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レビュー情報
夢の無い日常生活に追われる母の姿。一見、何の変哲も無い家庭生活を批判的に撮ったと言う見方もできるが、決してそう言った作品ではなく、「一生」、「生涯」とは何かを考えさせた作品に仕上げっている。「私の一生は家族に捧げたのだから、残り(この身)は彼に捧げて欲しい。」と自らの位牌を橋から撒くように遺言するシーンは、もっとも感動させられるシーンである。空前のヒットを放った原作を凌ぐ佳作だ。
【イマジン】さん 9点(2001-01-27 00:26:44)
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