1. ダークナイト(2008)
《ネタバレ》 ダークナイトトリロジーの最高傑作と言っても過言ではないでしょう。 前作に引き続き、クリスチャン・ベールのシャープなバットマンがとてもハマっていました。 またやはり月並みですがヒース・レジャーが素晴らしい。 初代ジョーカーのようななぜあの顔になったのかが一切描かれておらず、本人の弁もその都度変わるという、まさに狂言道化っぷりが強調されていてとてもよかったです。 またこれもすでに知れ渡っていますが病院の爆破のシーンはアクシデントをよくもまあうまく演技に変えたものです。 [インターネット(吹替)] 9点(2024-06-19 11:29:07) |
2. バットマン ビギンズ
《ネタバレ》 面白かったです。 ただアクションシーンは他のレビュワーさんも言っておられたように、カメラワークが悪く見えずらかったです。 しかしやはりクリスチャン・ベールのバットマンは良い。 初代バットマンのマイケル・キートンのようにシャープな輪郭と鋭い目つきが非常にハマっていました(どうもベン・アフレックのケツアゴバットマンは合っていないように思える)。 内容は哲学的で賛否が分かれるところでしょうが、バットマンという完全無欠の正義ではないダークヒーローの在り方が良く描かれていたと思います。 [インターネット(吹替)] 8点(2024-06-19 11:26:49) |
3. MEG ザ・モンスター
《ネタバレ》 うーん・・・。見ながら結構大声で突っ込みを入れてしまいました。 まあ深海に未知の生物がいるという、お約束の設定はまだいいとして、それを退治するにあたって、あまりに無策なのが笑えた。 そっと海に入れば見つからないから大丈夫じゃないし(絶対見つかるやつやん)とか、引き上げるときにワイヤーの振動がダメとか(じゃあどうやって引き上げるつもりだったのか)とか、「いつでも撃てる」とか(じゃあ早よ撃てよ)とか、本当に突っ込み所満載の作品でした。 あと無理くりの恋愛パートはいらん。 [インターネット(吹替)] 6点(2024-06-19 11:23:27) |
4. エンド・オブ・キングダム
《ネタバレ》 うーん・・・アクションものとしてはとても面白かったです。 ただロイヤルガードに敵が紛れ込んでいたり、マリーンワンが何故か標的にしてくださいと言わんばかりの低空を飛んでいたりと、設定が結構ザルです。 あとロンドンってあれだけ敵が紛れ込んでるのに、治安機関がほぼ機能していないのも笑った(おかげであんなに時間があっても何故か大統領が孤立無援に)。 まあでも前作同様ドキドキハラハラする展開は面白いです。 [インターネット(吹替)] 7点(2024-06-19 11:21:25) |
5. 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
《ネタバレ》 面白かったです。 前半の容赦ない破壊へとつながるシナリオも緊迫感があって見ごたえがありました。 しかし中~後半にかけアスランが登場してからが、この映画の真骨頂です。 今回のMVPは間違いなくアスランですね。 あのズゴック(の被り物)で無双し、キラを(ついでにシンも)叩きのめして立ち直らせ、極めつけはカガリのチュウ顔で劇中最強の敵を撃破する。 まさしく無敵のアスラン(いろんな意味で・・・)、大爆笑でした。 あとラクスのプルンプルンがとてもよかったです。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-06-19 00:26:26) |
6. ゴジラ-1.0
《ネタバレ》 うんうん・・・なかなかな佳作ではないでしょうか?(名作ではない) 序盤から観客を引き込む要素もありましたしね。 ただ相変わらずの日本映画的な人間ドラマが長く、ちょっと中だるみ気味。 しかし東京銀座の破壊シーンは流石のアカデミー賞、めっちゃよかったです。 シンゴジのような「動きの無い」ゴジラではなく、ハリウッド版に近い「動ける」ゴジラが大暴れして見ごたえ十分でした。 でもラストのゴジラ復活を示唆するシーンは良いとして、典子さんの首筋の異変は正直いらなかったのでは?と思いましたが、次回作への伏線でしょうか? [インターネット(邦画)] 7点(2024-05-05 01:18:14) |
7. ガメラ2 レギオン襲来
《ネタバレ》 良くも悪くも日本映画、日本特撮って作品ですね。 緊迫感のないエキストラ、棒読みの女優さんとか、古き良き映画という域を脱していません。 あと途中で東京の危機が迫っている中、主人公格の自衛官さんが避難を促している場面で、上司の幹部が「まだ情報が出そろっていない(ので却下)」と言ってますが、仙台があんなことになってて情報もクソもないのに、なにを言ってんだこいつと思ってしまいました。 あと他のレビュワーさんも仰られてますが、こう言うやり取りは「SF」っていうジャンルでは最低限にして、もっとアクションを前面に押し出した方が退屈しないのになあ・・・、こういうとこだよなあっと思いました。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-04-27 14:29:29) |
