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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2059
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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1.  コントラクト・キラー 《ネタバレ》 
人生どこで転機が訪れるかわからないものだなあ。 死のうとしてたのに。仕事もお金も、何よりこの主人公には生きる希望が無くて。 なのに、特に何もしていないのに、ふっと心に気力の灯がともる。モノクロだった彼の生活に色を伴った彼女が現れたから。 かくして依頼したはずの自身への殺し屋からは逃げ続け、病を患っているというその殺し屋へ見舞いの言葉すら口をつくまでに彼の心は回復を見せるのだった。 けれんみとかドラマチックとかいう言葉をどこかに置き忘れているカウリスマキ作品群の中でもとりわけ淡々としている本作。イギリスに住むフランス男の情操が、暗いんだけどユーモアを帯びているのがいかにも同監督ぽい。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-11-10 23:48:56)
2.  プッシャー(1997) 《ネタバレ》 
粗暴で下品なチンピラ二人のだらしない会話が延々続いて、しかも手ブレ気味の画に辟易した序盤。中盤以降はバイオレンス描写も加わり、さらにげんなりしたまま終幕は突然やってきた。 映画作品て題材が暗かったり暴力環境であったりしても、なにかしらのロマンなりけれんみなりな魅力があってこそなんじゃないのかな。この作品、誰ーれにも同情できないし、主人公は自業自得の結果どん詰まりの煮凝り人生へと落ちてゆく。なぜそんな頭の良くない行動を取るのかしら。砂糖をドラッグと偽ったところで数秒後に張り倒されるだけじゃんか。 哀れと思うには乱暴者すぎるし、あー嫌なもの観たなあという気持ちにしかなんない。 観客としてはマッツ・ミケルセンを観に来てるので、早めの退場にもがっかり。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2024-10-04 11:41:30)
3.  マッチ工場の少女 《ネタバレ》 
労働者三部作のラストはシリーズ中最も虐げられてる弱者が主人公。びっくりしたことに、今作で監督怒りでキレてる。いつもの鷹揚さはどこへやら、こういう発露の仕方もするんだなあカウリスマキは。 イリスの日々、しんどそうだもんなあ。若い女の子とは思えないほどに彼女から”はつらつさ”を感じない。カウリスマキキャラそのものの彼女は口数少なく、地味で感情は時折り流れる流行曲の歌詞で代弁されている。 給料はもちろん安い。それすら母と継父に取り上げられ自分の自由にならない。イリスの周囲の人間は彼女のお金も労働力も愛情すら搾取しておいて彼女に敬意を払わない。 いいように使われてぞんざいにあしらわれてきた者は暗い怒りを凝縮させて、ついには逆襲に出る。わたしは正直スカッとしましたよ。 弱者をなめんな。敬意を払え。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2024-09-09 22:37:35)
4.  さまよう魂たち 《ネタバレ》 
脚本のこなれた上手さとマイケルの醸すとっつき易さ。観てて楽しい。 出てくる人物が幽霊含めてアクが強めでにぎにぎしくコミカルパートを盛り上げ、話の核心たる過去の殺人事件ではその真相で客を驚かせる。 シリアスな中にまぶすユーモアも絶妙。妻が死んだ夫に問うて曰く「私のお金をどこにやったの」には笑った。 並みの脚本なら持て余しそうなキテレツFBI捜査官をもそれなりに話の中に収めたのには感心すらしてしまった。 設定も構成もよく練られたハリウッドらしい脚本能力を感じる一本であります。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2024-08-15 22:32:04)
5.  ロスト・チルドレン 《ネタバレ》 
濃密に完成された世界に魅せられてしまった。実はジュネ監督の「アメリ」も「デリカテッセン」も肌に合わなかったので全く期待しないでの鑑賞だったのですが。 なんて毒々しいまでに甘いんだろう。描きこまれた絵本をパラパラとめくるのに近い心持ちでした。輝くリンゴ。海の緑色。女の子の赤いスカート。金糸銀糸で織り込まれた大ボスのジャケット。暗いけれど艶がかってるような、あの画面はどうやって撮るのだろう。 クリーチャーと言った方が近い大人たちと、対比をなすように天使のように美しい子供たち。 気色悪くて魅惑的で映画酔いしそうです。好きな人とそうでない派に二分される作品でありましょう。 だいたいね、向こうのオモチャってそもそも可愛くないというか。冒頭から登場の近衛兵の人形、あの顔怖いなあ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2024-07-01 22:34:36)
