| 作品情報
レビュー情報
クレジットはされていなかったと思うけれど、”原作”はシェークスピアの『テンペスト』! 無意識(イド)が目に見えない邪悪な怪物となる、というあたりの設定にしろ、一見典型的な1950年代SFのようで、その知的かつ思索的な内容は、今見ても決して古びていません。愛嬌満点のロボットは、確かTVの『宇宙家族ロビンソン』にもレギュラー出演してましたよね。何より、超ミニスカート姿のアン・フランシスがラブリーだし、当時にしては本格的な電子音楽も、なかなかに新鮮だし…と、ほんと盛りだくさん。昨今の、精巧だけど味気ないCGによる紙芝居風映像にウンザリする向きにはぜひおすすめしたい、これぞセンス・オブ・ワンダーの真髄といった名作ですぞ。
【やましんの巻】さん 9点(2003-11-10 17:25:00)(良:2票)
やましんの巻 さんの 最近のクチコミ・感想
|