1. ブルーノ
《ネタバレ》 ゲイ、ホモフォビア、宗教、リバタリアンなどなど見境無く笑いのネタにして世界を敵にまわすブルーノ。 そんなブルーノだけが最後になんだか幸せになっているという落ち。 この映画は、社会に対して一石を投じるつもりは無くって、何でもかんでも笑いのネタにしてしまおうってそれがポリシーなだと思う。 ただ、他人にどうのこうの言われてもまったく気しないで幸せを手に入れたブルーノは勝者だね。同じゲイして尊敬します。お近づきにはなりたくないけど、これからも応援したい。 笑いのレベルが高すぎたようで、あんまり笑えませんでしたが、 次回作もあったら見てみたいです。 [DVD(字幕)] 6点(2010-09-23 10:16:49) |
2. シリアル・ママ
《ネタバレ》 特に法廷で足パコパコするシーンが最高。笑えました。 [ビデオ(字幕)] 8点(2010-09-22 23:50:34) |
3. レスラー
毛穴の開いた汚い肌、たるんだ顔やケツをあらわにして全身で老いぼれレスラーを演じる ミッキーロークに、中盤でちょっとうるっときそうになってきた。 でもそうさせたのは、ミッキーロックの演技のなせる業というよりも、変わり果てたミッキーローク自身から受ける印象だったのかもしれない。 とにかくミッキーロークとマリサ・トメイにリアリティーがあって、ドキュメントっぽくて面白かった。 終わり方については、初めちょっとあっけにとられたけど、 後になってきて、 ”死ぬとか、生きるとかそんなもの関係ねー!それがプロレスラー”って感じの終わり方だし、 ドキュメンタリーっぽいし、ブルーススプリングスティンだしって感じで、 これでよかったのかなと感じるようになってきた。 なんだか、また観たいなって気分にさせられた。 [地上波(吹替)] 8点(2010-09-21 22:28:00) |
4. フェーム
初めて見たのがティーンエイジャーのころで、深夜にテレビで見ました。 もう20年以上前のことですが、それから何度も見て感動しました。 これからどうやって生きていくんだろうとか不安で、進路に悩む時期にこの映画を見れて良かったです。真剣に未来や人生を考えるきっかけにもなりました。 夢ややりたいことを精一杯して生きようと思いました。 と言っても別にフェームになったわけではないし、高収入でもありませんがね。 途中のアイリーンキャラの歌も良かったし、クライマックスのオーケストラをバックにコーラスで歌ってた歌(タイトルは知りません)が今でも大好きです。 [地上波(字幕)] 10点(2010-08-07 23:44:52) |
5. デューン/砂の惑星(1984)
皆さんの評価が低くってびっくりしました。 確かに、デビッド・リンチ好きが観る映画じゃないと思うし、SF映画ファン好みじゃないんでしょうね。 でも、私は大好きです。 映像が凄かった。メカ、衣装等のデザインが良かった。音楽も良かった。 カイルマクラクランも良かった。 ありがちな中世歴史物語的SFや救世主伝説物語が 鬼才デビッド・リンチのお陰?で異色のFS映画へ、 私はその怪しい世界にどっぷり、どっぷり引き込まれました。 ゼメキス、バーホーベン、ジョージルーカスには出来るまい。 (っていうか、こんな映画作りたくも無いんでしょうがね。) [映画館(字幕)] 8点(2010-08-07 23:34:34)(良:1票) |
6. ライフ・イズ・ビューティフル
お父さんが最後の最後まで子供悲惨な現実を悟られないように嘘を貫く。 こういう映画、中途半場だったら最悪の映画になってしまうんでしょうけど、 最後までとことん嘘を貫いて、子供に一切現実を見せなかったっていうのがいい。 イタリア人だから作れた映画なんでしょうかね。 (他のイタリア映画ってあまり知りませんが。) フィクションなわけで、ファンタジーなわけで、これでいいんだともいます。 思い出して何度も泣けました。 主人公のお父さんのように生きられる人になりたいですね。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2010-08-07 23:33:36) |
7. アバター(2009)
