1. ザ・ライト -エクソシストの真実-
《ネタバレ》 何だかんだでバチカンに来てエクソシスト養成コースに入っても懐疑的な見習い司祭(米国人)が、ローマ郊外で地道に悪魔祓いをつとめる老神父(ウェールズ人)を紹介され、「百聞は一見に如かず」を重ねて、ついには自身も目からウロコ体験。ホプキンス卿の迫力は、レクター博士を彷彿させる(さすがに噛みつきはしないものの)。雨降りシーンがやたら多く、微妙な雰囲気がさらに盛り上がる。猫はふつうに可愛かった。ラストのやりとりが結構笑える。 [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2011-03-10 01:22:44) |
2. ガリバー旅行記(2010)
《ネタバレ》 ガリバーが妄想全開のオタク君だったとは!散りばめられた小ネタ心憎し。 [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2011-03-07 19:42:26) |
3. 英国王のスピーチ
《ネタバレ》 「ある特殊な出自の人物が、徐々に人間らしさを取り戻す物語」と私には思えました。4文字語の連発シーンでは、不謹慎ながらも爆笑。『素の自分』への裏付けあってこそ、君主が務まるわけですね。コーギー可愛かったので9点。 [映画館(字幕なし「原語」)] 9点(2011-03-07 19:35:20) |
4. ヒア アフター
《ネタバレ》 マット・デイモンの悩める今風イタコ、津波に遭って臨死体験のフランス人気キャスター、双子の片割れを事故で失い茫然な英国少年。3人のエピソードが淡々と展開、最後に一直線で連なるのが、イーストウッドらしい緻密な構成。不謹慎ながらもつい笑ってしまうシーンが随所にあり、「あの世」に多少なりとも興味あれば、結構楽しめる作品。あんな料理教室だったら私も受講したい。 [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2011-01-29 21:43:03) |
5. 悪人
《ネタバレ》 妻夫木聡の演技力が、余すことなく引き出されている。「人間だれでも後ろめたい部分をしょって生きている」点を、否応なく突きつけられる作品。「長崎の教会で苦悩する」的におセンチなシーンが皆無だったのが、更に凄みを増している。 [映画館(字幕)] 8点(2011-01-25 11:40:44) |
6. ツーリスト
《ネタバレ》 旅情いっぱいの絶景ヴェニス。めいっぱい引っ張った末、大どんでん返し。手柄ちゃっかり元ボンド。割喰ったP・ベタニーがカワイソー。 [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2011-01-10 11:09:33)(笑:1票) |
7. デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~
《ネタバレ》 妄想全開で極端な性格の男2人+犬1匹が繰り広げる、ドタバタ珍道中。節目節目にパッと映るアメリカの壮大な風景ショットが、作品を絶妙に引きしめています。映画好きなら思わずニヤリとなるセリフも多く、観た後に「いや~、皆さんお疲れさまでした!」とつぶやいてしまいました。 [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2011-01-08 11:45:18) |
8. ザ・タウン
《ネタバレ》 冬休みが始まり、シネコンがハリーポッター一色になる前に駆け込み鑑賞。アメリカの一都市の世相(白人の下層社会スパイラル)が、巧みな人物描写とあいまって、胸をえぐられるように画面から迫ってきます。教育と福祉の充実が、貧困と犯罪からの脱出の大きなカギであり、FBIが倒した強盗達は(手法そのものは真っ当でなくても)そのカギを形作る作用を、それなりに果たしたように思えます。しかし流石アイリッシュ系のベン・アフレック、C・イーストウッド同様、作品中めいっぱいカトリックな要素を散りばめています。 [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2010-12-18 18:26:55) |
9. ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島
《ネタバレ》 観客をリードするタイミングが絶妙で、最後まで楽しく観られました。見どころは多々あり、当初は高慢ちきな従弟として登場したユスタス、凄い成長をとげる過程がきちんと描かれているのは流石です。 [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2010-12-18 18:03:37) |
10. ソーシャル・ネットワーク
《ネタバレ》 主人公とつながる人物それぞれの立ち位置がわかりやすく、米国の訴訟社会ならではのエピソード展開とあいまって最後まで飽きさせません。あわや割を喰ったまま除け者か?のエドアルド、自分の分け前しっかり取り戻せてよかったね。 [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2010-11-23 18:27:31) |
