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確信犯的にイヤ~な嫌悪感を見る者に与える、そういう点で言えばかなりの野心作。連続殺人鬼の正体(?)と、大地に接吻せんばかりに泣き伏す少年の姿を捉えたラストシーンは、ドストエフスキーの『罪と罰』でしょうか? すべては、少年の歪んだ妄想ともとれる、しかしそうだったなら「な~んだ」で終わってしまう、スレスレの映画ってとこでしょうか。これ、ビデオあんのかなあ。たぶん(地味すぎて)テレビじゃなかなかやんないだろうけど、機会があればご覧ください。趣味があう方にはかなりイケてるでしょうから。
【やましんの巻】さん 6点(2003-06-06 17:11:28)
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