《ネタバレ》 3D映像は良かった。といっても感動は最初だけで、慣れてくるとそんなにでもない。 一方ストーリーはべた。どっかで見た・読んだストーリー。 さらに、環境破壊がテーマみたいなことろに腹がたつ。 環境をテーマにしたいならドキュメントを撮れ。 それに映画は敵に勝って終わったけど、これからミサイルでも 飛んできたらどう対処するんだろう?ってとこまで考えるとぜんぜん喜べない。 たしかジェームズ・キャメロンは、構想14年って言ってたような気がしますが、 何を14年も構想してたのって感じです。 期待して観に行った分ものすごくがっかりしました。 映像も、ファイナルファンタジーとかのゲームの映像みたいで新鮮味が無かった。 3D分しか楽めなかった。 自分が大人になりすぎて楽しめないのでしょうかね。 子供向け映画、アカデミー賞なんてもってのほか。 こういう映画を駄作って言うんでしょうね。 [映画館(字幕)] 5点(2010-08-07 23:21:52)(良:1票) |
8. ハンコック
わっひどい。腹が立つとか、納得がいかないとか、そういうんじゃなくって純粋につまらない。それ以外思い浮かばない。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-08-07 23:20:14) |
9. マンマ・ミーア!
ばあさんとじいさんの老いらくの恋って感じで、ちっともノレなかった。 ピアースブロスナンは歌へたすぎ。せっかくのABBAが台無し。 もうちょっと若くて、40歳前後のキャスティングで出来なかったのかな。 [DVD(字幕)] 4点(2010-08-07 23:19:36)(良:1票) |
10. ミスト
ワースト映画は?と言われて、真っ先に思いつくのがこの映画。 酷い。 しっかりお金かけてしっかり撮っている映画だからこそ腹が立つ。 詳しく書くときりがないのですが、他の1点つけている人が書いている通りです。 [DVD(字幕)] 1点(2010-08-07 18:28:48) |
11. メトロポリス(1926)
フレディーマーキュリーの歌がサントラに入っているっているという 理由で、ジョルジョ・モロダー製作版を借りて観ました。 不気味なロボットが人間風に代わるシーンがかっこよかった。 これが1920年代の映画なんて信じられない、斬新でした。 たぶん白黒無声映画では今ひとつなのかもしれません。 音楽が良かったです。 なんとなく時々見たくなるんで高得点にしておきます。 [ビデオ(字幕)] 9点(2010-08-07 18:10:34) |
12. 少林サッカー
くだらなくって笑える。この面白さはハリウッドには作れまい。 アジアの至宝だね。大好きです。 [DVD(吹替)] 10点(2010-08-07 15:11:01) |
13. ミッドナイト・エクスプレス(1978)
《ネタバレ》 ジョルジオモロダーが音楽を担当している映画ってことでレンタルしてきた映画でした。 てっきり逃亡者が電車で逃げるロードムービーでも始まると思って観た。 予想とぜんぜん違ったが、面白かった。 主人公は、あほでアメリカが世界の常識と思ってて、勝手で、さらに麻薬は密輸するし刑務所で人は殺すしで悪い奴。 でも、刑務所の中でゲイの友達にシャワー中に誘われてやんわり断るシーンとか ちょくちょくやさしくて憎めなかった。 このまま主人公が牢獄で死んでしまって終わるんじゃないかと、心配して観ていたので、 脱出できたときは本当にホットした。 主人公と一緒に、刑務所で恐怖におののいて、最後脱出できたときは爽快感を味わった。 トルコを馬鹿にしているとか、アメリカを正当化しているとかそういったことは、とくに感じなかった。そういうことをとくに気にする映画ではないと思います。 どっぷりと浸れた映画なので8点。 [DVD(字幕)] 8点(2010-08-07 14:56:50)(良:1票) |
14. スラムドッグ$ミリオネア
