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エイドリアン・ライン監督っていうんで、作品的興味とは別の期待(笑)をもって見たものの、意外にもかなり上出来じゃん。原作の持つ内省的なエロスがきっちり表現されており、やはりただのスケベ野郎じゃなかったんだ、と見直す。ドミニク・スウェインのロリータは健闘しているものの、どうもただのイヤなズベ公にしか見えず、こんなガキに振り回されるジェレミー・アイアンズのハンバート・ハンバートの哀れさと愚かさが際立つってのも、怪我の功名っていんでしょうか。中でも、フランク・ランジェラの怪演に、思わず「ブラボー!」と心の中で叫んじまったです。
【やましんの巻】さん 7点(2003-06-11 16:11:32)
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