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画面の外で交わされる、女ふたりのダイアローグ。画面内で繰り広げられる、静かだが情念に満ちた男女の愛憎劇。そして何より、物憂げで官能的でもあるあの音楽…。およそ、劇的とは縁のない悲劇ならぬ非ー劇的なアート作品ではあるけれど、一方でこれほど見る者に陶酔と、エモーションを与えてくれる映画もそうはないでしょう。小説家としてのデュラスも素晴らしいけれど、映画作家としてのデュラスもそれ以上に素晴らしいとぼくは信じています。永遠のマイ・フェイバリッツ、文句なしに満点!
【やましんの巻】さん 10点(2003-10-17 18:13:39)
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