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レビュー情報
小生にとって、ワン・オブ・ザ・ベストSFのひとつ。中学生の頃、場末の映画館の3本立ての1本として出会って以来、あの安楽死ホームの場面とクラシック音楽が、今もなおふと蘇ってきたりします。この頃のリチャード・フライシャー作品は、『センチュリアン』といい実にシャープかつ深遠なテーマ性を持つものが多かったなあ。『ボウリング・フォー・コロンバイン』で醜態をさらしたチャールトン・ヘストンも、これが遺作となった名優エドワード・G・ロビンソンも、ついでに超べっぴんなリー・テイラー=ヤングも、みんな最高でした。そして、何よりあの陰うつな近未来地獄絵図を見事に表現したキャメラが。…すべての人におすすめして満足してもらえるには、ちょいと地味な印象かもと、9点にしましたが、小生のなかでは文句なしの満点作品であります!
【やましんの巻】さん 9点(2003-05-27 18:52:40)
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