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正直なところ、戦争映画ってあんまり好みじゃないんで、この映画の正当な評価はできないのですが…。だのに何故レビューを書くのかとなれば、円谷英二の戦争もの特撮シーンの本作こそが白眉だと核心しているからに他なりません。日露の戦艦が海上で交戦するそのミニチュアワークとち密なカット割りは、『パールハーバー』なんぞのCGよりもはるかに視覚的快感に満ち、これぞスペクタクルの極致。三船敏郎の東郷元帥の、「立派な軍人さん」ぶりも、タカ派うんぬんじゃない、明治の男の「尊厳」が描かれて、軟弱な現代っ子の小生なんぞ、ははぁ~と素直に感心しましたです。
【やましんの巻】さん 7点(2003-10-06 16:25:09)
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