1. 遠い空の向こうに
いい話ですね。純粋に感動しました。このHPで知った作品です・・・ありがとうございました。 10点(2002-03-22 16:40:45) |
2. 十二人の怒れる男(1957)
文句なし。この作品は素晴らしい! 祥之上の一番のお気に入りの作品です。モノクロ版が最高です。いつ見ても感動します。あの緊迫感がたまらない。見て損はなし。 10点(2002-03-14 21:40:17) |
3. おろしや国酔夢譚
主演の緒形挙さんや緒形さんのファンからは評価の低い作品ですが、私にとってはお気に入りの1作です。この作品を見て、ロシア語を勉強したくなりました。主人公の大黒屋高太夫が努力に努力を重ねて、ロシアの女帝エカチェリーナ2世に拝謁するくだりがとても好きです。緒形さんの希望どおり、原作に沿ったラストだったなら、もっとよかったのに・・・。 9点(2002-03-21 23:54:35) |
4. ショーシャンクの空に
ストーリーの緩急のつけ方がすごく上手いと思いました。「心の豊かさを失っちゃダメだ」というセリフが、とても印象的でした。 9点(2002-03-21 22:52:44) |
5. ペパーミント・キャンディー
幼い頃、ドロップ缶が好きでした。いろいろなドロップが入っていて、何の味が出てくるか、振って出してみないと分からない面白さがありました。そんなドロップの中で、はっかドロップは嫌いでした。なぜかというと、甘くないからです・・・子供でしたからね。この作品、「ペパーミント・キャンディ」、タイトルだけを見ると、「甘い青春の1ページ」みたいな内容かと思えますが、はっかドロップと同様、全然甘くないです。むしろ、からい。にがい、苦しい。それでも主人公はつぶやきます・・・「人生は美しい」と。1999年からスタートして、時をさかのぼることでストーリーを見せていくという技法は、映画としては新鮮でよかったです。汽車の線路の風景を逆回しにしたフィルムで見せていくのも新鮮でした。純粋で純朴な青年が、やさぐれていく様子が逆回しで、つまり見ていくにつれてピュアな心に接することができたのでよかった。でも、内容的には重いので、見てからいろいろ考えさせられました。彼にとって幸せとは何だったのだろう、どの分岐点が彼を苦しめたのだろう、彼のようにならないためにはどうしたらいいのだろう・・・。重い内容を重く受け止めたその先に、見えてくるものがきっとあると思います。それはおそらく、見た個人個人によって違う。それでいいんだと思います。惜しむらくは、現代→過去、というストーリー展開のために、1回見ただけでは、細部がまったく分からない。続けて2回見て、ようやくあちこち納得しました。映画館で見た人には「?」という個所がかなり多かったのではないかと思います。最初、ヨンホさんはアル中かヤク中かと思いましたもの。それくらい、支離滅裂な行動をしていますから・・・そこまで人格が壊れるほどの半生、それを演じきったソル・ギョング氏の演技力の高さには脱帽しました。 9点(2002-03-15 00:00:10)(良:1票) |
6. 風と共に去りぬ
第二次世界大戦中に、こんなに素晴らしい作品を作る力のあるU.S.A.。すごいです、本当。一度は見ておくべき大作だと思います。若い時に映画館で見たという母と一緒に家で見たのですが、やはり当時と同じように感動したと言っていました。本当に素晴らしい作品は、どんなに古くなっても決して色あせないのでしょうね。 9点(2002-03-14 21:17:59) |
7. 赤毛のアン〈TVM〉(1985)
想像の中でしか夢を見られない、愛に飢えた少女アンが、周囲に愛を与え、周囲から愛を与えられる光景が、見ていてとてもステキでした。グリーン・ゲイブルスの建物もとても綺麗でしたし。 8点(2002-11-14 20:46:20) |
8. 燃ゆる月
主人公の一人、ジョクが格好良くて、切なくて、可哀相でした・・・。ピがなぜジョクではなくタンを選択したのか、祥之上にはついに分からずじまい・・・。ストーリー的には面白かったのですが、何しろカメラワークが最悪で、見ていて疲れてしまいました(もう少しカメラワークをどうにかしてくれれば、DVDを買う気にもなるのに・・・)。完全版の日本での公開は単館上演で、それも公開日数がたったの三週間でしたので、映画館で見られた人はどれだけいたのでしょうか・・・? 8点(2002-07-18 21:34:44) |
9. ハリー・ポッターと賢者の石