6.  ブラッド・シンプル ザ・スリラー 《ネタバレ》 
疑心暗鬼になる人の心を扱うことはコーエン監督の十八番。デビュー作からこうなんだ。 皆さん「信じるべき者」を見誤って悲劇に突き進む。うーん不条理だ。話が終了したあの後も女は自分が撃った男を見て「これ誰?」となるし、バーテンは店のオーナーが生きていると思っているんだね。コーエンイズムな不条理を感じるなあ。 コーエン映画って淡々と残酷なことするので肝冷やしちゃうんだよ。生き埋めしかりナイフ突き立てしかり。 個人的には画ヅラの所々が不潔ぽいのがしんどかった。アメリカの古い建物の洗面台てのがわたしは苦手でして。今作のも汚かったなあ。私立探偵のおっさんの脂ぎった顔にハエがとまるのもキツかったす。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2024-05-11 23:36:57)
7.  ゴールデンボーイ(1998) 《ネタバレ》 
年老いた元ナチとアメリカ人の高校生男子。実に距離のありそうな二人が奇妙な関係性でえぐい心理戦を展開します。手にいやな汗をかきました。この関係は何だろうね。友情とはとうてい呼べない。でも互いに自分の一部を依存しあっているような。 わたしは初めのうち、小僧が年寄りに命令して従わせるのが不快でなんとなくじいさんサイドに寄って鑑賞していたのですが、衝撃のネコエピソードによって監督に超甘な考えを破壊されました。 元収容所副所長ですもんね、十代の子どもなんぞに手玉に取られるタマではなかった。次々と少年より先んじて手を打って出る老獪なこと。只者じゃないそのオーラ、イアン・マッケランの鬼気迫る演技に震えました。 対するブラッド・レンフロも青臭さと若い反骨心で見事に対抗しています。心の奥に性悪説の根っこを抱えているやばい十代。ラストの‶成長”ぶりの鮮やかなどす黒さったら、心胆を寒からしむるに十分すぎました。 主演二人に目を奪われがちだけど、脇のキャスティングもぴったりで話が締まりました。トッドの両親の見るからに凡庸なこと、生活指導教師のとんちんかんな熱血ぶり。皆すごく良い仕事してます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2024-03-26 17:56:00)
8.  メイド・イン・アメリカ(1993) 《ネタバレ》 
言わんとするテーマは米国普遍の価値観だし、キレイに心地よくまとまっていると思うけど。 でも30年前のコメディは今観るとやはりキビシイ。当時なら笑えたかなあ。笑わせのツボというより全体のノリが感覚としてズレている感じ。 のっけから交通ルールまる無視でチャリを飛ばすウーピーの画が破天荒というより「常識無い人」に思えるし、精子バンクの提供者に押しかける娘にも引く。ましてや黒人じゃないからって当たり散らすウーピーのキャラはもうただの迷惑で、たぶん今なら脚本段階で却下でしょう。 それにねえ、やっぱりウーピー・ゴールドバーグにラブシーンは要らないよ。今作はとりわけ文句ばかりのオバサン役だし、男性が恋に落ちる要素がどっかにありました?
[CS・衛星(字幕)] 5点(2024-03-07 23:07:19)
9.  インサイダー 《ネタバレ》 
見応えのあるドラマではあったですけど、ちょっと長すぎでは。たいていこの手の内部告発モノは、会社からの妨害・脅迫にめげずに信念を貫き、法廷での証言シーンがクライマックスとなるのが定番。本作は法廷劇が終了した後にアル・パチーノ扮するバーグマンのジャーナリスト魂炸裂の奮闘劇が第二部として展開するのですが、この後半部があまり観易くありません。一介のTVプロデューサーが人脈を駆使してタバコ会社の個人調査内容に対して反証を用意できたり、新聞社と駆け引きしたりのフィクサーぶりにはちょっと理解がついていきませんでした。 ワイガンドがどの程度の嘘つきだったのかちゃんと描写が無いのにも不満です。 結局タバコ会社の悪辣ぶりはメインテーマじゃなくアル・パチーノが主役だったのでしょうけど、ラッセル・クロウの苦悩場面も多くてポイント絞れてないんじゃないかな。そういや冒頭のイスラム部分も変に力入り過ぎで(その後一切触れもしない・・)バランスが悪いよね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-02-29 23:03:25)
10.  ジェイコブス・ラダー(1990) 《ネタバレ》 
ネタバレ! ちょっと前の作品になるんですね。やっぱりある種の映画は封切り当時に観ておく方が吉だなあと思いました。後発作品がもっと洗練されていくので、そっちを先に観てから先発作に触れると「なあんだ」と不当な評価をされがち。 本作も高評価ゆえ期待度が高すぎて「えっ なあんだ」となってしまった。全体の99%が夢でした、とは今では反則にも感じる・・。わたしは真面目に考えながら鑑賞してたんですよ、どこの部分が現実でどこが妄想なのか。あまりに読みを覆してゆくので、これ納得のいくラストになるのかしらと不安になったくらい。 今際の際に脳内にあった軍への不信とか末息子への想いとか、ちょっといいなと思ってた郵便局の娘とかがミックスされたジェイコブス氏の夢を見せられただけかあ。 オチでずっこけはしたけど、つまんなくはなかったですけどね。カルキン君はすごく愛らしいし。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-02-17 23:28:17)
