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実は冒頭の3つ目のエピソードくらいで、結末がよめてしまったんだよね。<ここからネタバレ>だって、これって10分間しか記憶できない主人公と同時進行(?)で逆回ししている訳で、だとしたら物語の最後って結末じゃなくって“キッカケ”になる訳だよね。つまりラストは「妻を殺した犯人は誰か?」とか「犯人を見付けて格闘!」「見付けた犯人は同僚だった!」な~んてことは無いってことやね。・・・・・ん?待てよ。てことは、この男、記憶もないのに一生懸命復讐を果たそうとしている訳で、そのこと自体覚えていないんだから、その“キッカケ”に謎解きがあるっちゅうことか。しかしストーリー中、誰かが騙しているようで、その割にはこれと言って黒幕っていないし。他にこの男を引っ掛ける可能性がある主要人物って・・・・・おいおい、その手は使うなよ、って思ってたらやはりね。☆途中ミスリードさせたい意志が働いたエピソードも幾つか織り込まれていますが、逆回ししているからややこしいだけで、これが順送り(DVDには順送り編も)だったらトリックは結構シンプルでは。でもそのシンプルさ故に本作のアイデアが活きている訳で、そう思うとやはり凄い作品です。
【イマジン】さん 10点(2002-08-25 15:24:01)
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