死に方をした人たちのみならず心配性なプロファイラーもアホに見えて 空気が軽くなった。でも、愚かな死に方をする人たちの方が幸せそうに見えてしまった のはどうしてだろう。
[DVD(字幕)] 8点(2008-09-29 22:19:35)
14.  パコと魔法の絵本 《ネタバレ》 
監督の前作の嫌われ松子の一生に衝撃を受け、本作を見に来ました。前半はブラックな雰囲気と変な登場人物や背景のポップさに松子や下妻の臭いもしましたが後半はかなり素直な子供も大人も安心して楽しめる展開。みんなが一丸になって行く様、パコが見た世界である劇中劇を盛り上げるスピード感あふれる3DCGにわくわくします。 「誰の記憶にも残りたくない」という偏屈ジジイの大貫、一日しか記憶が残らないパコ、大切な人や思いとの悩みを抱えているその他の面々。パコのために変わったことで、パコの心には残れなかったとしても大貫はいいヤツとしてみんなの心に残ってしまった。照れくさいベタで純粋なテーマだけどそんな照れも吹っ飛ばす迫力が本作にもあったと思います。
[映画館(邦画)] 8点(2008-09-27 14:11:09)
15.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) 《ネタバレ》 
ボンドのキャラクターとしては今までとはカラーが異なる俳優を据えた本作。アクションをかなり前面に押し出してきて面白かった。あまり突飛な武器もでてこなくて肉弾戦が多くスリルもあった。マダガスカルでの追跡は何回見てもすごい。
[DVD(字幕)] 8点(2008-09-21 14:51:46)
16.  疾走 《ネタバレ》 
原作のあまりの強烈さに打ちのめされた後に本作を見ました。 小説の映画化作品を先に原作を見てしまうと映画にがっかりすることが多いのですが、本作はうまく原作を映像化して時間も120分に収めることに成功できた例だと思います。 シュウジとエリの思いである「誰かとつながりたい」「殺して欲しい」を描く上で、シュウジ、エリ、宮原(兄)にスポットを当ててまわりの人間関係の表現はかなり思いきって省略をしたのですが、なかなかうまい処理だと思いました。 また、彼らをそこまでも追い詰めた運命の数々も表現を抑制した結果、原作にあった強烈さよりも悲しみの表現を深めてくれています。 それに見ていて私の神経が耐えられる範囲だったと思います。 10代の子供にこのような運命を背負わせたのは、大人のせいでした。本作は子供の心が壊れたことが原因でしたが、運命が壊れる原因は事故のようなものでもありえることです。 幸せを失う恐怖、将来を失うという絶望、それらを突きつけている本作にはずいぶん考えさせられました。キャスティングについてもかなりイメージにぴったりで、特にトヨエツはこのような影のある役柄をやると本当にすごく光りますね。 それにカメラワークというか構図もセンスがあるなと思いました。見てよかったです。 
[DVD(邦画)] 8点(2008-09-14 13:09:04)
17.  11:14 《ネタバレ》 
コメディではありますが、みんな揃いも揃って浅はかな行動の結果、かなり深刻な状況になってしまったので、追い詰められるような思いで各々の話を見てました。 爽快感はないのですが、最後にそれらがつながったときはなるほどと膝をうつ思いでした。 脚本がうまいですね。予想外によかったです。
[DVD(字幕)] 8点(2008-08-24 10:09:22)
18.  アフタースクール 《ネタバレ》 
「ウイークエンドブルース」や「運命じゃない人」とはまた違ったテイストですが今回も脚本がいいですね。やや荒唐無稽な展開はありますが、冒頭から前半にかけて入念に張られた伏線をどんでん返していく様は見事です。最初の先入観とは全く違う結末が待っています。そして、その結末もさわやかです。セリフの反復の利用もしゃれているなと思いました。これはいいですね。 
[映画館(邦画)] 8点(2008-05-27 23:20:50)
19.  サン・ジャックへの道 《ネタバレ》 
世間での立場や抱える問題と無縁な舞台で、考える余裕もなく一つの目的に向かうという行為自体が人を振替って内省する機会になるのかもしれません。 本作でもいがみ合う兄弟が他の参加者へ心を開いていく中で兄弟の仲もわずかながらも変化させていくさまがさわやかでした。いい映画だったなと素直に思えました。
[DVD(字幕)] 8点(2008-04-16 22:37:21)
20.  女はみんな生きている 《ネタバレ》 
変なタイトルだなと思いつつ見始めたのですが、なかなか単純明快で分かりやすいストーリーです。多分ギャグの意味もあると思うが出る男が全てイヤなヤツかダメなヤツ。 それを主婦と娼婦がやっつけるというお話でした。男の私にとっては、男敵視感はちょっとやりすぎ感もあったりするんですが、度胸が据わってきたノエミとエリーヌの二人の活躍は痛快でした。
[DVD(字幕)] 8点(2008-02-17 22:23:23)
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