11.  コリーナ、コリーナ 《ネタバレ》 
よもやハッピーエンドになるとは予想しなかった。時代設定が1950年代でしょ?あの二人が一緒になるにはもっと苛烈な妨害が生じそうなものだけど、その辺はソフトに済ませて甘めな作りです。 ウーピーの器の大きさがハマっているし、子役が可愛くて上手いのと小悪人顔のレイ・リオッタが意外にもマイホームパパを好演しているのとで、甘さも許容できる「ちょっといい話」にまとまっています。 ウーピーの当て馬的に登場する白人の女たちが冒頭から何とも強烈なアクの強さで、なかなか残像が消えません。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-02-02 17:21:55)
12.  ホーンティング 《ネタバレ》 
なんにも怖くないホラー。もっとも怖くないホラー作品はごまんとあるので本作がことさらにレベルが低いというわけではないのですが。 個人的に不満なのは作品のテイストの軸が一貫されていないこと。大仰な屋敷のしつらえといい、不愛想な使用人といいゴシックホラーなのかと思いましたが、建物自体が動いて攻撃してくるポルターガイスト現象はゴシックにおいては反則です。そもそもリーアム・ニーソンをゴシック作品に起用してはいかん。 ではヒロインの妄想系か?スタンフォード大学の実験をモチーフにしているし。彼女の脳内で起こっているやつか、と納得しそうになったところメンバーの男が現実に殺されちゃいますしね。死ぬんかい。 結局リリー・テイラーが一人でこじらせて周囲とドタバタしてるのを見せられてるだけ、というつまんなさ。どうやってもあの屋敷からは逃げられそうだしさ。 ラスト、夜明けに門で佇む生き残ったリーアムとキャサリンのぶぜんとした表情は「この作品が自分のキャリアに刻印されちゃうわけ?」と思っているように見えてちょっと笑った。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2023-12-18 23:19:58)
13.  レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い 《ネタバレ》 
雄大な風景をバックに展開する壮大な一家族の大河ドラマ、と見せておきつつ内容うっすい。自己中ブラピを筆頭に、人物の誰も彼も「なぜそういうことをするの?」と疑問だらけ。なんにも心の内を掘り下げてくれないの。 なのでスザンナは尻軽女で親父は偏屈じじいでその妻は不思議極まる勝手女。咬ませ犬の長男と三男、置物のような先住民スタッフ。以上がオールキャストのつまらん映画だな、というのが感想です。
[試写会(字幕なし「原語」)] 4点(2023-10-19 22:54:01)
14.  陽のあたる教室 《ネタバレ》 
良いお話ではありました。信頼できる教師と導いてもらった生徒たちの織り成す学園モノとも取れるし、若き頃に抱き求めた成功は叶わなかったけれど実人生において別種の実りを手にした男の人生譚でもあります。 けれどいかんせん30年の月日は長くて2時間の尺にはとても収まりきらない。いきおい一人ひとりの生徒との個別エピソードも駆け足になりがちで、消化不良なケースも多々。だからラストの全校プラスOB挙げての大謝恩会には唐突感を拭えませんでした。「えっそんなに大人気だったの?」と思いました正直。 所々にベトナム戦争やジョン・レノン射殺事件など時事ニュースを挟んで時の流れを演出してるけど、世相とホランド先生の教員生活がほとんどリンクしてないですし。そうだ、教え子がベトナム戦争で亡くなったときはその衝撃や切なさから政権批判などもっと話が広がるのかなと思ったのですが。 どの話もぶつ切り。歌手を目指してNYへ発った彼女はその後どうなったのでしょう。歌で成功できなくとも、最後の会には顔を出すんじゃないのかなと探したのだけど。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-10-16 22:48:19)(良:1票)
15.  スピーシーズ/種の起源 《ネタバレ》 
今観ると一線級の俳優がずらりと名を連ねていてびっくりした。こんなのに出てたかマドセン。 エイリアンの造型はギーガーが手掛けただけあってレベルの高い気色の悪さ。でもこのエイリアン、別に悪くないよね。生物ならば種を存続させようとするのは本能というもの。 描きようによっては凄絶な戦記にも悲劇にもなり得る題材のところ、異星生物をスタイル抜群の美女に仕立ててエロ描写にしてしまうからこの作品はまごうことなきB級作となってしまうのだ。 他星の出身のわりに、妙に地球の犯罪事情に詳しいエイリアンやったな。身代わり見つけて擬装殺人をやってのけるとか、地球人でもああは鮮やかにできないよ。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-10-13 22:34:37)
