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「名画」にも、賞味期限があるってことを、この作品も残酷に証明しているなあ。いかにもセット然としたカスバの街並みが古色蒼然たる「詩情」を漂わせ、裏切り者を始末する場面でのジュークボックス(だっけ?)の使い方なんかも、どこか気恥ずかしい…。この頃の映画でいっつも死んでいた印象があるジャン・ギャバンの”情死(?)”ぶりも、フムこんなものか、程度の感想のみ。でも、同時代のルネ・クレールやジャン・ルノワールの作品がいまだにハッとする瞬間や新鮮さがあるのに、この映画が単に古臭いだけなのは、やはり監督の才能のモンダイなんでしょうか。
【やましんの巻】さん 5点(2003-09-25 12:45:31)(良:1票)
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