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《ネタバレ》 クレメンタインが素敵な女性だとちっとも思えないので、この映画を面白いとか素敵だとか感じない。ケイト・ウィンスレットも少しも綺麗に思えない。彼女が記憶を消す理由として「衝動的な女」という理由が挙げられると思うが、それならば記憶を無くした二人が再びであって恋が芽生えても、また同じ事の繰り返しになりそうである。性格の違う二人だから惹かれあうのだろうが、こんなカップル何度繰り返しても同じだろう。記憶を消された人々は消された記憶の断片を探し求めて情緒が不安定になるからこそ「モントーク」での出会いもあり得るのだろう。そういう意味ではメアリーの話も重要なものになってくるのだが、どうもしっくりこない。もし、失恋した時に見たならばきっと涙を流しながら見たに違いない映画だと思うが、そういう経験から十数年経ってこの映画を見ても憤りしか感じない。「やめとけ、やめとけ、君にはあんな女、合ってないんだって。分かれて良かったじゃん。」と。自分の記憶の中を彷徨う映像が上手く描けていたので、4点です。ストーリー的には納得できない。アメリカ人にとってクレメンタインのような女性が魅力的であり、ジョエルのような、優しくて少し内向的な男性が珍しいのか。
【蝉丸】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-12-11 08:04:23)(良:1票)
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