16.  ムーンライト・ドライブ 《ネタバレ》 
ホアキン・フェニックスとヴィンス・ヴォーンの怪演対決が観られる徹頭徹尾シュールな半生サスペンス。 ホアキンとヴィンスがバチバチ火花を散らしてるそばで脇が良い味出しているのも好感高いです。きっちり間抜けな保安官助手と、惜しくも空振るFBIの二人。 居眠りしている鼻にペンを突っ込まれる助手だとか、強面FBI捜査官のおっさんがモーテルの部屋で観ているTVが名犬ラッシーであるとかの細かい描写がじわじわ来ます。 監督って何がしたくてコレを撮ったんだろう的な教訓0の妙な映画がワタシは好きでしてね。このお話の無意味さがけっこうお気に入りです。邦題は今一つだけど。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-09-29 18:07:18)
17.  マスク・オブ・ゾロ 《ネタバレ》 
楽しいヒーロー活劇。でもちょっと長い。 バンデラス・ゾロがカッコ良いだけじゃなく、抜けてるトコも演れるのがミソ。馬泥棒も華麗に成功させるんだろうなと思ったらまさかのドタバタに展開するのには感心(?)しました。最後までお馬さんと息が合わなかったねえ笑。 まさかA・ホプキンスが初代ゾロを演るなんて夢にも思わなかった。前半の無理矢理な若造りもなんか痛いし。なぜ引き受けたのですかこの役を?ねえレクター博士。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-08-27 22:08:51)
18.  スクリーマーズ 《ネタバレ》 
いやあ、意外にも?引き込まれて観てしまいました。B級ならではのしょーもなさ感はふつふつとしてますけど面白いです。ブレードランナーやエイリアンといった一級クラスの重厚感とは比べ物にならないけれど、異星の風景や制御不能になったAI武器の怖さなどは、きちんと映画レベルの画を見せてくれます。 ・・にしても、発想が自由にぶっ飛んでいくのでこちらの予想のことごとく上を行かれる楽しさがこの作品の魅力。まさかねえ、思わんよ金属製の移動式丸ノコが人間の姿にそれも勝手に進化するなんてさ。「血が流れれば人間」の大前提も後半には引っくり返しちゃうしさ。敵に惚れたゆえ自身の使命と葛藤するなんて高度な感情まで獲得しちゃうなんてさあ。あ、それにNEB社と連合軍の関係はもとより、連合本部のシリウス切り捨てのサイドストーリーはどこ行ったの。 もう、伸び伸びと製作が自由。こりゃあ、無機物であるはずのぬいぐるみにも寄生できちゃってるのかもよ。地球危ういじゃん。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-07-28 22:51:15)
19.  トレマーズ 《ネタバレ》 
のどかでちょっと安い感じが真正B級作の佇まい。B級だからこそ発揮できるアイデア勝負の脚本がけっこう秀逸なんですな。 怪獣を4体用意してそれぞれ別のやり方でやっつけるんですが、4通りも考えるのって大変だと思うのよ。エライです。それにこの怪獣、人間の武器の使いようでちゃんと死んでくれるのがミソ。よし、やった、あと3体!という手応えがあって嬉しいです。こういうの珍しくないですか。超絶に強いのが一体で、そいつ相手に難儀するパターンが多い気がする。調べたわけではないけど。 「怪物の名前を何にするか」で議論するのんき描写のかたわら、電柱の上で発見される死体とか、老夫婦が地中に引きずり込まれる場面などは本当に怖い。何だこれ?って土をよけていったら車のフロント部がヘッドライトも煌々と現れて言葉を失う。やー、ここも巧いなあ。 必死のはずがなんかユルイ。この独特な空気。若きケビン・ベーコンがきっちりハマっています。 ハナからA級を目指さずにちゃんと低予算で作り上げようという気概の感じる快作です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-06-29 23:28:30)
20.  暴走特急 《ネタバレ》 
わたしはコレが初セガール。大体彼の出てる作品はどういう展開を見せるのか想像つくのでパスしてたのだけど、ここの点数が高いので初めてセガールワールドにお邪魔しました。 顔が大きいのは見てわかるけど、けっこう声も高いんだね。そして噂に違わぬ無双ぶり。何の心配もせずに観られますね。撃たれても貫通すれば問題ない、ってもう任せたよ。 何もできずにライバックに丸投げの軍上層部の体たらくぶりも、彼の名にビビる敵側もセガールの太鼓持ちみたい。そういう映画だけども。 そうだ冒頭の同僚カップル、列車の個室では全裸にならないほうがいいと思うよ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-06-10 23:41:22)
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