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1.  ミツバチのささやき
封切当時映画館でみました。 その後も何度もみている作品。 「絵画的」「芸術的」「難解」という言葉で語られることが 多いですが、今風のハリウッド的な文法や演技観や映画=ストーリ という見かたの習慣を一度カッコにいれて、虚心に作品に望 めば、何も芸術的でも難解でもないことがわかる、ごく単純で 極めて娯楽的な映画だと思います。 むしろ、今風の刺激過多のハリウッドものよりも 往年のハリウッド映画らしいかもしれません。 西部劇とか「ジャイアンツ」とかのゆるーい?空気感に似て いるのかも。 いや、寧ろ今でいうならアニメに近いのかもしれませんね。 意味や解釈等言葉に置き換えないと、つまり、「謎解き」を しないと見たことにならないような気がする観点からは解放 されると思います。     
[映画館(字幕)] 10点(2011-12-05 00:59:43)
2.  ジャッカルの日
さすがF・ジンネマンといいたい傑作。 BGMの入れ方に非常に品を感じる。 現実音としてのフランス国歌や雑踏音の使い方など 本当に素敵。もりあげる為だけのくだらないBGM 挿入演出を廃し、ドキュメンタリのように丁寧に カットの積み上げで緊張感を醸しているのがすばら しい。セリフも必要最小限。 フランス解放の英雄ドゴールがなぜ命を狙われる のかなど、歴史的な背景についての知識がないと ちょっとわかりにくいかもしれない。 M・ロンスデールやD・セイリグとも個人的に 好きな役者で、何度見てもあきない。 満点を差し上げたい。     
[DVD(字幕)] 10点(2011-12-05 00:21:06)(良:2票)
3.  麦秋(1951)
小津ではこれが一番好み。全てがいいです。
[地上波(邦画)] 10点(2007-07-31 00:05:51)
4.  グレン・ミラー物語 《ネタバレ》 
・J・スチュアートの善良さといい、J・アリスン良妻賢母ぶりといい  アメリカ映画の最良の部分を象徴している。 ・Gミラーの音楽に興味がなくとも十分に楽しめる作品。 ・多分本作は楽しめるか否かで、感性的な子供/大人をしわける「リトマス  試験紙」になるように思える。この辺りは「好み」等で云々できない一線  のように思える。
[映画館(字幕)] 10点(2007-07-29 17:17:16)(良:1票)
5.  借りぐらしのアリエッティ
個人的にはジブリの中ではベスト3に入ります。 ストーリに起伏がないという意見がよく見られますが 登場人物が大声をあげたり、アドレナリンをだしまくる ような物語は正直辟易としているので、このアニメの 淡々と声を抑えた物語ががとてもすきです。  BGMもきわめて控えめででしゃばらず、小人から見た 世界の景色や音、物理法則をスケールを考慮して描いて いたり(例えばポットの表面張力とか)ディティールが とてもいいです。  歴史や世界観といった大げさなものではなく、もう少し 家族数代といったぐらいのスケールの、きわめてローカルな、 個人の時間の積み重ねみたいなものがきちんとにじんでいるのも とても素晴らしい。  必要以上に世界や歴史をしょい込んだ物語ではない点 (ナウシカやもののけと違って)、小人といっても、 トトロのような「お話」ではなく、きわめてリアルでみずみずしい ファンタジーになってるところ、などなど。  絵空事ということではなく、生活感覚と密着した幻想性みたいな 感じがとても好きです(妖精もこんな感じでもっとリアルで近しい ものだったのでは?)  物語に大きな起伏がないのに、何度みても飽きない。 傑作なんだと思います。
[地上波(邦画)] 9点(2014-07-19 00:26:26)(良:1票)
6.  切腹 《ネタバレ》 
これを「重い」という向きがおおいですね。 最近の邦画作品と観客の鑑賞力双方のレベル低下を物語っていると思います。 本作は寧ろ「軽い」のだと思います。  状況とそれに由来する論理性をこれだけ図式的に徹底した劇もそうないでしょう。 (もっともそれすらおぼつかない奇をてらっただけの脚本が最近は多すぎますが・・・)  思考実験的ですらある設定と類型的なキャラクタ造形。 はっきりいって「デスノート」とかわりません。 逆にいえばそれこそが、本作が理知的だが「深み」にかけるゆえんだと思える。 最初に状況設定のポテンシャルでその後のコマ(登場人物)の動因をすべて まかなおうとする橋本忍らしい脚本だとおもいます。  本作は余計な要素をそぎおとして、フォルムとしてできるだけ簡素にしている ところが成功しておりその意味で美しく完成された作品だと思います。 (余計な要素は入りすぎて失敗したのが「砂の器」)  組織の問題性とか武士道の裏面とか、そんなテーマはお飾りにすぎない。 (そこらへんをもって「重い」と評するのは、映画になにか違うテーマ性を かさねあわせすぎだと思います) 本作は端的に非常に良くできた落語なんだと思います。 