8. マトリックス レザレクションズ
《ネタバレ》 うーん・・・。普通・・・とにかく普通・・・。 別にあの三部作に続編はいらないと思うけど、久々に見られてよかった。と、そんな感想・・・。 物語的には無理くり作った感がすごく、前作の納得感を台無しにされた感じです。 ただ久しぶりに見たトリニティがあまり変わってなかったのがびっくりした。 前作、前々作で1作目よりすごく老けてたからあまり違和感なかったのかも。 ネオはジョン・ウィックにしか見えなかった(笑)。 まあ退屈しのぎにはいいかも? [インターネット(吹替)] 5点(2023-09-22 15:59:51) |
9. 黒帯 KURO-OBI
《ネタバレ》 うーん・・・いまいちですね。序盤とエンディングの空手演技は流石見事という他ないが、脚本がいまいち。特に義龍の行動がちぐはぐでよくわかりませんでした。 分隊長を自害させた自責の念でわざと槍に刺されたのはいいとして、そのあとも結局同じことの繰り返し。 うじうじ考えて悟りを開いたかと思いきや何の考えもなくヤクザの所に乗り込んではボコボコにされ、そのあとは何故かヤクザの頭目と大和田さんを一突きで気絶させたりと、一貫性がないことこの上ない・・・。 自分には空手しかないといいながら、結局自分からは何もしないという本当に何なんだこいつは!!というイライラばかりが募る作品でした。空手の達人の無駄遣いですね。 [インターネット(邦画)] 3点(2023-08-01 22:53:13) |
10. ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
《ネタバレ》 面白かったです。でも何か物足りないっていうものありました。 やはりブラックパンサーは縦横無尽に動き回るアクションが売りだったので、今回はあまりそれがなかったのが原因かな? 次回もシュリパンサーで行くのかな?それともティ・チャラの息子がパンサーになるかな? 次回作が楽しみです。 [インターネット(吹替)] 8点(2023-08-01 22:50:28) |
11. ブラックパンサー
《ネタバレ》 やっぱりこの頃のマーベルは面白い。 前作(シビルウォー)で出てきたときは正直キャラクター性が薄いと感じたティ・チャラ王子ですが、やはり主役となると違うのかとても印象深いキャラクターになりました(それだけに惜しい人を亡くしました)。 アクションシーンも見ごたえがあり、ワカンダの二面性のギャップもとても面白かったです。 ただヒロインがいまいちだった(ビジュアル、キャラクター性も含め)のが残念です(お母さんの元王妃様の方が印象に残ったくらい)。 [ブルーレイ(吹替)] 8点(2023-08-01 22:48:47) |
12. シン・エヴァンゲリオン劇場版:||
《ネタバレ》 うーん・・・。相変わらずの考察・解説勢からの補足なしでは理解できない作品作り・・・。 この辺は大嫌いな押井と同じ匂いがプンプンします。 ただ長く続いたエヴァンゲリオンという作品にピリオドをつけたこと、あとアクションシーン満載で、理解できない勢もそれなりに楽しめたことは評価できます。 本当に長い間お疲れ様でした。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-08-01 22:38:34) |
13. 隠し剣 鬼の爪
《ネタバレ》 隠し剣シリーズでは一番好きな作品です。 永瀬さんや松さんの朴訥とした何とも健気なキャラクターがすっごく好感が持てますし、劇中では悲劇的なこともありましたが、最後は何とも爽やかな展開で終わり、とても後味のいい作品でした。 本当にこれからの二人に末永く幸せが続いてほしいと思ってしまいます。 [インターネット(邦画)] 9点(2023-08-01 22:35:33) |
14. シン・仮面ライダー
《ネタバレ》 うーん・・・演技もストーリーもアクションもすべてがいまいち。 池松壮亮さん?この方の演技は初めてみましたが、「うーん・・・?」でした。 セリフも棒読みだし、なんかいつもプルプル震えてるし(寒かったの?)藤岡本郷をリアルタイムで見てきた世代ととしては、なんか頼りないライダーだなあ・・・という印象しか残らなかった。 柄本さんは声とか雰囲気はよかったのですが、やっぱり正直ビジュアルが・・・。 怪人たちも「ふざけてんのか?」と言いたくなるような演技だったし、ラスボスも日舞の家元みたいでいまいち緊張感がなかった。 唯一まともな戦闘シーンの偽ライダー達との決戦は暗くて見えずらかったし(あそこがほぼクライマックスなのに)。 やっぱり本物のライダー世代としてはもっとすっきり爽快な格好いいライダーが見たかったなあ・・・。 [インターネット(邦画)] 2点(2023-08-01 22:30:49)(良:3票) |
15. 銀河英雄伝説 わが征くは星の大海
