| 作品情報
レビュー情報
あまりの低評価ぶりに、いささかカッとなっての満点献上。ホラーだとか、子供騙しだとか、そういった以前に切なく、そして心優しい珠玉作品じゃないですか! 何十年も前に死んだ子供たちは永遠に子供のままで、ひとり生き残った男の子が老人となって再会する。そこに生と死の間にあるどうしようもない”断絶”を漂わせて、でもそれを乗り越えるのが「死者を忘れないこと。記憶のなかで彼らは生き続ける」ということだ、と教える本作に、ぼくは感涙しきりだった。シリーズ中でも、最も地味な印象は否めないけど、ここ最近の日本映画じゃ最も美しい1本だと、ぼくは本気で信じております。松之助師匠、絶品!
【やましんの巻】さん 10点(2003-07-14 15:09:01)(良:3票)
やましんの巻 さんの 最近のクチコミ・感想
|