[DVD(邦画)] 9点(2008-04-15 00:19:16)(良:1票)
7.  山の音
成瀬作品ではもっとも好きな一作。 素晴らしいの一言ですよ・・・ため息。
[地上波(邦画)] 9点(2007-07-31 00:00:27)
8.  犬神家の一族(1976)
中学生のとき映画館ではじめてみた映画がこれ。 個人的にはものすごく好きな作品。 むさぼるように横溝正史をよんだ世代としては やはりたまらない。
[映画館(邦画)] 9点(2007-07-30 23:53:25)
9.  トレマーズ
B級映画の傑作です。もうしぶんない。
[地上波(吹替)] 9点(2007-07-30 23:49:50)
10.  地下室のメロディー 《ネタバレ》 
小学校低学年のとき母親にすすめられてみてはまった映画。 (今から思えばどんな親だ?ジャン・ギャバンすきだったからなぁ) どっかの缶コーヒーのCMで久々にテーマ曲を聴いておもわず投稿。 とにかくいい味の映画です。
[地上波(字幕)] 9点(2007-07-30 23:36:28)(良:1票)
11.  ファール・プレイ 《ネタバレ》 
素晴らしいです。映画館で笑いと拍手喝采がおき、劇場が一体化した 初めての映画でした。ヒチコックへのオマージュにあふれ、ラストの暗殺シーンの緊張感はコメディとは思えないすばらしさ。バイ・プレイヤーも充実していて映画好きにはたまらない作品です。DVD化されないのが不思議です。
[映画館(字幕)] 9点(2007-07-29 18:04:28)
12.  スティング
公開後80年あたりまで所謂「名画座」でよくかかってました。 関西では今はなき「大毎地下」や北浜三越や東大阪の「リオン小劇場」など・・・ 私は高校時代に大毎でみました。本作がかかるときはいつも盛況で、必ず拍手が起きる。当時の映画雑誌「ロードショー」や「スクリーン」(決して「キネマ旬報」ない)の読者投票でも熱烈なファンの支持を集めていました。そういう意味でも思い入れ深くやはり10点を献上する以外ないか?とおもったのですが、個人的にはロイ・ヒル作品では「スラップショット」か「リトルロマンス」のほうがより好きなのでグッとこらえて9点としました。ごめんなさい。
[映画館(字幕)] 9点(2007-07-29 17:58:48)
13.  コンペティション(1980)
公開時に映画館で初見。あまり有名でないようだけど、個人的には ものすごく好きな作品。ビデオ化、DVD化をまっているけど、完全に 忘却された模様です。こういう作品にレビュしていくぞ。 さて、本作はとにかくエミー・アーヴィングのチャーミングさとR・ドレイ ファスのうまい演技もいいが、クライマックスのピアノコンクールの演出が白眉。 ドレイファスが弾くのは確かベートーヴェンの「皇帝」だったと記憶する。 特訓したそうで、運指もドレイファス自身のカットで取っていた気がする。 こういったコンクールシーンは数あれど、本作を凌駕するものは未だにありません。 「のだめ」好きのかたにもお勧めできます。
[映画館(字幕)] 9点(2007-07-29 17:40:57)
14.  時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 
・実写のように丁寧にカットを積み重ねており効果を挙げている。 ・それが普通アニメ表現に慣れきった目には物足りない感があるのかもしれないが  本作にはマッチしている。 ・BGMとして使用されている「ゴルトベルク変奏曲」はかなり意図的に選択され  いる。映画自体の反復的モチーフが、まさにこの楽曲の構成と合わせ鏡になって  いる。冒頭とラストのキャッチボール・シーン、劇中に諸々の登場人物の口をか  りて反復される「前を向いて」というモチーフは、まさにゴルトベルク変奏曲に  おける「アリア」で展開される主題と重ねあわされているように思える。 ・映画としては、素直に楽しめるものとなっている。が、実は主人公の我儘としか  いえない恣意的なタイムリープの使用の裏に、実に生々しい心理的なエゴが渦巻  いている。若い時期の特有のエゴを爽快感の裏に内包して、見終わったあとの  サバケを確保したテクニカルな腕前に感服。
[DVD(邦画)] 9点(2007-07-29 10:38:52)
15.  太陽がいっぱい