《ネタバレ》 いやー今更ながらのレビューとなりますが・・。 この作品はとにかく映像と音楽が素晴らしい。奥田万つ里さんが手掛けたキャラクターたちの魅力あふれる描写、クラシック音楽に合わせた艦隊運動の描写が本当に素晴らしい!! また今まであまり見なかった宇宙戦艦のデザインも秀逸です。 特にヤン准将役に富山敬さんを抜擢したキャスティングに感謝です。もう40年近くの年月が経ちますが、やはり富山さんのヤン提督の声が忘れられません。 惜しむらくは60分という短い上映時間でストーリー的にも顔見世的な感じだったため、物足りなかったということでしょうか。 ただ最後にヤンとラインハルトが重なり合い、互いを確認しあう描写はこれから壮大な物語が始まるぞという事をひしひしと感じさせるものがあり(実際に始まったのですが)、当時は本当にワクワクしました。 [ビデオ(邦画)] 9点(2023-05-18 01:12:37) |
16. スター・ウォーズ/最後のジェダイ
《ネタバレ》 いやー・・・もうね、本当にやめてよね。 あの最後の希望だったルークさんをあんな風(小汚くて陰険で情けないジジイ)に貶めないで・・・。 あとレイアの宇宙遊泳もやめて・・・フォースってあんな万能魔法じゃないでしょ? 反乱軍(新共和国軍?)も無能すぎて笑った(なにあのわけわからん追いかけっこ)。 なによりローズとフィンのラブシーンって誰得なの?てかローズって本当にこの話に必要ない存在だよね? 私的にはこの作品はレジェンズにも含まれない同人誌的な存在ということにして、マンダロリアンで格好良かったルークさんの方を正史と思うようにします。 ただ最後の塩の惑星のシーンだけは綺麗だったので2点といたします。 [インターネット(吹替)] 2点(2023-05-18 00:47:30) |
17. ダークタワー
《ネタバレ》 うーん・・・。アクションはすごく良いですね。 特にリボルバーのリロードアクションだけでこの映画を見る価値はあるかと思います。 ただダークタワーの描写が弱すぎて、最初Youtubeの切り抜き動画を見ているときは、主人公が暴れまわっている施設がダークタワーかと思ってました(ブルースリーの死亡遊戯みたく敵を倒してだんだん上に上がっていくのかと)。 もう少しダークタワーからの影響力みたいなところを掘り下げて描写していればよかったのかなと思います。 ただ前述のとおりガンアクションは非常に素晴らしいので、そこを楽しめただけでも満足です。 [インターネット(吹替)] 8点(2023-05-18 00:27:26) |
18. シン・ウルトラマン
《ネタバレ》 うーん・・・いまいちですね。 まず登場人物たちの描写が浅すぎて魅力が全然伝わってこない。 あと演技もいまいちかな?(特に一番若手の物理学者っぽい人) それに禍特対に新しく入った長澤さんも入隊した初日に主人公のバディ(相棒)なんて言われても、チームワークやバディ間の絆もへったくれもないでしょ? なのにさも長年コンビを組んでいたみたいに、話が進んでいくので、見ているこっちはいつの間に仲良くなったの?と思ってしまう(しかも初期案では最後のウルトラマン出撃時にキスシーンまであったそうな)。 またゾフィの「いきなり太陽系消滅作戦」もそこまで干渉するなら、ウルチョラ警備隊が地球を守ってくださいよ。 時間不足で人物描写の掘り下げができないなら、「ULTRAMAN_n/a」(円谷プロが本気出して作った動画)みたいにウルトラマンや怪獣の造形を「魅せる」作品として振り切ってしまえば良かったんじゃないかな? [インターネット(邦画)] 5点(2022-11-21 02:33:52) |
19. 機動警察パトレイバー2 the Movie
《ネタバレ》 映画はどの作品でもどこかに楽しむポイントを見つけてみるってのが信条ですが、はじめて0点をつけます・・・。 本当にこの作品はつまらない。最初のカンボジア?の場面から、最後の柘植の逮捕まで、後の押井監督による書籍での解説が出るまで、「なんのこっちゃ?」の連続でした。 つまり作品内で、この映画が企図することを表現できていない(押井監督もその書籍で認めています)、監督の能力不足が露呈しているということです。 また押井氏は後発でヘッドギアに加わったそうですが、すでに決まっていたイングラムのデザインをバケツ頭のかっこ悪い機体にしようとしたり(これはゆうき氏、出渕氏などが猛烈に反対され事なきをえました)、この作品でも南雲隊長を「意外性のある不良に惚れる、優等生のちょろい女」に変えてしまうなど、原作レイプが過ぎて本当に嫌いです(南雲隊長役の榊原さんは「こんなの南雲隊長じゃない」と思っていたそうです)。 私にとってこの「2」は「1」の世界にも繋がっていない「押井氏の脳内だけの」パラレルワールドと思うようにしております(まあ「OVA」「漫画」「TV」と全部違う世界観みたいなものですが・・・)。 [ビデオ(邦画)] 0点(2022-05-30 14:24:56) |
20. チャーリーとチョコレート工場
《ネタバレ》 とても面白かったです。最初はジョニー・デップってわかりませんでした。 生意気な子供たちが痛い目に合うたびに登場するウンパルンパ達のダンスシーンが最高。 あと作品中の「語り」もお前やったんかい!! ちなみに吹き替え版は藤原版、宮野版、両方見ましたが、個人的には宮野版が良かったです。 ウォンカのサイケデリックな言動にぴったりで、ほんとに自然に演じておられました。 宮野さんほぼ「地」じゃない?(笑) [地上波(吹替)] 8点(2022-03-13 03:27:16) |