1. 悪い種子
《ネタバレ》 なんとショッキングな結末かと思ったら…オマケのような展開がくっついていた。 本編終了後に「ご覧頂いた作品は驚くべき結末が見どころです。くれぐれも最後のヤマ場を口外なさいませんように」のようなメッセージが示されます。 当時のハリウッドの自主規制条項とかで、原作での皮肉なラストに続く蛇足のようなヤマ場と癒やし?のキャストの紹介… 確かにマイルドにはなっていますが個人的にはちょっと…でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-10-01 21:06:43) |
2. 80日間世界一周
65年も前の作品ですか、その時に観ていたら間違いなく+2~3点でしょうね。 世界一周の訪問国、今だったら各国からクレームが入りそうな描き方ですが、とりあえず日本が含まれていて良かったです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-01-16 22:51:35) |
3. 太陽は光り輝く
童話のようなご都合主義的ストーリーにちょっとした違和感を懐いてしまうのは、製作から65年というの時の流れの所為・・・ [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-05-26 09:21:35) |
4. 王様と私(1956)
欧米には物珍しさがウケたのかな?中身の方は退屈なお伽話のようでしたが・・・ [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-12-14 22:30:47) |
5. ネバダの決闘
邦題の付け方も中身の方もノスタルジックな雰囲気が漂いますが、謝罪が嫌いで犯罪にもおおらかだったアメリカの原点を感じさせる映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-12-10 22:31:14) |
6. 去り行く男
《ネタバレ》 登場人物のキャラクターの何と分かりやすいこと。ボスの妻が真実を話す前に死んじゃったら流れからいって完全に冤罪ですね。善人陥れストーリーはストレス溜まりますが雄大な映像に救われます。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-10-30 22:18:03) |
7. めぐり逢い(1957)
クライマックスをラストまで引っ張るもんで、抑圧からの解放感みたいなものが一気にきます。そこに至るまでの展開や主演男女のキャラ設定にもう少しリアリティが加われば間違いなく感涙ラブストーリーです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-10-26 21:43:53) |
8. 東京暮色
《ネタバレ》 子供のために離婚は我慢、当時の価値観が分からなくもないですが、冷めきった両親を見て育つ子もどうなんだろ。列車に接触して入院した妹がてっきり一命を取りとめたと思いきやあっさり亡くなってしまう、いままでの丁寧過ぎる展開とのギャップが意外でした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-10-23 23:08:28) |
9. 早春(1956)
こんちわ、ちょいと、煙草にウチワ。泥沼にならずに盛春のようなのどかな不倫、男にとって古き良き時代です。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-10-22 23:42:18) |
10. お茶漬の味
《ネタバレ》 優越感だけで生きてきたような女が、最後にお茶漬けをすすりながら気付きの反省。冷めきった夫婦関係の中にももうちょっと情のようなものが伏線として感じられると違和感も少なかったように思います。戦後の高度成長前の街並や交通機関、スポーツやギャンブルの実物を垣間見られて興味深かったです。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-10-19 19:58:13) |
11. ホンドー
古き良き時代の価値観溢れる映画、郷愁だけは伝わってきますが・・・ [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-08-28 21:32:16) |
12. ジュリアス・シーザー (1953)
てっきりマーロン・ブランドがシーザーを演じるのかと思っていたら、アントニー役ですか。戯曲に沿ったキャラクターなのか、タイトルにもなっているのにシーザーがしょぼ過ぎて英雄らしくない。登場人物のセリフだけは詭弁も含めてなかなかシェイクスピア的でしたが。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-05-14 00:00:44)(良:1票) |
13. 大砂塵
《ネタバレ》 仕切るのが二人の凄い女だとかギターを背負った流れ者とか、なかなかお目にかかれない西部劇。女同志が撃ちあうかなり荒っぽいクライマックスですが、昔のスター女優となってしまったクロフォードが自分のためにシナリオを書き直させたとか。演技ではなく殆ど地でいってますね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-05-05 14:21:54) |
14. シェーン
デジタルリマスターでの雄大な映像が開拓者になったような気分にさせてくれます。悪役含めての分かりやすいキャラクター、感情移入しやすいストーリー、名作の称号に納得です。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-05-04 23:45:16) |
15. 旅情(1955)
ベネチアの休日はローマとは大違いですが、アラフィフヘプバーンがハイミスの可愛らしさをとても自然に演じています。それにしてもイタリア男は女性の自尊心を傷付けないようにもっとスマートに口説くのかと思いきや、あまりにストレート過ぎて少々きつくないですか? [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-04-22 23:37:00) |
16. 幕末太陽傳
古臭くて慌ただしい時代劇コメディですが、面の皮の分厚い主人公、マルチで超ポジティブなフランキー堺が超楽しい。イケメンではないのに思わず見とれてしまいます。共演者も「時代背景や製作者の意図を考慮してそのまま放映された不適切な表現」を吹き飛ばすくらい活き活きしており、嫌みのない中味もユーモアたっぷりです。「主人公が墓場のセットのスタジオを突き抜けて現代の街並みをどこまでも走り去っていく」とかいう幻のラストシーンの方を見てみたかったのですが・・・ [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-04-10 23:57:12) |
17. 二十四時間の情事
回りくどい演技に面倒臭い会話。悲惨な出来事に向き合っているようにも見えますが、もうちょっと寄り添う気持ちがあってもいいんじゃないですか? [CS・衛星(字幕)] 3点(2018-04-04 22:10:16) |
18. 眼下の敵
《ネタバレ》 まるで相手の動きを予測しながら行う対戦ゲームのような爆雷と魚雷の攻防、英語を話すドイツ軍としょぼい特撮に目を瞑れば、張りつめた心理戦と実写シーンの迫力に引き込まれます。絵にかいたような敬愛精神のラストですが、戦争に騎士道が通用するのはこの頃までですか。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-03-17 22:16:30) |
19. 生きる
黒沢映画10数本目の鑑賞ですが一番心に残ります。死期迫る主人公に寄り添う気持ちが私に乏しいせいか、じれったくてイライラしてしまいますが、とても胸が熱くなる作品です。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-02-02 20:41:00) |
20. いとこ同志
当時は新しい波だったのでしょうが、伝わってくる戦後の青春には幼さを感じます。衝撃的な結末にどのような落とし前をつけるのだろうと思っていたらそのまま止まってしまいました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-11-21 21:43:30) |