11. アンストッパブル(2010)
《ネタバレ》 上手いなー、デンゼル・ワシントン。彼の愛娘2人が「フーターズ」のウェイトレスという設定も結構いいスパイス。トニー・スコットのカメラワークは「サブウェイ123激突」以上に迫力あり、実話ベースという設定でさらにインパクト大。 [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2010-11-13 18:02:40) |
12. RED/レッド(2010)
中高年パワー炸裂!淡々と演じるB・ウィリスが、はじける年増3人(M・フリーマン、J・マルコヴィッチ、H・ミレン)と互いに引き立て合っています。それにしても西洋の年寄りは元気だー。 [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2010-11-11 10:15:27) |
13. ウォール・ストリート
《ネタバレ》 リーマン・ショックのキナ臭さと痛手を思い起こさせる作品。自分勝手で海千山千のゲコー(M・ダグラス)も娘+孫のコンボには勝てず、という設定にホッとしました。それにしてもあのゴヤの絵、もったいない限り。 [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2010-09-24 00:09:58) |
14. エクスペンダブルズ
《ネタバレ》 派手なドンパチ、ガチなアクションで大迫力。J・ステイサムがラストを鮮やかにしめています。先日みたばかりの「スペシャリスト」を思わせるシーンが後半で続出。エリック・ロバーツの悪役ぶりにも年季が入っています。 [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2010-08-29 16:56:24) |
15. 怪盗グルーの月泥棒
《ネタバレ》 冒頭のピラミッドから銀行で強く引き込まれ、荒唐無稽ながらも笑いのツボにしっかりはまりました。UFOキャッチャーで武器取り合いに爆笑。遊園地のシーン、特にジェットコースターは超リアル。人気作品のパロディも数多く、洋画ファンにはたまりません。ミッション・インポッシブル、アポロ13、ゴッドファーザー、ダイハード、クリフハンガー、エアフォース・ワン等々。三姉妹と黄色いミニオン達はどっちも同じ位可愛いですが、主人公のツンデレにもホロリ。ラストのダンスから月面鑑賞までの流れも、笑いと涙です。 [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2010-08-24 16:00:35)(良:1票) |
16. ベスト・キッド(2010)
《ネタバレ》 見事なリメイク。師匠役ジャッキー・チェンの正統派アクションが作品を引き締めています。山寺の尼さんとコブラの場面は特に強烈。武術学校コーチの悪役(さすが演技派の于栄光)がかなりハマッテました。 [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2010-08-08 17:50:04) |
17. プレデターズ(2010)
《ネタバレ》 プレデターマニアの知人いわく、「プレデター=めちゃ進化した蟹」だそうな。それはともかく、火事場の馬鹿力でプレデター集団に立ち向かう人間達が凄すぎます。勇気とエゴの描写が絶妙。 [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2010-07-26 12:01:47) |
18. ナイト&デイ
《ネタバレ》 派手目アクションとトホホ(苦笑)シーンが適度に組み合わさってて、あまりストレスを感じることなく楽しめます。セビリャのシーンをみてたら、またスペインへ行きたくなりました。 [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2010-07-26 11:51:20) |
19. ロビン・フッド(2010)
《ネタバレ》 中だるみも感じさせず、最後まで一気に観られました。ケイト・ブランシェットは上手い!それにしても権力者が考えることは昔から変わりばえしないせいか、この手の義賊物はいつ観ても共感を覚えます。 [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2010-07-26 11:43:02)(良:1票) |
20. ソルト
《ネタバレ》 過酷な拷問も強烈な洗脳とスパイ任務をもってしても、イブリン・ソルトのあくなき「自分探し」欲望をかき消すことは出来なかったのでしょうか。それにしても、アンジェリーナ・ジョリーがついジャッキー・チェンに見えてしまいました。 [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2010-07-26 11:26:43)(笑:1票) |