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レビュー情報
当時、怪獣映画大好き少年で、将来は円谷監督みたいになりたい、と本気で思っていた。8ミリで特撮をやろうと近所の友達を集めた。おもちゃの映写機まで買い、息巻いていたが、いつしか少年は大人になっていた。東宝の怪獣映画のヒットにあやかろうと、日活は「ガッパ」松竹は「ギララ」を送りだしたが、東宝のお家芸には及ばなかった。大映も「ガメラ」を送りだし、ひとつのムーブメントを興したが、東宝には及ばなかった印象がある。そんな時代に「大魔人」は生まれた。大映カラーを利用した、全く斬新な発想の特撮映画。さすがにこれには感動した。比類が無いから、一番なのである。ニッチ(すきま)をぬって成功した作品である。日本らしい、日本ならではの、という意味では世界に誇れる作品ではないだろうか。
【すぎさ】さん 8点(2003-07-12 12:17:51)
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