キャラクター設定やストーリー展開に、西洋的ヒロイズム主義をひしひしと感じてしまいました。主人公に都合がよく話が進んでいくところや、予定調和なエンディングなどに・・・。その辺の改善を次回作に期待しつつ。というか、次回にひっぱるエピソードが多いですねー、これにはびっくりしました。ですが、主役の少年は好演したと思います。 8点(2002-07-18 21:23:59) |
10. ターン/TURN
ラストにもうひとひねりほしかったです、あれでは印象に残りません。序盤のホラー的要素や中盤のラブストーリー要素はかなり好きなので、余計に。ヒロインが孤独に耐えられずに狂いながらも、必死に生きていこうとする姿勢がとても好きでした。彼女が作る銅版画も私好みの作風でよかったです。ところで、北村一輝さんのキャラって、あのストーリーに必要だったのでしょうか? 北村さんのことが好きなだけに、あの役どころは何だかもったいなかったです。 8点(2002-05-01 22:39:11) |
11. ドラえもん のび太のパラレル西遊記
タイトルが子供心に嫌いで、見るのをやめたことを憶えています・・・けれど、今になって見たら面白かったので、見ずにいたことをちょっと後悔。ホラーなのですね、ドラえもん映画にもかかわらず。怖かったです・・・今見てみても。ドラえもんの道具で、簡単に歴史や未来が変わるのかと思うと、余計に・・・。 8点(2002-05-01 22:30:39) |
12. マイ・フェア・レディ
明快なシンデレラ・サクセスストーリーでしたが、面白かったです。作品中の歌を私はほとんど知らなかったのですが、一緒に見た母は聞き覚えのある曲ばかりだと言っていました。教授の家の、らせん階段や壁一面の本棚がある風景が、うらやましくもあこがれてしまいました。 8点(2002-04-17 20:47:09) |
13. ドラえもん のび太と鉄人兵団
初めて映画で見た「大長編ドラえもん」。鉄人兵団が一番好きです。ザンダクロスの遍歴が、いまだにとても好きです。今見てもきっと泣いてしまいます、ですので怖くて見られません・・・童心に帰る一作です。 8点(2002-03-15 00:24:31) |
14. 耳をすませば(1995)
カントリー・ロードのメロディが絶妙なハーモニーをかもし出していましたね。純粋なストーリーに引き込まれました。バイオリン製作のマエストロになろうと努力をしている日本人男性の本を読んだ時に、ふとこの映画を思い出しました。淡々として地味かもしれませんが、この淡々としたところに醍醐味があるのではと思いました。 8点(2002-03-14 23:37:37) |
15. スワロウテイル
渡部篤郎さん見たさに見た作品でしたが、なかなかハマれました。ストーリーもきちんと輪を描いていてステキ。最後に「なるほど」と思いました。アジアというより東南アジアという雰囲気で、西欧から見たアジアというのはこんなイメージなのかな、と外国の目でアジア圏を見た感じを味わい、それもまた一興でした。日本映画もまだまだ捨てたものじゃない! 8点(2002-03-14 21:51:25) |
16. シックス・センス
謎解きが「メメント」風。そこに愛があるところが、メメントと大きく違うところで、メメントよりも良いカンジ。惜しむらくは、シーンの暗転が多くて見づらかった点。そして、話が流れ出すまでの、前段階が長いような気がした点。 7点(2002-11-14 20:50:21) |
17. ソウル(2002)
話の展開は悪くないけれど、いまいち練れていないような。アクションの見せ方も、もっとよくできたはず。もったいない。長瀬の熱演に1点プラス。 7点(2002-11-14 20:42:25) |
18. リメンバー・ミー(2000)
主演女優のユ・ジテが松嶋奈々子に似ていて、主演男優のキム・ハヌルがDEENのボーカル・池森秀一に似ていると思いながら見ていました。シナリオや設定、見せ方はわりあい平易でしたが。 7点(2002-11-14 20:32:39) |
19. 猫の恩返し
色やストーリーがかわいいと思いました。けれど、メッセージ性がなかったですね。万人うけしても、大ヒットはしなさそう。もっと猫キャラを立たせてもよかったのでは? 7点(2002-11-14 20:27:11) |
20. メメント
公式のテーマは「記憶」だそうですが、祥之上の見た感じではテーマは「妄執」なのではないかと思いました。「奥さんへの妄執」であり、「生きることへの妄執(←それも、すごく人迷惑な妄執・笑)」ではないかと。「あいまいな記憶の集合体」という言葉がぴったり、なんて思ってみたり。それにしても、主人公の体がとても綺麗でしたね・・・引き締まった体つきで、上半身裸のシーンがやたらと多くて。 7点(2002-07-18 21:13:57) |