ストーリはどうでもいいとおもいます。 完全犯罪とは程遠い稚拙で荒っぽい手口。 そんなところがこの映画の魅力ではない。 まず撮影がすばらいこと。 貧しさゆえの歪んだルサンチマン、 溢れる醜い愉悦・エネルギーをこれほど 瑞々しく焼き付けた映画はないでしょう。 救いがないです。 まぶしい太陽に幻惑されるように、ドロンの 我見的美しさと内面的な醜さにクラクラ すべき映画です。  
[DVD(字幕)] 8点(2011-12-04 23:56:59)
16.  ディープ・ブルー(2003) 《ネタバレ》 
意外と点数が低いのに驚き。 既投稿を拝見すると、「ストーリ性がいまいち」とか「あるだけのものをとっても 映画にならない」との批判が多いですね。 刺激の強いもの観過ぎなんでしょうかね・・・ 「食う」「生きる」ということの迫力を、説明ではなく映像そのものだけで 迫るという意味では一級品の作品です。 ことわって起きますが映像に切り取られたもの=事実ではありませんし、 むしろ本作は過剰なぐらいの演出と潜在的なフィルターが当然かかってます。 にもかかわらず、それを超える迫力がありやはりそれは生きる営みの片鱗を 切り取ることに成功しているからだと思います。 日ごろ食べている魚があれだけイキイキと生をほとばしらせているのを目のあたり にすると、本と食べることの意味を(頭では当然わかってはいるけど)体にたたき こまれる感じすらしました。 BFOの音楽が余計なぐらいです。但し、深海で潜水艇が潜行するするシーンは まさか複数台でとった実写ではないでしょう・・・CGなんでしょうね。ちょっと 興ざめしました。
[DVD(字幕)] 8点(2008-04-14 23:51:57)
17.  レッド・サン
洋画サムライものではいまだNO1です。 「ラストサムライ」なんかより遥かに殺陣がうまい。 もうTVではやらないのかなあ・・・
[地上波(吹替)] 8点(2007-07-30 23:45:42)
18.  キサラギ
脚本がいいと余計なカメラワークや過剰な音楽にたとらずとも 面白い映画が出来るというお手本のような作品。 役者の演技は正直いまいちだが、脚本が補って余りある。 フィックスでのカット割と必要最小限のBGM。好感がもてます。 コマ落としでのカットバックが舞台劇とは異なる映画ならではの効果といえる。 同じようなワン・シチュエーションものとして、洋画なら「探偵スルース」 「十二人の怒れる男」、邦画なら(三谷のものより)「切腹」等と比較しえ ようが、完成度としては遠く及ばない。  おしいのは、最後の「顔出し」&宍戸がよけい。なのでマイナス1点(90分 程度にまとめたほうがスタイリッッシュ。ほんとはマイナス2としたいが キャスティングの面白みでおまけ)。 それと、撮影(照明)がなってないのでマイナス1点。 あと、ここまでほめてきたけど、正直いうとこの程度の映画が絶賛されるのは ほんとに邦画のレベルか、鑑賞者のレベルが低い証拠。なので総合7点どまり。 これ以上はあげすぎ。辛口ですが本音です。   
[DVD(邦画)] 7点(2008-01-12 15:06:30)
19.  藁の楯
私刑を禁じた「民主的法治国家」が抱える古いが本質的な 問題を扱っている映画はたくさん作られている。 そういう意味でストーリもテーマも取り立ててみるべき点は ない映画だった。 唯一、犯人の理解し難さ加減を必要以上にキャラクターっぽく 物語化することなく、また妙な予定調和におわらせることなく 最後まで淡々と「何かが抜けおちている奴」で徹底させている ところがいいとおもう(救いがないが)。 その点では藤原達也の「うまい演技」も余計なものかもしれない。 精神鑑定の結果、無罪になるという更に救われない現実があるが そういう意味ではまだこれでも現実の救われなさのほんの少し しか描かれてはいないのでしょう。
[地上波(邦画)] 6点(2014-06-08 11:48:10)
20.  ブラックブック
ここでの評価の高さにつられてレンタルしました。 まずまずのできだが7点以上はあげすぎ。 監督の器用さでなんとか観れる物になってるが やはり脚本の安っぽさはいなめないなあ。 背景がシリアスなのでよけいにB級ですらない「あと一歩の大作」に なってしまっている。 「ブラックブック」というタイトルもそぐわないし、サスペンスとしても 中途半端。欲張りすぎたのかなぁ・・・ やむなく主演女優の演技云々で語らざるをえない映画。 封切でみたとしたら料金に比して若干注文をつけたくなる水準だと思います。 厳しいでしょうか・・・
[DVD(吹替)] 6点(2008-01-14 16:25:32)(良:1票)
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