《ネタバレ》 答え「運命だから」ええそうでしょう。私もそうだと信じます!。 そうとでも信じて無きゃ、そして奇跡があるって信じてなけりゃ、 神も仏も信じてなきゃ、あのむごい世界でなんか生きていけません。 クイズの問題から主人公の過去が語られるというストーリー展開がとっても面白かった。 兄の死をどう受け止めるべきか微妙ですが、 細かいところなど気にせずに、面白かったので、いちいち分析せずに10点。 最後のダンスが無かったらもっと良かったのにね。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2010-08-07 14:05:52) |
15. グラン・トリノ
《ネタバレ》 ハートフルストーリが次第にシリアスなり、いったいどんな落ちが待っているのか期待しながら観ていると、爺さんが命と引き換えに事件を解決... そう来たかーといった感じでした。やっぱり、クリントイーストウッドの映画と覚悟して観るべきでした。 ファーストインプレッションは、 古き良きアメリカの強さと正義を愛し、現代の軟弱アメリカ人どもを 憂う爺さんことクリントイーストウッドから若い世代への 「若者よ常に正義であれ強くあれ」といったメッセージと受け止め、いい映画のような感じがし、目頭さえ熱くなる思いでした。多分自分がアメリカの片田舎の白人だったらこの時点で感動して終わるとこなのでしょう。 しかし、同じアジア人の私としては、アジア人の同じ民族の中の争い(なおか親戚をレイプ)ってところが、どーしても引っかかって納得できなかった。 なぜアジア人同士の争いという設定なのか? 朝鮮戦争退役軍人という老人の設定との関係は何なのか? 主人公の爺さんがアジア人に殺されて死ぬ必然性はあるのか? などと考えていくと、 この映画が、”朝鮮戦争ではアジア人同士の争いを、武器でアジア人を殺すことで救った白人老人が、 今度は、アジア人同士の争いを、アジア人に殺されて死ぬことで、武器無しで救ったという構図になっていることに気づき、 結局のところ、この映画が言いたかったことは、 朝鮮戦争と同様に、争いごとを起こすのはいつだって有色人種ということなのか? 有色人種は、親戚の女の子をレイプする鬼畜か?正義と平和を守るのは白てことなのか???? ...とこの映画の印象がまったく変わってしまって、だんだん腹が立ってきました。 上記の考えは、自分が考えすぎかもしれないし、 グラン・トリノをもらった少年は喜んでいたし、少女が救われたことは良かったし、 何より、クリントイーストウッド爺さんがかっこよかったし、 もうクリントイーストウッドは出てこないらしいのであんまり悪く解釈せずに、 いいところもあったので、5点ってことにしておきます。 この映画のチンピラの設定がもし老人と同じポーランド系白人移民(さらにクリスチャン)で、 このポーランド系白人がアジア人をレイプし、無宗教の老人が体をはって救い命を落とすといったストーリーだったら、10点満点だったんですけどね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-08-07 12:49:31) |
16. かいじゅうたちのいるところ
《ネタバレ》 少年は、居眠りしてしまったお母さんをみつめてにっこり。めでたしめでたし。 とってもいいお話でした。 わがままだった少年は、あの島で何かを学び成長したのでしょうか? いいえきっと理屈を超えて感じたんでしょう。そし少年は変わったんだと思います。 自分をかまって欲しいとそればっかりだった少年は、 お母さんが寝てしまっても幸せって感じられる少年になりました。 きっとこれからは母さんやお姉さんがびっくりするような やさしい少年になるんじゃないかと思います。 そしてキャロルもまた相手を許す優しさのあるかいじゅうになるんじゃないかなと思います。 今頃、鳥さんの羽も修理されキャロルもKWも なんだかんだでみんなで砦で暮らしてるんだろうと思います。 映画の始めのうちは、マックスの嘘がばれたたどうなるんだろ?って心配で ハラハラして観てましたが、ウソがばれてからの展開がよかったです。 童話みたいなお話で子供向けのお話の為、 みんなにおすすめというわけにはいきませんが、私はよかったので7点!。 (皆さんのレビューを読んで、原作があるのを知りました。原作と違うと私も腹が立ちます。私は知らなかったので素直に鑑賞できたのがよかったのかも知れません。) [ブルーレイ(吹替)] 7点(2010-07-10 21:54:14)(良:1票) |